2016/08/27
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【虎子/ココの誇顧/ココ; 彷徨癖者・如水が愛犬のココ(ボクサー犬)の悲嘆・感嘆 / 08月27日 】


【社説】中国が醸成狙う「海洋調和」の幻想
=The Wall Street Journal、2016 年 8 月 22 日: 

 複数国が領有権を主張する海域で外国船を威嚇したり人工島を建設したりする中国の行動を国際仲裁裁判所(オランダ・ハーグ)が非難してから1カ月後、中国政府は今週行われた南シナ海を巡る東南アジア諸国連合(ASEAN)高官との協議が成功裏に終わったと述べている。ただ、この外交的進展を詳細に吟味してみると、海洋上の調和と歩み寄りを示す新時代に期待する理由はほとんどないことが示唆される。

 内モンゴル自治区満州里市で開かれた高官協議で、中国政府は海洋における「行動規範」について、2017年前半までにASEAN 10カ国との枠組み合意を目指すことを確認した。 この行動規範は14年前に初めて提案されて以降、地域外交の「聖杯」として存在してきた。 ただ、この規範は中身を伴わないものになるだろう。

 それは中国が長く採用してきた、交渉を延々と長引かせながら徐々に海洋支配を強める「話して取る」戦略を止めるのには役には立たない可能性があるからだ。

 また、中国とASEANは、海洋における偶発事故への対処方法を定めた2014年の取り決めを南シナ海に当てはめることで合意した。
 ただし、中国と米国が14年に調印した協定と同様、この取り決めは海軍だけに適用され、中国が近隣諸国に嫌がらせをする際に頻繁に利用する海警局や警察、民間漁船には適用されない。つまり、今週の成果は良くて部分的な前進でしかないのだ。


 さらに、中国とASEANの間に緊急ホットラインを敷く新たなガイドライン(行動指針)も策定される。こうしたホットラインは重要だが、それを中国が誠実に使うようになってからという条件が付く。 中国が2年前にベトナムの領海に石油掘削装置(リグ)を設置して以降、中国政府は1カ月間、ベトナム政府からの呼び出しに応じるのを拒んできた。

 台湾の新総統への不快感を示すため、中国は6月に台湾との連絡ルートを遮断した。将来、ASEANからの呼び出しがどうなるか、誰でも推測できるだろう。

 現在、ASEANと中国との対話を調整しているのはシンガポールだが、中国が同国を退けるやり方も信頼感を後退させるものだ。 中国の劉振民外務次官は「シンガポールは南シナ海で領有権を主張していないため、南シナ海の問題に介入するのは」避けるべきだと述べた。
 主張の一部は、マラッカ海峡の玄関口に位置し、開かれたシーレーン(海上交通路)に国富と防衛を頼ってきたシンガポールにも関係する。


 これに対しASEANの外交官は、「これは中国に典型的な(受け身に回っていると見せかけて攻撃する)『パッシブ・アグレッシブ型』外交スタイルの例だ。
 つまり、あたかもわれわれが自身の利益追求を前提としていないように見せかけ、ASEAN加盟国に居心地の悪い思いをさせるよう仕組んでいるのだ」と述べた。

 これは大体合っている。 ただ一方で、中国は嫌がらせへの対抗手段を持っている日本やオーストラリア、米国などの太平洋諸国に自分の意志を押し通すためにも、ASEANを利用したがっている。

 フィリピンを手始めに、力の劣る近隣海洋諸国と個別の二国間協議にこぎ着けることが、中国の次の動きとなるだろう。

 フィリピンなど弱みの多いアジア諸国は、雰囲気の良いサミットが心地よい新時代の幕開けになると勘違いしないよう注意すべきだ。

 まして米国による安全保障と中国政府の口約束とを交換してはならない。


古都 老翁がいた。 翁は愛犬を愛で朝夕の散歩に伴う。 翁は大壺を持ち、夕刻 酒を片手に壺に躍り入る。 くぐもる声で語る傾国の世辞は反響し、翁の安息を妨げ、翁はなす術も無く自笑。 眠りに落ちた。 
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Last updated  2016/08/27 05:58:20 AM
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