2024/01/22
XML



★忘備忘却録/きょうの過去帳・狂 ★
☆ イギリスに60年以上も君臨していたお婆さんが亡くなり、バッキンガムで肩身の狭い思いをしていた愛煙家が狂喜乱舞(1901年)。 ☆ 浜田国松と寺内寿一が、前日からの腹を割った口論の果てに時の総理大臣を内閣ごと血祭りに挙げる最期を遂げる(1937年)。ところで、『ラストサムライ』ほどオモシロイ映画はないよね、ハハ。 ☆ 8人もの女性をア〜ン♥♥して血祭りに挙げた画家のコスプレしたおっさんが13階段を上って彼女たちの許へお詫び行脚に出かける(1976年)。
【彷徨癖者/如水の愛犬 “ハクとココ”が悲嘆・感嘆 / 令和5年01月22日  】

​ ​ウクライナからガザへ 戦時下で儲けるエネルギー商人
       フーシ派の紅海での動きでエネルギー価格に影響も​
=前節=​

=Wedge_Report 【World Energy Watch】 /  2024年1月19日 / 山本隆三 (常葉大学名誉教授)


新年から地震、航空機衝突と大きな災難に見舞われたが、ウクライナとガザではクリスマスも新年もなく戦争が続いている。
 戦争は多くの人を不幸に追いやるが、間接的な影響まで考えるとエネルギー価格の上昇を通し、世界中の人に災いをもたらしている。ロシアのウクライナ侵略は、欧米によるロシア産原油・石油製品と石炭の禁輸を招き、欧州諸国は天然ガス購入量も削減した。結果は、石炭と天然ガス価格の高騰だった。

 しかし、こんな時にも儲けのネタを探すエネルギー商人がいる。

 ロシアのウクライナ侵略を受け、欧米諸国はロシア産化石燃料を対象に制裁措置を導入した。対ロシア制裁に加わっていない国は、欧米市場を失ったロシアから安く原油を購入し石油製品に加工した後、欧州諸国に販売するビジネスを作り出した。産油国の中にも、ロシア産原油を輸入し自国の消費に当て、自国産の原油を輸出する国が登場した。

 ロシアへの制裁を行っている米国も欧州諸国も迂回され原産地が分からなくなった安価なロシア産の石油を購入している。制裁逃れは明らかだが、それだけ、エネルギー供給と価格は重要なのだろう。

 しかし、ウクライナの戦争で一儲けしたエネルギー企業も、ガザの戦争により異なる戦略が必要になった。

 ガザでの戦争は、パレスチナを支持するイエメンの反政府武装組織フーシ派による紅海を航行する船舶への攻撃を引き起こし、スエズ運河経由ではなく喜望峰経由での輸送を選択するエネルギー企業も現れた。

 欧州向けに石油製品を輸出しているインド企業の一部は、紅海ルートを避ける必要が生じたため、欧州向け輸出を諦めアフリカ、アジアに販売先を変えた。インドから欧州向けの石油製品の1月の輸出量は、大きく落ち込んでいる。市況にも影響を与える。




戦争とエネルギーの歴史
 戦争は、エネルギー供給にもしばしば影響を与えてきた。第一次世界大戦時に認識されたのは、航空機、軍用車両の燃料として利用された石油の重要性だった。産業、家庭では産業革命以来石炭が利用されていたが、軍事用に石油の確保が重要課題になり日本が太平洋戦争に踏み切る一因にもなった。

 戦後1950年代まで、日本、西欧州諸国のエネルギー供給の中心は石炭だった。日本では傾斜生産政策により、欧州では欧州石炭鉄鋼共同体により、石炭と鉄の生産が国の重要政策課題になった。

 50年代からの戦後復興と60年代の経済成長により急増した日本と西欧のエネルギー需要を支えたのは、中東から産出される価格競争力のある石油だった。

 73年の第4次中東戦争が引き金となった石油危機により、石油に依存していた主要国は供給、価格面でエネルギー分散の必要性に直面し、原子力、天然ガス、石炭に供給を分散した。
 その結果、石油からのエネルギー源の分散が進み石油への依存度が下がった。とはいえ、現在日本をはじめとしたエネルギー多消費国は一次エネルギー供給の8割前後を化石燃料に依存している。欧州諸国は、天然ガス需要量の半分弱、石油、石炭需要量の約4分の1を世界最大の化石燃料輸出国ロシアに依存していた。

 欧米日はロシアに戦費を渡さないためロシア産化石燃料の輸入量の削減に乗り出した。ロシア依存度が高い欧州連合(EU)は、脱炭素もあり脱ロシア産化石燃料を急いでいる。

欧州の脱ロシアはほぼ実現したが
 ロシアのウクライナ侵略後、EUはロシアからの化石燃料輸入量削減を進め、ロシアは欧州諸国が先に音を上げるようにEU向け輸出量の削減に乗り出した。




 その結果は、石炭、天然ガス価格の大きな上昇だったが、価格上昇も覚悟の上だったEUは22年8月にロシア産石炭、22年12月に船舶によるロシア産原油、23年2月にロシア産石油製品の輸入を禁止した。

 EUのロシア産化石燃料輸入量は禁輸措置によりロシア侵攻1年後の23年3月には大きく減少した(図-1)。ロシア産原油の輸入量も大きく減った(図-2)。

米国などからの液化天然ガス(LNG)、原油の調達も進み、化石燃料価格は22年の大幅上昇期から落ち着きを取り戻している(図-3)

 ただし、石炭の価格はロシア侵略前のレベルまで下がりきっていない。脱石炭の動きを受け輸出国豪州において労働者不足が顕著になっていること、また港湾、鉄道のインフラの能力にも限度があることから出荷増は簡単ではないからだろう。


・・・・・・明日に続く・・・


古都 老翁がいた。 翁は愛犬を愛で朝夕の散歩に伴う。 翁は大壺を持ち、夕刻 酒を片手に壺に躍り入る。 くぐもる声で語る傾国の世辞は反響し、翁の安息を妨げ、翁はなす術も無く自笑。 眠りに落ちた。 
・・・・・・・・・・ 
---------【 前節 並びに 後節 】への閲覧は下記のURL --------------
---------下記の姉妹ブログ 一度 ご訪問下さい--------------
【壺公夢想;如水ホームページ http://thubokou.wordpress.com/ 】
【閑仁耕筆;冒険譜・歴史譜   http://blog.goo.ne.jp/bothukemon 】
びっくり・・・・・スマイル大笑い・・・・・怒ってるしょんぼり・・・・・しょんぼり怒ってる・・・・・大笑い・・・・・びっくり

クリック 宜しく・・ ブログランキング・にほんブログ村へ ・・ 人気ブログランキングへ ・・ 再会を期して, 涯 如水 ・・・・・





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2024/01/22 07:16:18 AM
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

×

Profile

涯 如水

涯 如水

Category

Free Space

※ お願い
下記リンクの移行は本稿(左側⇦)下端部のURL:より

【閑仁耕筆;探検家・挑戦者・登山家の譜講】
・ハインリッヒ・ハラー/オーストリア;- 01~XX節(2014-04-08)
・ジョウジ・マロリー/イギリス;- 01~09節(2014-04-06 )
・ラインホルト・メスナー/イタリア ;- 01~04節(2013-10-29)
・ウーリ=-・ステック/スイス  ;- 01~03節(2013-10-19)
・アナトリ・ブクレーエフ/ロシア ;- 01~06節(2013-10-13)
・探検家フリチョフ・ナンセン博士; - 01~12節(2013-10-13)
・探検家ゼブ・ホーガン博士;- 01~09節(2013-09-28)

【壺公夢想;Home_Page・夢想空間】
紀行随筆
・汗血馬の故郷へ;
・天山南路・歴史紀行;
・天山・草原のシルクロード;
・天山・激動の草原地帯;
紀行エピローグ・写真随筆;
西域人物伝・ティムール;
西域人物伝・ティムールの系譜;
ティムールの系譜“ムガル帝国”;
ジンギスハーンの系譜
・“アルタン・ウルク/黄金の家”第一部・第一章ジュチ家の覇権
・“アルタン・ウルク/黄金の家”第一部・第二章バトゥの野望
・“アルタン・ウルク/黄金の家”第二部チャガタイ家の覇権
・“アルタン・ウルク/黄金の家”第三部オゴデイ家の覇権
・“アルタン・ウルク/黄金の家”第四部トルイ家の覇権
・“アルタン・ウルク/黄金の家”第五部フレグ家の覇権
騎馬遊牧民族
・匈奴の勃興と移動
・欧州・アッチティラの動乱
・ジュンガリア =最後の騎馬遊牧民国家=
絹繡之路(シルクロード)夜咄
・シルクロード夜咄・四駿四狗
・シルクロード夜咄・智謀の将
・シルクロード夜咄・運命の綾
ムガル帝国・建築文化

Calendar

Archives

2026/10
2026/09
2026/08
2026/07
2026/06
2026/05
2026/04
2026/03
2026/02
2026/01

Favorite Blog

スカルノ4 beabea65さん

青空日和 紘子.さん
TOKKOの 詩的な生活 T0KKOさん
しあわせが似合う人 Melody*さん
わたしのブログ 穏やかな海さん
ユーラシア大陸を旅… ユーラシア人さん
気ままにいろいろ NAKA3さん
花*hana*花 *紫陽花*さん

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: