2024/01/23
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★忘備忘却録/きょうの過去帳・狂 ★
☆ 八甲田山にて日露戦争の予行演習をしたら1個部隊が丸ごとエクストリーム・遭難となり、戦端を開くはるか以前に大日本帝国陸軍が打撃を受ける。(1902年)。 ☆ 偉大なる将軍様の指導によって、アメリカ合衆国のぴーが乗っていた船ごと一網打尽に(1968年)。 ☆ 大阪民国の東部に住む職人たちが宇宙空間に鉄くずを放棄する(2009年)。
【彷徨癖者/如水の愛犬 “ハクとココ”が悲嘆・感嘆 / 令和5年01月23日  】

​ ウクライナからガザへ 戦時下で儲けるエネルギー商人
               フーシ派の紅海での動きでエネルギー価格に影響も
=後節=​

=Wedge_Report 【World Energy Watch】 /  2024年1月19日 / 山本隆三 (常葉大学名誉教授)


ロシア産原油を買いたたく中印
 ロシアのウクライナ侵略前の2021年のロシア産原油の輸出相手国は、欧州諸国が約50%を占め、中国が約30%で続いていた(図-4)。
 欧米諸国のロシア産原油の輸入禁止(EUでは東欧諸国向けのパイプラインによるロシア産原油は対象外)により、ロシア産原油の輸出相手国は大きく変わった。

 昨年末に地元のテレビに出演したロシアのノバク副首相は、石油輸出の40%から45%が中国向け、約40%がウクライナ侵略前にはほぼ輸出がなかったインド向けになったと明かした。
 23年に中国はロシアに石油代金として約600億ユーロ(約9.6兆円)、インドは400億ユーロ(6.4兆円)、トルコは200億ユーロ(3.2兆円)を支払っている(図-5)。


 中国、インドなどがロシアから大きく購入量を増やしたのは、欧米市場を失ったロシアから安く原油を購入できたからだ。
 ロシア産原油はウクライナ侵略以降大きな値引きを強いられた。図-6に、侵略前の22年1月から禁輸になる22年12月までの米国産(WTI)とリビア産(Miscellaneous)、ロシア産(ウラル)原油のEUの月間平均輸入価格を示した。

 侵攻前まで、3原油はほぼ同じ価格で取引されていたが、侵攻後ロシア産原油の値引き額は最大バレル当たり30ドルを超えた。
 中印もこの価格レベルでロシア産原油を購入した。中印に限らず、産油国のサウジアラビア、アラブ首長国連邦(UAE)、リビアまでロシア産原油を購入した。値差を利用し、儲けられるからだ。


オイルロンダリングを進める国々


 インドなどがロシアの数量を埋めた。インド、中国、米国、サウジアラビア、UAEの23年1月から8月の数量は、21年同期比それぞれ4.1倍、5.3倍、3.5倍、1.3倍、2.1倍に伸びている(図-7)。
 インドの数量が最も増えており、21年の月間平均11万トンが23年に45万トンになった。
 ロシアに制裁を科した米国以外の国は、ロシアから安価で仕入れた原油を精製しEUに輸出することで大きな利益を上げた。

 マネーロンダリング(資金洗浄)並みのオイルロンダリングだ。北アフリカの国の中にはロシア産原油あるいはディーゼル油を購入し自国産とブレンドし、EUに輸出したケースもあると報道された。
 昨年1月から8月の間、サウジアラビアに次ぐ量のディーゼル油をEU向けに輸出したインドは、昨年からの中東紛争により影響を受けている。今までの儲けの構造も変わってきた。

中東紛争で高まるコスト
 昨年インドの原油輸入におけるロシアシェアは35%に達し、中東諸国を抜き最大になった。インドがロシア産原油購入により2022年2月のロシアの侵略後の10か月間で節約した資金は36億ドル(約5300億円)と発表されている。

 ロシア産の安い原油を元にしたビジネスでの儲け頭と言えるインドだが、ロシアが値引き額を縮小し始めた。ブルームバーグによると、11月のインドのロシア産原油購入額はバレル当たり85.90ドル、イラク産85.70ドル、サウジアラビア産93.30ドルだった。

 インド石油相は値引きがなければ、他の原油を購入すると明言しているが、利益が減少する頭が痛い問題がもう一つでてきた。フーシ派が船舶を攻撃する紅海だ。
 紅海経由でインド、中国に輸出されているロシア産原油が喜望峰回りとなれば、海上運賃が上昇し競争力を失う可能性がある。インド西部の製油所があるジャームナガルからオランダ・ロッテルダムまでのスエズ運河経由の航海日数24日は、42日になるので、インドからの輸出にも影響が生じ儲けの構造が大きく変わる。


世界にも大きな影響
 1月11日に米英軍がイエメンの親イラン武装組織フーシ派の拠点を攻撃した。フーシ派もさらに船舶にミサイルを発射し、緊張が高まっている。
 既に、石油大手である英BP、ノルウェーのエクイノールはスエズ運河経由の輸送を中止していたが、英国のシェル、カタールエナジーも中止すると発表した。


 海上運賃の上昇もあり、原油価格が上昇する。さらに、原油以外にも多くの商品の輸送に影響が生じ、インフレ圧力が一段と高まりそうだ。

 最大の懸念は、イランの関与だ。世界の原油の5分の1、LNGの4分の1が通過するホルムズ海峡が封鎖されれば、価格上昇だけでなく、供給面の懸念も生じる。





古都 老翁がいた。 翁は愛犬を愛で朝夕の散歩に伴う。 翁は大壺を持ち、夕刻 酒を片手に壺に躍り入る。 くぐもる声で語る傾国の世辞は反響し、翁の安息を妨げ、翁はなす術も無く自笑。 眠りに落ちた。 
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Last updated  2024/01/23 05:10:07 AM
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