文豪のつぶやき

2005.09.16
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カテゴリ: 新撰組
明治二年(1869年)3月20日深夜、北海道新政府の艦隊は明治新政府を迎撃するため一路宮古に向かう。
船は回天、蟠龍、高尾。
この艦隊には陸軍大臣ともいうべき土方歳三が乗っている。
そして、およそ海戦をするにふさわしくない剣の手練れが多く乗っている。
かれらの宮古行きは、交戦にあるのではなく甲鉄艦乗っ取りである。
これ以前、主力艦開陽丸を座礁させて沈没させてしまったため、北海道政府の海軍力はかなり落ちている。
明治政府の甲鉄艦を奪い取ってしまえばそれは即、北海道政府の戦力となる。それも明治政府が太刀打ちできないくらいの。
土方の先鋒は宮古湾に浮かぶ甲鉄艦を横付けし、新撰組はじめ剣に覚えのある者を甲鉄艦に乗り移させ、白兵戦で甲鉄艦を乗っ取ろうという考えである。





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最終更新日  2005.09.16 06:57:43
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