文豪のつぶやき

2014.06.25
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カテゴリ: 人間
グズタケは全然もてなかった。
これは彼が風変わりなところにもよる。
まったく社会を仁木氏何のである。
ある日、ようやくのことで女の子とデートにこぎつけた。
喫茶店に入りミートソースを頼んだ。
彼女も同様である。
やがてミートソースが運ばれてきた。
グズタケ粉チーズを彼女に差出し、
「どうぞ」

彼女は紳士的な人だなと好感を持ち自分のミートソースに粉チーズをかけ、グズタケに渡した。
「もういいの?」
というやいなや自分のミートソースに粉チーズを残りの全部かけたのである。
驚く彼女に、
「俺、チーズ好きだから」
そのあとウェイターが来て、粉チーズを一本分弁償しろといわれ、グズタケは抵抗したが結局追い出されるように店を出たそうである。
彼女はその後グズタケと会っていない。






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最終更新日  2014.06.25 10:27:11
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