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2012年12月01日

これからの季節！要注意ノロウイルス！予防と対策・症状！手洗い必須です！

テーマ：楽天写真館(359241)

カテゴリ： ■ウイルス性の病気

インフルエンザは家族が1人なってもうつらないんですけど、この嘔吐、下痢はまぬがれませんでした。強力なウイルスだと実感しました。

ノロウイルスとは、急性胃腸炎を起こすウイルスです。牡蠣（カキ）をはじめ、二枚貝類は大量に海水を取り込み、糞便に汚染された海域・水域で成長した二枚貝類は、体内・特に中腸腺にウイルスを濃縮します。
細菌学的に衛生面に処理しても細菌に対するほどの効果はウイルスに対しては期待できないそうです。

ウイルスから安全な二枚貝を作る困難さと「生で食べたい」という日本人の嗜好がウイルス性食中毒の原因になっているのであろうということです。二枚貝の貝類以外では、サラダや刺身など加熱調理をしていない食品には注意が必要です。

ノロウイルス感染症は保育所、幼稚園、学校、集団生活施設など発生した集団感染は、誰かがまずノロウイルスに感染し、施設内でヒトからヒトへ感染して広がっていきます。この「ヒトからヒトが感染力が強いんです」
食中毒といったら、数万個の菌が体の中で増殖して症状がでるのですが、
ノロウイルスでは数百個のウイルスで発症してしまうのです。

ノロウイルス感染ルートは
ノロウイルス感染経路

■接触感染・飛沫感染ー接触感染とは、ノロウイルスで汚染された手指、衣服、物品等を触る（接触する）ことによって感染します。この場合も最終的には接触後汚染された手指や物品を口に入れる（舐めるなど）ことにより、ノロウイルスが口の中に入ってしまい、感染することに。

通常の呼吸器感染による場合とは異なりますが、ノロウイルスによる飛沫感染とは、ノロウイルス感染症を発症している方の吐物や下痢便が床などに飛び散り、周囲にいてその飛沫（ノロウイルスを含んだ小さな水滴、1～2 m程度飛散します）を吸い込むことによって感染する場合をいいます。

嘔吐物や下痢便を不用意に始末した場合にも、飛沫は発生しますので、その処理には充分に気を使うことが必要です。
ノロウイルスの感染力は非常に大きく、わずかな接触で容易に感染してしまいます。

ノロウイルスの症状
症状として、初症状では、嘔気が最も多く、主症状では嘔気・嘔吐･下痢・腹痛のいずれかのようです。症状は２～３日でおさまり、しかし、便中へのウイルスの排出は３～７日続きます！（要注意）適切な処理が必要です！

「潜伏期間　短くて10数時間～４８時間（平均1~2日）」
「症状が持続する期間も数時間~数日（1～２日）」

抗生物質など特効薬はなく、嘔吐下痢の症状なので脱水症状にならないように水分の補給は大切です。嘔吐の時ににのどに詰まらないように気をつけなければいけません。

ノロウイルス予防
■予防として、とにかく手洗いが必要です。
手のしわも指の間もよく石鹸つけて洗います。15秒間、石鹸でよく洗い、30秒ぐらい流水で洗い流すように。流水が大切です！！
アルコール消毒はききません。

■料理中は、もし皮膚等。体。毛髪にさわったら、また手を洗う気づかいが必要です。まな板などの消毒について、アルコールはききません。「塩素系消毒剤」がききます。塩素系に弱いのです。

＜嘔吐のときの処理＞
嘔吐の時の消毒も、その嘔吐されたものに、キッチンペーパーをのせて、ハイターをかけてしばらくおくことが大事です。５分はおきましよう。それからそのまま捨てます。処理をする人は、マスクをして下さい。

ノロウイルスもＯ－１５７の大腸菌も加熱を充分に行うことで予防できます。７５度で１分の加熱が必要です。まな板などは、熱湯をゆっくりゆっくり全体にかけていけば効果が大きいそうです。この加熱温度と時間は、加熱処理の基本になりますので、いつもこの目安で｡

数年前にいつも流行するノロウイルスがとても感染が弱い年がありました。
その年は新型インフルエンザが大流行した年です！

寒くなってまいりました。これからの風邪対策・ウイルス対策にうがい・手洗いをしっかりと習慣づけましょう