Caloriの脳内フォトグラフィー

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Calendar

Profile

calori

calori

Favorite Blog

見たまま、感じたま… Dr.悠々さん
Ka Pilina Ka pilinaさん
ブログ ナレッジネットワークさん
ぱいなっぷるろーど Pineちゃんさん
ハワイ市場 ハワイ市場さん

Comments

lersdoeb@ oBVZsAQSRzi jwFL7R <a href="http://owazhht…
pupzgdapv@ jsjgIiiseCMWLxUUHK JlrvnT <a href="http://qwahlvl…
どぴゅ@ みんなホントにオナ鑑だけなの? 相互オナって約束だったけど、いざとなる…
チリチリ@ 次は庭で全裸予定w http://kuri.backblack.net/4nrad83/ ち○…
通な俺@ 愛 液ごちそうたまでしたw http://hiru.kamerock.net/scyqq14/ フ○…
October 20, 2005
XML
カテゴリ: ひとりごと
ある日記にピアノのことが書かれてあったのだけれど、

実はちょうどわたしもこのところまた、
久~しぶりにピアノを始めようかなと思っていたところだった。


幼稚園の頃から習い始めて、下宿生活を始める高校直前までしか続けられなかったけど、ピアノは私にとっては日々の思い出の詰まっている場所。

わたしを溺愛した祖母(ほかに言い方ないのか?)がある日突然買ってくれて、自宅でレッスンを始めたのはいいものの、このへそ曲がりで気難し屋の女の子は
練習が十分でないと先生の前で弾くことを拒否したり、彼女を泣かせてしまったり、相当大変なヤツだったらしい。やっぱりね~。

小学校にあがってから中学を卒業するまで、全てのピアノ担当は自分にまわったきた。田舎の学校だったから。その責任感もあってかどうか、割とまじめに(この飽きっぽいわたしが)練習してきたと思う。

高校受験前は、音楽室に入り浸って好きな曲で遊んでいた。当時は中島みゆきやさだまさしなんてスコアを買って弾き語りなんてやった。

高校にあがると下宿にピアノを置ける余裕はなく、担任の意向もあり部活動をしないことになってそのままフェードアウト。でも実家に帰るたびに暇があるとピアノの前に座っていた。



その部屋へは家の猫達は立ち入り禁止だっが、庭に続く一面のサッシ越しにわたしの姿を見つけると入れてくれと激しく主張し始め、あげくの果てには網戸をよじのぼってまるでのしいかのようにべったり張り付いて降りられなくなったり。

すっかり忘れていた風景が驚くほど次々と浮かんでくる。

母の入れてくれた紅茶。庭の手入れをする父の姿。

池の中の鯉や川で釣って来た魚や甲羅に長いヒモをつけて犬のように飼っていたカメや近所の子供がこっそり放った金魚たち。えさをやろうと池の淵の岩をたたくと、それぞれのグループがぞくぞくと集まってきた。

車庫の横に作った鶏小屋からの泣き声。お祭りで弟が買ったひよこを、隣のおじさんに相談しながら立派な雄鶏になるまで育てたこと。


なんだかなあ。懐かしいなあ。


で、ハッとした。


わたし、大切にされていたんだ






結婚してから、音楽に触れる機会が前より多くなった。義家族が音楽一家だからだ。でも彼らの周りにはプロの演奏家やプロはだしが揃っているので
あの家にピアノがあっても恥ずかしくて触れるにも勇気がいる。それで今まで何となくコンプレックスになっていた。

でも。



これからは、自分のために弾くんだね。

海外に離れて暮らす自分には
家族の思い出が遠いから

それらを引き寄せるために。

だってこんなにもよみがえってくるのだもの。




旦那さんとまだ見ぬ子供が
曲に併せてからだを揺らしている絵が鮮明に浮かぶから。











お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  October 21, 2005 10:16:55 AM
コメント(4) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: