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2019.08.13
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カテゴリ: ギャラリー
LIXILギャラリー ​で「台所見聞録 人と暮らしの万華鏡」展を観てきました。





会期      2019年6月6日(木)~8月24日(土)
開館時間10:00~18:00
休館日    水曜日、8/10-15
入場料    無料




展示概要
住まいに欠かせない、生きるための空間「台所」。食物を扱うため、
その土地の気候風土や文化とも密接に関わり、また働く場として機能性を
求めた変化もみられる場所です。本展は、建築家と研究者による調査研究を
見聞録に見立て、世界の伝統的な台所と近代日本における台所改革の様子を、
再現模型や図版、日本の家政書など約90点の資料で展観し、人々が求めてきた
理想の台所像を再考します(HPより)





会場内には建築家の宮崎玲子氏が訪れた世界各地50か国以上の国の
台所調査をもとに作られた再現模型(1/10縮尺)が展示されていました。
どれもドールハウスのように丁寧に作られていて、見ごたえタップリ~星



ドイツ (約100年前のフランケン地方の小作人の住まい)
産業革命で鉄の生産量が増加したことにより、18世紀後半から鉄製の
クッキングストーブが家庭で使われるようになったんだとか。




インド (タミル地方の商人の家)
台所は神様がいる神聖な場所とされ、土間でも必ず履物を脱いで裸足で
入り、燃料は乾燥させた牛糞。



ネパール (カトマンズ地方の農家)
4階建てで1階が家畜舎、2階が穀物庫、3階が居住空間、一番上の4階が台所。
毎日、水や食料や燃料を運び上げるんだそうです。
大変~(>_<)
ヒンズー教徒にとって台所は神聖な場所なので、家族以外の人は立ち入り禁止




ロシア (カレリア地方の労働者の家)
寒さの厳しいロシアではペチカで部屋全体を暖かくする。
昔ながらの台所には流しがない場合もあり、トイレの手洗い器を琺瑯の流しに
かけて汲み置きの水を使い、排水管のかわりにバケツを置いて、いっぱいに
なると外へ捨てに行くんだそうです。



どこの国も水の汲み置きや排水には苦労してますね~しょんぼり
他にもイヌイット、日本の台所もあり、各国の気候風土にあった
暮らしぶりを観ることができました。



各国の台所事情が描かれたイラストも展示されていました


上段は中国・雲南省ダイ族の高床式住居の台所。
「居間に伝統的な囲炉裏があり、床全体が竹の簀子になったバルコニーは
炊事や洗濯の水を流す場所です」と説明されてましたが・・
え~?
いくら竹のすのこ製の床とはいえ、水を流しっぱなしで大丈夫なのかしら?

下段のイラストは大正12年に発行された『実地応用 家事教科書 上巻』
「西洋の棚台所図と腰壁等にタイル張りで仕上げられている様子が描かれ、
衛生概念への啓蒙の様子が伝わります」とか。
こんなオシャレなキッチンは当時の人にとって高嶺の花だったでしょうね。

資料の中には大隈重信の台所も!

イギリスから取り寄せた大型ガスストーブが据えられ、他にも最新の
機器をそろえた大隈自慢のキッチンだったとか。
「平日でも60人くらいの来客を賄った」とは凄いですね~びっくり


明治以降、西洋から衛生の概念が伝わり、台所空間は「明るく」「換気良く」「掃除に便利に」
流しもぐっと近代的になり、人間工学に基づいた動線なども採用されるように
なったようです。





今回の展示で私が一番注目したのはこちら~
著名な建築家の建てた家の台所写真がズラリと並んでいて大興奮~ww
有名建物の外観や室内写真などはよく目にするけど、台所となるとなかなか
お目にかかれませんからね~!



<建築家の実践>
台所空間の近代化の一端を担った欧米、日本における建築家らの実践例を
紹介します。ル・コルビュジエの「サヴォア邸」(1931年竣工)や藤井厚二
「聴竹居」(1928年竣工)などにみられる建築家らの挑戦や試みについて、
解説と写真でご覧いただきます(HPより)


↑フランク・ロイド・ライト「旧山邑家住宅」1924年(ヨドコウ迎賓館/兵庫県芦屋市) 


↑吉田五十八(1894-1974) 「小林古径邸」1934年



↑ 前川國男(1905-1986) 「自邸」 1942年


大好きなヴォーリズの著した「吾家の設計」の図まで見ることが出来たのが
一番の収穫でしたウィンク




もうひとつ大きな収穫が
リクシルギャラリーに来ると、毎回見逃せないのがギャラリー横のブックコーナー



建築やインテリア関連の本をはじめ、多方面の展示会パンフレットがあるので、
情報収集には欠かせません
今回もくまなくチェックしてると、目についたのがコレ



『縄文ZINE』!
縄文時代をテーマにしたフリーペーパーです。
先月多摩センター駅近くの「​ 縄文の村 ​」に行って以来、縄文時代に興味が
このフリーペーパーを探してたんですよ。
さっそく読んでみると、想像以上にぶっ飛んだ内容(笑)
フリーペーパーとは思えない充実ぶりでした星
次号もゲットしなくては~大笑い








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最終更新日  2019.08.13 15:56:04
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