動物園・水族館 0
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ここ数日、初夏らしい晴天ですね梅雨入りしたばかりの沖縄は今後警報級大雨のおそれもあるんだとかどうか大きな被害が出ませんように!今日は月2回の「ゆがみ体操」に行ってきました会場である市民センターまでは徒歩25分くらいかかるため、教室に到着した時点で汗ダラダラ~真夏に通うのは地獄かも?と今から心配です昨日、伊勢原市にある比々多神社へ行ってきました比々多神社 神奈川県伊勢原市三ノ宮に鎮座する旧相模国最古級の神社。主祭神は豊国主尊、天明玉命、雅日女尊、日本武尊相殿神は大酒解神(大山祇神)、小酒解神(木花咲耶姫) 古木が並ぶ緑濃い森に囲まれた境内は、素晴らしい神気と清冽な空気の流れを感じましたウィキによると神社の起源は「神武天皇の天下平定の際に、人々を護るために建立された」とか神武天皇って初代天皇とされる人物ですよね?とすると・・・・紀元前てことでしょうか?比々多神社近辺は縄文時代の遺跡が多く、おそらくその時代から祀りごとが行われていた場所なのかも?実はこの神社、先日「勾玉作り」のおり、お隣席だったYさんに教えていただいた神社ですまさに、縄文スピリッツを感じるパワスポ~彼女は古代史関連、特に古代文字・ヲシテ文献やホツマツタヱなどに精通しており、「勾玉」以来、色々と教えていただいてるんですよYさん、いつもご教授いただきありがとうございます<(_ _)>この場を借りてスペシャルサンクス~ヲシテ日本で古い時代に用いられたとされる文字、いわゆる「神代文字」の一種。その真贋については江戸時代から議論の対象となっている。これを用いて書かれたとされるヲシテ文献がある。一部のヲシテ文献研究者には縄文時代から日本列島で用いられていたと考えられている(ウィキより抜粋)↑画像はウィキよりお借りしました<(_ _)>これまで読んだ縄文本には「縄文時代に文字はなかった」と記述されてますし、、少なくともこれまで私が見たことのある縄文土器にもそんな文様は描かれてなかったような(・・?今のところ、従来の学者さん達には認められてないもののようですが、もしコレが立証されたなら・・・・・・ロマンですよねーと、真偽のほどはともかく、ただいま読書中のホツマツタヱの本はとても面白くて、すっかり夢中~『ホツマツタヱ』を読み解く 日本の古代文字が語る縄文時代 [ 池田満(ヲシテ文献研究) ]内容日本には漢字渡来以前に文字があった!縄文・三内丸山遺跡の巨木建築物、弥生・吉野ヶ里遺跡の高床倉や物見櫓は文字なくしては建てられなかった(「BOOK」データベースより)第一節 ヲシテ文献とは何か第2節 考古学との照合第3節 建国の基本理念とミクサタカラへの進展第4節 治世のしくみ第5節 トミ(臣)の語とその役割第6節 漢字以前の時代の世界観第7節 漢字以前の時代の規範第8節『古事記』『日本書紀』との対比第9節 ヲシテ文献の研究方法古事記や日本書紀に疎い私ですら「それってホンマ?」と引っかかる箇所も多いんですが、その豊穣な物語り世界には心惹かれますまだ半分も読めてませんが、今後も読み進めていくのが楽しみ~と、本の話は置いといて・・・💦本殿の背後には「下谷戸遺跡環状列石及住居跡」も 下谷戸縄文遺跡環状列石及住居跡東名高速道路の建設に伴い発掘調査が行われたおりに発見。こちらに移設復元。主な遺構としては、張出し部を持つ柄鏡形の敷石住居址、環状配石、環礫方形配石遺構、環状配石の下からは楕円形の土壙群が発見され、墓壙と考えられています。環礫方形配石遺構の下からも人骨が出土しています。出土した土器から縄文中期から後期と考えられいる(いせはら文化財サイトより抜粋しました)この近辺では弥生時代後期、古墳時代前期の竪穴住居址、古墳時代後期の古墳等も確認されているんだそうです↓こちらは同じく東名高速工事中に発見し、移設復元された「三ノ宮三号墳」 ここから上り坂を10分ほど登り、見晴らしの良い元宮へ~中途半端ですが、part2へ続きます😅ホツマ縄文日本のたから [ 池田満(ヲシテ文献研究) ]
2024.05.22
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先月、マイルームに”縄文のビーナス”ちゃんが、光臨~✨SNS仲間さんの手作り作品をメルカリ経由で購入させていただきました 本物の”縄文のビーナス”は高さは27センチメートル、重さは2.14キログラムですが、こちらは高さ10センチ弱とミニサイズでも、頭頂部の渦巻き文や可愛いお顔、イヤリングの穴やハート型のお尻、などなど完璧な再現度~身にまとうオーラも本物顔負けの迫力で、思わずひれ伏したくなるほど(笑)素晴らしいお姿です特にヒップラインと手触りの良さが最高で、毎日ナデナデしていますすべすべのヒップを撫でると抜群の癒し効果があるんですよーF様、素晴らしい作品を本当にありがとうございました一生大切にするつもりでーす本物の”縄文のビーナス”は昨年5月に茅野市尖石縄文考古館で拝んできました縄文のビーナス昭和61年に焼畑遺跡から発掘された縄文中期(今から約4000年~5000年前)の土偶。国宝土偶5体のうちの一つこれまでも土偶ガチャでビーナスちゃんは3体ゲット済みですが、ガチャとは違う破格の存在感なので、ただいま一番のお気に入りただ、割れ物なので、もしも地震がきたらと思うと心配で心配で~ということでGWの間に「縄文コーナー」(笑)を模様替えしましたこれまでは本棚の一番上に並べてたのを、下から2番目の棚に移動破損の可能性が少しダウンしたかな?ついでに下の棚に縄文関連の本や図録を配置しました土偶ガチャでゲットした”縄文のビーナス”と”合掌土偶”は3体ずつ^^最初の頃は「また、同じのだー」とガッカリしてたんですが、こうやってズラリと並べると土偶群団の迫力は偉大でも、これ以上増えるとスペース的に厳しいですわー縄文のビーナス 遺伝子から辿る日本民族の原像 [ 古村恭三郎 ]【ふるさと納税】【日本最古の国宝土偶】「縄文のビーナス・仮面の女神」レプリカと「縄文のビーナス」キーホルダーセット【1422548】
2024.05.09
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いよいよGWスタートしましたね!皆さまのご予定は?私は昨日、太田記念美術館で『月岡芳年 月百姿』を鑑賞後、蓋活~今日は一人暮らし中の娘が帰ってくるので、お好み焼きパの予定です^^明日以降は全国的にお天気が崩れそうな気配ですので、GW後半の予定はまだ未定💦一カ所くらいは縄文スポットに行きたいんですが・・・はたして?今日は諏訪旅行の続きを旧岡谷市役所庁舎から15分ほど歩いて、岡谷美術考古館へ(岡谷駅からだと徒歩5分くらい)岡谷美術考古館開館時間 午前10時〜午後6時休館日 毎週水曜日、祝日の翌日、12月29日〜1月3日 (臨時休館あり)入館料 おとな 370円 こども 160円 館内には絵画、彫刻、工芸、書などの美術作品もあったようですが、いつもの如く、考古フロアだけを考古フロアには縄文時代から平安時代までの土器・石器類が展示されており、特に縄文遺跡からの出土品が圧巻でした↓こちらは岡谷市を代表する国重要文化財・海戸遺跡出土の顔面把手付深鉢形土器(縄文中期) 顔面が器の外側を向いているのは非常に珍しく、土器のフォルムもひときわ美しい美品反対側の蛇(まむし)装飾も迫力あって、おもわず目が吸い付いてしまいます❣よくよく見ると、顔が胴の中心から少々ズレてるようだし、眼の大きさや位置も微妙に違うし・・・・(・・?不思議がいっぱい詰まってる土器にワクワク~顔面把手付深鉢形土器の逸品は、この他にも 顔面把手付深鉢形土器 榎垣外遺跡正面のヘビ(まむし)造形がリアルで大迫力 目切遺跡出土のこの子はお顔が優しくて、思わずホッコリ~💗欠けてるところには蛇装飾がついてたのかも?🤔 釣手土器も正面からの姿と横からの姿の落差が大!レンコン(笑)が張り付いてるような可愛い釣手土器も、横からみるといささかオドロオドロシ~土偶や顔面把手も多種多彩 左は弥生時代中期の土偶 庄ノ畑遺跡口周りの線は入れ墨とか購入した『市立岡谷考古館 展示図録』 によると通称「ねずみ男」と呼ばれてるみたいですが、このトンガリ頭は『ちびまる子ちゃん』の永沢くんそっくり~ボーっとした目元も良き良き~右は縄文中期 海戸遺跡出土の顔面把手扇形のお顔がインパクト大~↓は岡谷市指定文化財 「壷を持つ妊婦土偶」 目切遺跡完全な姿は国内でただ一点の貴重な土偶だそうです(右は接合したレプリカ) 展示室では横たわった姿だったんですが、絵ハガキを見て二度ビックリ‼お腹もお尻もドーンとビッグな安産型でした 土器も個性的なものが多かったんですが、一番「なにこれ?」だったのは・・縄文草創期の「矢柄研磨器」 岡谷丸山遺跡 溝の入った石を二つあわせて、矢柄となる木の枝や竹を通して前後に動かし、矢柄を整える道具だそうですいやー、今回珍しいものばかりで眼福でしたまだまだ知らないものばかりの縄文ワールド、奥が深いですわー縄文時代を解き明かす 考古学の新たな挑戦/阿部芳郎【1000円以上送料無料】「縄文」の新常識を知れば日本の謎が解ける (PHP文庫) [ 関 裕二 ]
2024.04.28
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最近、お出かけの計画をたてるさいは、縄文スポットとマンホールカード配布場所をまずはチェックして、その両方が兼ねられる地域を探しています場所はかなり限られてしまうので、毎回四苦八苦してますが、それでも探せばけっこうあるもので、充実したお出かけを楽しんでます先日行った厚木方向では、厚木市と大和市のマンホールカードをそれぞれ一枚ずつゲット(^^)vマンホールカード活 厚木市&大和市縄文スポットである「あつぎ郷土博物館」もとても見応えあって大満足の一日でした あつぎ郷土博物館開館時間 午前9時~午後5時 ※午後4時30分以降は入館できません休館日 毎月の最終の月曜日 ※その日が祝日の時は次の平日 年末年始アクセス 本厚木駅北口1番バス乗り場からあつぎ郷土博物館行き[厚07]で 約30分、終点下車入館料 無料 あつぎ郷土博物館は2019年にオープン!現代的な設備も整ったピッカピカの綺麗な博物館でした✨ 白亜紀後期に生息していたトリケラトプスの化石を始め、古代から現代までの自然や文化など幅広い展示内容でした ↑左 注口土器 縄文後期 注ぎ口が異様に長いうえ、微妙なくびれもあるので、もしかすると 男〇を表してるのかも?右 釣手土器 縄文中期 釣手部が見れば見るほど「鬼の顔」みたいーヾ(^^;) 右の家型土器 (弥生時代後期)はコロンとしたフォルムが可愛くて心惹かれました今回一番のお目当ては「有孔鍔付土器」(林王子遺跡、縄文時代中期)と魚が2匹、対になってる「浅鉢」(恩名沖原遺跡 縄文時代中期)この二つ、以前行った山梨県立考古博物館 開催の「星降る中部高地の縄文世界─黒曜石ネットワークによる物流と人流─」の時にも展示さてれました!出土地である地元で見ることが出来て感激~ 人面付きの土器は他にも数々ありますが、ここのは人物の造形がユニークといいますか、髪型や被り物(?)、両手を広げたポーズなど、とてもストーリー性を感じる逸品側面には蛇の装飾も施されており、スペシャル感がピカイチ国内の特別展はもちろん、大英博物館の特別展にも出品されたことがあるんだそうです写真がヘタッピで見えにくいと思いますが、お皿の中に魚が2匹!でも、魚というより”矢印”っぽいような?(・・?鉢の口縁の刻みも現代的なオシャレなデザインだし、これまたスペシャル感大この日は平日だったせいか館内は人もまばら😅じっくりと鑑賞させていただきました駅から路線バスで30分近くかかるので、少々行きづらい場所でありますが、遠路はるばる足を運んだだけのことはありましたわー今年1月から販売スタートしたカプセルトイもチャレンジしました 3回トライして出てきたのは・・・「有孔鍔付土器」「魚の浅鉢」と「銅鏡」どれも細かい模様まで再現されていてビックリ3Dプリンターで実際の出土品の型をとってミニチュアをつくってるんだそうです。「家形土器」や「力士埴輪」も欲しいから、また行かなくちゃー
2024.03.28
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週末「東京黎明アートルーム」と「三鷹市吉村昭書斎」へ行ってきました本当は「横須賀美術館」に行きたかったんですが・・・・先々週は鎌倉、釈迦堂遺跡博物館と続けて遠出したので、いささか疲れが残っており、諦めて近場へ^^とはいえ、上記2カ所に加え、マンホールカード活もしたため、結局激疲れ~己の年齢を考慮して、もう少しユッタリとしたお出掛けをしなければ、と後悔しきりですトホホ東京黎明アートルーム某宗教団体の美術館です東中野駅から徒歩10分ほどの閑静な住宅街のなかにある端正な建物でした宗教系の美術館は国内数か所にありますが、「宗教」と聞くだけで少々足を向けるのをためらわれるかたも多いのでは?実は私もそうでした😅が、以前行った「東京富士美術館」や「半蔵門ミュージアム」など、特に宗教色が強いわけでもなかったので、最近はあまり身構えずに出向いています今回のお目当ては、もちろん縄文土器「洛中洛外図屛風と縄文土器」開室期間 2024年3月17日(日)~5月5日(祝)休室日 3月20日(祝)、4月3日(水)、4月21日(日)、5月3日(祝)開室時間 10:00~16:00 ※最終入室は15:30入室料金 一般 600円 / 20歳未満は無料アクセス JR 東中野駅 西口より 徒歩7分 都営大江戸線 東中野駅 A3出口より 徒歩約7分 東京メトロ 東西線 落合駅 A1出口より 徒歩約14分 東京メトロ 丸の内線 中野坂上駅 2番出口より 徒歩約13分↑チケット展示概要縄文土器を15点、土偶を2点展示します。自然界の摂理にしたがい、ゆっくりと進化した縄文人の知識・技術・思想。縄文土器を通し、独創的な造形力や装飾性をお楽しみいただき、縄文人の豊かな世界観に思いを馳せていたただければと思います。洛中洛外図屏風(六曲一双)も展示します。洛中(京都の市街)と洛外(京都の郊外)の景観や人々の様子が豊かに描かれています。京都観光気分を味わっていただけるようImage Projection(映像)も用意しました(HPより)残念ながら館内は撮禁でした撮影可能は受付ホール付近のみ以下はHPからお借りした館内画像と、購入した絵葉書の画像 土器はとても綺麗な状態で、上品な佇まいのものばかり洗練されたフォルムと文様のものが多かったように感じました特に漆塗りの香炉型土器や壺型土器の完成度が秀逸ちょっとユニークで可愛いお顔の人面文壺型土器の写真を撮りたかったんですけど、撮禁で残念~「洛中洛外図屛風」(江戸時代 17世紀))は丁寧な彩色でしたが、かなり形式的な表現で人物の動きや表情も乏しかったような(・・?京の市中と郊外を描いた「洛中洛外図屛風」は、室町時代後期から幕末まで長く描かれ続け、現在100件以上の作品が残っているそうなので、少々、出来不出来があるのは仕方ないのかも(こら)💦他にも葛飾北斎の「相撲玩具で遊ぶ童子図」や歌川広重の「六玉川図三幅対」なども。北斎の筆頭弟子である蹄斎北馬の「桜下二美人図」が妖艶な趣きで、とても見応えありましたスタッフさんに伺ったところ、「企画展ごとに各フロアの展示品は入れ替えるので何度いらしても楽しめますよ」とのことでした。上野あたりの美術館だと広すぎて疲れることが多いので、このくらいのコンパクトな空間で静かに鑑賞できるのは贅沢なことかも。また何か気になる展示会開催のおりには再訪したいです次回開催の展示は5月21日から浮世絵 グッズ ポストカード 絵はがき 蹄斎北馬 〈春風美人図〉 アートグッズ 日本 うきよえ
2024.03.24
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昨日の「春分の日」の休日、皆様はいかがお過ごしだったでしょうか?我が地域は朝は青空、昼前にはドドっとスコールのような雨、そして一旦晴れたものの、またまた強風&雨と、まさに猫の目のように変わるお天気でした春先の天候はホントに不安定ですねー今日も強風に洗濯物が舞ってます😅 今日は釈迦堂遺跡博物館の続きを釈迦堂遺跡博物館は中央自動車道建設前の発掘調査によって大量の土器土偶が出土地元の方々を中心に博物館要望署名の結果、出土品一括収蔵する博物館として1988年にオープンしました発掘された出土品の重さは30トンにも及んだんだとかこの内、5,599点は国の重要文化財に指定されています 1,2回目の訪問時は、あまりの数に圧倒されて舞い上がって(笑)しまいましたが、3回目となる今回はわりと冷静に鑑賞^^ ↓出産土偶 縄文中期頭と左腕がなく、体育座りのようなスタイル股の部分に突起があり、出土時は男性器だと考えられましたが、腹部の正中線とこの姿勢(座産)から、赤ちゃんの頭だと考えられているそうですいつもは駆け足鑑賞になってしまいがちな説明図なども今回はジックリと↑土器の変遷↓土偶の作り方 館内はほぼほぼ貸切状態だったので、常設展示室内で放映している井浦新さんの映像も、ソファーに座ってユッタリと鑑賞~🎥↑画像はHPの画像からお借りしました<(_ _)>縄文愛あふれる井浦さんの語り口はとてもホット🔥🔥「縄文の人達はどんな想いで作ったのか?」「でもわからないって素敵だよね」というお言葉には大・大共感でした縄文人の精神世界はいまだ解明に至ってませんが、土偶の顔や身体表現を見ていると、なにかしら「心の動き」のようなものは我々と共通のような気がしますなんたって、我々日本人のご先祖さまですもんね^^今回も土偶カプセルトイに挑戦しました ↑左の青いのは 縄文中期 全身土偶釈迦堂遺跡博物館内1116点の土偶の中で唯一、全身が残る土偶左は釈迦堂遺跡博物館のマスコット的なしゃかちゃん一回500円💰実は・・・・今回大ポカしちゃったんですよー💦「500円玉のみ」という注意書きに気づかず、うっかりと100円玉を投入してしまいニッチモサッチモも状態に~スタッフさんに100円玉をピンセットで取っていただいて、なんとか回すことが出来ましたが、毎度のことながらホントにそそっかしいったらぁ~トホホスタッフ様の皆さま、お忙しいところをご迷惑おかけして、誠に誠に申し訳ございませんでした今回購入したグッズはしゃかちゃんのキーホとクリアファイル(裏も可愛い~) 土偶御朱印帳「三十三番土偶札所巡り」のスタンプも押していただきました館の周りの桃が開花すると来館客もグッと増えることでしょうが、私は次の企画展がスタートする(たぶん)夏前くらいに、また再訪するつもりです
2024.03.21
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昨日、釈迦堂遺跡博物館へ行ってきました 山々に囲まれた広い扇状地を見下ろすように立つ釈迦堂遺跡博物館は私にとって麗しの桃源郷~🍑(まだ桃は咲いてませんでしたが)春休み&桃の開花時期が重なると高速道路が混みそうなので、今のうちに!と出掛けてきました私の企み(笑)は大当たり~館内は空いてて、ほとんどの時間、展示室を”独り占め”鑑賞できました^^(帰りの中央道は少々渋滞しましたけど💦)釈迦堂遺跡博物館は今回で3回目です最初に行ったのは2023年3月part1 part2 広い展示室いっぱいに並ぶ土偶&土器には度肝を抜かれたものです出土品の数の多さに加えてスタイリッシュな展示にも魅了され~(〃▽〃)まさしく”縄文酔い”状態で大興奮で、帰宅後、即座に「しゃかどうファンクラブ」に入会!実は電車や路線バスでは行きにくい場所なので、年数回も行けないとは思ったんですが、「素晴らしい博物館を応援したい❣」という想いで年パスを購入したしだい↑令和6年度会員証更新は館の受付で完了(2000円) ちなみに博物館へのアクセスは・・車だと中央自動車道釈迦堂下りPAから専用階段で2分(上りPAだと徒歩約10分)電車の場合は勝沼ぶどう郷駅を下車、甲州市民バスで「釈迦堂入口」下車、徒歩15分(ただし電車もバスも本数が少なくて、ほとんど使い物にならない状態💦)私は新宿まで出て”新宿バスタ”から高速バスに乗ってます🚌渋滞で時間がかかることもありますが、バスに乗りさえすればあとは”土器&土偶の森”へ直結平日だと空いてるので、なかなか快適です(^^♪企画展「Jomon Collection―甲州市―」会期 令和6年1月31日(水)~5月27日(月) ※3月20日(祝日)は開館、翌3月21日(木)は休館となります。開館時間 午前9時~午後5時(入館は午後4:30まで)休館日 毎週火曜日会場 釈迦堂遺跡博物館 企画展示室入館料 一般・大学生400円、小中高生200円 展示概要釈迦堂遺跡博物館では、日本遺産「星降る中部高地の縄文世界」の構成文化財や地域の特徴的な縄文時代の資料を企画展シリーズJomon Collectionとして展示いたします今回は宮之上遺跡をはじめとした甲州市教育委員会が所蔵する様々な造形をもった個性豊かな土偶を80点以上展示いたします。また、甲州市では全国的に見ても珍しく、水晶を石器に加工していた遺跡が発掘されており、展示をとおして宝飾加工で知られる現在の山梨県の技術と重なる部分に思いを巡らせていただければと思います。(HPより) ↑千手院前遺跡 縄文中期の深鉢形土器 、埋甕 、石皿写真だと分かりにくいと思いますが、どれも胎土に雲母が含まれてるのか、キラキラと光って綺麗~✨ 甲州市出土の80点以上もの土偶はそれぞれに個性豊かどんなに小さな土偶でも、後ろ姿まで手抜きなしの造形なのが素晴らしい↓の彼女達はボリュームたっぷりのヒップ自慢?↑頭も胴体部分も欠けてるものの、なにかしらエロティズム感じるお姿(〃▽〃) 梶畑B遺跡 出土土器の欠片はトロフィー型土器の把手部分と考えられるんだとか🤔なんともミステリアスな佇まいでした😍水晶原石も重量級のものばかりで圧巻でした水晶の石鏃なども展示されてたけど、撮影し忘れちゃったこちらは年パス更新時にいただいた所蔵資料の写真集↓ なんと、ページ上のQRコードを読み込むと、3Dデータが観られるんですよースンバラシ~イ(ただし全ページではないですが) 今のところ、私にとっては”ベストミュージアム”の「釈迦堂遺跡博物館」 👑さぁ、今年は何回行けるかな~?常設展・グッズ・ガチャ編に続きます(^^)/全国高速バスの不思議と謎 (じっぴコンパクト新書) [ 風来堂 ]バスタ新宿 初展望作品 日東交通 高速バス 「新宿なのはな号」 前方展望 館山駅前 ⇒ バスタ新宿 4K撮影作品 [ (鉄道) ]高速バス [ 堀内重人 ]
2024.03.19
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ここ数日、ますます春めいてきましたね強い日差しが眩しくて日中はコート不要なほどですが、朝晩は冷え込みが厳しくて暖房機なしではブルブル~せっかく膨らんできた桜の蕾も足踏み状態のようなので、開花宣言ももうしばらく掛かるかも?あー、待ち遠しい先週末、「土器を掘る」という市民講座を拝聴してきました会場は明治大学内のアカデミーコモンの教室文部科学省学術変革領域研究(A)「土器を掘る」市民講演会「見えた、わかった縄文人:土器が語る縄文人の暮らし・食・心」開催日時: 2024年3月9日(土) 13:00~17:00会場: 明治大学 アカデミーコモン 8階 会場内は撮影及び録音は禁止でした講演会は飛ノ台史跡公園博物館の学芸員さんの司会でスタート熊本大学の小畑弘己教授を始め、東京大学の宮田教授、等そうそうたるメンバーによる最新の研究発表を聞かせていただきました「22世紀型の考古資料学の創設を目指し、考古学や歴史学を取り巻く社会の変革にも貢献したい」という大きな目標を掲げた先生方の熱意あふれるお話はホットな情報が満載~従来の発掘品年代測定や文様による型式編年などに加えて、最近は土器の圧痕調査が精力的に行われており、土器圧痕から植物の種や虫なども検出され、新たな事実が色々と分かってきたんだそうですなかでも、衝撃度ナンバーワンだったのは熊本大学の小畑弘己教授のお話これまでは弥生時代の稲作開始によって大陸から渡来したと考えられていた豆やエゴマなどの植物や、コクゾウムシなどの害虫なども、すでに縄文時代に存在したんですって!なんと、これまで江戸時代に渡来したと言われてた”クロゴキブリ”まで竪穴式住居の時代から、Gがいたとは衝撃です土器の圧痕(あっこん)調査土器作りの過程で植物の種実や昆虫・貝などが粘土の中に混入し,土器を焼成した際に焼け落ちて空洞になった穴などの痕跡を「圧痕」と呼び、その圧痕に樹脂を注入し,印象を顕微鏡で観察し,圧痕の由来を分析する研究方法を圧痕レプリカ法と呼んでいる最近は郷土資料館などでも圧痕調査の展示はよく見かけますが、今回のお話によると、研究を一歩進めて、土器の破片の中をAI解析など最先端技術で調べているんだとかつまり「土器を掘る」って、そういうことだったんだ~!?と深く納得他にも、土器の表面のすすや内側のおこげの分析によって「キハダ果実を薬用に利用していたのでは?」という研究をされている金沢大学・佐々木先生のお話も実に興味深かったです↓会場でいただいた冊子 カラー写真も満載の30p弱ここ数年、縄文にハマってるものの、全くの素人のワタクシメ。「あまり難しい話だとついていけないかも? しかも長時間だし💦」と最初は危惧していたんですが、どの先生方も平易な言葉で分かりやすくユーモアを交えての講義で、4時間があっという間でしたワクワクの楽しい時間、ありがとうございました小畑教授の研究成果はHPに掲載されてますので興味ある方は、ぜひぜひ~「土器を掘る」デジタルミュージアム今後の研究の成果にも期待してまーすタネをまく縄文人 最新科学が覆す農耕の起源 (歴史文化ライブラリー) [ 小畑弘己 ]【中古】 昆虫考古学 角川選書610/小畑弘己(著者)【中古】 Jr.日本の歴史 1 / 小畑弘己, 寺前直人, 高橋照彦 / 小学館 [単行本]【メール便送料無料】【あす楽対応】縄文時代の植物利用と家屋害虫 圧痕法のイノベーション / 小畑弘己 【本】
2024.03.14
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プチご無沙汰です(^^)/皆さま、おかわりないでしょうか?私は、おかげさまで確定申告作業はひと段落つきましたただ、ここ数日間、数字の羅列とニラメッコしていたせいか、眼がチカチカ💦おまけに花粉も絶賛飛散中ということもあって、最悪のコンディション(>_<)そのため頭も体力も消耗しましたーでも!どうしても行きたい案件が1つあったので、それまでには終わらせたいと老体に鞭打って(笑)計算終了させましたで、本日、無事に参加してきました町田市考古資料室町田市には約900ヶ所の遺跡があり、そのうち8割が縄文時代の遺跡であることから、「縄文のまちだ」をテーマにした考古資料を紹介しています(HPより)開室日 毎月第2・第4土曜日・日曜日、祝日(12月28日から1月4日は休室) 7・8月は毎週土曜日・日曜日、祝日 2024年3月3日(日曜日)は特別開室します開室時間 午前10時から午後4時見学料 無料でご見学できます。アクセス バスご利用の場合 小田急線町田駅・JR横浜線町田駅下車、 町田バスセンター14番乗り場から「市立室内プール行」または 「市立室内プール経由野津田車庫行」バスに乗車し、「市立室内プール」バス停下車、 徒歩約10分。 車利用の場合 駐車場あり(4台分) なにぶん、開館日が少ないうえ、交通アクセスもかなり困難我が家からは比較的近いわりにはハードルが高すぎて、なかなか行づらい館ですが、さいわい、前回今回とも夫が車を出してくれました。special Thanks~ 館の入り口では、まちだ縄文キャラクターである「まっくう」くんがお出迎え~♪ まっくう田端東遺跡で発見された、町田市指定有形文化財「中空土偶頭部」がモデル。「まちだ」で発見された「中空土偶」なので「まっくう」と名づけられました。 ↑展示されている本物の中空土偶の頭部(縄文後期) ↑こちらは今回購入した「まっくう」の缶バッジ町田市考古資料室は今回2度目です。 2021年超コンパクトな展示室ですが、中身の濃~い展示品ばかり館内撮影はOK主だったところは前回の日記をご参照していただくとして、今日は気になったモノだけをご紹介~ ↑浅鉢形土器 縄文中期(5000年前)”UFO” ”アラジン”という愛称で親しまれてるとか。確かに奇妙奇天烈な形&文様ですねー ↑注口土器(縄文後期)注口土器にしては、口縁部突起がこれまで観たことのないのような造形🤔 今回は学芸員さんによる展示解説に加えて、通常は非公開の収蔵庫見学にも参加できました 東京都埋蔵文化財センターにも立派な収蔵庫があるんですが、ガラス越しの見学のみ。今回は隔てるものがない状態ですので、出土品から漂うオーラをタップリと感じて大興奮でしたただし、「絶対に触らないように」との注意あり!もし不注意で割ったりしたらエライこっちゃですもんね~😅 なにやら正体不明(笑)のものは・・・竪穴式住居発掘のさい堀りだしたもの。ひっくり返した状態なので、いまいちピンときませんでしたが突起部分が住居の柱なんだとか(?_?)←もしかすると聞き間違いかも💦展示解説と収蔵庫見学あわせて30分という短時間でしたが、「縄文のまちだ」の底力(笑)を感じる貴重なひとときでした学芸員さん及びスタッフのみなさま、どうもありがとうございました<(_ _)>見学会終了後に寄ったのは「ラ・オハナ 多摩境店」 ちょうど1年程前、田端環状積石遺構に行ったおりに寄った時も混んでたけど、今日は日曜ともあって、ほぼ満席!でも店内はゆったりとしたスペースなのでノンビリとブランチを楽しめました
2024.03.03
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3連休の中日、皆さまいかがお過ごしでしょうか?少々ご無沙汰してしまいました💦週末の2日間、またもや縄文活&蓋活のためウロウロしていたもので~😅金曜は荒川区・足立区方面へ昨日は狭山市・入間市方面へ連日、1万2千歩くらい歩いたので、さすがに少々疲れましたが、気持ち的にはワクワクズキズキ~(by福来スズ子)心弾むお出掛けでテンションMaxでしたが、インプットばかりでアウトプットが滞る日々。ブログアップがはかどらず、ますます”塩漬け”日記が溜まるばかりで焦ってますま、あくまでも備忘録ブログなので「焦らずのんびりー」と綴らせていただきます<(_ _)>ひとまず前回の続きをば本八幡駅近辺でマンホールカード収集をしたあと、新船橋駅へ移動して飛ノ台史跡公園博物館(愛称とびはく)へ行ってきましたお目当ては企画展の「変化する縄文の暮らし 船橋の縄文時代後期」会期 ~2月4日(日)<もう終了してます>休館日 毎週月曜日 祝日の翌日(土曜日・日曜日は除く。5月3日から5日は開館) ・年末年始開館時間 午前9時~午後5時(入館は午後4時半まで)入館料 一般110円、高校生50円、船橋市内在住の小中学生無料アクセス 東武アーバンパークライン「新船橋駅」から徒歩約8分 東葉高速線「東海神駅」から徒歩約12分、 駐車場有り(6台)閉幕ギリギリに滑り込みセーフでした(^^)vきっと私と同様にギリギリ派の人が詰めかけているだろうと思いきや・・・館内はガラガラ~「最近注目の縄文時代」という噂もありますが、みなさんの関心はイマヒトツみたいですねー企画展の概要縄文時代は約1万年という長い期間続いた時代として知られていますが、その内容は環境の変動などによって、変化していたことがわかっています。今展でとりあげる縄文時代後期は文化的な変化が生じた時期と捉えらており、それは縄文時代の人々の暮らしや残された道具からも見てとれます。(図録より)受け付けで「撮影許可証」を発行していただきました📷 ↑上段 左 金掘台貝塚 安行2式上段 右 古作貝塚 堀之内2式下段 左 宮本台遺跡 下段 右 高根木戸北貝塚 堀之内1式 ↑異形台付土器 ↑貝輪 上部にあるのは貝輪作成時の砥石 ↑土器の突起部分船橋市内で確認できた土偶は23点で、早期の1点を除き、すべて後期~晩期のものとか。頭や脚だけのものが多いため人体図に合わせて展示されていて、実に分かりやすかったです↓ 縄文時代と一口に言っても、時代や地域によって大きな差があり、1万年以上という恐ろしく長い間には、気候の変動などによって環境が大きくかわったであろうことは容易に察せられますよねおそらく最近の「異常気象」以上などとは比べようもないほど大きな変化にたびたび見舞われたかも?そのせいか、関東や中部地方の遺跡の数がもっとも多かった縄文中期から縄文後期になると、一気に減少したんだそうです。おそらく寒冷化による影響だと推定されていますが、「コレ」という決定打の理由はいまだ解明されてないようです。「とびはく」は全館オール縄文関連の展示ばかり☆郷土資料館などだと縄文展示はほんのチョッピリということも多いので、縄文ファンにとっては、とても嬉しい存在です我が家からは少々遠いんですが、シルバーパスを使えば交通費も節約できますし(笑)、次の企画展にも出かける予定にしています😉年パスがあったらいいのにな~次回の企画展は『1万年前のタイムカプセル 国史跡 取掛西貝塚』展示概要取掛西貝塚は船橋市で初めて国史跡(全国の遺跡の中でも特に重要なもの)に指定されました。今回の企画展では、出土した土器・石器・骨角製品等を中心に約200点を展示します(HPより)開催期間 令和6年3月2日(土曜日)~令和6年5月12日(日曜日)開館時間 9:00~17:00(入館は16:30まで)休館日 月曜日(4月29日、5月6日を除く)、3月21日、4月30日、5月7日入館料 一般110円、小~高校生50円(常設展示の見学もできます) 船橋市内の中学生以下は無料です。昨日から開催されている小企画展は「船橋の貝からみた海の変化』展示概要当館が収集保管している約30万年前から現在までの絶滅種を含む多種多様な貝殻化石を陳列し、過去の船橋における温暖化と寒冷化や海面変動を紹介する展覧会を開催します(HPより)「とびはく」は常設展示も素晴らしいんですよ!常設展に関しては、過去の日記をご参照ください・・・・・と思ったら、なんと常設展に関しては日記アップしそびれてました(焦)ほんの少しだけ画像を貼り付けときますね。時間が空いたら詳細を、また後日~😅 ↑縄文早期(約1万1000年前の土偶)胸部だけなのに、その美しさに魅了されます【未使用】【中古】 東と西の縄文社会 縄文後期社会構造の研究
2024.02.11
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昨日は午前中、マンホールカード収集のため川崎周辺を駆けずり回った(笑)あと、午後は有楽町朝日ホールで開催された『北海道・北東北の縄文遺跡群世界遺産登録2周年記念・東京フォーラム』に参加してきました。 募集人員は「先着600名様」ということでしたので、昨年暮れに速攻で応募❣無事に参加できてラッキーでした プログラムは「縄文時代の始まりと終わり」東京大学大学院人文社会系研究科 准教授 根岸洋先生の講演「縄文の始まりを掘る -大平山元遺跡-」外ヶ浜町教育委員会 世界遺産対策室 室長補佐 駒田透氏の報告「縄文のムラを掘る -垣ノ島遺跡-」北海道環境生活部文化局 文化振興課縄文世界遺産推進室 特別研究員 阿部千春氏の報告そして休憩をはさんでのパネルディスカッション「縄文の始まりと終わり」13時から16時半までの長丁場でしたが、先生方のお話はとても興味深くて時間が経つのがあっという間でしたホントは途中で抜けて(コラ)銀座でお買い物しようかなと企ててたんですが、あまりに楽しかったため、最後の最後までステージに釘付けで拝聴させていただきました特にエキサイティングだったのがパネルディスカッション上記の先生方に加えて、大阪府立弥生文化博物館館長の禰冝田佳男氏もパネリストとして参加され、コーディネーター役の三内丸山遺跡センター所長 岡田康博氏を交えて、和気あいあいの雰囲気のなかにも熱いディスカッションが繰り広げられました。先生方は親しい間柄なのか、ところどころツッコミ(笑)も入って、会場内は笑いがたえませんでしたよー大平山元遺跡や垣ノ島遺跡の講演も、その存在すら知らなかった私には大きな驚きとても興味深かったです最近、旧石器にも興味が増してきたところですので、縄文草創期の遺跡には俄然、興味アップ~大平山元遺跡(おおだいらやまもといせき)青森県縄文時代開始直後の遺跡であり、旧石器時代の特徴をもつ石器群・土器・石鏃が出土。土器に付着した炭化物を測定結果、15000年以上前のものであることが判明。移動に適さない土器の出現は定住の開始を示し、遊動から定住へと生活が大きく変化したことを知るうえで重要な遺跡である(パンフレットより抜粋)垣ノ島遺跡 (約9000~3000年前)函館市太平洋を望む段丘上に立地する集落跡で、居住域と墓域が分離したことを示す集落。竪穴住居からは漁網用の石錘が出土し、墓には幼児の足形を押し付けた粘土板が副葬される例があるなど、当時の墓制や精神性を示す(パンフレットより抜粋) 青森や北海道は遠いですが・・・ぜひとも一度行ってみたいな~(≧∇≦)フォーラム後はさすがに少々疲れたので、Paul新宿京王店へいつもの(笑)「ワインセット」で疲れを癒しました今回はデザートとしてエクレアもオーダーエクレアは初めて!少々甘すぎて持て余しちゃいましたわー💦シュークリームにすればよかったとプチ後悔~😅北海道・北東北の縄文遺跡群を旅するガイド/北海道・北東北の縄文遺跡群を旅するガイド制作委員会/越田賢一郎/福田友之/旅行【1000円以上送料無料】世界から見た北の縄文 御所野遺跡と北海道・北東北の縄文遺跡群 [ 御所野縄文博物館 ]縄文と生きる [ 岡田 康博 ]津軽海峡圏の縄文文化[本/雑誌] (環太平洋文明叢書) / 安田喜憲/編 阿部千春/編縄文と世界遺産 人類史における普遍的価値を問う/根岸洋【1000円以上送料無料】
2024.01.29
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今日はストレッチヨガ教室へ行ってきました昨日はもう一つの体操教室にも参加してきたので、さすがに2日続けての運動は応えました💦どちらも約1時間だけだし、参加者の半分以上はシニア世代なので、ユルメの動きなんですけどねー😅今日は昨年ブログアップしそこなった、お出かけ日記の蔵だしを 東京大学総合研究博物館で「UMUTオープンラボ 学術標本の歴史-コレクションボックス」を観てきました。1877年に創設以来、東京大学が保管してきた選りすぐりの学術標本が展示されていました。多種多彩な標本、一つ一つが興味深いものばかりだったんですが、私のお目当ては縄文~弥生関連の品ここには以前も何度か足を運んだことがあるんですが、当時はまだ縄文に目覚めてなかった(笑)ので、全然気づかないままでした💦今回改めて観て回ると、縄文土器発見者として知られるE. S. モース氏の大森貝塚出土品を始め、逸品がワンサカワンサカで大興奮~(≧∇≦)↑縄文時代草創期の石槍 ↑縄文時代の装身具 キャプションには「縄文中後期~晩期」と書かれてましたが、こんな装身具、これまで他の館では観たことないんですがー(?_?)右の貝輪なら比較的たくさんの館で見かけましたけどねー🤔↑上段左 双口土器(加曽利式土器)縄文後期上段右 台付異形土器(安行2式土器)下段左 注口土器(安行2式土器)縄文後期下段右 キャプションを撮り忘れ~💦↓E. S. モース氏のコーナー✨ 弥生時代のものもユニークなものが多くて楽しめました ↑左 筒型土器(野沢式土器)弥生中期右 顔壷(野沢式土器)弥生中期今回、一番驚いたのは「叉状研歯のある縄文時代人の頭骨」👑 「縄文時代、抜歯風習があった」ということは知ってましたが、叉状研歯の実物を見たのは初めてです!フォーク状に深く刻まれた歯、観てるだけでブルブル~叉状研歯上顎切歯に人口的に切痕状の刻みを入れたものをいう。抜歯風習の最隆盛期にはじめて出現し、縄文晩期に限られる。地理的には東海地方西部から近畿地方に分布したと考えられている。上記の特別展はもう終了してます❣ただいま東京大学総合研究博物館で開催されている展示は『骨が語る人の「生と死」 日本列島一万年の記録より 』展示概要本展では、遺跡から発掘される骨からわかる、祖先たちの知られざる素顔を探ります。初公開資料も多く、展示空間にも工夫を凝らしました。来館者の皆様にとって、この新たな「出会い」が、列島内でも実に多様であった人々の生き方や考え方に触れ、ヒューマン・ダイバーシティの本質を考える機会となれば幸いです会期 2023年9月30日[土]から2024年2月22日[木]休館日 日曜・祝日、12/30以降の土曜、ほか開館時間 10:00より17:00まで(入館は16:30まで)アクセス 丸ノ内線「本郷三丁目」駅より徒歩6分・大江戸線「本郷三丁目」駅より徒歩3分入場料 無料縄文時代~江戸時代の人骨が並んでいるんだとか閉幕まで後約1か月あるので、なんとかスケジュールに組み入れたいと思ってますこの日のランチは本郷三丁目のベーカリーカフェ『panda』で野菜たっぷりの「サラダランチ」をいただきました。4・5種類の日替わりパンとドリンクのセットこんなに食べられるかしらー?と不安になるほど山盛りのサラダでしたが、全部美味しくいただきましたが、このお店、接客がいまひとつなんですよねー(-"-)前回も「機嫌悪いの?」と聞きたくなるほど仏頂面の応対でしたし・・もうリピは人類先史、曙 東京大学総合研究博物館所蔵明治期等人類学標本101点写真集 [ 諏訪 元 ]UMUTオープンラボ 太陽系から人類へ: 東京大学総合研究博物館常設展示図録 [単行本] 東京大学総合研究博物館
2024.01.25
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1月ももう下旬! <一月は行く、二月は逃げる、三月は去る>とよく言いますし、気づいたら3月も半ば、なーんてことにならないように、今から心しなければー😤一昨日&昨日はやや暖かめだったものの、予報によると明日から冬型の気圧配置となって冷え込む日も多くなるんだとか大寒から立春までは一年で最も寒くて体調を崩しやすい時期でもありますし、皆さま体調管理にはくれぐれもお気をつけくださいませ~(^^)/今日は去年のお出かけ日記を昨年3月、下野谷遺跡(この時点ではまだ工事中でした)と西東京市郷土資料室を見学したあと、西武池袋線に乗って「清瀬市郷土博物館」へ行ってきました。清瀬市郷土博物館開館時間 午前9時から午後5時まで休 館 日 毎週月曜日(祝日の場合はその翌日)年末年始入 場 料 無料(企画展を除く)アクセス 西武池袋線「清瀬駅」北口より徒歩約15分 または、北口バス乗り場1番より乗車、「郷土博物館入口」下車徒歩約1分 館内には歴史展示室・民俗展示室・映像展示室のほか、情報インフォメーションや伝承スタジオ、GALLERY、自然観察コースなど多岐にわたる施設があり、<見て・触れて・体験して>とアクティブに学ぶことができそうでした歴史展示室には旧石器や縄文~近現代に至るまでの出土品がならび、清瀬の歴史をたどることができます。 縄文土器は中期のものがメインで、加曽利式土器、勝坂式土器などと多彩✨↑左の有孔鍔付土器は山梨・長野あたりの土器を思わせる装飾ですし、↑右の石棒はずいぶんとドッシリしたタイプ(笑)で眼を引きました縄文以外は、いつものように駆け足鑑賞でしたが、各時代ごとに要領よくまとめられていて分かりやすい展示❣入館者が少ないため、じっくりと楽しめました^^ ↑弥生土器 ↑土師器や須恵器 ↑奈良・平安時代の墨書土器 ↑平安時代の遺物ところで、今年スタートの大河ドラマ『光る君へ』📺煌びやかな貴族たちの住まいや暮らし、そして美しい着物姿が毎週楽しみですが、、当時の庶民は竪穴住居に住んでいたということを皆さまご存知でしょうか?さすがに平安京内の庶民は普通の家屋に住んでたようですが、地方の農民などは竪穴住居がメインだったようです。貴族階級の暮らしとは、遠く隔たりのある農民ライフ。。。。。いつの世も格差社会ということですかねー(-"-)と、それはさておき、この日のお目当てのもう一つは館内で特別開催されていた谷口ジロー展です特別展「歩く、描く 谷口ジローと清瀬」展覧会概要清瀬ゆかりの漫画家・谷口ジローの作品を紹介する展覧会谷口ジローは漫画家デビュー直後から数々の作品を手がけ、海外での高い評価を得るまでの四半世紀を清瀬市で過ごしました。本展では、清瀬とその周辺に取材した原画を中心に谷口ジローの世界をお楽しみいただけます。(展覧会は終了してます)谷口ジロー氏の絵って、緻密なタッチと抒情的な作風で身震いするほどの美しさ~(〃▽〃)今展では清瀬在住時に手掛けられた「清瀬の風景」にスポットを当てていたため、なにかしら懐かしさ感じる武蔵野の雰囲気が会場内に漂っていました ←←←実際の写真と比べる展示が興味深しー ↓世界各国で出版された作品。特にフランスでは絶大な人気を誇る谷口氏👑展示会の詳細は↓紹介動画をご参照くださいまし(^^)/この日のコーヒーブレイクは西武池袋線「清瀬駅」北口から徒歩8分ほどの『Cafe ふわっとん』で なんと「デザート三品プレート」とハーブティで合計748円!驚きのお手頃価格~(≧∇≦)アットホームな雰囲気でユックリと寛げるお店でした神々の山嶺 5 (集英社文庫(コミック版)) [ 谷口 ジロー ]【中古】 孤独のグルメ(文庫版) 扶桑社文庫/谷口ジロー(著者),久住昌之センセイの鞄 1/川上弘美/谷口ジロー【3000円以上送料無料】
2024.01.23
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昨日は今年初の縄文さんぽとマンホールカードさんぽをしてきましたどちらも楽しめたんですが、途中で急に黒雲が広がりポツポツと大粒の雨が降ってきて大慌て~(>_<)やむなくン十年ぶりにコンビニでビニール傘を購入しました🌂急な雨のたびにビニ傘を買ってくる息子には「いつもバッグに折りたたみ傘を入れときなさいよ」と口を酸っぱく言ってるのに・・・・朝は雲一つない晴天だったので、つい油断しちゃいましたわ(;´д`)トホホと雨のため途中で一カ所取りやめたスポットもありますが、充実の縄活&蓋活上機嫌で帰宅すると、自宅近辺は道路や屋根が真っ白でビックリ~今朝も庭や屋根にはまだ雪が残っており、庭の水道は低温のため凍ってました アロエの花もこのぶんでは開花は無理かも?昨年は霜よけの覆いを手作りして防寒対策してたんですが、それでも寒さにやられて枯れてしまいましたしねー😢と、それはさておき、昨日の縄文活をめぐろ歴史資料館へ行ってきました。 開館時間 午前9時30分から午後5時まで。入館無料。休館日 月曜日(ただし月曜日が休日の場合は開館し、翌火曜日休館)アクセス 東急東横線・東京メトロ日比谷線 中目黒駅から徒歩12分 東急バス(駒沢通り)正覚寺前から徒歩10分 東急バス(山手通り)目黒警察署前から徒歩5分この日はシルバーパスが大活躍都内移動はすべてバスのお世話になりました^^東京都さまさまです<(_ _)>めぐろ歴史資料館現在、目黒とよばれるこの地域は、どのような地形や自然、地理的条件の中にあり、そこではどのように人びとの暮らしが営まれてきたのか。そのうつりかわりを大きなテーマに、わかりやすく目黒の歴史を示します(HPより抜粋) 旧校舎利用の郷土資料館によくあるタイプの旧教室展示かと思いきや、とてもオシャレな空間にセンス良く並んだ展示品!併設しているサポートセンターも、とても賑わっているようでしたし、目黒区の行政サービスはかなり充実しているようにお見受けしました ↑右の△形の土製装飾品は他では見たことないような気がします 展示室内はコンパクトでしたが、旧石器時代、中世、近世、近代、そして現代へと、多彩な展示!私のお目当てだった縄文土器は良品が多かったように感じました特に池尻大橋駅近くの「東山遺跡」出土の土器は美しいフォルムで心惹かれ~✨😍↓今回一番気に入った浅鉢 サザエみたい~お次のお気には弥生土器の↓こちら日頃はあまり興味がわかない(コラ)弥生土器ですが、コチラは洗練された美しさでした💘😍この日は資料館に行く前にJR恵比寿駅で降りてアトレ西館の『ル・グルニエ・ア・パン』へ 2種のハードパンと、選べる菓子パン、ドリンクが付いてきます。パン好きにとっては堪らないモーニングセット噛めば噛むほど小麦のお風味が広がる美味しいバケッドを始め、どれも極上の味バターとジャムもついてるし案外とボリュームがあるので食べきれず、2切れはお持ち帰りしちゃいました^^コーヒーもたっぷりの分量だったし、焼き立てパンの香りのなかでいただくモーニングとしては最高級の満足感だったので、リピ確定ですただし、イートイン席が少ないのが難。たぶん昼前には行列必至と思われます💦
2024.01.14
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今日は昨年行った縄文散歩の中から、まだ開催中のこちらを川口市立文化財センター分館 郷土資料館企画展「川口市制施行90周年企画展 縄文のナニコレ コレミテ展」展示概要思わず「ナニコレ?」と言いたくなるものを集めた企画展。いまだ解明できていない縄文時代の謎の資料を並べてみました。市内でこれまで出土した土偶や耳飾り、異形土器など、縄文時代の「ナニコレ?」な遺物を多数展示します(パンフより) 開催期間 令和5年11月3日(金曜日・祝)~令和6年2月25日(日曜日)会場 郷土資料館 3階 企画展示室時間 9時30分~16時30分休館日 月曜日(月曜日が祝日の場合、翌平日)入館料 一般100円、小中学生50円企画展のチラシには「歴史に詳しい人にも、そうでない人にも大人にも子どもたちにもお気軽に楽しんでいただきたい!展示室内はおしゃべりOK!写真撮影もSNSもOK!」と書かれてました。資料館のなかには写真やSNSはNGのところも多いので、嬉しいかぎりーファミリーや仲間同士でワイワイ言いながら見学するのも楽しそうです^^ ↑前々から「土器にはどのくらい入るのかな?」と気になってたので、それぞれの容量を記載してるのはありがたしー注口土器の横に現代のヤカンが置かれてるのも笑えました ガチャの土偶や100均のピンバッジ(たぶんキャンドゥ^^)など身近なものも一緒に並べられてたのには、ちょっとビックリでも、こういう身近なものがあると、お子さんでも興味が湧きそうですもんね。キャプションも可愛いイラスト付きで、小さいお子さんでも理解できるように工夫満載✨スタッフさん達の”楽しんでもらいたい”という意欲&熱気をビシバシと感じました^^ ↑(゚-゚*)(。。*)ウンウン 、確かに漫画「ワンピース」や、アニメ「ハクション大魔王」のアレにソックリ~ 話題の本や土偶ぬいぐるみも並んでました 資料館自体はかなり年季を感じる建物&展示室もコンパクトだったんですが、とても充実した内容!企画者さん達の思いを強く感じる楽しい展示会でした開催は2月後半までなので、お近くのかたは足を運んでみてはいかがでしょうこの日は鳩ケ谷駅から徒歩8分くらいの『ポンポンカフェ』でモーニング・サンドイッチセット(ドリンク付き)をいただきました。 これがビックリするほど美味~おまけに、セットにオプションとしてヨーグルトをつけて合計1000円しなかったんですよ!素晴らしいコスパ~静かな店内&丁寧な接客、近かったらお気に入り店として毎週通いたいくらいですみんな大好き! 遮光器土偶 FANBOOK (TJMOOK)土偶を読むを読む [ 望月 昭秀 ]
2024.01.10
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新成人の皆様、おめでとうございます㊗今日は朝から雲ひとつない青空で、まさに成人式日和友人ちの末っ子ちゃんも晴れ着を着て式に参加したようで、友人からは「これで肩の荷がおりた」とメールが届きました。友人のお腹にいる頃から、ずっと成長を観ている私も感無量です昨年は1月の水子貝塚公園からスタートして年末の釈迦堂遺跡博物館まで、毎月縄文スポット巡りをしてきましたどのくらい行ったのかな?と数えてみると・・ブログアップ記事は37。1月水子貝塚公園堀之内貝塚、市川市立考古館2月国立歴史民俗博物館 史跡勝坂遺跡公園 相模原博物館 田端環状積石遺構 田名向原遺跡公園、旧石器時代学習館(旧石器ハテナ館) 3月横浜市三殿台遺跡&三殿台考古館横浜市歴史博物館 4月釈迦堂遺跡博物館 小金井市文化財センター井戸尻考古館 笛吹市春日居郷土館・小川正子記念館5月本町田遺跡公園町田市立自由民権資料館八ヶ岳美術館 尖石縄文考古館 中ツ原遺跡 下野谷遺跡公園 西東京市郷土資料室 6月昭島市郷土資料館 下宅部遺跡 たいけんの里 7月新選組ふるさと歴史館 山梨県立考古博物館 8月世田谷区郷土資料館 稲城市郷土資料館 松戸市立博物館 海老名郷土資料館 9月山形県立博物館所沢市埋蔵文化財調査センター10月甲府藤村記念館東久留米市郷土資料館 鈴木遺跡資料館 11月本庄早稲田の杜ミュージアム 十日町市博物館 12月岩槻郷土資料館埼玉歴史と民俗の博物館 国宝土偶5体のうち「縄文のビーナス」「仮面の女神」「縄文の女神」の3体、そして国宝土器「火焔土器」も拝むことができました(〃▽〃)それにしても一年で37か所も!? いはやは、我ながら行きも行ったり~(笑)でも、実はいまだにブログアップできてない記事も多数ありまして川口市郷土資料館、栃木博物館、宮畑じょーもぴあ、ふるさと伝承館瑞穂町郷土資料館、清瀬市郷土資料館、三鷹歴史文化財展示室東大和市郷土資料館、奈良埋蔵文化財センター、東大総合研究博物館飛鳥山博物館、大分歴史資料館、東京国立博物館考古展示室釈迦堂遺跡博物館(12月)以上14カ所、時間の都合がつく限り、おいおい記事更新したいと思ってます。はたして全部アップできるやいなや~😅ところで、今年初の縄文散歩はいずこへ?と、ただいま思案中です💦寒い間は遠出せず、なるべく近場にしたいんですが、交通至便なところは残り少ないため、お気にいりスポットを再訪するもいいかもと考えております。ただし今月来月は観たい映画が目白押しなので時間調整が難しいかも~^^東京の縄文学 地形と遺跡をめぐって / 安孫子昭二 【本】縄文海進の考古学 早期末葉・埼玉県打越遺[本/雑誌] 考古学リーダー 18 (単行本・ムック) / 打越式シンポジウム実
2024.01.08
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今日は約1か月半ぶりに体操教室へ行ってきました。先月~今月にかけて週末はお出掛けラッシュだったため、なかなか行けず久々にみっちりと1時間以上身体を動かした後は身も心も快適~年内ギリギリまで教室開催のようなので、残る2回も頑張りたいです(•̀ᴗ•́)و 今日は埼玉旅の続きを~ホテルチェックアウトのあと、東武アーバンパークライン(野田線)に乗り「岩槻駅」へ県道2号(日光御成道)沿いを10分ほど歩いて岩槻郷土資料館へ企画展『縄文時代のさいたま』を観てきました。岩槻郷土資料館岩槻区を代表する近代建築の一つ。昭和5年(1930年)に岩槻警察署として建築され、昭和56年に改修後、岩槻郷土資料館として活用されている。設計は埼玉県土木課。天井の梁や窓にアーチ状の造形やアールデコ調の装飾が施され、警察署庁舎としての機能性と装飾性を兼ね備えたデザインである。平成28年(2016年)に国の有形文化財に登録(さいたま市のHPより)外観は装飾少なめの簡素な印象ですが、内部はアーチ窓や丸柱などのアールデコの意匠が見られ、昭和初期建築の面影が残るクラシックな雰囲気でした 1階には建物の「見どころ画像」↓があったんですが、右下の2枚はたぶん屋上かも?企画展が展示されていた2階より上階は登れないようになってたので、確認できず、残念でした企画展『縄文時代のさいたま』会場 岩槻郷土資料館 2階展示室期間 令和5年11月21日(火曜日)~令和6年1月21日(日曜日)まで休館日 月曜日(1月8日を除く)12月28日(木曜日)から1月4日(木曜日)、1月9日(火曜日)入館料 無料 展示概要さいたま市内には多くの遺跡が存在し、発掘調査によって多数の遺構や遺物が確認されています。近年は真福寺貝塚(岩槻区)や南鴻沼遺跡(中央区)などの低湿地遺跡の調査によって、これまで知られていなかったことも明らかにされつつあります。今年3月に刊行された「さいたま市史通史編 原始・古代1」に掲載された資料を中心に、発掘調査で出土した遺物などを展示し、縄文時代のさいたまについて紹介します(HPより) コンパクトな会場でしたが、土器や土偶、耳飾、漆器など多彩な出土品は多彩土器は長野近辺等でよく見るモチーフのものや新潟方面特有の火焔土器を思わせる口縁部装飾土器など、他地方の影響を思わせる土器も並んでいました。ちょっと気になったのは”牛”のようにも見える動物形土製品。イノシシや蛇などはよくあるけど、牛って珍しいような?(?_?) ↑縄文人複顔(縄文前期)模型ずいぶんと立派な高い鼻にも、ちょっとビックリでした(*´艸`*) 1階常設展示の縄文コーナーも、なかなかの充実ぶりでしたので、寄り道した甲斐がありました↓こちらは創業160年の歴史を感じる蔵造りの店舗に惹かれて買った「田中屋本店」の和菓子。 ↑店舗外観はHPよりお借りしましたどれも美味しかったですが、岩槻城を建てた太田道灌を偲んで考案したという『どうかん』がことのほか美味しかったです昔、おやつに食べていた麦こがしの風味が懐かしいぃ~【ふるさと納税】時乃鐘 最中 8個入 【11100-0349】 最中 モナカ もなか 詰合せ 詰め合わせ 和菓子 銘菓 スイーツ 厳選素材 厳選材料 献上品 ギフト 個包装 送料無料
2023.12.14
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先週、大宮に一泊し、埼玉県立歴史と民俗の博物館で開催中の特別展『縄文コードをひもとく―埼玉の縄文土器とその世界―』を観てきました。実は今回の大宮泊は夫からのプレゼントです毎年、誕生日にはプレゼントをもらってるんですが、昨年のピアスは夏頃に落としてしまって大ショック~なので、今年は紛失する可能性のある<モノ>ではなくて、「思い出のプレゼント」をリクエストしちゃいましたこれだったら道で落っことすこともなく、先々思い出して楽しめますしね^^ま、認知症になったらアウトでしょうけど💦夫様、いつもありがとうございましす(*´ε`*)チュッチュというわけで、今回の縄文活は夫&しゃこちゃんと同伴~(^^♪楽しい2日間でしたが、いつものようにチンタラと書いてると長々しくなることは必至それでなくとも在庫ネタが山積みなので、チャチャっと駆け足で~ 特別展「縄文コードをひもとく―埼玉の縄文土器とその世界―」 開催期間 2023年11月14日(火)〜2024年1月14日(日)開館時間 9:00~16:30(観覧受付は16:00まで)料金 一般600円、高校生・学生300円休館日 月曜日(ただし令和6年1月8日は開館)、年末年始(12月29日~1月1日) 展示概要埼玉県内の発掘調査で出土した縄文土器を一堂に展示。縄文土器の特徴は独特な形と文様です。時代によって様々に変化する文様と形は謎に包まれています。本展では、文様や形に注目することで、土器にこめられた縄文人の思想〔縄文コード〕をひもときます(HPより)嬉しいことに撮影OK!写真を撮りまくったため画像フォルダがギューギュー、途中でバッテリー切れになりそうでしたまだ未整理なため、気になった土器を少しだけ↑顔がある注口土器↑美しいフォルムと口縁部の橋状把手が魅力的な土器。戸崎前遺跡出土 (後期堀之内1式)8字状の貼付文 胴部にはO字と蕨手文が融合したスペード状のモチーフがユニーク✨福島県などに類例があるんだそうです。↑鉢巻をした人の顔がある深鉢 長竹遺跡出土(後期堀之内1式)なんとも愛嬌のあるお顔で、どこかで観たことある・・と気になってたんですが、SNS仲間さんに「アラビアのロレンス」に似てると教えていただいて大納得(゚-゚*)(。。*)ウンウン 、それそれ~ ↑口縁部の△といい、羽状文&クルクル&ポッチリの貼り付けといい、なんとも繊細で美しい土器特別展のタイトルにもなっている「縄文コード」の解説 縄文土器の文様にこめられたコード(暗号)を、”世界観” ”土器づくり””出自”(地域) ”使用”(用途)という観点から読み解かれておりました。たとえば、↓の 諏訪野遺跡から出土した「中期・勝坂3式」土器には<口縁部の一部は粘土を積み重ねて高くしています。胴部は粘土瘤をもつ隆帯で曲線的に分割され、沈線で描かれた文様はムカデのような生き物、人など具体的なものも見られます>というキャプションが! ムカデ~?(?_?)うーん🤔 む、むずい💦と、いまだ縄文初心者の私には納得しかねる(コラ)ものも多かったんですが、各土器ごとの解説がついてるのが嬉し~これまでも複雑な文様が描かれている土器を見るたびに「これって何を表してるんだろ?」と首をひねることが多かったので、とても勉強になりましたただし、あまりにも情報量が多過ぎて、会場半ばくらいで頭クラクラ~💫(@へ@)💫脳みそのキャパオーバーのため鼻血が出そうなくらい疲れました😅「縄文コードをひもとく」どころか頭がこんがらがり~(笑)とオーバーヒートしそうな頭を冷やすため、ミュージアムショップ併設のカフェでソフトクリームを買ってオヤツタイム~ ミュージアムショップで購入した図録を参考に、今後も勉強あるのみですしめ縄コードから生まれた卑弥呼の鏡 縄文ルネッサンス [ 大谷幸市 ]【中古】わくわく埼玉県歴史ロマンの旅 / 埼玉県立歴史と民俗の博物館
2023.12.10
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ここ数日、掃除に専念(てほどじゃないけど😅)しています。いつも手こずるキッチンの窓やリビングの出窓の掃除などは無事完了~11月中に済ませたい案件で残るは「冷蔵庫の大掃除」のみ。本格的な寒さが来る前に頑張らねば~ᕦ(ò_óˇ)ᕤそういえば、昨日発表された気象庁の「3カ月予報」によると、今冬は暖冬傾向だとか「『正のインド洋ダイポールモード現象」発生が原因」と書いてましたが・・・”インド洋ダイポールモード現象”って?なんですかー、それ?ウィキによるとダイポールモード現象インド洋熱帯域において初夏から晩秋にかけて東部で海水温が低くなり、西部で海水温が高くなる大気海洋現象のことをいう。それに伴って起こる風や気候の変化を含み、エルニーニョ現象と同様に世界の気候に大きな影響を与えることが明らかになった。特にアジアあるいはインドの夏のモンスーンに影響を与えることから、その重要性が次第に認識されつつある。だ、そうです(* ̄- ̄)ふ~んなんだか耳慣れない言葉が次々に出現して、ついていけませーん💦詳しい理屈はいまひとつのみ込めませんが、異常気象の一因ということでしょうか。海水がたった1℃上昇しただけでも、地球規模で深刻なダメージを与えかねないという話ですし、今後も予断を許さない状況ですねー今日は縄文活の続きをば十日町駅で旅館泊した翌朝、「ほくほく線」で越後湯沢駅まで行って新幹線に乗り継ぎ、本庄早稲田駅へ🚄 ほくほく線は、なんとスイカが使えず~往路ではアタフタしちゃいました車窓からは薄紅葉の山々が望め、しばしノンビリ旅気分~本庄早稲田駅は2004年に開業。駅の周りには広い道と早稲田大学の本庄セミナーハウス、高等学院などが立ち並び、ほぼほぼ早稲田大学御用達(笑)風な雰囲気でした😅 本庄早稲田の杜ミュージアム開館時間 午前9時~午後4時30分休館日 月曜日(祝日の場合は翌日)・年末年始(12月28日~1月3日)入館料 無料所在地 早稲田リサーチパーク・コミュニケーションセンター(早稲田大学93号館1F)アクセスは新幹線 JR上越・北陸新幹線 本庄早稲田駅南口から徒歩3分電車 JR高崎線 本庄駅から はにぽんシャトル(所要時間13分) 「本庄早稲田駅北口」下車徒歩5分 または本庄駅からタクシー10分 ミュージアム概要本庄市と早稲田大学が共同で開設するミュージアム。多種多様な埴輪をはじめとする考古資料や年表等で本庄の歴史と文化をたどります。2020年10月に開館した新しい施設なので、館内はピカピカでした✨展示室内は本庄市内の遺跡から出土した埴輪が並ぶ「埴輪の世界」と、今から2万年前に始まる本庄の考古資料などが並ぶ「本庄の歩み」、そして早稲田大学所蔵の500万点以上の文化財のなかから企画展示をしている「早稲田大学展示室」に分かれていました。まずはお目当ての縄文フロアへ ↑《深鉢》縄文前期前半 秋山中山遺跡縄文時代前期前半の土器は、撚りの異なる縄文を矢羽状に施文した羽状縄文が特徴。この土器が出土した秋山中山遺跡は、本庄市で最も古い竪穴住居跡のひとつとか。この深鉢を一目見て思わず「あらら? Ⅹ(元Twitter)のマークみたい❣」と驚愕でした^^↑どちらも縄文前期前半この時期の土器は胎土に植物繊維を含むことが特長。繊維が混ざってることで乾燥時や焼成時の割れを防ぐ工夫なんだそうです。 ↑どちらも縄文前期後半 右の深鉢は口縁がフリルみたいだし、腹部のクルクルした文様がキュート ↑どちらの大型深鉢も縄文中期前半 新宮遺跡ともに躍動的で力強い装飾特に上の深鉢は胴部の繊細な文様と、波立つようなパンチある装飾との対比がとても印象的でした✨↓こちらは縄文中期後半の深鉢 キャプションによると<粘土紐の貼り付けによる立体的な隆帯と棒で描いた沈線の渦巻文が特徴の口縁部文様と、垂下文と縄文を主とする胴部文様からなる比較的単純な文様構成になっています。このような特徴をもつ土器は、縄文時代中期後半の関東地方に広く分布し、加曽利E式土器と呼ばれています。この土器は加曽利E式土器のなかでも古い段階の特徴をもっています>(・_・D フムフムこんな風に専門用語(?)で解説してみたいものですが、私の知識ではまだまだ無理~😅他にも石棒や耳飾り、そして弥生時代の土器や、古墳時代の勾玉(水晶や瑪瑙、碧玉製のものも)や鉄製の斧などなども。 左の大きな枕(笑)みたいなモノは、鉄器を研ぐための研石ですって比較的コンパクトな展示室でしたが、まさに少数精鋭の逸品ぞろい埴輪展示が、また一層素晴らしかったんですが、あまりに長くなりそうなので、そちらはpart2にてm(__)m
2023.11.22
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朝、寝床から出るのが辛くなってきた今日この頃11月も後半に差し掛かってきましたし、晩秋というより、はや初冬という感じですねーこのところバタバタの毎日です(いつものことですが😅)一昨日は歯医者、昨日は市民講座(冷え解消講座)に参加して、今日はかかりつけ医へ恒例の定期診察に出かけました。明日明後日もお出かけ予定ですし・・・ますますブログ更新の間隔があいていく一方ですわ💦そうそう、今週は突然のアクシデントが勃発数日前、洗濯機の下が水浸しになってたんですよどうやら排水口やパイプの不具合ではなく、吸水口の蛇口から水が漏れている模様本日、近所の水道業者さんに見ていただいたんですが、蛇口のパッキンが劣化しているのが原因だったようです。温水&冷水両方の蛇口のパッキンを交換してもらい、一件落着~(のはず^^)これまでも洗濯使用時以外は蛇口を締めて、不要な圧力をかけないようにしていたつもりなんですが、我が家もそろそろ築30年近いし、諸々の設備も老朽化しているってことでしょうね、きっと💦今後も増えてくるであろう家のメンテのことを考えると頭の痛いことですと、それはさておき、今日は先週行った縄文活の続きを十日町市博物館・特別展「笑う縄文人」を観たあとは常設展へ↑常設展示室入り口の「導入展示室」では大型グラフィックスを使って<十日町プロローグ>が投影されていました✨常設展示は「雪と信濃川」「織物の歴史」「縄文時代と火焔型土器のクニ」の3部構成。もちろん、いの一番に「縄文時代と火焔型土器のクニ」エリアへ~↑国宝・火焔型土器を360度方向から見ることができる「国宝展示室」火焔型土器縄文時代中期(紀元前3,400~2,400年頃)の中頃に現在の新潟県域で栄えた土器様式。隙間なく立体感にあふれた文様と均整の取れた造形美を有しています。その独特な形や文様は、近隣各地の土器様式の影響のもと、前3,300年頃に信濃川中流域で成立し、同地域のなかで継続、発展したと推定されています。(HPより)かの岡本太郎氏が火焔型土器を見て「なんだ、コレは!」と叫んだ、という話は有名ですよねまるで燃え立つ焔のような造形は圧倒的な迫力~これまで何度も画像や映像では見てますが、やはり本物の存在感は格別でしたでも私ってば、てっきり火焔型の土器、単体が国宝なんだとばかり思ってたんですが、国宝指定されたのは57点(附871点)で構成される「新潟県笹山遺跡出土深鉢形土器」。そのなかに火焔型土器が14点含まれているそうです。そういえば国宝土「仮面の女神」と同時に墓穴から出土した土器8点も国宝指定ですし、山形の「縄文の女神」と一緒に出土した”附(つけたり)土偶残欠47箇”も国宝指定でしたっけ これまで、火焔型土器って「ちょっと装飾が過剰すぎる(コラ)」と感じていたんですが、本物の佇まいは思いのほか上品シンプルかつスタイリッシュな土器も多数並んでおり、改めて縄文人の美的センスの素晴らしさと奥深い多様性をひしひしと感じました土器以外にも石器や石棒、土偶、土製品、なども。 縄文後期の墓・栗ノ木田遺跡 —縄文人の死と弔い—「雪と信濃川」「織物の歴史」フロアはササっと駆け足で お次はグッズ&マンホールカード編へ続きます(^^)国宝「火焔型土器」の世界 笹山遺跡 (シリーズ「遺跡を学ぶ」124 124) [ 石原 正敏 ]【ふるさと納税】縄文火焔型土器ミニレプリカ
2023.11.16
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先週末、新潟県十日町市博物館で開催されていた秋季特別展「笑う縄文人 ―縄文人の喜怒哀楽―」に行ってきました。 秋季特別展「笑う縄文人 ―縄文人の喜怒哀楽―」会期 令和5年9月30日(土)から11月12日(日)(終了)休館日 毎週月曜日(国民の祝日の場合は翌平日)会場 十日町市博物館 企画展示室開館時間 午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)展示概要土偶は1万年以上続いた縄文時代に作られた素焼きの土製品です。女性をかたどった祭祀具と考えられており、時期や地域により様々な容姿をもち、縄文人の進行や精神世界を具現化した芸術品といえるでしょう(図録より抜粋) 企画展示室には100個以上の様々な地域の土偶が一堂に会しており、土偶好きとしては会場内に入ったとたんにワクワクドキドキ~(^o^)撮影OKだったので、最初はひととおり撮影したあと、一つ一つじっくりと観て回り、再度気になったものをと3巡してタップリと堪能しました会場で一番最初にお出迎えしてくれたのは埼玉県後谷遺跡の”みみずく土偶”みみずく土偶顔の表情が「みみずく」に似ていることから命名。後・晩期の関東地方を中心に出土し、晩期には大型で中空(空洞)のものも見られます ↑上記解説にもある”大型中空のみみずく土偶”こんなの初めて観ましたわどっしりした身体と中空の頭部が大迫力~いやー”土偶”ってホントに千差万別!これまで色々観てきたつもりですが、まだまだ「観たことなーい」と驚くような造形の土偶さんがいっぱいでした^^今回展示されていた土偶をおおまかに分類すると「みみずく土偶」を始めとして「河童形土偶」 頭頂部が河童のように平らである。中期の北陸から関東・中部地方まで広範囲に出土↓「仮面土偶」仮面をつけているように見える。後期の中部地方を中心に出土↓「山形土偶」頭部がおにぎりのような山形。後期の東北地方から関東を中心に出土(なぜか山形土偶の画像は一枚も撮ってませんでした💦 私の好みじゃないのかも^^)「遮光器土偶」 目の表現が極北民族の遮光器(スノーゴーグル)に似ている。晩期の東北地方を中心に出土↓ ちなみに、上記の分類はあくまでも現代の研究者が名付けたものなので、縄文人が同じように呼んでいたわけではないと思われます(*´艸`*)他にも板状土偶や筒形土偶、土器の装飾として口縁部や胴部に描かれたり、とりつけられたりした土偶や、石偶などなど多種多彩! さまざまな表情を浮かべている土偶達を見ていると、遥か1万年以上前の人々が生活のなかで笑ったり怒ったりなど、我々と変わらぬ感情の波に翻弄されていたのかも?と色々と妄想が膨らんで(笑)、とても楽しいひとときを過ごせました閉幕寸前にギリギリ滑り込みセーフで観ることが出来て、本当に良かったです土偶展だけで<お腹いっぱい>(笑)だったんですが、ロビーで休憩をとったあと常設展の国宝・火焔型土器へ突撃~二大土偶コンビセット【遮光器土偶・みみずく土偶】【縄文時代後期】【送料無料】【送料込】中サイズ土偶5種セット【縄文時代後期】【送料無料】【送料込】みんな大好き! 遮光器土偶 FANBOOK (TJMOOK)縄文人に学ぶ (新潮新書) [ 上田 篤 ]仮面土偶 小サイズ【中ッ原遺跡出土】【送料無料】
2023.11.13
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文化の日からスタートした3連休、毎日強い陽射しで暑かったですねー全国各地も夏日が続出だったようですが、皆さまいかがお過ごしだったでしょうか?私は金曜日はサントリー美術館で開催中の『激動の時代 幕末明治の絵師たち』へ土曜日は市民学習講座『縄文』に参加したついでに『日本遺産フェスティバル in 桑都』へ先週末は体操教室にも行ったので、4日連続のお出かけでした。さすがに激疲れ~でも、どれも楽しくて心ウキウキと過ごせましたただ、最近外出が続くと膝の痛みが出てくるのが少々気がかり加齢に伴う膝痛は”年齢相応”と言えるんでしょうが・・・・要注意ですね『日本遺産フェスティバル in 桑都』開催日 2023年11月4日(土)・5日(日)入場料 無料会場 J:COMホール八王子(オープニング) 東京たま未来メッセ(日本遺産PRブース ほか)主催 文化庁、日本遺産連盟 日本遺産「桑都物語」推進協議会、八王子市共催 観光庁 八王子駅前のメイン道路にはお祭りの山車なども並び、大勢の人で賑わってましたイベント概要地域の歴史的魅力や特色を通じて、日本の文化・伝統を語る104の物語(ストーリー)「日本遺産」が桑都・八王子に大集結!全国各地の日本遺産の魅力をお楽しみください(HPより) ↑メイン会場の「東京たま未来メッセ」会場内では無料配布のバッグやパンフレットなど大量にいただいてきました↓それにしても、世界遺産はわかるけど日本遺産って耳馴染みないんですよね(?_?)ウィキによると、世界遺産は「1972年にユネスコ総会で採択された世界遺産条約に基づき『世界遺産リスト』に記載された<顕著な普遍的価値>をもつ建造物や遺跡、景観、自然のこと」日本遺産は「文化庁が認定した、地域の歴史的魅力や特色を通じて日本の文化・伝統を語るストーリーであり、 各地域の魅力溢れる有形・無形の文化財群を、地域が主体となって整備活用し、国内外へ発信することで地域活性化を図ることを目的とした日本の文化遺産保護制度の一つ」だそうです。つまり「遺産を保護して未来へ伝えるためのもの」が世界遺産で、「文化財を保存活用し地域を活性化するもの」が日本遺産ってことでしょうか今回のフェスティバルもそれぞれの地域の魅力を広く伝えるためのブースが会場内にギッシリと並んでおりました。で、私のお目当てはコチラ 「星降る中部高地の縄文世界」のブースには釈迦堂遺跡博物館の学芸員さんが出向(?)されており、博物館のガチャグッズなどの販売をしていました。以前、博物館に行ったおりに回したガチャでは緑色のしゃかちゃんだったけど、今回は土色のしゃかちゃんを無事にゲットできました(๑>◡<๑)嬉しい~釈迦堂遺跡博物館 2023年4月 part1 part2先月に引き続きの縄文講座2回目も縄文愛溢れる講師さんのお話が興味深くて、2時間があっという間でした講師さんおススメの本も紹介していただいたので、さっそく一冊はamazonで購入。残りは図書館で予約しました(笑) ↑楽天にもあるけどamazonの中古本だとほぼ半額近いお値段~^^講習会&フェス見学のあとは甲州街道近くの町屋カフェ『金多屋』へココは”かき氷処”として有名なお店らしく、お客さんの半分くらいはかき氷を召し上がってましたけど、私はかき氷が苦手なのであんみつを🤤盛り付けも可愛らしくアンコも程よい甘さで旨旨ぁ~モチモチの白玉が生温かった(たぶんゆでたて?)のが、ちょっとビックリでしたが、黒蜜もたっぷりの量だったのが好感度大ランチもあるようなので、次はお昼に行ってみようと思ってます日本遺産 時をつなぐ歴史旅 文化庁認定初18ストーリー [ 日本遺産プロジェクト ]日本遺産を旅する [ 一個人編集部 ]日本遺産を旅する2 [ 一個人編集部 ]東京の縄文学-地形と遺跡をめぐって[本/雑誌] / 安孫子昭二/著
2023.11.05
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今日も青空が広がって、我が地域は25度以上の夏日でしたストレッチヨガ教室に参加してきたんですが、参加者のほとんどは半袖姿なかにはランニング姿のかたもチラホラでしたせっかく衣替えしたのに、まだまだ当分ニット類などの秋ファッションは出番がなさそうですねー😅今日は先週末に行った甲府日帰り旅を今回の縄文活は「南アルプス市ふるさと伝承文化館」が主目的だったんですが、そちらは写真を撮りまくって画像ファイルがパンパン(笑)のため、枚数が少ない藤村記念館から先に~ 残念ながら富士山はおぼろげにしか見えずーJR甲府駅南口と北口の両方に信玄像が!南口の信玄公は存在感大でしたわー藤村(ふじむら)記念館甲府市藤村記念館の建物は、明治8年に巨摩郡睦沢村(現在の甲斐市亀沢)に睦沢学校校舎として建てられたものです。昭和42年には国指定の重要文化財となり、昭和44年から郷土の民俗・歴史・教育・考古資料の展示館として長らく親しまれています。(甲府市HPより))利用時間 午前9時~午後5時定休日 月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始入館料 入館無料アクセス JR甲府駅北口から徒歩1分建物は明治8年に建てられた睦沢学校校舎の移築復元です。いかにも明治期の擬洋風建築でクラシカルな雰囲気県内では「この建築様式を奨励した山梨県令・藤村紫朗氏にちなんで<藤村式建築>と呼んでいるようです日本遺産「星降る中部高地の縄文世界」の構成文化財である人面装飾付深鉢形土器「後呂(うしろ)遺跡出土」がガラスケースに鎮座していました。 ガラス越しのため、映りが悪くてスミマセンm(__)m人面装飾付深鉢形土器には”まなじりの下がった「笑い」の表情”と、”吊り目の「怒り」”と2つの表情があり、展示の説明によると「<笑い>は子を抱く喜び」「<怒り>は出産の苦しさ」とのことでした。下段は人面装飾付深鉢土器と同じ後呂遺跡から出土した土偶の一部分。腹から足にかけての欠片で「腹部下の三角形は褌の原型になるようなパンツ形の衣類を表現しているのかも」と書かれていました。となるとパンツ上の丸いのはオヘソですかねー藤村記念館では三十三番土偶札所巡りのスタンプも押していただけました。やっと14スタンプ目~この日のランチは甲府駅南口から徒歩5分ほどの「奥藤本店 駅前店」でホントは「ほうとう」を食べようと思ってたんですが、「テーブルの上にガス台を置いて自分で調理する」聞いて断念💦なにしろ、この日は夏日で暑かったので”グツグツ系”のものは無理~😅冷たいお蕎麦は程よい硬さで美味しゅうございましたが、天ぷらに人参や玉ねぎ(どちらも分厚くて食べ応えあり)が盛られているのにはビックリでした飲食店で”人参の天ぷら”を食べたのはお初(笑)我が家でも人参ってかき揚げに入れるくらいで、天ぷらにしたことはありませんし。なかなかに貴重な体験だったかも~縄文アートを旅しよう! 日本遺産星降る中部高地の縄文世界 山梨県・長野県 [ 三輪嘉六 ]
2023.10.19
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昨日から頭痛&身体が重くてダルダルです季節の変わり目に発症しやすい「自律神経の乱れ」かも?気温&湿度の変化や気圧変動が激しい今の季節って、体調がダウンしがちですよね。どうやら明日はまた一段と気温が下がるらしいので、衣服調節が重要!クロゼットにはまだ夏物ばかりなので、カーデガンなどの上に羽織るものを出さなっくちゃーです皆さまも体調管理にお気をつけてー❣今日は先週末行った「東久留米市郷土資料室」を所在地 東久留米市滝山4-3-14 わくわく健康プラザ内利用時間 午前9時~午後4時30分休室日 土曜日、日曜日、祝日、国民の休日、年末年始、臨時休室日 ※展示コーナーの民具および写真展示は、歴史展示室閉室日も見学可能。交通アクセスは東久留米駅西口から西武バス「武蔵小金井駅」行きに乗車、「ガスミュージアム入口」 バス停下車、徒歩5分清瀬駅南口から西武バス「花小金井駅」行き、「団地センター」バス停下車、徒歩5分花小金井駅北口から西武バス「久留米西団地」「清瀬駅南口」「滝山営業所」行き 「団地センター」バス停下車、徒歩5分 の3通り🚌私はマンホールカード収集の関係上(笑)、東久留米駅から乗車しました 元小学校(現・わくわく健康プラザ)の中にある郷土資料室です旧石器時代や縄文時代の遺跡出土品の並ぶ「歴史展示室」や、東久留米で使われていた農具・民具の「展示コーナー」もありましたが、例のごとく「歴史展示室」のみ見学させていただきました^^コンパクトな展示室に、縄文早期から縄文中期にかけての土器がズラリと並ぶ姿は圧巻~ 左は縄文早期前半、 右は縄文早期後半歴史展示室多摩地域でも貴重な資料として注目されている旧石器時代(3万年前~1万年前)や縄文時代(8千年前~4千年前)の遺跡から発掘調査によって出土した土器100点や石器250点などの生活用具を展示し、原始の人々の生活を復元しています。多聞寺前遺跡から出土した「イノシシの装飾のついた縄文土器」も展示しています。(東久留米市HPより)展示室の中は土器の茶色より土器修復材の石膏の白さが目立ったため、一瞬、怯んじゃいました💦本来の姿と修復された場所の違いがはっきり分かるための処置ということは理解できるものの、白色は見た目が少々損なわれるような気がして、少々テンションダウン~が!よくよく見るとクオリティの高い土器ばかり~ 右の方形の土器は、これまで見たことのないタイプ完全形の土器は少なくて、どれも白い石膏をまとってはいるんですが、文様やフォルムのバランスが良くて、上品な佇まいのものが多いように感じました特に「イノシシの装飾のある縄文土器」は、なんとも不思議なオーラを発していて素晴らしい~多聞寺前遺跡(旧石器時代から縄文時代)から出土。多聞寺前遺跡落合川と立野川に挟まれた台地上にある。崖下には湧水がみられる。旧石器時代~縄文時代の遺跡が発見された。ハート型のお顔に豚の鼻🐽が、とてもキュート実は、今回、さほど期待せずに(コラ)行っただけに、嬉しさひとしおです^^この日は別行動だった夫と、武蔵小金井の星野珈琲館で待ち合せ、パンケーキ&☕でオヤツタイム~3種類のシロップから黒蜜をチョイスしたせいか、いつもとはちょっと風味の違うパンケーキを楽しめました文化としての縄文土器型式 [ 川崎保 ]進化する縄文土器 流れるもようと区画もよう/平成29年度長野県立歴史 [ 長野県立歴史館 ]
2023.10.03
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このところ一気に蚊が増えたように感じるのは私だけでしょうか?やっと秋めいてきたので庭の草取りしようかと庭に出たとたん、ブーンブーンと飛び回る蚊の群れにまとわりつかれて大変(>_<)洗濯モノを出すホンの数分のあいだに4,5か所も刺されることもあるほどです蚊って暑さに弱くて、30℃以下になると活動が活発になるんですってね。今年は暑さが長引いて、やっと涼しくなった今日この頃。これからが彼らの活動ピークなのかも?おそろしやー今日は週末のお出かけ日記を先月の旅日記も中途半端なままですが、まずは記憶の新しいものから先に~(;^_^A先週末、「鈴木遺跡資料館」へ行ってきました小平市鈴木遺跡資料館令和3年3月に国史跡指定を受けた「鈴木遺跡」の、これまでの発掘調査で出土した約1万6千~3万8千年前の旧石器を中心に展示しているほか、小平市内から出土した縄文時代・平安時代・江戸時代の遺構や遺物も展示・解説しています(小平市HPより) 開館日 日曜・水曜・土曜日、祝日・休日開館時間 午前10時から午後4時まで入館料 無料江戸東京たてもの園の近くなので、これまでも寄ってみたいと思ってたんですが、開館日が変則なため行きそびれていた資料館です 展示品は「鈴木遺跡」からの出土品である旧石器がメイン!鈴木遺跡日本の後期旧石器時代の代表的な遺跡。後期旧石器時代の初め(約3万8千年前)から終わり(約1万6千年前)までの約2万2千年間、その時々で使われた旧石器が、途切れることなく地中で折り重なって出土することで有名です。遺跡は今の石神井川の源流部に営まれたために規模が大きく、たくさんの貴重な遺物が見つかっています(小平市HPより抜粋) 左は縄文中期の土器、右は縄文早期~中期の落とし穴縄文関連品もあるにはあったんですが、ほんのチョッピリ💦そういう意味ではちょっとガッカリでしたヾ(^^;)でも、今から3万数千年前にもさかのぼる旧石器時代遺跡の石器の数々石器好きには垂涎ものの展示だと思われます残念ながら旧石器時代に関しては全く無知な私、多種多彩な石器を観てもイマヒトツ理解不能で(焦)唯一、目を引いたのは黒曜石 (ウッカリして撮影忘れ~)これまでも縄文関連の資料館で見るたびに、長野や神津島の黒曜石の存在が気になっていましたが、縄文時代より遥か昔の旧石器時代にも遠方の黒曜石が使われていたとはビックリでしたそういえば、今年2月に行った相模原の「田名向原遺跡」も旧石器時代の遺跡。ここでも、長野、伊豆、神津島など遠く離れた産地からの黒曜石が並んでいたことを思い出し~資料館の係員さんによると「鈴木遺跡では礫群が何カ所も見つかる」「石器や剥片類は多量かつ多種」「石材として黒曜石の比率が高い」などの観点から、武蔵野台地の”石材作りの拠点的な場所”だったのではないか、とのお話でした。礫群 たき火によって拳大ほどの石を多数加熱し、肉などを焼いたり蒸したりしたと考えられる一種の調理場跡。↑石器の種類&使われ方の図イメージかき立てられ~(≧∇≦)館内では発掘時の動画(30分間)も観せていただき、展示品の解説も丁寧にしていただきました。ありがとうございます↑館内でいただいた冊子は40ページ超えの厚さ&充実の内容✨思わず「無料でいいんですか?」とお聞きしたほど立派なものでした!ド素人の私には”豚に真珠”?いやー恐縮ですm(__)mこの日のランチはJR武蔵小金井駅近くの「蕎麦処いなたや 武蔵小金井店」で日替わり定食をなんと刺身丼とお蕎麦、サラダのセットで1000円ぽっきり(ご飯少なめにオーダー)これはリーズナブル~お蕎麦もしゃっきりと固めでソバツユもほどよいお味で美味しかったです「いなたや」は大手町、日本橋や光が丘などなど各地にあるようなので、要チェキ~
2023.10.02
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お彼岸間近だというのに相変わらずの暑さですねー今年の「中秋の名月」は来週29日(金)🌕🌾秋めいた景色の中でお月さまを拝みたいものです^^昨日は映画『名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊』を観てきました美しいベネチアの風景を観て涼もうという心づもりだったんですが・・・お屋敷内の撮影が多くて、薄暗いシーンばかりベネチアの”景色鑑賞”という思惑は大きく外れてしまいましたが、お話のほうは、なかなか楽しめました詳しいことは、また後日「映画メモ」にて~<(_ _)>今日は先週の山形福島旅行を一日目は山形駅で新幹線を降車後、タクシーに乗り山形県立博物館へ(なにしろ暑すぎて、とても5分以上は歩けませぬ💦) 展示室の入り口では山形ダイカイギュウの骨格模型が出迎えてくれましたヤマガタダイカイギュウ約 9 00万年前の海に住んでいたほ乳類。昭和53年に当時小学6年生の2人により最上川川床で化石が発見されたんだとか海棲ほ乳類である海牛類の進化の特徴を明らかにする新種の化石で、世界でたった一個体しか確認されてない化石なんだそうです。小学生お二人、大手柄ですねー👏もういまでは60代 (訂正:50代後半💦)・・・きっと子供やお孫さんに自慢話しているかも~いつもの如く、岩石・植物・動物などの第一展示室は飛ばして(笑)縄文展示へまっしぐら~今回の旅の主目的である『縄文の女神』のもとへ^^ 縄文の女神(西ノ前遺跡出土土偶)山形県舟形町の西ノ前遺跡で発掘された縄文中期(約4500年前)の土偶。顔、胸、腰、右脚、左脚の5片に割れた状態で発掘される。高さ45㎝で立像土偶としては国内最大。「縄文の女神」は2018年にトーハクで開催された『縄文-1万年の美の鼓動』で観たことあるんですが、いかんせん総来場者数35万人超えという大混乱のなかでの鑑賞だったので、人の頭の隙間からチラ見しただけこの時に国宝土偶である「縄文のビーナス」(長野県)、「縄文の女神」(山形県)、「仮面の女神」(長野県)、「合掌土偶」(青森県)、「中空土偶」(北海道)5体全員観たはずなんですが、当時はさほど縄文にハマってたわけでもなかったので、あまり記憶にないんですよー今回は館内の見学者はチラホラの少数だったので、ほぼ貸切状態でじっくりと女神様を鑑賞できました。いやいや眼福~ 目鼻口もないのっぺらぼう的なお顔なのに、対峙すると、なぜかしら不思議なオーラを感じます下半身は縞々でデコラティブなわりに上半身はクールなデザインだし。なんともアーティステックなお姿 頭の前と後ろ、胸などにあいた小さな穴もミステリアス「鳥のはねを差した」「ひおを通した」「単なるかざり」など諸説あるらしいんですが、何のためなのかは不明だそうです。お尻はよく磨かれて光ってました^^秀逸なのは、なんといっても横のライン展示脇のキャプションによると「直線や弧線を巧みに組み合わせたフォルムは”横から見る”ことを意識した造形と考えられる」とか。うんうん、確かに~このシャープな腰のくびれ!斬新なフォルムですよね~4500年前の縄文人の美意識&造形力には、うなるばかりです 「縄文の女神」と一緒に出土したカケラも”附(つけたり)土偶残欠47箇”として国宝指定されてます圧倒的な存在感の「縄文の女神」の他にも縄文土器や土偶なども。 そんななか、コチラがひときわインパクト大でした異形注口土器《縄文後期、蟹沢遺跡出土の異形注口土器(複製)》奇妙奇天烈、奇々怪々~亀?のような動物と人間が合体したような造形はヘンテコ過ぎて、観てるだけで頭クラクラ〜(@▽@)💓おそらく祭祀に使ったんでしょうけど…あまりに理解不能で打ちのめされましたwwビバ!縄文人~~(笑)と、胸ワクワクしすぎて去りがたかったんですが、他のフロアは駆け足見学(こら)で済ませて、お隣の山形郷土館(旧済生会本館)へ<追記> 新幹線内で食べたお弁当(大宮で購入)『錦秋』(日本ばし 大増)見た目は、ごくごく普通だけど、ご飯(おこわ)がモチモチで、ことのほか美味しかったです土偶 ミニフィギュア 5点セットD ビーナス土偶 仮面の女神 合掌土偶 縄文の女神 中空土偶 フィギュアエントリーでP5倍 日本ばし大増 「結」和洋二段重 代引不可商品 エントリーでポイント5倍!(9月24日1時59分迄)
2023.09.20
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先週末、所沢市立埋蔵文化財調査センターへ行ってきました。 埋蔵文化財調査センター所沢市の歴史を知る上で重要な資料である埋蔵文化財の保存と活用を図るため、埼玉県立埋蔵文化財センター(現・埼玉県文化財収蔵施設)に続く埼玉県内2番目の施設として平成6年4月に開館しました(所沢市HPより)アクセスは西武池袋線「小手指駅」下車、南口の西武バス停から早稲田大学・宮寺西行のバスに乗車して「所沢ロイヤル病院前」で下車、徒歩約1分で到着~↑右側の車が止まってるあたりが作業スペースのようでした。発掘した出土品を搬入するのも、ここかしら~横に長ーい建物で、スペースのほとんどが所蔵庫&作業所で展示スペースはほんのちょっぴりでした個人利用の撮影はOKでしたが、ネットへ載せるのはNG残念無念~玄関ホールの展示ケースには特別展示の「膳棚遺跡出土品」、2階の廊下にも土器などが展示されていました。石器や土器、大珠、石皿、敲き石、耳飾り、土偶など、一通りそろってたんですが、今回珍しいなと思ったのは、石に紐を通した《胸飾り》こういうタイプは初めてみたかも~縄文土器(加曽利E式、阿玉台式などなど)だけじゃなく弥生土器も並んでました。発掘調査時に使う道具や発掘当時写真なども展示されており、思わずガン見~2階土器展示コーナーでは”眼鏡状把手” ”楕円区画” ”三角区画””渦巻文” ”三叉文”の文様説明がされており、とても勉強になりました。研究者は土器の破片からでも、それぞれの文様を見て「いつの時代なのか判断できる」んですって。もちろん、私は文様を見てもサッパリ~💦館内には「荷解水洗室」「倉庫兼図面保管室」などもあり、発掘作業後の様々な作業に従事しているスタッフさんの様子がリアルに感じられました。皆さんお忙しそうなので、遠くからチラリと観察しただけですけど😅今回の第一目的である『関東考古学フェア』のスタンプは無事にゲット! これで東京・千葉・埼玉の3つクリアです(^^)vこの日は小手指駅そばの『カフェ・ド・クリエ 小手指南口店』で休憩なにしろ、この日も34度くらいの真夏日埋蔵文化財調査センターは館内温度が高めだったし、バス停で待つ間に熱風に吹き付けられて、すっかりユデダコになったので、涼しい店内は極楽でした炎暑の中の縄活は命がけ(おおげさ^^)ですわー💦
2023.09.04
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先週末、海老名市立郷土資料館「海老名市温故館」へ行ってきましたアクセスは海老名駅東口より徒歩11分。駅からコミュニティバスも出てるようでしたが、一時間に一本だったので、やむなく徒歩でいやー、炎天下の11分はしんどかったですわー建物は大正時代の村役場を移築したもので、つい最近、国の有形文化財として登録されたばかりだとか。入り口にも㊗の字が大きく展示されてました^^ 明治期から大正期特有のモダンな雰囲気で、白い外観と碧色(青緑色)の窓枠、そして玄関ポーチのバージボード(飾り破風)がとてもオシャレ~神奈川県内最古の現存する役場遺構だそうです資料館のすぐ前は「相模国分寺跡」国指定の史跡で、公園として利用されてるようです。 相模国分寺聖武天皇の発願によって建立された国分寺の1つ。奈良時代の8世紀中期に相模国分寺と相模国分尼寺があわせて建立された(ウィキより)「海老名市温故館」1階は考古・歴史資料、2階は民俗資料が展示されていました。 1階の展示品数は少なかったものの、旧石器時代の尖頭器から縄文・弥生土器や古墳時代の出土品までひととおり揃っており、特に縄文関連は、勝坂式や井戸尻式などの土器や石棒、耳飾り、大珠などなど充実の内容 ↑こちらのふたつは、これまであまり観たことのない意匠のように感じました。右のは口縁が灰皿っぽいような?^^ <追記>上の耳飾り横のイラスト、なんとも雰囲気があって目が釘付けになりました。どなたが描かれたのか、お聞きしてみれば良かったと帰宅後に後悔~😢山梨や長野などの大型考古館だと、大量の個性的な土器に圧倒されてしまい、頭が混乱(笑)しちゃうことが多いんですが、ここのように数少ないと土器ひとつひとつをジックリと観察できるのが嬉しいところです見学者も私以外は一人だけだったので、こっそり(?)とぬい活もバッチリ(笑)2階の民俗資料はコンパクトなスペースにギッシリでした! そんななか、ひときわ目を引いたのが↓の長い板、ご存知のかた、いらっしゃるかしら~?張り板杉、あるいは、椹(さわら)の一枚板の上下の端に取っ手と足をつけたもので、かつてはどこの家庭にもあった洗濯用具の一つ。丸洗いした浴衣や縫い目をほどいて布地の状態にして洗った着物を、この張り板に張って乾燥させたり糊付けしたりしていた。むかーし、母がこの板に布を貼り付けていたことを思い出しました。懐かしい~江戸時代から昭和初期ごろまで広く一般家庭で用いられたそうですが、今では全く見られなくなりましたねー2階の奥では「震災の記憶~関東大地震から100年~」が開催されていました。 開催期間 令和5年7月28日(金曜日)~10月1日(日曜日) ※展示期間中休館日:9月4日(月曜日) 開館時間 9時~17時15分 展示会場 海老名市立郷土資料館 海老名市温故館入場料金 無料そうそう!館の受け付けで「マンホールカード配布中」の張り紙を見て、私も一枚いただいてきましたー 前々からカードの存在は知ってましたが、実物を見たのは今回初めてですマンホールカードダムカードを参考にしたもので、表にはマンホールの写真、デザインに使用された対象物に応じたピクトグラムや設置されている座標が、裏にはデザインの由来が記載されている。「ご当地もの」のマンホール画像やカードを集める”蓋活”も楽しそうですよね私も外出のさいトライしてみようかしら~いやいや、これ以上、多方向に手を出しては身体がもたんー(爆)と思いながらもさっそくマンホールカード配布場所を検索したりしてヾ(^^;)この日は温故館に行く前に小田急線海老名駅徒歩2分の『44APARTMENT 海老名 (ダブルフォーアパートメント)』でモーニングを 入り口はさほど広くなかったわりに、店内は開放的な空間が広がっており、座席間も広々でとても居心地のいいカフェでしたモーニングもノーマルセット(バタートースト・ゆで玉子・バナナジャム・ドリンク)480円にソーセージやハッシュドポテトなど(180円)をトッピング可。私はグリーンサラダをチョイスゆで玉子は程よい温かさだし、バナナジャムというのも珍しいですよね。サラダのキャロットラペも美味しくて、極上のモーニングでした10時前に入店したので、なんとか座れたけど30分後にはほぼ満席の人気店、また海老名に来ることあったら、ぜひリピしたいですマンホールカード コレクション 1 第1弾~第4弾 [ GKPマエプロ ]マンホールカードコレクション 2/下水道広報プラットホーム【1000円以上送料無料】【中古】 マンホールカード コレクション 3 第9弾?第12弾+特別版
2023.08.29
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8月も残り10日になりましたねー。お子さん達はそろそろ夏休みの宿題の追い込みに入ってる頃かも?後で後悔しないようにラストスパート頑張って下さいね~୧(๑›◡‹ ๑)୨今日は先週末行った松戸市立博物館の続きを各時代ごとの展示はブラックの枠で区分けしており、展示照明も少し落とし気味なので展示物が浮かび上がって見え、とてもスタイリッシュな雰囲気でしたエントランスロビーから展示室に繋がるスロープも印象的だったし・・・・どなたの設計なのかしら~(?_?)お目当ての縄文コーナーは↑だけで、展示数は少々少なめでも草創期(1万5000~1万2000年前)から晩期(3000~2500年前)までの主だった松戸市の出土品が並んでおり、とても分かりやすい展示でした。特に目を引いたのは中期から晩期にかけての貝塚「貝の花貝塚」の出土品🎯 貝の花貝塚縄文時代中期から晩期にかけての貝塚・環状集落。貝層の下から竪穴建物などの遺構も検出されたほか、51体の人骨が発掘され、その中には抜歯が行われたものもあった。また、加曾利式をはじめとする各種土器をはじめ、石器・骨角器・貝器・土偶・土製耳飾・有孔土製円板などが出土され、更にイノシシ・シカ・魚類の骨も出土している(ウィキより)これまで何度か目にするたびに「何に使われてたのかしら~?」と気になってる異形台付土器も 異形台付土器縄文時代後期の中頃から晩期の初めごろ(約3800~3000年前)に作られ、北海道から長野県まで東日本の広い範囲に分布し、最近では島根県でもよく似た特徴をもつ破片が見つかっています。最も多く見つかっているのは千葉県です。何に使ったのかは分かりませんが、地域を越えて必要とされた、価値のある道具だったのでしょう(博物館HPより)祭祀のさいに使われたんでしょうか?うーん、想像力をかきたてられます(≧∇≦)博物館のそばには野外展示「縄文の森」があり、竪穴住居が復元されてました。 見学可能は一日一棟のみ。これまで見学したことのある竪穴住居より、掘りが深いように感じました。そのせいか、中はひんやり~係員さんの説明によると竪穴住居の中の温度は「極寒期をのぞいて、ほぼ15度から20度で一定」なんだそうですぬいちゃんと一緒の画像は、さすがに雰囲気ドンピシャ―ミュージアムグッズは行く前にHPでシッカリとチェックしてたので、お目当て品を3つゲット(^^)vミニハンドタオルは「当館所蔵の埴輪のイラスト」ってことですが…あれれ?どこに展示してたんだろ?撮影画像フォルダを探しても見当たらずークリアファイルは「貝の花遺跡の土器」松戸市立博物館開館30周年記念オリジナル測量野帳の表紙イラストは深鉢形土器(幸田貝塚出土)しめて合計1030円でしたこの日は新八柱駅近くのカフェ「たかなし」でモーニングを 昭和チックな外観ですが、中は清潔感あってとても寛げる雰囲気でしたしかもサンドイッチ、ミニサラダ、バナナ、蜜柑ゼリー&ドリンクのセットがなんと630円家庭的な味で美味しかったですごちそうさま~(^人^)モーニングは他にホットサンドなど4種類。近かったら、足繁く通うのになー
2023.08.21
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【8月8日はスタンプラリーの日】って、皆さんご存知でした?私はゼーンゼン知りませんでした💦シャチハタのHPによると「8」という数字はラリーを連想させ、また末広がりという意味をもつことから、2011年にこの8が二つ並ぶ8月8日を「スタンプラリーの日」として制定し活動してきました。 そしてこの度、正式に一般社団法人 日本記念日協会に申請し認定いただきました。ですってHP内の<スタンプラリーの歴史>というコーナーでは、その源は室町時代の霊場巡拝にまでさかのぼり、四国88箇所霊場巡拝や西国33所霊場巡拝などや、「御朱印」や「納経印」、江戸時代の「七福神巡り」などがスタンプラリーの原点と書かれてました。「御朱印」や「七福神巡り」、現代でも人気ありますよね。かく言う私も、ただいま「土偶スタンプ」蒐集中ですしーで、つい最近、snsで「考古学フェアスタンプラリー」なるものを発見さっそくコチラにも参加してみることにしました(←とことんミーハー💦)関東考古学フェアスタンプラリー2023開催期間は<令和5年7月23日(日)から令和5年11月27日(月)まで>関東各都県の埋蔵文化財センターや博物館・資料館などのスタンプラリー対象施設を見学して、3都県以上で3館以上のスタンプを集めると、抽選でオリジナルカレンダーが当たるそうです。対象施設は東京・埼玉・神奈川・千葉・群馬・栃木・茨城の1都6県。東京は東京都埋蔵文化財センターと日野市郷土資料館、稲城市郷土資料館の3館まずはスタンプシートをいただくため、先週末、稲城市郷土資料館へ行ってきました。京王相模原線若葉台駅から路線バスに乗って「台原」バス停で下車後、徒歩5分ほど 稲城市郷土資料館開館日 火曜日から日曜日 時間 午前9時から午後5時休館日 毎週月曜日、年末年始入場料 無料東京の郷土資料館って、旧学校校舎を利用しているところが多いような?以前行った、日野市郷土資料館 西東京市郷土資料館 も元小学校校舎の中に設置されていました^^廊下を歩いていると、遥か昔の学生時代を思い出しますわー(〃▽〃)もっとも、昔と今の大きな相違点は「冷房が効いてること✨」最近のただならぬ暑さだと、学校にもエアコンは必須ですよね。バス停から炎天下を歩いたため汗ダラダラだったので、室内の涼しさに生き返った心地でした資料室は建物2階にあり、原始~古代~江戸、明治時代の歴史資料や、多摩丘陵の動植物の標本など多彩な展示。ただ、スタッフさんに確認したところ「私的な利用だと撮影OK」というお返事でした。って、ことは・・・ブログはNGかも?と、少々不安なので画像はほんの少々だけm(__)m 縄文コーナーはコンパクトなスペースでしたが、石棒や耳飾りなどの縄文時代定番アイテムや縄文早期~縄文晩期の土器も揃ってましたお目当てのスタンプシート&スタンプもいただきました さてさて、お次はどこのスタンプをいただこうかしら~(^^♪なるべく、まだ行ったことのない郷土資料館に行ってみようと思ってます。とはいえ、群馬・栃木・茨城は遠いから1,2泊しないと無理かも?期間は11月末までなので、じっくりと検討しましょ~^^
2023.08.08
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今日も晴れと、にわか雨の繰り返し~洗濯物を出したり引っ込めたりと忙しいことです(>_<)今日は先月行った山梨県立考古博物館のミュージアムグッズなどを山梨県立考古博物館の日記part1 part2 part3 part3でご紹介したガチャの他、どんぐり粉入りのクッキーと「縄文ペンダント」を購入しました 土偶クッキーはどれも丁寧な造形で可愛くて可愛くて・・・・食べちゃうのが可哀そう(笑)なので実はいまだに食してませーんそろそろ賞味期限が来るから今週中には食べなくちゃ「縄文ペンダント」は5月の長野縄文旅のおりに買ったものと、芸風が少々似てるかも?でもいまだ未装着です💦だって、こんなに暑いと汗が紐に染みこみそうなので、涼しくなったら活用しようと思ってます(*´艸`*)博物館では”三十三番土偶札所巡り”の土偶スタンプも押していただきました。展示室では本物の「いっちゃん」と「のんさん」にもご対面~ やっと11スタンプ集まりましたが、「三十三番土偶札所」全部コンプリートするには、まだまだ時間がかかりそうですわーでも、そのぶん、お楽しみもまだまだたくさーん健康管理して、全箇所行けるように頑張らなっくっちゃデスところで、この日、帰りの高速バスを待つのを兼ねて寄ったお食事処「宮古」素晴らしく居心地のいいお店だったのでご紹介!古風な外観や<甲府南I.Cすぐ、山梨県立考古学博物館前>という立地の良さから「観光地にありがちな」な食堂かと思いきや・・・・営業時間ギリギリに飛び込んだにもかかわらず笑顔で快く迎えて下さり、天ぷら蕎麦も思わぬ(コラ)美味しさでビックリでしたカラリと揚がった海老&野菜の天ぷらは熱々で旨旨ぁ~🤤失礼ながら思わず「鄙には稀な」とヾ(^^;)昭和を思わせる、つまようじ入れも懐かしくて、おもわず2,3回トライしちゃいましたwwお店の営業時間は11:00~14:0017:00~21:00定休日は月曜日・第3火曜日(祝日の場合は営業し翌日休み)日曜営業も営業14時を過ぎてもドライバーさんや近所のかたと思しき女性陣も入店してきたんですが、「どうぞどうぞ、大丈夫ですよー」とニコニコ笑顔の店主さんなかなかの人格者だと思われます^^ただいま読んでる図書館本『ミュージアムグッズのチカラ』グッズ大好きには、たまらない内容です↓ミュージアムグッズのチカラ [ 大澤夏美 ]情報盛りだくさんだから、読んでるだけで「欲しい~」と危険な煩悩(笑)がわきあがる一冊ww最近、それでなくとも縄文関連のグッズが増えてきて、置き場所に困ってるというのにー<断捨離>実行中のかたには禁断の書かも
2023.08.07
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今日は昼前から時折スコールのような激しい雨が降って、午後は若干暑さ控えめにおまけに夕方空を見上げると、綺麗な虹が見えました虹を見たのは10年ぶりくらいかも🌈なにかいいことありそうな~?今日は昨日行った世田谷区立郷土資料館を世田谷線に乗ったのは久しぶり~土曜&夏休みのせいか、かなり混み混みでした郷土資料館は東急世田谷線上町駅から約5分ほどボロ市通りに面した「代官屋敷」の敷地内にあります。開館時間 午前9時~午後4時30分休館日 毎週月曜日、祝日、年末年始(12月29日~1月3日)ここには以前、代官屋敷に行ったさい、何度か寄ったことがあるんですが、都内最古の区立博物館というだけあって、薄暗~い雰囲気(コラ)オシャレな「世田谷区」のイメージらしからぬと思った覚えがありますヾ(^^;)今回はリニューアルオープンしたという情報をSNSで知り、さっそく出かけてきました設備改修工事なった館内は1階2階にかけての吹き抜けが開放感大✨随所に見やすさと分かりやすさが工夫されてるニュー・郷土資料館に一新されてました(撮影OK📷) 1階受付横の旧石器展示&閲覧室を抜けて階段を上ると、藁の蛇(?)がお出迎え~2階常設展のキャプションによると《江戸時代中期、奥沢で疫病が流行し多くの村人が倒れ、ある夜、村の名主の夢枕に八幡大神が現れ「藁で作った大蛇を村人が担ぎ、村内を巡行させると良い」というお告げがあり、さっそく実行すると、たちまち疫病が治まった》んだとか。当時のお祭りのジオラマも展示されてました世田谷区って、九品仏淨眞寺の『二十五菩薩来迎会(おめんかぶり)』といい、ユニークなお祭りが多いですねーお目当てだった縄文コーナーは耳飾り、大珠、石鏃、石錐、スタンプ式石器などに加え、土器は縄文早期の野島式土器、水戸式土器、鵜ヶ島台式土器や、縄文中期の曽利式土器、勝坂式土器、加曽利E式土器などなどバラエティ豊か~💓 ↑の土器、うっかりしてキャプションを撮り忘れ~ぐるぐるの渦巻き文様に目が回りそうでしたわー(@▽@)重要文化財保存処理完了記念 「野毛大塚古墳展」は新館2階展示室で令和5年10月22日(日曜日)まで野毛大塚古墳国分寺崖線上の高台、上野毛から尾山台にかけて広がる野毛古墳群のなかで最大規模の古墳です。平成元~4年に行われた発掘調査によって、古墳の形は帆立貝形古墳(全長82メートル、後円部直径67メートル、高さ11メートル)で、 同種の古墳としては最大級の規模を誇っています。(世田谷区HPより) 関東地方最古の鉄製甲冑や石製品など、多種多量の副葬品が出土しており国重要文化財に指定されています。新館1階の「ビデオブース」や本館1階の閲覧室も気になったんですが、今回は縄文メインで駆け足鑑賞~次は、もっとじっくりと再訪したいと思ってますこの日は資料館に行く前に、すぐ近くの「カフェ ヤスクーカ」でモーニングを 2年程前に初めて行って、とても気に入ったカフェその後、何度か店の前まで行ったものの、いつも満席で再訪叶わずでした店名の『ヤスクーカ』はポーランド語で「ツバメ」の意味とか。トースト&珈琲とも申し分ない美味しさでしたが、今回お隣席はお子様連れだったため、少々騒がしくて・・・・・落ち着かなくて残念でした資料館の帰りには下高井戸駅で降りて、これまた久々に「パーラーシシド」へここもいつも満席なんですが、この日はラッキーなことに2階席に座れました(^^)v今が旬のいちじくタップリの「イチジクパフェ」イチジク大好物なので、もうもう至福の時でした~ いちじく 生 4パック 1.5kg 完熟 イチジク 訳あり 和歌山 無花果 生食用 いちじく 無添加 いちじく食べ方 いちじくジャム レシピ公開中 お取り寄せ 小分け 冷蔵 クール 贈り物 プレゼント お中元 果物 フルーツ 手土産【エントリーでポイント最大10倍】【産地直送】福岡県 高糖度いちじく ”とよみつひめ” 秀品 Lサイズ 9〜12玉 約1kg【予約 8月下旬〜9月】 送料無料7月下旬より発送 産直商品・富士山の麓、岩本山で育てた「いちじく」桝井ドーフィン×4P 1P約400g以上 計1.6kg 8月から11月中旬まで
2023.08.06
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今日は毎月定例の「かかりつけ医」(内科)へ行ってきました。先月のコロナ罹患以来、一ヶ月ぶりの病院です😅一時は咳がおさまらず”後遺症”が長引くことを心配しましたが、もうすっかり完治医師も「良かったねー」と安堵の表情でした^^暑い時期の病院って、皆さん気温の上がる日中を避けるためか、午前中は激混み~それを見越して診療終了時間ギリギリに行ったんですが、それでもそこそこの混み具合でした入り口近くには時間外診察(発熱外来)を予約していると思しき数人の患者さんが既にお待ち状態(予約時間まで病院内には立ち入り禁止のため)炎天下の診察待ちは辛いですよねー。つい一ヶ月前の自分の姿を思い出し、「どうかお大事に!」と胸の中でつぶやきながら帰ってきました。そういえば最近、TVやラジオなどでも「コロナ感染状況」って、あまり耳にしませんよね?5類移行後も緩やかな増加傾向が継続しているようですので、皆様もお気をつけて~今日は先日の山梨県立考古博物館の続きを 常設展も「縄文王国山梨」の名にふさわしい充実の展示でした山梨県立考古博物館曽根丘陵公園内にある博物館。1982年(昭和57年)に開館常設展示は旧石器時代のナイフ形石器をはじめ、縄文時代では国の重要文化財に指定されている一の沢遺跡の出土品や殿林遺跡出土土器をはじめ有孔鍔付土器、人面装飾付土器、埋甕など各種土器群、ヒスイの装身具や金生遺跡の配石遺構のジオラマなど。弥生時代では農耕具や弥生土器、古墳時代では甲斐銚子塚古墳や大丸山古墳から出土した青銅鏡や短甲の複製品等(ウィキより抜粋) こちらも特別展同様に撮影可でしたしかもsnsも可ただ、特別展で写真を撮りすぎてしまいスマホのバッテリーが怪しくなってきたので、常設展は夫の古いiPhoneで撮影📷iPhone操作は不慣れなためか手ブレが多いうえ、画像が少々暗めになってしまいましたお見苦しい画像でスミマセンm(__)m石器類をはじめ、縄文時代早期を代表する尖底土器、装飾華美な中期の土器、表情さまざまな釣手土器などなど、実に多彩~ ↑左は《出産文土器》 右は玉抱き三叉文(丸とみつまたがセットになってる装飾)のある《深鉢形土器》《埋甕》のコーナーも充実してました。 右は出土状況の写真埋甕(うめがめ)縄文時代の深鉢形土器を土中に埋納する風習のこと。子どもの胎盤を納めて、人の出入りの激しい場所に埋設し、それを人が踏んだり跨いだりすればするほど子供は丈夫に育つという風習である。縄文中期中頃に中部~西関東地方で出現した風習で、少し遅れて周辺に波及したと考えられる(ウィキより)埋甕に用いられる土器は現世のものと区別するため、底の部分を抜き、天地を逆にして穴の中に埋められていたそうです 埋甕《顔面装飾付深鉢形土器》 縄文中期 上コブケ遺跡 粘土紐の貼り付けと顔のような表現がユニークな土器ですよねちょっとウサギっぽく見えません?そういえば特別展のイノシシ装飾のコーナーのこの子も、ウサギのようなお顔でした↓ 蛇やイノシシの装飾は多いけどウサギって珍しいような~(?_?)他にも気になった子を何点かご紹介 ↑左は《深鉢形土器》 縄文中期 甲ッ原遺跡盛り上がった把手部分はイノシシを模したもので、反対側の小さめ把手はヘビの横顔とか(『縄文アートを旅しよう』の説明より)右の《深鉢形土器》 は縄文中期 酒呑場遺跡『縄文アート』によると「波のようにそそり立つ口部分と胴部の円形コブのような盛りあがりというモチーフは複数確認されている」とか。丸い文様は「ギョロ目」みたいー コチラの土器もユニーク~《台付鉢形土器》縄文中期 酒呑場遺跡本には「アヒル顔」と書かれてましたが、私には「くしゃオジサン」にしか見えな~~~いそうそう!ミュージアムショップで回したガチャで出てきたのは、この子でした(*´艸`*)青色だとカッパみたいー(*≧д)ノシ彡☆他にも弥生時代~平安時代コーナーには、私にとって珍しいモノがたくさん並んでいたのでご紹介したいんですが、そちらはまた後日~<(_ _)>次はミュージアムショップで買ったグッズをご紹介。山梨県立考古博物館編、まだまだ続きます(笑)縄文アートを旅しよう! 日本遺産星降る中部高地の縄文世界 山梨県・長野県 [ 三輪嘉六 ]
2023.08.03
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毎日お暑うございます🎐今朝も我が地域は朝7時頃、すでに屋外は30度越えてました天気概況を見ると、今後1週間も猛烈な暑さが続くんだとか。東京はここ2週間ほど雨らしい雨がないため我が家の庭もカラカラですので、そろそろザーッと一雨欲しいんですけどねー(-"-)ただし、北上中の台風6号には要注意!思うに任せぬ空模様ですねー今日は「星降る中部高地の縄文世界─黒曜石ネットワークによる物流と人流─」展の続きをば part1を読み返すと、肝心の黒曜石の画像を貼ってないことに気づいて大焦りオオボケですね(^^ゞ黒曜石火山が生み出した自然のガラス。いにしえの時代より石器づくりに欠かせない素材として重宝されてきました。なかでも信州産の黒曜石は良質なことで知られ、周辺地域のみならず、北海道や青森の遺跡からも発見されており、品質の高さを背景にブランド化し、広く流通していたことがうかがえます。(パンフレットより抜粋) ↑黒曜石産地の一覧図我が故郷大分・姫島の黒曜石は白っぽい色合いでした当時の黒曜石は北海道や伊豆、神津島、島根の隠岐島、大分の姫島など各地で産出していたものの、品質の良さでは信州のモノが突出していたそうですその信州産黒曜石を求めて広く交易されていたということですが、取引はどうやってたんでしょうねー(?_?)貨幣はなかっただろうから各地の特産物でブツブツ交換かしら?でも、そのためのコミュニケーションってどうやって?文字は残ってないにしても”言葉”はあったわけですよね?じゃないと交易はなりたたないですし🤔で、最近の私の大きな疑問は「縄文人の言語は?」です^^先月、図書館で借りてきたコチラ縄文語の発見 [ 小泉保 ]今の日本各地の方言から縄文時代の音声をひも解いていく、という手法でしたが、いかんせんコロナ感染などでバタバタしたため3分の一も読めないまま図書館に返却しちゃいました再挑戦しなくっちゃと、と、話が逸れちゃいましたね(>_<)展示会場に話をもどして・・今展では八ヶ岳地域の逸品達も見応えあったんですが、東京・神奈川などの出土品もバラエティ豊富だったのが驚きでした↑相模原市や町田市の《クルミ形土器》 ↑厚木市の《人面付き有孔鍔付土器》や魚のような文様がある《浅鉢》 ↑町田市の《深鉢形土器》 ↑八王子市の《多摩ニュータウンのビーナス》(上段左)はお馴染みだけど、他の子は始めてみたものばかり ↑今年の1月に行った「志木市埋蔵文化財保管センター」で観た《顔面装飾付土器》(左)とも再会^^でも右の《蛇体装飾付土器》(志木市)はお初~まだまだ画像ファイルにはたくさん詰まってるんですが、切りがないのでこのへんでm(__)m最後は私的に衝撃度強かった2点を ↑左は《顔面把手付深鉢形土器》 柳田遺跡(国立歴史民俗博物館蔵)右は《人体装飾付有孔鍔付土器》久保上ノ平遺跡(南箕輪村)うーん(゜-゜)?縄文人たちのオリジナリティ溢れる土器に乾杯ー🥂
2023.07.31
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先週、山梨県立考古博物館へ行ってきました。開館40周年記念特別展「星降る中部高地の縄文世界─黒曜石ネットワークによる物流と人流─」会期 令和5年7月8日(土曜日)~9月3日(日曜日)開館時間 午前9時~午後5時(入館の受付は午後4時30分まで)会期中の休館日 月曜日(7月17日、8月14日は開館)会場 県立考古博物館観覧料 特別展は600円 常設展は220円 特別展・常設展のセットは650円 未就学児、小・中・高校生と山梨県内在住の65歳以上は無料ちなみに山梨県外在住の65歳以上は常設展のみ無料でした展覧会概要長野県では黒曜石の鉱山(八ヶ岳)を背景にムラが造られ、交流を通した造形美な土器や土偶が造られてきました。一方、山梨県では、採掘された黒曜石をブランド化し、物流の拠点として大きなムラが造られ、周辺地域の影響を受けながら独自に発達した優美な土器などが造られてきました。道具の材料としては、列島内で最大かつ良質な石材であり、黒曜石の交易ルートの発達と共に約五千年前に列島内で最も先進地域となりました。本展では、山梨と長野県各地の日本遺産の構成文化財を比較しながら、「中部高地の縄文世界」の原像を探るとともに、物流による交流の歴史的背景について考えます(HPより)前々から縄文時代の黒曜石ネットワークに興味があった私、黒曜石の原産地に近い「星ケ塔ミュージアム矢の根や」へはあまりに遠くて少々考えあぐねておりましたそのてん、甲府だと高速バスで日帰り可能なので、今回の特別展は千載一遇のチャンス🎯ただ、ここにきて連日の猛暑日なので少々心配でしたが、夏休み後半になると中央道が混みそうなので思い切って決行しました 館内の撮影は👌(一部を除く)以前行ったおり撮禁だった美術館の出土品や各考古館のビッグスターともいえる《凄い土器》が惜しげもなくズラリと並んでおり大迫力でした山梨長野だけじゃなく北陸や静岡など各地から出張ってきてる子も多いうえ、東京や神奈川からの出展品も見たことがないモノが多くてビックリ~我が地元のモノも未見なのが多くて「えー、観たことないよ!どこに隠してるのー?(笑)」と思わず目をパチクリ撮影枚数が多過ぎて整理しきれないので、まずは「山梨県立考古博物館」所蔵品から。↓は海外の縄文展でも人気を博したトップスター《深鉢形土器》殿林遺跡 縄文中期 優美なスタイルといいスタイリッシュな文様といい、堂々の風格 以前行ったことのある「井戸尻考古館」「尖石縄文考古館」、そして撮禁だった「原村歴史民俗資料館」(八ヶ岳美術館)のお宝も~ ↑「井戸尻考古館」 ↑「尖石縄文考古館」 ↑「原村歴史民俗資料館」一口に縄文時代とは言っても1万年以上も続いたうえに各地域によって土器も様々!私にとって、まだ未踏の地である諏訪、南アルプス、伊那地方などの出土品は特に目新しく感じました ↑諏訪 ↑南アルプス ↑北杜市右下の《深鉢形土器》小屋敷遺跡 縄文後期 はまるでギリシアのカップ風でなんともオシャレ~画像貼り作業に疲れた(コラ)ので今日はこのへんで<(_ _)>自分のための備忘録を兼ねた日記ですので、まだまだ続きます😅興味ないかたはスルーしてくださいまし~💦縄文アートを旅しよう! 日本遺産星降る中部高地の縄文世界 山梨県・長野県 [ 三輪嘉六 ]【中古】 八ケ岳縄文世界再現 / 井戸尻考古館, 田枝 幹宏 / 新潮社 [単行本]【宅配便出荷】
2023.07.29
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昨年11月にシルバーパスを取得以来、お出掛けのさいは便利に使わせていただいてます。先日東京ステーションギャラリーに行ったおりも、都営地下鉄を乗り継いで都内移動はほぼゼロ円~(^^)vホントにありがたいことです先週末も路線バスを3台(笑)乗り継いで、交通費ゼロで「新選組ふるさと歴史館」に行ってきました残念ながら新選組には全く興味なし(こら)の私😅お目当ては2Fの展示室で開催されていた企画展 「考古隊はじめの一歩」展です百草・倉沢エコミュージアム ―考古隊、はじめの一歩―会期 令和5年7月11日(火曜日)から9月18日(月・祝)まで開館時間 9時半~17時休館日 月曜日(祝日の場合は翌平日)展示概要豊かな自然が残る百草・倉沢地域。遥かむかし、この地には縄文時代の大集落「万蔵院台遺跡」がありました。歴史深いこの地域で、市民からなる「考古学がし隊」が自ら学び、調査した事柄を展示します。嬉しいことにオール撮影可でした📷万蔵院台遺跡日野市の東端、多摩市との境付近に位置する約5000年~6000年前の縄文時代中期の集落跡。1400年前の古墳時代後期の古墳や住居跡も調査されている。また中世後期から明治の初めにかけて万蔵院という修験の寺があった場所で、歴史的に大変重要な遺跡です(日野市HPより) 会場は1フロアだけで展示数は少なめでしたが、しっかりとした造形の土器は見応えありました特に内側外側両方に顔がある「両面顔面把手」は、とても可愛くて胸キューン(≧∇≦)←横から📷通常の顔面把手は片側(多くは内側)のみに顔が表現されてるんですが、この子は内側、外側両方ともに可愛いお顔目元や口元など裏表で顔の表情が微妙に違うので、両方を比べてみたりと、誰もいない展示室で長く眺めて楽しみました両面顔面把手は全国的に見ても非常に珍しいそうです===================================縄文時代の中頃(5000年前)、中部高地から関東地方西部にかけて、流行した顔面把手は「耳飾りを表現する孔を両端に持つ扇形の頭部」「中空で丸く縁どられた顔」「アーモンド形の吊り目」が特徴的で、深鉢形土器の口縁部に内側を向いて施されていることが多く、日常生活には不向きなことから儀式などの特別な場で使用されたと考えられています。===================================↑展示室のキャプションより抜粋<(_ _)>百草・倉沢エコミュージアム事業「考古隊」の有志が作成した味わい深い土器も、ズラリと展示されていました。 考古隊の皆さんの「はじめての土器焼き」の動画も上映されていましたが、観てる私までワクワクドキドキ~ 焼きあがって手にした”マイ土器”、感無量だったでしょうねー私も一度トライしてみたいなー全日本鉄道バス旅行地図帳 最新 2022年版
2023.07.24
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今日も暑いですね~(≧﹏ ≦)わが市の熱中症指数は《極めて危険》大雨被害にあわれた地域の方々には非常に申し訳ないですが…「一雨降ってくれ~」の心境です💦今日は今年2月に行った「市原歴史博物館」を市原歴史博物館既存の市原市埋蔵文化財調査センターを増改築した施設で、2022年11月に開館した。愛称は「I'Museum Center」開館時間 午前9時から午後5時(入館は午後4時30分まで)休館日 月曜日(祝日の場合は翌平日が休館)、12月29日から1月3日観覧料 大人個人300円・団体200円、高校生個人200人・高校生団体100円愛称の「I'Museum Center」は「市民を主人公に」というコンセプトから考案され、「I」は「いちはら」の頭文字and誰もが「私」の博物館と感じられる、そんな博物館にしたいという思いが込められているんだそうです😉なにしろ昨年11月にオープンしたばかりですので館内はピッカピカー縦4mもある五大力船をCG映像で再現したり、匂いを嗅ぐことができる”におい展示”や、触るだけで直感的に操作できるタッチモニターなど最新の設備も完備されていました 常設展示フロアでは旧石器時代~近世までの3万5千年の軌跡を展示。 ↑左は《イノシシ形土製品》縄文晩期 右は縄文時代の土偶や土板、顔面把手、イヌ形土製品などなど。「館長さんのガイドツアー」に参加したおり伺ったところによると、館長さん一番のお気に入り土偶はこの子だそうです^^ 左の子↓私は右のみみずく土偶ちゃんかな~ ↑左の《手燭形土器》縄文晩期 や右の《異形脚付土器》縄文晩期も気になりましたそれとキャプションだと《石剣》と書かれてた↓ちょっと、石棒っぽいような気がするんですが~🤔 弥生時代以降は急ぎ足で~のつもりだったんですが・・・千葉市埋蔵文化財調査センター同様に素通りできないものが多くて、ついつい見入ってしまいました 左は《人面付き土器》弥生中期 右は《鹿形埴輪》《猪形埴輪》古墳時代後期中でもズラリと並んだ《人物埴輪》古墳時代後期 は圧巻でした 皆、それぞれ表情が違うので一人一人見て行くと時間がいくらあっても足りない感じ😅右の子なんて、ちょっと憂い顔&オシャレな服装がキュートでしたわーあ、そだそだ先日千葉市埋蔵文化財調査センター日記で紹介した埴輪くん↓「ブラジャー」みたいに見えた胸の丸印は服の模様なんだそうですSNSのフォロアーさんから教えていただきました。”下総型埴輪”というんだとか。いや~無知蒙昧で失礼しましたm(__)m💦慌てて少し埴輪知識を学ぼうと、只今図書館に埴輪本を予約中です楽しく学べる歴史図鑑 はにわ(埴輪) [ 若狭徹 ]埴輪 古代の証言者たち (角川ソフィア文庫) [ 若狭 徹 ]平安時代の展示で一番心奪われたのは↓の《灰釉花文浄瓶》 平安時代(9世紀後半)荒久遺跡出土洗練された形に加え、花・雲・草の文様があしらわれており、えもいわれぬ美しさ《王賜銘鉄剣》のコーナーも興味深かったんですが、全く不勉強のため画像を貼りつけるだけで<(_ _)>詳細は市原歴史博物館HPの「王賜」銘鉄剣のページをご参照ください(^^)/民俗展示室では養老川をはじめとした河川の自然と生活への結びつきが紹介されており、五大力船のCG映像は迫力~ part2歴史体験館に続きます(^^)/「王賜」銘鉄剣と五世紀の日本[本/雑誌] (古代史研究叢書) (単行本・ムック) / 前之園亮一/著
2023.07.17
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ここ数年前から縄文さんぽを楽しんでいます♬縄文スポットに行くと、当然の如く縄文の次は弥生~古墳時代の出土品も並んでいるんですが、弥生時代以降の土器って縄文よりシンプルな造形なモノが多いので、いまひとつ興味が湧かずー😅古墳時代の埴輪はチラ見すること多いものの、他の展示品はついついスルーすることが多かった私です(^^ゞが!ここ千葉市埋蔵文化財調査センターの展示品は縄文以外の展示品も目を引くものが多くて素通りできませんでした😅千葉市埋蔵文化財調査センター展示室公開時間 午前9時~午後5時15分非公開日 土曜日・日曜日、祝日、年始年末観覧料 無料 アクセサリー類は縄文時代からあったものですが、弥生時代~古墳時代になってくるとグッと洗練されてきて、一気にオシャレ度が高まりますね~一方、縄文時代は過度なまでに装飾性が高かった土器は、弥生時代以降ドーンとシンプルに ↑左は弥生前期(荒海式) 右は弥生中期(再葬墓) ↑左は古墳時代前期の《土師器》 右は古墳時代前期の《ミニチュア土器》 ↑《手焙形土器》古墳時代手焙形土器(てあぶりがたどき)鉢形土器の上に開口のある覆いを付けた形状の土器。弥生時代後期後半中葉から古墳時代前期の遺跡から出土する。名称はその姿が手焙火鉢(だるま火鉢)に似ることに因むが、実際は火を用いた祭祀に用いられたと考えられる。ただし、内側に煤が付いてないなど火を使用した痕跡が見られない物も多く、実際にどのような使われ方をしたのかは不明(ウィキより) ↑左は古墳時代中期《韓式系土器》 右は古墳時代後期《須恵器》↑平安時代《墨書土器》この辺りまでは、何度か他のスポットでも、なんとなく見たことあるモノが多かったんですが、『七廻塚古墳』からの出土品は一段と珍しく感じるモノばかりでした七廻塚古墳昭和33年、生浜東小学校(当時の生浜中学校)の校庭拡張工事に先立ち発掘調査が行われ、円墳の主体部から滑石製の立花、臼玉、刀子や斧を模した副葬品、直刀、鉾、斧などの鉄器とともにめずらしい銅鏡(変形獣文鏡)、石釧などが出土しました(HPより) ↑左は《立花》 右は《刀子形》や《剣形》などの「石製模造品」立花石枕(死者のための枕)の周囲にある小穴に差し込んで立てる飾り。↑《石釧》石釧(くしろ)イモガイという南海産の巻貝を輪切りにして作った貝製腕輪をモデルとした儀器。正円形で、通常、断面形が匙面となり、上面に細かな放射状の装飾がつけられています。==============================================七廻塚古墳から出土した石釧は直径16.5cmを測る大型品で、滑石と呼ばれる石材で作られ、表裏面ともに櫛歯文(くしばもん)の間に複合鋸歯文(ふくごうきょしもん)が配された、非常に優美かつ精緻な優品です。また、このような文様構成を持つ石釧は全国的に見ても非常に類例が少ない特異なものです(千葉市HPより)==============================================他にも《石権》だの《はそう》だの《把手付き中空円面硯》だの《壺G》だの、見たことも聞いたこともないもののオンパレード~ 縄文時代以降のことを自分がいかに知らないかを思い知らされました無知蒙昧でお恥かしい(/ω\)あ、埴輪だけはお馴染み(?)なので、観てるだけでホノボノでも、この形象埴輪くん、ゴージャスなネックレスに加えて「ブラジャー」っぽいもので装ってるじゃないですか~⁉思わず胸に目が釘付け~ と、半日居ても全然飽きずに観てまわれた「千葉市埋蔵文化財調査センター」ぜひとも、もう一度再訪したいスポットナンバーワンです日本の先史時代 旧石器・縄文・弥生・古墳時代を読みなおす (中公新書 2654) [ 藤尾 慎一郎 ]最終解答 日本古代史 神武東征から邪馬台国、日韓関係の起源まで【電子書籍】[ 八幡和郎 ]日本古代史を科学する【電子書籍】[ 中田力 ]
2023.07.15
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一昨日が殺人級に暑かったせいか、昨日今日は30度位で比較的涼しく感じますねこのまま、ずーっとコレくらいだと楽なんですが・・・どうやら連休以降はまたもや猛暑が戻ってくるんだとかまだ7月中旬ですもんねー💦皆様、水分補給怠りなく、くれぐれもご自愛くださいませ今日は野暮用のため立川まで行ってきましたコロナ発症以来、バス&電車に乗るのは約2週間ぶり!まだ足に力がはいらずフラフラしているので、超特急で用事を済ませ、12時過ぎには帰宅しました途中、またもや咳が多発して苦しい一幕もあったので、本格的なお出掛けはまだしばらくは無理そうかも連休中も養生しなければ~┐(´д`)┌ヤレヤレ今日は前回の千葉縄文さんぽの続きをば加曽利貝塚博物館を観たあとは、千葉市埋蔵文化財調査センターへ行きました ↑ココにもかそり~ぬ君が^^調査センターのHPで交通案内を見ると《京成千原線「学園前駅」下車、徒歩約10分》と書かれていたので、楽勝と思ったら・・・・・最寄り駅からはずーっと登り路でした畑や住宅街など長閑な風景を眺めながら登ると、息がゼーゼー明らかに15分以上かかりましたよーバス利用《JR千葉駅から小湊バス「イオンタウンおゆみ野」行き、文化財センター入口下車、徒歩約5分》にすれば良かったと大後悔でしたが、そんな苦労をしただけのことは有り館内には旧石器時代から中世までの千葉市内出土品の優品がズラリと並び、これまで見たこともないような造形のものも多くて大興奮でした↑縄文早期~中期の土器↑縄文後期の土器 ↑加曽利貝塚のアワビ形土器もリアルでしたが、こちらもなかなか~ ↑縄文後期の舟形土器(安行2式) ↑縄文時代にサンダルなんてあったんですかね~(?_?)そしてそして極め付きはこちら🎵カーモンベイビー カーモンベイビー たまねぎ食べれる~オラはにんきもの~(* ̄0 ̄)θ~🎵と思わず歌ってしまいそうなくらい「クレヨンしんちゃん」にソックリー(≧∇≦)「人面付土板」(内野第一遺跡)縄文晩期特有の遺物で、”護符”という意見があるそうです。あまりにもクレヨンしんちゃんに似ていることで話題になったこともあるんだとか縄文出土品の定番、耳飾りや土偶たちも~ ↑こういうタイプは初めて見ました土偶もバラエティ豊か オトボケ顔のが多し~(*´艸`*)と、縄文も見応えあったんですが、ココは弥生以降の出土品もユニークなものが多くて見とれてしまいましたいつもだと弥生・古墳コーナーは素通りすることの多い私ですが、ココではガン見~なので「弥生・古墳時代 編」へ続きます(*'▽')/
2023.07.14
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今日は”災害級の暑さ”とかで、我が街では「39,1度」を観測し、今年の全国最高気温を更新したそうですさきほど買い物のため外出した夫によると「熱風が吹き付けてきて、もの凄い暑さ」だったとか。危険ですねー『燻製』になっちゃいそうなので今日は外出を控えてエアコン三昧で過ごしましょ今日は昨年末の縄文旅を千葉への一泊旅行はこれまで2回。初回は 2022年12月 2度目は 2023年2月 国立歴史民俗博物館 千葉美術館 初回の遠征の「加曽利貝塚」「千葉県埋蔵文化財センター」、2度目遠征の「市原歴史博物館」も未アップのままです💦縄文スポットへ行くと、写真の枚数がハンパない数になってしまうため、整理が億劫(コラ)で、ついつい後回しにしちゃうもので~もはや記憶も薄れてしまってるので、画像メインで失礼しますm(__)m加曽利貝塚日本最大級の縄文時代の貝塚および環状集落の遺跡である。直径140mのドーナツ形をした縄文時代中期の北貝塚と、長径190mで馬のひづめ形をした縄文時代後期の南貝塚から成り、隣接する両者を上空から見ると8字形をしている。貝塚のまわりには、当時の人々がくらしたムラの跡が広がっており、学史上でも著名な標式遺跡としても知られる。国の特別史跡に指定され、加曽利貝塚縄文遺跡公園として親しまれています。北貝塚E地点の土器は、縄文中期後半の加曽利E式、南貝塚のB地点の土器は、縄文後期後半の加曽利B式として編年の指標となる土器と位置づけられている。(加曽利貝塚博物館HPとウィキより抜粋^^) 知らなかったんですが、千葉市って貝塚数が日本一なんだとか!日本国内の縄文時代の貝塚は約2,400ヶ所といわれているうち、約120ヶ所が千葉市内に集中してるんだそうです。約7,000年前に縄文人が住み始め、巨大な貝塚の形成が始まったのは、今から約5,000年前の縄文時代中期(北貝塚)で、貝塚が最も大型になったのは今から約4,000年前の縄文時代後期(南貝塚)とされています。公園内を歩くと、いたるところで貝殻と思しきものが転がっていたんですが・・園内ではいっさい採取禁止となってました ↑公園内の「階層断面観覧施設」貝塚って、ともすれば「ゴミ捨て場」というふうにとらえられがちですが、最新の研究からは「リサイクルの拠点だった」という観点が注目されているようです。貝塚の骨をリサイクルして釣り針や装飾品に加工したり、貝殻をリサイクルして「魚のうろこ取り」に使ったり、貝殻をセメントのような建築資材に加工して住居の塗装に使った跡も見つかってるんだとか貝塚は有用な資源をためておく「倉庫」のような場所だったのかもしれませんねーおまけに初期の貝塚の貝は大小さまざまな大きさだったのに、後期になると一定の大きさに揃っているんだとか。つまり、小さな貝を採り過ぎてしまうと後で困ってしまうことに気づいて、大きな貝だけを採るようになった可能性、つまり今でいう「SDGs・資源管理」縄文人、素晴らしい~👏👏 ↑貝塚で見つかった人骨のなかには、足に障害のある人もいたようです。つまり、お互いを支えあう「共生」の意識があったのかもしれませんよね?公園内の加曽利貝塚博物館には多種多彩な土器がズラリと並び、大迫力でした ↑加曽利貝塚博物館 なにやら工事中でゴチャゴチャしてました💦でも、たぶん今頃は完成して綺麗になってるかも?^^入り口には加曽利貝塚のPRキャラクター「かそりーぬ」くんがお出迎え 加曽利E式土器を頭にかぶって、イボキサゴ(加曽利貝塚でたくさん出土する貝)の首飾りをつけています ↑加曽利B3式アワビ形土器 ↑加曽利B3式異形台付土器 もちろん土偶もたくさ~ん! ↑この「土偶の変遷」図がとても分かりやすくて納得でした縄文時代に2千年にわたり人々が住み続けた加曽利貝塚遺跡。さすが、見どころ満載でワクワクの半日を過ごせました加曽利貝塚
2023.07.12
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ここ数年通ってる体操教室は曜日によって内容&インストラクターが違います。よく行く木曜日は「ストレッチヨガ」└|°ε°|┐でも今月はたったの一回しか催行されないので、今日は月曜日のクラスに参加してきました。今日の種目は「ボディケアストレッチ」でもまぁ、中身的にはさほど変わずーただ、BGMの音楽があまりにポップすぎて(笑)少々落ち着かなかったです💦ちなみに木曜は環境音楽的な穏やかなBGMたぶん、それぞれの先生のお好みなんでしょうね~😅今日は先週末、行った東村山さんぽを東村山市は初めての町電車に乗ってしまうと乗り継ぎ時間を入れても1時間弱と案外近くてビックリでしたお目当ては、もちろん縄文遺跡~ 西武鉄道「西武園駅」も初めてでした!駅の隣に競輪場があるとは知らなかったぁーもっとも、この日はレース開催日ではなかったのか、駅構内はひっそりとして人影まばらでした駅南口から5分ほど歩いて「下宅部遺跡はっけんのもり」へココはこれまで読んだ縄文関連の本の中でも、たびたび目にしていた”低湿地遺跡”です低湿地遺跡丘陵や高台にある遺跡に比べて湿潤なため、動物・植物性の遺存体(有機物)が多く残されることを特徴とする。普通の遺跡に比べて木器や骨角器、植物(トチやクルミなどの堅果類)・動物の骨、埋葬人骨など、乾燥地では残りにくい有機質の遺物が出土することが多い。この日は真夏日でお日様ギラギラの暑い日でしたが、園内を流れるせせらぎのせいか心地よい風が~下宅部遺跡 はっけんのもり都営住宅建替え工事のさいに発見され、1996年から約8年にわたる発掘調査のあと地下に遺跡が眠ったままの状態で「埋没保存」された公園です。縄文時代後・晩期、古墳時代、奈良・平安時代、中世にかけての遺跡で、東京都の『史跡』として文化財指定され『日本の歴史公園100選』にも選ばれています。(東村山市HPより抜粋) 通常の遺跡ですと、土中の酸素とバクテリアによって有機物は腐ってしまい残ってないことが多いんですが、川や湧き水による水がふんだんな低湿地遺跡の場合、水と泥によって空気から遮断されていたため、木の道具や植物などが残ることが多いんだとか発掘作業のあと、遺跡はそのまま埋没保存されているので、緑豊かな公園の下に縄文人たちの生活の跡が眠っているのかと思うと感慨深かったですわーで、肝心の出土品は?「はっけんのもり」から徒歩5分ほどの「八国山たいけんの里」に収蔵されていました八国山たいけんの里「狭山丘陵の自然と人のカンケイ」をテーマに、八国山緑地周辺の動植物、環境、遺跡、暮らしなどを題材とした展示やさまざまな体験学習ができる施設です。国の重要文化財に指定されている「下宅部遺跡」の出土品(縄文時代の漆製品など)とても貴重な出土品も間近で見学することができます。(東村山HPより)開館時間 午前9時30分から午後5時休館日 月曜日・火曜日 祝祭日が重なった場合は開館し、他の日に振替 年末年始12月27日から1月5日入館料 無料*館内は土足厳禁のため、入口で靴を脱いで備え付けのスリッパに履き替えます😉貴重な出土品がズラリと並んだ収蔵庫には圧倒されました極上の美しさをたたえた漆塗りの弓や髪飾り、縄文人の指紋がついた土器や、漆で金継ぎした端正な注口土器などなど、素晴らしい逸品の数々にはただただ感動でした(〃▽〃)おまけに学芸員さんが懇切丁寧に小一時間も解説してくださったので、色々と勉強になりました✨感謝感謝です~(๑>◡<๑)ただしネット上に画像を出すことは厳禁(撮影は可能)皆さまにも見ていただきたかったんですけどねー ↑館内で購入した小冊子3冊(50円×2,100円)と土笛(100円)。土笛には穴が一つしかないのでボーと鳴るだけでメロディを奏でるのは、とうてい無理っぽいです😅たぶんボランティアさんか体験の方々や作ったもの?私も一度体験してみたし~お次は10分ほど歩いて「菖蒲祭り」を開催中だった北山公園へ~縄文の漆の里・下宅部遺跡/千葉敏朗【1000円以上送料無料】縄文の動物考古学 西日本の低湿地遺跡からみえてきた生活像 [ 内山純蔵 ]
2023.06.19
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東京も梅雨入りして、雨&曇続きの日々ですねーまだとうぶんのあいだ、湿度の高い毎日かもでも本格的な暑さには程遠いので「お出かけするなら今~」とばかりに、週末には慶應義塾ミュージアム・コモンズと昭島市郷土資料館へでかけてきました慶應義塾ミュージアム・コモンズの【さすが!北斎、やるな!!国芳】はと~ても楽しかったですが、こちらは後にして、今日は昨日行った昭島市郷土資料室をアキシマエンス「つなぐ・広がる・見つける・育む」をコンセプトに、市民図書館、郷土資料室のほか、教育と児童福祉関連などの施設を集約し、市民の交流の場と課題解決を支援する、知の拠点です。2020年オープン昭島駅から徒歩10分ほど(市のHPより) アキシマエンシスという愛称は、アキシマクジラの学名である「エスクリクティウス アキシマエンシス」が由来だとかアキシマクジラ1961年、市内のJR八高線多摩川橋梁近くでクジラの化石が発見され、同種類のクジラが他に発見されていないため、和名「アキシマクジラ」と命名された。発掘当初はおよそ500万年前と推定されていたが、現在では160万年前の地層から出土したとされている。100万年以上前のクジラの全骨格がほぼ完全な形で発掘されたのは、世界でも初めてだと言われている。↑アキシマクジラ 左前肢(化石)発見当時は、ちょっとした話題になりましたよね?100万年前はこのあたりも海で、クジラも泳いでいたんですねー🌊🐳図書館は天井が高くて木製の書棚が優しい印象とても開放感溢れるスペースでした館内の隅々までユッタリとした配置なので、大人から子供までのんびりと読書を楽しめそうな空間こんなステキな図書館がわが街にあったら絶対に毎日通っちゃう~(我が市の中央図書館は古くて暗くて閉鎖的な雰囲気です) 昭島市郷土資料室の入り口は地味すぎて(笑)通り過ぎそうになりました😅 展示室内は少々コンパクトながら、巨大スクリーンなどの最新技術展示がオシャレ~お目当てだった縄文土器も展示品はやや少なめでも、それぞれ選りすぐりの逸品🌟って感じでした 縄文中期 勝坂式土器 西上遺跡出土口縁の把手は 蛇っぽいかも(?_?)展示品が出土した遺跡のmapがついてるのがGOOD~(^∇^d)他の郷土資料館にも、たいてい「遺跡map」は展示されていますが、こんなふうに出土品の一つ一つに表示されているところは珍しいような気がします。地域住民にとっては「え?こんな身近なところに遺跡があったんだ?」という気づきがあって、いいですよねーこちらは、なんとも優美なフォルムでステキな土器 縄文後期 称名寺1式土器 龍津寺東遺跡出土上から見ると菱形平面の見事な造形渦巻き文などの文様もおおらかな流れで、観てるだけでウットリでしたこちらは威風堂々の環状把手土器 縄文中期 勝坂式土器 広福寺台遺跡高さ67cmの把手付大型土器。口縁部は無文、胴部には全面縦の縄文を施し、その上に隆起線文が付けられています。大量の物を貯蔵できる容器だとか。 縄文早期 井草式土器 上川原遺跡 (昭島駅のすぐそば!)約1万Ⅰ000年前の土器で縄目文様が全面に施されています。この時期の土器で、これだけ原型をとどめている貴重なもの✨こちらは端正な佇まいの勝坂式土器 縄文中期 西上遺跡出土 勝坂式土器片側に環状把手のついた深鉢形土器で左右非対称の優れた造形。日常の煮炊きではなく特別なときに使われたものと考えられているとか🤔この日のランチはアキシマエンス1Fの「ライブラリーカフェampere」で ↑HPより画像おかりしました<(_ _)>BLTとアップルジュースのセット、中にはチーズとフレッシュな🍅もサンドされかなりのボリュームカリッとした焼き上がりで、うまうまでした~昭島市郷土資料室、とーても気に入りました!資料室の隣はシアターになってたので、次に行ったらぜひ鑑賞してみたいです
2023.06.11
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今日は青空が広がって洗濯日和~午後は30度越えのところもあるそうですが、明日はまたお天気下り坂とか関東もそろそろ梅雨入りでしょうかねー今日は「西東京市郷土資料室」(3月)をφ(..)まだ工事中だった下野谷遺跡を見学したあと、路線バスを乗り継いでいきました。アクセス情報だと<バス停「西原グリーンハイツ」で降車後、徒歩3分程度>ということだったんですが……バス停で下車後、方向を見誤ってしまい資料室周りをグルリと一周したあとに、やっと到着結局徒歩10分くらいかかってしまったかも💦グーグルmapを見ながら行ったんですけどねートホホ 西東京市郷土資料室は旧西原第二小学校(現在は西東京市西原総合教育施設)の2階。下駄箱に靴を置いて階段を登ると教室がズラリとならんでおり、その中が展示室になってます。そういえば、以前行った「日野郷土資料室」も元小学校の中だったっけな。少子化のせいで廃校となった学校の有効活用ということでしょうか?🤔 手書きのキャプションやイラスト、ドングリや枯れ葉などもレイアウトされて、手作り感満載の展示室でした。 ↑縄文一家がなかなかにリアル~西東京市郷土資料室開室時間 午前10時~午後5時 正午~午後1時は閉室休室日 月曜、火曜、年末年始利用料 無料 展示室は「市内遺跡出土品として石器や土器」「下野谷遺跡から出土した石器・土器」「奈良時代から昭和まで」という構成です。見学者は私一人だけでしたしスタッフさんの姿も見えず、完全なる貸切状態お目当ての下野谷遺跡出土品をゆーっくりと堪能できました↓はすべて下野谷遺跡の出土品 縄文時代に約1000年間と長きにわたって続いた集落遺跡であるためか、土器の種類も「勝坂式」「加曽利E式」「連弧文系」などなどと、実にバラエティ豊か~縄文中期の関東地方で出土する土器に加えて、甲信越地方に分布の中心がある「曽利式」も!西東京市デジタルアーカイブによると「人や情報が移動する広域のネットワークの結節点のような役割も持つ遺跡だったことが想定できます」だそうです。ちなみにこの『西東京市デジタルアーカイブ』、町田の『町田デジタルミュージアム』と同様に3Dビューアーを使って、土器を回転したりと多角度の観察がOK(^_-)これって土器好きには、たまらないシステムですわ~こういうのって他にはないか?と探してみると、青森の「三内丸山遺跡縄文デジタルアーカイブ」を見つけましたと、と、と、話を元に戻してと・・・・・こちらの展示室で一番目を引いた土器はコチラ深鉢 勝坂3式土器==================================胴部上部との境に器壁を削るように段が施されていて、それより下に縄文が施されている。段から上、頸部にめぐる1本の沈線までで区切られた文様帯は隆帯と沈線で描かれた模様で充填されている。器形の美しさに比して施文は雑である。ほぼ完形でみつかった(デジタルアーカイブの説明)==================================「雑である」って・・・・うん、確かに~(*≧д)ノシ彡☆でもクッキリと大胆な文様は、こちらに迫ってくるような迫力でした《おまけ》この日は東伏見駅から下野谷遺跡に歩いたんですが、駅前に行列を発見どうやら老舗のお団子屋さんのようだったので、ついフラフラと私も行列後尾に~「ふしみだんご」西武新宿線東伏見駅、南口ロータリーすぐの和菓子屋さん。 遺跡公園で海苔を巻いた焼きだんごと桜餡の2本を(´~`)モグモグいやー、美味しかったのなんの思わず一人で「うンまーい(≧∇≦)」と声に出して言ったほどです(笑)だんごそのものが柔らかすぎず固すぎずの程よい噛み心地と味の良さ餡も甘すぎず手作り感ある美味しさなうえ、ずんだ・くるみ・草餅などのオーソドックスなものからレモン餡やショコラなど、かなり革新路線のものも取り揃ってて、店頭で眺めるだけでワクワクしちゃいました^^近かったら全種類コンプしたいくらいです縄文土器の技法 (考古学研究調査ハンドブック) [ 可児通宏 ]文化としての縄文土器型式 [ 川崎保 ]
2023.06.05
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今日はお出掛けする予定だったんですが、朝から強い雨のため取りやめました😢午後過ぎてからは、ますます激しい降り方になってきたので、取りやめて正解でしたわ!各地では土砂災害情報や避難指示なども発令されているようですし、今後、線状降水帯発生のおそれも高まっているようですので、皆さまも警戒怠りなくお気をつけて~今日は先月行ってきた下野谷遺跡公園を( ..)φ 実は2か月前にも行ったんですが、まだ工事中で遠くから眺めるだけでした ↑今年の3月工事は4月に終了して一般公開もスタートしたと聞いて、再度出かけてきたしだい 下野谷遺跡武蔵野台地を東西に流れる石神井川の右岸に面した双環状集落。縄文時代中期(今から約5千年前から4千年前)の環状集落であり、南関東では最大規模の集落遺跡。平成27年に一部が国史跡に指定されました。集落には、土坑(お墓と考えられる穴)群のある広場を囲むように、住居跡や掘立柱建物(倉庫などと考えられる建物)群などが並ぶ形で構成されており、縄文時代中期の典型的な「環状集落」という構造をしています。(ウィキと西東京市HPからミックスして抜粋😅)3月には土葺だった屋根はすっかり草に覆われて青々としていましたオレンジ色の柵はまだ撤去されてなかったんですが、住居の中は見学可能に ↑ 2号 竪穴式住居 縄文中期(約4500年~4000年前) ↑3号 竪穴式住居 縄文中期(約5000年~約4500年前)復元された竪穴住居は、ほぼ直径5.5mの円形で、深さは1m弱、中央には火をたく炉が設置されており、屋根は土をかぶせた「土ぶき」(直径約12m)現地で行われた発掘調査のデータを基に、住居跡付近で忠実に再現したそうです地中から多くの土器が出土した様子を再現した「土器だまり」や、復元されたお墓も!ただし、残念ながら発掘時、お墓内の骨や木などの有機物は残ってなかったとか。 土坑近くの木には「中には何も入ってないから、掘ったり登ったりしないでね」と注意書きも貼られてました^^ ↑左は休憩所、右は縄文時代に食べていたであろう、豆やえごまを植えた「したのや縄文菜園」 休憩所やトイレも設置され、遺跡の内容を知ることができる解説板や、遺跡全体がわかる航空写真や立体模型も展示されていました。ただ、肝心の出土品が一つもなくて、ちょっとガッカリ本町田遺跡公園のように、ほんの一部でも展示していてくれたら、よりいっそう興味も深まると思うんですけどねー(-"-)公園の中央のクローバーが広がる原っぱでは、近所の男の子が虫取り網を持って元気に駆け回ってました虫籠には蝶々が3,4匹入ってましたよー こんなふうに伸び伸びと駆け回ることの出来る公園って、最近はあまり見かけませんよね。男の子の表情が実に嬉しそうで印象的でしたそうそう!こちらは下野谷遺跡をPRするキャラクター像。左から父親「ぎん」、「しーた」、「のーや」、母親「あん」ですって東伏見駅南口に並んでいます。公園の整備も完成したし、多くの人に縄文文化に親しんでいただくために活躍して欲しいものです^^この日はバスを乗り継いで三鷹歴史文化財展示室「みたかえる」に行きました。が、ここ下野谷遺跡の出土品を展示している「西東京市郷土資料室」に行った(3月)日記がまだなので、お次はそちらに続きます(予定^^)
2023.06.02
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今日は2週間ぶりにストレッチヨガ教室に行ってきました久しぶりに1時間ほどストレッチして血行が良くなったせいか、体操後は身体&気分も爽やかに~家でも毎日自己流のストレッチしてますが、先生の指導のもとに動くとデトックス効果が倍増~ホントは週一回行きたいんだけど、市が主催の教室のため休講が多くて月1,2回しか参加できないのが悩みのタネ💦来月はたったの一回しかないんですってーどこかもう一箇所、他の教室も追加したほうがいいかも、と思案中です今日も長野旅の続きを~( ..)φ尖石縄文考古館のあとは車で12,3分の「中ッ原遺跡公園」へ行きました中ッ原遺跡(なかっぱらいせき)縄文時代中期(約5,000年前)から後期前半(約4,000年前)八ヶ岳連峰西麓の細長い屋根状台地の上に位置し、八ヶ岳西麓の中でも拠点的な集落と考えられ、200軒以上の竪穴住居址、3,300余りの柱穴・墓穴・黒曜石の貯蔵跡などが発掘され、多量の土器や石器が出土したほか、土坑からはヒスイやコハク、平成26年に国宝に指定された土偶「仮面の女神」が出土しました。(茅野市HPより抜粋) 公園内には「仮面の女神」が発見されたときの様子が復元されていました。 柱穴列にあわせて柱も復元されており、なにやら”パワースポット”的な雰囲気~ 遺跡からは、霧ケ峰、蓼科山、八ヶ岳、守屋山が一望でき、公園の真中に立つと恐ろしいまでの”開放感”でした国宝土偶5点<縄文のビーナス、中空土偶、合掌土偶、縄文の女神、仮面の女神>の中でも異彩を放つ「仮面の女神」✨尖石縄文考古館で買った小冊子「仮面土偶 発掘の記録」によると、出土状況から見るに<何者かを埋葬したとき、あるいは遺体を埋葬した後の墓に対する儀礼のために埋められたものと思われる>だとか考古館に展示されていた他の出土品、土器や浅鉢などを見ても、明らかに他の遺跡のものとは一線を画する独特の佇まいでしたし、おそらくなんらかの祭祀のおりに使われていたことは間違いないのでは?と想像してしまいます ↑すべて尖石縄文考古館内の中ッ原遺跡出土品日頃は特別スピチュアルな体質(?)ではないんですが、中ッ原遺跡の出土品を観ていると、思わず縄文時代の「特別な儀式」を幻視(笑)しちゃいそうでした^^【新品】仮面の土偶 「仮面の女神」国宝指定記念編集 田中清文/著国宝土偶「仮面の女神」の復元 中ッ原遺跡 / 守矢 昌文 著 歴史 心理 教育 授業 心理学 自閉症 自立 日本 歴史 概論 江戸 研究 入門 明治 世界史 戦争 戦後 人類史 文化 冷戦 古代史 民主主義 政治思想 社会 近代化 現代史 宗教 仏教 多民族.. 人気 おすすめ 送料無料 #og
2023.05.25
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昨日は蒸し蒸しと暑くて思わずエアコンのスイッチオンしたんですが、今日は一転、またまた肌寒い陽気に~3月並の気温だとか?ただいま机下の足元ヒーターつけてます今日も長野旅の続きをば2日目は「尖石縄文考古館」へ なんと、この日は「国際博物館の日」ということで入場料ゼロでした本来だと【大人500円、高校生300円、小中学生200円】そもそも考古館や郷土資料館って入場無料の所が多いですし、高くても500円位。最近の美術館博物館の特別展だと2000円以上するところはザラなのに~。常日頃から「こんな値段でいいんですか?」と少々申し訳ない気持ちです💦特にここ「尖石縄文考古館」は国宝土偶が2体も展示されていることで別格的な場所だというのにタダで観られるなんて、ありがたやありがたや~尖石縄文考古館尖石・与助尾根遺跡及びその周辺遺跡の出土品を収蔵、展示している。1955年に開館。2000年にリニューアル・オープン。蓼科山麓周辺の先土器時代の遺跡出土品、八ヶ岳西麓の縄文時代の遺跡出土品を中心に、市内各地の遺跡から出土した土師器、須恵器、古墳の副葬品、石器、土製品などを中心に考古学資料約3000点を収蔵している(ウィキより抜粋)尖石・与助尾根遺跡八ヶ岳西側山麓地帯の大扇状地上にある標高1050-70mの東西に広がる長い台地の上にある縄文時代中期の集落遺跡。縄文時代を代表する遺跡の1つとして知られる。(ウィキより抜粋)↓考古館そばの与助尾根遺跡さすが中部高地の縄文を代表する考古館なだけあって、国宝土偶「縄文のビーナス」「仮面の女神」を始め膨大な数の展示品がズラリと並んでおりましたしかも、ごく一部を除いて撮影OKあまりに嬉しすぎて撮影しまくり、画像ファイルが大変なことに~(自分のスマホと夫のオサガリのiPhoneの2台持ちで撮影^^)今回はごくごく一部だけご紹介 縄文のビーナス(国宝) 縄文時代中期前半 棚畑遺跡 全長27㎝ 出土は昭和61年ハート形をした顔と身体全体がふくよかな美しいフォルムが魅力的頭頂部の髪(帽子?)の渦巻文も不思議だし、なによりも印象的なのはラメをかけたようにキラキラと光っていること!(写真じゃよく分からないかも💦)雲母片が混じった粘土を使って作られているためだとか。 仮面の女神(国宝)縄文時代後期 中ツ原遺跡 全長34cm 出土は平成12年遺跡のほぼ中央にある、お墓と考えられる穴が密集する場所で、穴の中に横たわるように埋められた状態で出土したんだとか。体には渦巻きや同心円、たすきを掛けたような文様が描かれており、文様のない足はよく磨かれています。この土偶は中が空洞の「中空土偶」ミュージアムショップで購入した小冊子によると「右足が壊れて胴体から外れており、人為的に取り外した」ことが判明したそうです。三十三番土偶札所巡りの御朱印スタンプにもなってる「おやゆび姫」ちゃんは、ホントにちっこくて見逃すところでした💦 他にも土偶さまざま~ ↑縄文中期前半 尖石遺跡 土偶破片 縄文中期 茅野市内の遺跡 ↑縄文中期 棚畑遺跡 縄文中期前半 長峯遺跡 ↑ 長峯遺跡のこの子、髪型(?)の造形がユニーク。編み込みヘア?ちょっとアフロヘアっぽいような土器も多種多様で、これまで見たことのないような面白い造形のものがたくさんそれぞれの文様について詳しく解説されており、とても勉強になりました。 なかには下手な土器のコーナーも上手い下手はともかく、今回一番印象に残ったのはこちらの「貝殻状装飾付深鉢形土器」なんだか竜宮城に置いてありそうじゃないですか?メルヘンチック~(縄文時代前期末 丸山遺跡) と、と、キリがない(笑)ので、このへんで。続きは中ッ原遺跡編にてm(__)m原始集落を掘る尖石遺跡
2023.05.23
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プチお久し振りです\(^^)週中に八ヶ岳のほうへ一泊旅行してきました。東京も暑かったようですが、八ヶ岳高原も日差しが強くアッチッチそれでも湿度がないぶん風が爽やかで、高原の緑を思う存分堪能できました ↑八ヶ岳自然文化園八ヶ岳自然文化園長野県諏訪郡原村にある「八ヶ岳の自然とふれあい」をテーマにしたレジャー施設。グラウンドゴルフ場、マレットゴルフ場、ディスクゴルフ、グレステンスキー場などのスポーツ施設や、自然観察科学館、プラネタリウムなどがある(ウィキより抜粋)今回の旅はJR特急あずさに乗って小淵沢駅で降車し、レンタカーに乗りかえて高原ドライブしました運転手はもちろんダンナ様^^私は🚗はおろか自転車にも乗れないもので~そろそろ免許返納を考え中の夫としては、久々のドライブ、しかもレンタカーの運転で大変だったことと思いますが、お目当ての縄文プレイスは公共機関では行きづらい場所ばかりなので、特別にお出まし願った次第です(ダー様、運転お疲れ様でした&ありがとうございました)標高1300mの八ケ岳中央高原あたりは東京より季節が少々遅いのか、ちょうど新緑まっさかり八ヶ岳や蓼科山、車山、北アルプスといった山々を望みながらのドライブは実に爽快でしたまず目指したのは八ヶ岳美術館八ヶ岳美術館・原村歴史資料館原村にある村立の美術館。清水多嘉示による作品の寄贈を契機とし1980年(昭和55年)村立美術館として開館。原村出身の彫刻家清水多嘉示のブロンズ彫刻をはじめ、村内の遺跡から発掘された土器などを展示している。建物は建築家・村野藤吾の設計。ドームが連続しているユニークなデザインで、曲面には彫刻を、平面には絵画を配して鑑賞する特別な空間として設計されている。天井にはレースのカーテンが吊るされることによって、落ち着いた柔らかな明かりになっている。村野藤吾晩年の傑作である空間も作品として楽しめる(ウィキより抜粋) 村野藤吾建築の好きな夫は、前から来たかったということで、もっぱら建物鑑賞に専念してましたww私のほうは、もちろん縄文土器土偶がお目当てただし、館内の撮影は基本的に禁止(村野建築は)『三十三番土偶札所巡り』に指定されている顔面装飾付釣手土器の「火の女神 フゥーちゃん」と土偶「恩膳 さんころん」のみ撮影🆗でした。 土偶「恩膳 さんころん」<縄文後期>の”恩膳”とは出土した遺跡の名前です。キャプションによると「仮面をつけたような表現がされた板状土偶」とか。「火の女神 フゥーちゃん」の名前は、フランス語で火のことを”フゥー”ということと、口がフゥーと言ってるようだから、だそうです^^オシャレなネーミングですねフゥーちゃんはお顔の可愛さはもちろん、後ろも横も手抜かりのない素晴らしい造形でした 原村には国史跡に指定された阿久遺跡や前尾根遺跡、大石遺跡、居沢尾根遺跡など、100近くも遺跡があるため、出土品の数も圧倒的👑素晴らしいモノばかりだったので思わず小躍り(笑)しながら、ジックリと見学そのため、ちょうど開催中だった企画展の「岩波其残と画友 ~激動の幕末・明治時代を生きた諏訪の画家たち~」のほうはササッと走りながらの鑑賞となってしまいました😅岩波其残(きざん)(1815-1894)文出村(現・諏訪市豊田文出)生まれの俳人・画人。「きざん」というお名前だけは耳にしたことがあるんですが、作品を目にしたのは今回初めてです。こちらも撮禁だったのでリーフレットから画像をお借りしましたm(__)m俳画や楽焼、絵画などなど、どの作品も軽妙な作風で、思わずクスッと笑ってしまうものが多くて楽しく鑑賞できました 『三十三番土偶札所巡り』の御朱印をいただいたあと、小冊子もたくさんいただきましたまだパラパラ読みしかしてませんが、縄文前期の大祭祀場とうたわれた「阿久遺跡」に興味大阿久遺跡(あきゅういせき)現在のところ最古級の環状集石が構築されている。配石遺構ともいう。1979年(昭和54年)国の史跡に指定されている。縄文時代前期を通じて長野県八ヶ岳西麓の阿久川と大串川に挟まれた標高904メートルの丘陵上に拡がる大遺跡(ウィキより抜粋)←ネットよりお借りしましたm(__)m立石や集石には火を受けていた痕跡があることから、火を焚く儀式をしていたことが推察されているんだとか以前行った「田端環状積石遺構」といい、環状集石群(ストーンサークル)にはなぜか心惹かれますわー八ヶ岳美術館のミュージアムショップは、なかなかの充実ぶりで、アレコレと目移りして困りました結局、フィーちゃんの丸缶と一筆箋をゲット丸缶に何を入れようかと、ただいま思案中です村野藤吾建築案内 [ 村野藤吾研究会 ]様式の上にあれ 村野藤吾著作選 (SD選書) [ 村野藤吾 ]村野藤吾のデザイン・エッセンス(vol.5) 装飾の躍動 [ 村野藤吾 ]↓トンデモ本? (*´艸`*)異星人と縄文人と阿久遺跡 超未来への羅針盤、スイッチオン! [ 山寺雄二 ]
2023.05.20
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今朝は久しぶりに大きく揺れましたね!震源地は千葉南部ということですが、多摩地域の我が家もけっこうな揺れでした。先週の石川県の地震の記憶が新しいだけに、今後も少々心配~💦とはいえ、天変地異は防ぎようがありませんしね(-"-)防災の備えを見なおす機会ととらえて、防災グッズの再点検に励みたいです今日は先週の縄文さんぽの続きをば「本町田遺跡公園」から徒歩15分ほど歩いて「ひなた村」バス停へ移動し、ここから神奈中バスで「袋橋」まで乗車後、徒歩8分ほどにある「町田市立自由民権資料館」へ町田市立自由民権資料館自由民権運動及び町田の歴史に関する資料の収集、保管、閲覧、また常設展示「自由民権運動と町田」「町田の歴史―時代でたどる人びとのくらしー」のほか特別展・企画展開催などを行っています(町田市HPより) 開館時間 午前9時から午後4時30分休館日 月曜日(祝日、振替休日にあたるときは、その翌日)、 12月28日から1月4日、特別休館日(館内燻蒸日など)入館料 無料最寄り駅から少々遠いので、ガラ空きかも?と予想してたんですが・・・・あにはからんや!見学者が多くて、なかなかの活況呈しておりました^^自由民権運動明治時代に行われた、憲法制定や国会開設のための政治運動ならびに社会運動である。征韓論を主張して敗れた板垣退助らが野に下り征韓派勢力を結集し、明治7年(1874年)愛国公党を結成し、『民撰議院設立建白書』を左院に提出して、東アジアで初となる国会開設の請願を行ったことに始まる(ウィキより)明治初期に旧五日市町(現あきる野市)で「五日市憲法草案」が作られたということは聞き知ってましたが、町田地域も自由民権運動が盛んだったんですねー。知りませんでしたわ💦ただ、私のお目当ては縄文関連だったため、「自由民権運動と町田」の展示のほうはパスしちゃいました(^^ゞ 「町田の歴史―時代でたどる人びとのくらしー」こちらの展示室は今年2月に新規オープンしたばかりだとか ↑左は ”深鉢形土器”縄文中期(約5400年前) 木曽中学校遺跡関東東部を中心に分布する阿玉台式土器で、口縁につけられた4つの扇状把手が特徴。”クラインの壺”を思わせるような口縁部のヒネリ具合がなんとも不思議な造形~右は ”異形土器(クルミ形土器)”縄文中期 木曽中学校遺跡 クルミ形土器は日本では他に2例しかないんですって ”深鉢形土器”縄文中期(約5000年前) 忠生遺跡口縁部の立体的な渦巻き装飾が迫力でした私的なハイライトは「田端環状積石遺構」の出土遺物「田端環状積石遺構」には今年の2月に行ったばかりですが、ここの出土品はいったいどこにあるの?と気になってたんですよ。まさか「自由民権資料館」に展示されているとは~ 上段右は ”舟形土器” 縄文後期(約3600年前) 田端環状積石遺構下段左は ”注口土器” 縄文後期(約3600年前) 田端環状積石遺構加曽利B式土器。【町田デジタルミュージアム】によると「周石墓に副葬され、注口部分が折られていました。死者に合わせて土器も意図的に折ることで機能を停止させたのかもしれません」だそうです下段右は ”鉢型土器” 縄文後期(約3600年前) 田端環状積石遺構以上3つともお墓から出土した副葬品です↑上段は ”石棒” 縄文後期~晩期 (約3800年前〜約2800年前) 田端環状積石遺構下段左は ”大珠” 縄文後期〜晩期(約3800年前〜約2800年前)田端環状積石遺構下段右は ”中空土偶” 縄文後期(約3400年前) 田端東遺跡(田端環状積石遺構のすぐ隣)北海道著保内野遺跡から出土した国宝の中空土偶によく似た土偶でまちだ縄文キャラクター「まっくう」のモデルになってます😉ただし、こちらの展示品はレプリカで、本物は2年程前に行った「町田考古資料館」で見学済み^^←まっくう 常設展示室横には”休憩スペース”もあり、本棚には町田に関する図書がズラリ✨ 駅からは少々遠い資料館でしたが、とても見応えあり遠路はるばる足を運んだ甲斐がありました 帰りには「ハンズ町田店」によって<3古代フェス>を覗き、”合掌土偶”のブローチと”みみずく土偶”の小皿をゲット~(^^♪小皿のほうはアロマストーンの受け皿として使ってるんですが、アロマと土偶で癒し効果倍増です
2023.05.11
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昨夜の我が地域は、少々怖くなるほどの激しい雨でした皆さま地域はいかがだったでしょう?GW中に地震に見舞われた石川県地域も激しい雨だったとか余震に加えて土砂災害などの心配も加わり、寝れない夜をお過ごしだったことと思います被災された皆さまには心よりお見舞い申し上げます!どうか一日も早い復旧なりますように(-人-)先週「こどもの日」に本町田遺跡公園に行ってきました本町田遺跡公園1967年から1968年、藤の台団地造成にともなって発掘調査が行われ、縄文時代前期の住居跡4軒と、弥生時代中期の住居跡7軒が見つかりました。その一部が史跡として保存されています。現在は縄文、弥生時代の住居各1軒が復元され、内部も見学することができます(町田市HPより) 町田駅のバスターミナルから路線バスで10分ほど🚌バス停からは徒歩8分位、例の如くずーっと上り坂でした🤣💦公園内には人っ子一人いなくて独り占め〜コンビニサンド🥪でブランチ(笑)したあと、のーんびりと見学できました。 ↑左は縄文前期の竪穴式住居(復元)右は弥生時代の竪穴式住居(復元)弥生時代になると大陸から金属の道具が伝わり、金属器を使うことで石器よりも細かい作業が出来るようになり、原木ではなく加工された柱が登場!グーンと強度が増したようですが・・・・見た目はさほど違いは感じませんでしたただし、今回大注目だったのは、住居内の柱に吊るされた荷物置きのようなモノ ↑左は縄文時代 右が弥生時代ガイダンスルーム内にあったリーフレットによると<住居内の火を焚いていた”炉”の上に設置されており魚や肉の「くんせい」を作るために置かれていた>だそうですこれまでアチコチの復元竪穴住居を見ましたが、こういうのあったっけな~?(?_?)(ただ単に忘れてるだけかもしれないですが😅) 公園入口のガイダンスルーム内には出土品が展示されていました。 ↑左は浅鉢キャプションによると<盛り付け用の「皿」としての役割があり、縄文前期になってから登場します。表面には丁寧に装飾が施されており、ただ食べ物を盛るだけのうつわではなかったことがうかがえます>だそうです。右は深鉢こちらは、いわゆる「なべ」として、最も人々の身近にあった土器。<縄文前期の「諸磯a式」と呼ばれるもので、縄目模様の他に竹を縦半分に割いた工具(半裁竹管)で模様を描いています>他には獣面把手や、顔面把手も展示されてました。 左は「獣面把手」(縄文前期) イノシシの顔であると言われ、縄文前期後半「諸磯b式」群馬県や山梨県で大量に出土しており、コレもその地域にあったムラからもたらされたものであると考えられているとか。うーん・・・どう見てもイノシシには見えないんですが~💦右は顔面把手(縄文中期)顔部分はツルンとして”のっぺらぼう”のようでした😅「町田デジタルミュージアム」によると、「目、鼻、口など顔の表現がない勝坂式土器の顔面把手」だそうです本来だと土器の装飾部分のはずですが、これは単独でどこかから持ちこまれたと考えられているようです。ガイダンスルームには大量のリーフレットを置いてあったので、ごっそり(笑)いただいて帰りましたどれも児童が読んでも分かりやすいような平易な文で書かれていながらも、内容はなかなかに深いものが多くて、とても勉強になりましたスタッフさん達の熱意を感じるリーフレット、ありがたやありがたや~お次は路線バスを乗り継いで『町田市立自由民権資料館』へ
2023.05.08
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先月行った井戸尻考古館で”三十三番土偶札所巡り”御朱印帳を購入しましたSNSで見かけて以来、ずっと気になってたんですよー三十三番土偶札所巡り1万年以上続いたという縄文時代。日本の真ん中、八ヶ岳を中心とした中部高地には、国宝「縄文のビーナス」をはじめとして、縄文時代の精神文化の豊かさや美術センスの高さを感じさせる多くの土偶および土器があります。これらのなかで特に優れたもの、あるいは特筆すべきもの33点の御朱印ができました。17施設にある33点の御朱印を集め、数千年を遡り縄文人の生活に出会う旅をはじめませんか。(星降る中部高地の縄文世界HPより)実は、暑い夏が来る前に東北の縄文スポット巡りのツアーに参加しようかなと思ってたんですが・・・そちらは急遽取りやめ~(笑)今後は御朱印コンプを目指して、中部高地の縄文スポット巡りに専念してみたいと思ってます(*´艸`*)御朱印の設置している施設は↓・山梨県立考古博物館 ・春日居郷土館 ・釈迦堂遺跡博物館 ・南アルプス市ふるさと文化伝承館 ・韮崎市民俗資料館 ・韮崎市ふるさと偉人館 ・北杜市考古資料館 ・史跡梅之木遺跡公園(12月~3月末は、平日・土日祝ともに北杜市考古資料館での対応)・市立岡谷美術考古館 ・諏訪市博物館(12月28日~令和3年2月1日は休館中の為、ご朱印受付は✖)・尖石縄文考古館 ・川上村文化センター ・原始古代ロマン体験館 ・井戸尻考古館 ・八ヶ岳美術館 ・甲府市藤村記念館(現在工事中の為、甲府城山手御門内にて対応)・星ヶ塔ミュージアム矢の根やさっそく井戸尻考古館と春日居郷土館で御朱印をいただきました!井戸尻考古館の「始祖女神像」「巳を戴く神子」と春日居郷土館の「みさかっぱ」「やっほー」の4スタンプ(≧∇≦)スタンプがにじむのを防ぐための「はさみ紙」も各館によって異なる絵柄なので、そちらも楽しみ井戸尻考古館では館発行の冊子『井戸尻』と黒曜石のキーホルダー、そして始祖女神像の箸置きも購入しました。 箸置きはとてももったいなくて(笑)使えず、土偶ガチャと一緒に飾ってます^^キーホの黒曜石に彫られている紋様は、富士見町九兵衛尾根遺跡から出土した土器の一部で、方位を司る『方神』だそうです方向音痴の私の守り神となってくれそうですわ~井戸尻考古館では「縄文カード」もいただきました受け付けコーナーにあったチラシ↓を見て、ダメ元でお声をかけてみたところ、快く出してくださったんですよ なんと、このカードは無料しかも各博物館で5枚集めると、カードホルダーと「埋文博士の学位証」をプレゼントしてくれるんだとか~こういう”コレクター心”を刺激するものに、凄~く心惹かれる私御朱印と共に少しずつ集められるといいなと思ってますこちらのリーフレットも「ご自由に」のコーナーでゲット(^^)v土器や土偶が出土した遺跡の「ウォーキングガイド」です。アクセス情報はもちろんのこと、駐車場やお手洗い情報も満載縄文のお宝が出た場所を自分の足で巡る旅、こちらも少しずつ巡っていけるといいなーもっとも、電車&🚌&徒歩しか移動手段がない私、たぶんこちらのコンプリートは無理でしょうけど😢ま、夢見ることは自由ですゆえ~【中古】 古代への旅に出かけよう 長野県の遺跡探検 / 長野県埋蔵文化財センター, 中日新聞長野支局 / ボロンテ [単行本]【メール便送料無料】【あす楽対応】
2023.05.06
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