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キャロルさん7906

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2015.01.27
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手書きハート キャロルはわんちゃんの写真館 手書きハート http://r.goope.jp/carol

ある。当時駄菓子屋は我々にとっては憩いの場であり、社交性、そして人間の

醜さを体験できる、数少ない所であった。ところせましとおもちゃやお菓子が

乱雑に並べられた空間は我々のユートピアの世界が存在する。

「金魚や」別名「がめじじぃ」そう名前の通り「がめついじじぃ」の略語であり、我らが

与えた名誉ある称号である。ここのオヤジはがめついと子供どころか近所の主婦

までにも浸透している。なにせ当りくじが出ても素直に認めない。

以前、5円で1回くじを引いた。壁紙に昆虫の模型が1等から30等まで貼り付けてある。

もちろん1等は大きなカブトムシであり30等となれば虫眼鏡で見ないと解らないぐらい

お粗末なもので、今まで何回と挑戦したが25等以上のものがあたらない。25等と

言っても30等と大きさは変わらず、噛みきり虫が小金虫に変わっただけに過ぎない。

友達に聴いてもそれ以上当たった奴は見当たらない。

ところが引いたくじが1の数字を鮮明に刻印してある・・・しかも朱色で・・・

興奮の余り「1等や!」と叫ぶと横にいた仲間もくじを見て「おぉ~!」と驚嘆の声を出した。

ところがである。オヤジは苦虫をかみ殺した顔をしながら「あぁ~どれどれ・・・・」と

当りくじを取り上げ「え~1等か・・・・?」「1等かな・・・・?」「11等かなぁ・・?」

一人で当りくじをクシャクシャにしながら「わからんな~もう1回さしたるわ」その言葉に

のったのがやはり子供である。当時少しの知恵と交渉術があれば1等のカブトムシが手に入

ってた訳だが案の定、オヤジの策略に乗せられ26等の紋白蝶になってしまった。

一枚も二枚もオヤジが上であった。この悔しさは今思い出しても胸糞が悪くなる・・・。

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文章と写真は関係ありません。






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最終更新日  2015.01.27 20:15:35


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