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ノッポさんの♪グラスホッパー物語♪

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先日テレビにあのノッポさんが出ていた。ノッポさんの「できるかな」を見ながら、幼い頃いろんなものを作った。なんでお話しないんだろう？と子ども心に不思議に思いながらも、ノッポさんの表情やしぐさに引き込まれていたと思う。

そのノッポさんが、もう７２歳。NHKのみんなの歌で「グラスホッパー物語」を歌っていると初めて知った。略しながら紹介すると・・

　　・・街角の小さな公園　片隅の草陰に　孫たちを前に集めて　
　　　　おじいさんのグラスホッパーが語る・・

　　♪まごたちしょくん！　きょうは　はなしがある。
　　　わがグラスホッパーけは、だいだい、
　　　このこうえんで　うまれ　そだつ。
　　　じつに　もうしぶんのない　せかいだ。

　　　『ここからそとに　でちゃ　いけません！！』

　　　そとに　でちゃ　いけません！
　　　・・・どうやらそとには
　　　　　　　べつのせかいがあるらしい・・・
　　　・・・どんなせかいなんだろう？？？・・・

　　　わたしは　わかかった。
　　　なぜいっちゃ　いけないのか
　　　なにか　こわいことでも　あるのか
　　　『ボクは　こんなにわかくて、つよいんだもの』
　　　とぶときは、いま！

　　　とべとべ　はねを　ひろげ
　　　おおぞらの　むこうへ

　　　まだ　みぬせかいへ

　　　わかいときは　にどと　こない
　　　そして　あっというまに　トシをとる

　　　ホラ　まごたちよ　きいて　おくれ
　　　おじいさんの　はなしを・・・・・・

　　　わかきひは　とおくなるよ
　　　ホラ　まごたちよ　とんでおくれ
　　　おじいさんの　ねがいさ・・・・♪

ご自身も５０歳にしてカナヅチを克服、２年後、選手権に出場、５０歳の部で全国２位の記録を残されたと。又、６０歳を過ぎてから、番組でパソコン・英会話に挑戦するなど、人生は常にチャレンジで、遅すぎることなどなく、その中に自分では気づかない隠れた才能や可能性があることを語る。

また、ノッポさんは、子どもを「小さい人」と呼ぶ。子どもは自分よりも立派な人かもしれないと言い、どんなに小さな子どもと話すときも、丁寧語を使う。彼曰く「私は小さい子と交流するのが不思議なくらい上手だと、専門家から言われました。確かに、他の大人とは違うかもしれません。私は小さい子とつきあう時に自分の持っている最高の権威でつきあいます」と。

ちょっとだけの出演番組だったけど、「グラスホッパー物語」を舞台で歌っておどるノッポさんの姿を見ながらハートがじ～んと熱くなった。

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