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人質になっていた日本人も帰国の途についたようで、人質事件は一応の決着をみたわけですが、今回の事件ではいろいろな問題も見えてきました。
まず、人質になっていた方が一度は必ず発言している 「私はイラクに残りたい」
という問題。
そもそもこの時期に、避難勧告を無視してまでイラクへ入国するような人は、あまり自分の命に対する危機意識というものがそれほど高くないと考えられます(でなきゃ、そんなところへは普通行かない)。
自分の命を犠牲にしてまで何かを成し遂げたい、というのは立派なことだと思います。しかし、彼らは重大なことを忘れているように感じます。それは外国へ出たら、 自分たちは日本人という肩書きを背負っている 、という事実です。
いくら 「自分の命を犠牲にしてもかまわない」
と言っても、日本人である以上、日本国政府は見殺しにすることはできません。あるテレビのコメンテータも言っていましたが、 「自国の国民を守るということは、国家にとって最大にして最重要の義務である」
からです。
もし、それでも 「自分はそんなことを国家に望まない、ほっておいてほしい」
ということであれば、これはもう日本という国の国民であることを放棄してもらう以外ありません。外務省の方が 「もしどうしてもと言うのならイラクに亡命してくれ」
と言ったのも頷けます。(適切かどうかという問題はありますが…)
今回人質事件の被害者となった方々には、ぜひこのあたりのことを自覚して欲しいと思います。自分を助けるために、どれだけの人が苦心したのか、どれだけの血税が使われたのか、どれだけの人を心配させたのか…。もっと大きな観点で見れば、 株式相場にさえも 大きな影響を与えていたのです。
幸いなことに、今回解放された5人はご家族のかたの説得により、自分たちがどれだけの影響を世界にあたえたのか、ということを理解しているように思います。
今後、二度と同じようなことが起こらないことを願うばかりです。