全33件 (33件中 1-33件目)
1
奪い合いをしなくてもよい世界の提案です。お金の要る世界では考えられない話です。自分を守るために家族を守るために自国を守るために今までやっていたことが「変」だと思える。世界を守ればすべてが守れる。世界とは?自分も家族も自国もすべて含まれているんですね。すべてを守るために、何が必要か?何が不要か?考えなければならないことは何でしょう?
2016年10月31日
コメント(0)
「循環システムの次は流通のシステムの提案です。人件費は軍事費の一部から流用してもらうけどいつまでもというわけにも行かないので最初に提案したほうが良いと思うんです。だからお金のない世界への提案です」~~~提案書原稿(3)~~~世界平和が実現するために提案をさせていただいておりますが基本的な提案をしたいと思います。それは「すべての提供者はお金を要求しない」と言うことです。物を提供する人や団体も技術を提供する人や団体もサービスを提供する人や団体もすべてボランティアです。そうすればすべての人や物が自由に流通します。利益のために人や物が動くのではなく平和のために人や物が動くのです。国際支援団の活動が円滑になるだけではなく世界中の人々の交流が増えると言うことです。温暖化や異常気象が続くと食糧不足や生産能力が陥ってしまうことがあります。「有る所から無い所へ」「余る所から不足する所へ」物や人材が自由に行き来することが出来ます。世界平和は人々の交流が基本です。互いの文化を尊重し互いの不足を補う関係を作ること。損得なしで行動できるシステムにしたいのです。~~~提案書原稿(3)以上~~~「温暖化もすぐには解決しませんが異常気象による食糧不足や生活必需品の生産不足が解決されないと困りますからね」「そうなんです、お金のやり取りをしないと何も手に入れることが出来なければ奪い合いの戦争は続きますからね」「お金を大切にする人たちから見たらどう思うんでしょうね?」「お金を助け合いの道具に使ってる人たちが多いからね」「自分が動けなくてもお金が代理になってくれる」「だからこそもう一つの世界が必要なんですね」お金がないと何も出来ないシステムから卒業するために何が必要か?
2016年10月30日
コメント(0)
資源豊富な国でも循環型システムは地球資源を最小限に使い再利用するシステムです。しかし資源のない国は領土を増やして資源を確保するために領土の奪い合いを繰り返しています。領土の奪い合いをしなくてもいいように今の社会システムを変えなくては。資源の分かち合い、技術の分かち合い、物や人が安心して自由に行き来が出来るシステムが求められています。
2016年10月29日
コメント(0)
「僕もこのシステムは素晴らしいと思いましたよ」「これからの資源の使い方はこのシステムは大切だと思いました」と栄治と美佐枝がコメントした。「ところで、このシステムの規模は世界中同じなの?」と素子が問いかけた。「国や地域によって生活様式が違うから現状に合わせて作れば良いと思いますよ」「早い話が循環型システムになればいいんですよね」と稔が意見を書いた。稔も地球全体のことがイメージできるようになったようです。美佐枝が温暖化について「一つ質問して良いですか?温暖化対策にも触れているけど、効果はあるのかしら?」「CО2削減に限って考えてみたんですけどね、大規模リサイクルセンターの活躍で新規の生産が少なくなって生産工場の活動が減ると思うんです」「それはエネルギーが分散されるだけで両方あわせれば同じじゃないですか?」「専門的なことはわかりませんが大規模に生産するより小規模で生産するほうが公害を減らせる技術は可能だと思うんです」考えてみればゴミの焼却でも大量のゴミより少量のゴミのほうが公害を起こさないシステムは作りやすいです。「それに電化をもっと推進するべきだと思うんです」「どうしてですか?今は出来るだけ節電をするようにしているけど」「電気を使うことがいけないのではなく電気の発電方法が温暖化を助長しているんです」「どういうことですか?」稔を初めみんなが疑問を投げかけました。「排気ガスが出る自動車より電気自動車が良いでしょ?」「はい」「石油や石炭や天然ガスを使った発電より水力や風力発電が良いでしょ?」「はい」「もしも、もしもですよ。フリーエネルギーが一般化して各家庭で発電できれば良いでしょ?」「もちろんです」この頃はフリーエネルギーは賛否両論あったものの一部で使われていました。「各工場も大規模リサイクルセンターも出来るだけ電気モーターを採用すれば温暖化ガスを極力出さないように出来ると思うんです」「そうですね、素晴らしい提案だと思うわ」「大規模リサイクルセンターの実現がいままでの生産方法にも改善を促すってことですね」「そう言うことです」大規模リサイクルセンターの実現はいろんな分野を改善していくきっかけになるようです。そして稔が「僕んちでも電気が自由に作れるようになると電気代を気にしないで良いんですよね?」「でも、遅くまで起きてちゃダメよ」と素子が釘を刺した。「はい」経済活動はコストを第一に考えるけどコストを考えなければ良いことが沢山おきそうです。それに生産に必要な資源やエネルギーの問題も解決する手がかりが見つかるのでしょう。自動車やバイクもエンジンからモーターへ全面的に移行する計画も持ち上がっているようで、部品製造の会社も激減すれば今より少ない資源で生産可能になりそうです。
2016年10月28日
コメント(0)
やはり完全循環型社会のためにも大規模リサイクルセンターは必要ですね。経済優先が資源を無駄にし、自然破壊が増えてきて生態系を壊し異常気象を引き起こし温暖化が進んで人類が住めなくなる環境になりつつあります。地球資源は有限だけど無限に使うためには害のない循環型にしなければいけないんですね。そして新しいエネルギーの必要性も話題になります。
2016年10月27日
コメント(0)
「国際支援団が企業と連携して活動を開始すれば次に考えられるのが地球環境です。世界中に先進国のような公害を持ち込んではいけないので、そこで考えたのが完全循環型システム・提案書原稿(2)です」~~~提案書原稿(2)~~~そして人々が平和に共生することと同時に地球との共生を大切にしなければいけません。そこで公害を出さない、資源を無駄にしない完全循環型システムを構築するためにすべての国と地域に大規模リサイクルセンターの建設を提案します。大規模リサイクルセンターはすべての要らない物を回収する所です。そこでは・すぐ使える物はきれいにして再利用・修理できる物は修理して再利用・修理できない物は部品として再利用・その他は溶解して原料として再利用・外食産業や家庭生ゴミ、下水処理の ヘドロについては肥料として再利用・再利用できない物は無害化して自然に戻すこのシステムの特徴は・資源を無駄なく使います。・永続的な循環型社会が実現します。限られた資源を無駄にしないこと環境に良いもの健康に良いもの必要量以上に生産しないことそれぞれの国や地域に応じて生産する。温暖化対策や生活必需品、食糧生産など地球環境に悪影響を与えないシステムです。先進国が培ってきた新技術で地球と人類がいつまでも健康でいられるそういう世界を実現させたいのです。~~~提案書原稿(2)以上~~~「地球と人類が共存していくために完全循環型システムを考えました。詳しい内容は専門家ではないので細かいことまで書けませんが概略だけでもわかっていただけたら良いと思うんです」「そうですね、これでも充分わかると思いますよ」「これってこのあいだ幸夫さんが言っていたリサイクルセンターのことですよね、僕はこれはすごいと思っていました」と稔も感動していた。
2016年10月26日
コメント(0)
稔君はお金の要る世界の複雑さに驚いていました。もう一つの世界を作るには簡単ではないことも痛感しました。そして世界中に先進国の技術が浸透すればどうなるのか?文明が発達すれば公害がひどくなり温暖化や異常気象が増えてくる。文明社会はお金の要る経済活動のお陰だと思っていたけど、本当はお金ではなく人が文明を作ってきたことも少しずつわかってきます。人類の知恵と地球の資源をどのように生かしていくのか?そういう話題に広がっていきます。
2016年10月25日
コメント(0)
「幸夫さんが書かれた原稿を読んでの感想を皆さんに書いていただきたいのですが」と素子が提案した。「国際支援団というのは良いと思いますが、今までの国連にある団体とはどう違うんですか?」と美佐枝が聞いた。「今までの団体の活動はお金という制約の中でしか活動できなかったから一部の地域しか支援できなかったんです。だから今回考えたのは世界中の国と地域が参加することで地域に合った支援が出来ると思うんです」「そうすると支援団の人数はかなりの数になりますね」「そうですね、できれば100万人くらいが良いですね」「そんなに必要ですか?」「世界の国は約200ヶ国ですけどね、一つの国の中にも民族の違いや文化の違いで差別されている環境が多いからすべての民族の人たちが恩恵を受けられるようにしたいと思ったんです」「それなら先日美佐枝さんが言っていた『善意の井戸での悲劇』は起こらないでしょうね」「どこの地域でも安心安全な水が供給されて、取り残される人たちが出ないようにしなければと思ったんです」「そう言うことですか、納得しました。みんなが同じ仲間意識が持てればいいですね」「文化や宗教の違いで他国民が入ると拒絶反応をする人たちもいるんじゃないですか?」「それをスムースにするためには国や地域の地元の人たちをリーダーとして国際支援団の組み合わせを作ったらトラブルはないと思いますよ」「なるほど、地域の人たちの都合に合わせて組織を作るんですね」「そうです」稔も疑問を書いてみた「それらの人にボランティアで働いてもらうんですか?」「それは無理ですね、いま働いている人たちや無職の人たちも生活費は要りますからね、生活するための人件費は必要ですね」「そのお金は誰が払うんですか?」「これが最大の悩みだったんだけどね、世界平和のための活動だから世界中の軍事費の一部を活用してもらおうとお願いするんです」「こういう内容も提案書に書いたらいいですね」この提案にはみんなが「良いですね♪」と賛同した。ちなみに世界の軍事費は2015年一年間で185兆円。185000000000000円です。「一人当たりの人件費の金額はどうなるんですか?」「国や地域の状況に応じて支払えばよいと思いますよ」「そうですよね、生活費は地域によって違いますからね」「もう一つの世界を作ると言ってもお金の要る世界ではお金がないと何も出来ませんからね」「人や人件費が確保されればあとは企業の協力が要りますね」「技術や資源は企業の協力がないと得ることが出来ませんからね」「企業も利益を求めないで損をしない程度に参加してもらえれば良いんじゃないですか?」「そうですね、損しなければ企業も協力してくれるでしょう」稔にとっては知らない世界の話だけど夢の実現には必要な知識を理解しなければと感じていました。それを気遣ってか素子が「稔君、難しいかもしれないけど稔君の未来のためにも頑張ってね♪」「はい!頑張ります♪」
2016年10月24日
コメント(0)
やっと国連で演説するための提案書の原稿が出来上がったみたいです。その冒頭に「国際支援団の設立」という話が出ました。いままでも国連が活動していた団体は数多くありますが、改めて団体を作る意味は何なのか?そして国際支援団の設立が簡単に出来るのか、何か障害が起きるのではないか、世界中が賛同してくれるために何が必要かが気になるところです。平和は助け合いの世界だと誰もが知っていたことだけど、宗教も文化も違う人たちが同じ気持ちになって助け合うなんて、しかも紛争や戦争が起きている世界でもう一つの世界を作るなんて。未知なる世界を作り出すためには何が必要なんでしょうね?
2016年10月23日
コメント(0)
国連で演説するための提案書は幸夫が原稿を書くことになっていたが。「ところで幸夫さんはどうされていますか?」素子が幸夫に参加して欲しくてコメントを書いた。しばらくして幸夫が「皆さんの会話は時々チェックしていますよ」「提案書の原稿は進んでいますか?」「概略は書き終わっているんですけどね、書いている時『これで良いのか?』という不安が湧いてくるんです」「それなら皆さんで原稿を見ながら考えてみましょうよ」「それなら僕も安心です。少しずつ書きますからよろしくお願いします」~~~提案書原稿(1)~~~私たちは世界平和の実現を提案します。いままで私たちは軍隊を無くせば平和になれると思っていました。なぜ軍隊が無くならないのか?軍隊を必要とする世界だからです。奪い合いや騙し合いの世界だからです。世界平和になれば軍隊は要りません。軍隊や核を無くすための努力より世界平和の実現に努力を傾けたほうが良い。そう思うのです。世界平和は「支え合い」「分かち合い」の世界です。互いが互いを必要とし助け合っているのです。それが実現するための提案をします。一つ目の提案ですが、国連を中心とした国際支援団(International support group)の設立をお願いします。「国際支援団(ISG)」とは「国境なき医師団」を参考にして世界中の国と地域が参加して作られますが 国際支援団(ISG)は常時活動する団体です。設立の目的は世界の貧困や差別を無くすことです。世界のあらゆる地域が独自の文化が守られ 安心して生活できるお手伝いをすることです。 世界中の技術と資源を無駄なく有効活用します。国際支援団の仕事はそれぞれの国の代表が「自分の国が出来ること、出来ないこと」「自分の国に足るもの、足らないもの」「自分の国が必要なもの、して欲しいこと」シェアをし合います。そして農業生産が出来る所工業生産が出来る所科学技術が得意な所世界中で生産と技術を分かち合うのです。たとえば「私たちの国は土地は広いけど砂漠が多いです」「私たちは砂漠を農地に変える技術を提供します」「海に面しているけど水不足で困っています」「私たちは海水淡水化の技術を提供しますよ」「水はいっぱいあるのに汚染がひどいです」「私たちは汚泥浄水装置を提供しましょう」「広大な農地はあるけど生産能力が低いです」「私たちが生産能率の高い技術を提供しましょう」「きれいな海に面しているので養殖技術が欲しい」「私たちが養殖の技術を提供しましょう」などなどもっとたくさんの協力関係が出来上がります。~~~提案書原稿(1)以上~~~「とりあえずここまでを(1)として皆さんで検討していただきませんか?」「ありがとうございます、私はこれでよいと思いますが皆さんの意見も聞いてみたいですね」「国際支援団っておもしろそうですね」と稔が興味深くコメントした。
2016年10月22日
コメント(0)
世界平和がどんな世界なのか?それがわかれば世界平和の実現に必要なことがわかってきますね。あとはそれを実行するだけです。いままで世界平和が実現しなかったのは?方法は知っているのに実践できなかったから.今の世界で世界平和が実現できないのなら、もう一つの世界で世界平和を実現させるために、国連で全員一致の賛同を得るための提案を考えなければいけない。ここからが多くの人の知恵が必要になってきます。
2016年10月21日
コメント(0)
頭の中が混乱した状況の中で美佐枝がコメントした。「お金のない世界は世界平和とともに実現すると思うけど稔君が言ったようにもう一つの世界をイメージしてみませんか?」「はい、僕が提案したことなのにイメージがまだはっきり湧いていないです」「まず世界が平和になったときのイメージを書いてみませんか?」「そうですね、世界平和は今とどう違うのかを知っておくのも良いですね」栄治も平和な世界について知りたくなった。インターネットは便利なもので検索すればすぐわかる。国語辞典で「平和」とは?1、戦争もなく世の中が穏やかである・こと(さま)。2、争いや心配事もなく穏やかである・こと(さま)。「稔君、平和の意味はわかりましたか?」「はい、なんとなくわかりました」「では、世界中が平和になったらどんな状態なのかをみんなで考えましょう」と素子が提案した。それぞれがブログで意見を聞いた内容や自分たちが思いついたことを書き出した。・生活に必要な衣食住が足りている。・民族の文化や風習が守られている。・すべての子供たちに教育が行き渡っている。・水や空気がきれいである。・生活用品の資源が完全循環型システムである。・「人が喜ぶことをしよう」が教育の基本。・支え合うために必要な教育をしている。・働くことが楽しい社会。・生まれて良かった生きていて良かったと思える。・食べ物は健康に良いものしか作らない。・エンジンからモーターの車に変わってる。・発電はすべて害のない自然エネルギーで作る。・世界中どこにも自由に安心して旅行が出来る。・どんな製品もどこの国で作っても品質が高い。・世界中が行ってみたい観光地になる。そこで素子が「まだまだあるみたいですが、おもしろいコメントがあればまた追加することにして、世界中の人たちがこれらの生活が出来るために何をどのようにしたら良いのかを考えてみたいですね」「それが一番大切なことかもしれませんね」「国連で演説するための原稿を書いている幸夫さんの支えにもなりそうですよ」美佐枝と栄治がコメントを入れた。「稔君も考えてみてね」「はい、考えてみます」
2016年10月20日
コメント(0)
身近な問題と世界の問題を考えてみてますます世界平和とお金のない世界の必要性を確信した参加者です。世界中が世界平和を願っているのに世界平和が実現しない。その原因を考えたからってどうにもならないことは参加者はわかっていました。どうにもならないことに知恵を出すことより何とかなることに知恵を出し合うことが良いと思ったのがもう一つの世界の提案でした。もう一つの世界とは?世界平和とお金のない世界です。12歳の稔君が提案した世界ですが、「本当の世界平和とはなんなのか?」それを理解していないと「みんながやるべきこと」さえわからない状態でした。世界中の人たちが平和に暮らせるために何が必要か?一人で考えてもなかなか思いつかないものですが、多くの人が考えれば何かのヒントが出るかもしれない。インターネットはそれを助けてくれる素晴らしいツールなんですね。何かアドバイスがあればいつでもコメントを入れてください。あなたも参加できる小説です♪
2016年10月19日
コメント(0)
難民問題も中国の原発問題もどうにもならい。そこへ稔が「中国漁船が日本の周りで魚をいっぱい獲って困るって言ってました。それと尖閣諸島が取られるって」「領土問題もあるわね」栄治がこれに続けてコメントを書いた。「中国の計画を検索したんだけどね、2050年までに日本を含む東南アジアは中国の管理下に、そして日本をチベット自治区のように日本自治区にするそうです」「それは私も見たことがあるわ、これを実現するために南沙諸島に軍事基地を作ったり、経済的に権限を握ったり国連での発言権を持ったりしているんでしょうね」「あの~、こういうことはよくわからないんですけど戦争がおきるんですか?」稔が不安そうにコメントした。「自国の都合の良いように経済を発展させようと思えば軍隊を大きくしたり核を持ったりして他国を服従させることに力を注ぐでしょうね」「だからお金の要る経済をやめさせないといけないってことなんですか?」「そうね、早く世界平和の実現が求められるのは自分たちのためでもあるんですよ」「戦争をしないという平和条約を結んでも本当の世界平和にはなれないんですね?」「そうよ、平和条約って軍隊を持っても良いけどお互いに戦争をしませんという約束ですからね」「約束っていつまでも守られる保証なんてないですよね」「平和条約のように直接戦争や暴力をしない平和を消極的平和主義って言うんだそうですよ」「と言うと、積極的平和主義ってあるんですか?」「はい、貧困や飢餓、政治的抑圧、格差や差別などのない穏やかな生活ができる状態を積極的平和主義と言うんです」「なんだか、以前総理大臣が言っていた積極的平和主義と違いますね」「武力を強化して平和を守ることを言っていたようですね」参加者は誰も戦争を体験したことはないけどニュースで戦争や紛争で殺し合いをしていること難民にならざるを得ない状況を見ていると日本も巻き込まれるのではないかと不安が募るのでした。「核を無くそうとか、原発を無くそうとかいろんな無くす活動をしなくても世界平和とお金のない世界が解決してくれるんですね?」「そうなのよ」稔はこれで世界平和とお金のない世界の必要性をひしひしと感じた。そして早く実現しないと取り返しのつかないことになるのではないかと。素子が「中国と言えば中国経済の危機問題が話題になってるわね」「考えてみればこれだけ世界がグローバル化したんだから世界同時の経済危機は免れないんでしょうね」美佐枝も同じ意見を書いた。「ますますお金のない世界を実現させたいです」稔がポツリとコメントした。そこへ素子が切り出した「個人レベルで考えて答えが出せる話じゃないですね。稔君が言ったようにもう一つの世界を作るために急がなきゃいけないってことですね」
2016年10月18日
コメント(0)
稔君にとって世界情勢まで気が向かなかったけど、国の借金を払わなくてもいいお金のない世界を実現したくて興味のなかった世界のことまで知らなくてはいけないと思うようになりました。そしてみんなが話題にする中国の動きが気になるようです。インターネットの情報はすべてが真実かわからないにしても、現実味を帯びるような情報が多く見受けられます。どうしても世界平和とお金のない世界を作らなければいけない。そういう気持ちにさせる情報が話題になるようです。
2016年10月17日
コメント(0)
身近な問題は自分が我慢したり注意すればなんとかそれなりに解決はできるが国際問題になると自分たちで何とかなるはずもない。「先日は身近な問題について書いてもらったけど世界に目を向けてお金の要る世界の問題点を考えてみませんか?」美佐枝が提案した。「そうですね、いろんな人から身近な問題点を書いてもらったけど、すでに出ている問題点と同じようなものでした、気になったのが世界の問題点が日本に影響があるってことでした」そこへ栄治が追記として「それに、急を要するって多くの人が言ってましたよ。グローバル化した世界だから身近な問題として考えたほうが良いって」とコメントした。「それでは、すぐにでも日本に影響を与えるような外国の問題点を考えてみましょうか?」美佐枝が提案した。そのとき稔がコメントを入れた「学校で先生が言ってたよ『難民の人たちを助けるために何をすれば良いか考えてみよう』って、僕はどうすれば良いかわからないから『難民にならないようにすれば良いじゃないですか?』って言ったんです」「そうなの?先生は個人的にできることを考えてみようって言ってたんでしょうね。そして稔君は根本的なところに視点が行ったんですね。素晴らしいと思うわ」美佐枝が感心して褒めた。「ありがとうございます」ここで美佐枝と栄治の会話が始まりました「稔君が言ったように難民を受け入れることより難民にならないように支援していく方が大切かもしれませんね。ほかに何か急を要する問題はあるかしら?」「原発事故が気になるという意見がありましたよ」「それはどの国も言える話ですよね」「日本から見ると中国や韓国の原発が気になるという意見でした」「それはどういうことでしょう?」「中国や韓国で原発事故が起きたら放射能が黄砂と同じように偏西風に乗って飛んでくるということです」「以前中国で起きた高速鉄道の事故処理のように原発事故が起きたときの事故処理がずさんだったら放射能汚染も避けられないでしょうね」「困ったことになりますね」稔が真剣にコメントした。これ以上難民が増えて日本が数万人レベルで受け入れるとしたらどうなるのか?中国や韓国で原発事故が起きたら放射能汚染はどのくらい広がるのか?外国の問題が日本の問題として考えなければならない。近隣諸国の問題はこの程度ではないです。日本の未来を考えると「早くなんとかしなければ」と思う話題が持ち上がってきます。
2016年10月16日
コメント(0)
身近な問題は多くの意見が寄せられましたが似たような問題が多かったようです。そして温暖化や異常気象、世界的な人口爆発による食糧不足、移民や難民の受け入れ問題など世界的な問題が自国の問題以上に危機感を感じている人は多くみられました。しかし稔君は世界的な問題がお金のない世界になれば解決できるとは思えなかった。でも、知れば知るほど世界の問題も身近な問題として考えるようになります。あらためて現在の登場人物を紹介しておきます。・希望稔(きぼうみのる)12歳の男子小学生(主役)・栄治(えいじ)23歳の男性会社員(6話で登場)・美佐枝(みさえ)26歳の女性会社員(16話で登場)・幸夫(ゆきお)40歳の男性契約社員(10話で登場)・素子(もとこ)60歳の専業主婦(5話で登場)登場人物は増えるかもしれません。あなたも可能性はありますよ。
2016年10月15日
コメント(0)
お金の要る世界での問題点は何なのか?お金のない世界になったら解決できるのか?とりあえず自分たちが思っていたことやそれぞれのブログで意見を聞いたことを書き出すことにした。・やりたい仕事はお金が儲からないからお金が儲かるやりたくない仕事をしなければいけない。・震災で壊れかけた実家に住んでいるけどお金がないから建て直しも引越しもできない。・結婚したいけど共稼ぎしないと生活できないし、子育てにお金がかかることが不安だから結婚できない。・いまの職場を辞めたいけど給料が下がると生活できないので転職がしにくい。・子供に塾に行かせたいけど生活費を削れないので塾に行かせることができない。・離婚したいけど離婚後の生活費の保証がないから離婚できない。・単身赴任を命じられて家族と離れて生活をしなければいけない。単身赴任を断ると会社に居づらくなる。・社員が少ないから休みたいときに休むことが難しい。・ホームレスの老人が軽犯罪を犯してまで安定した生活ができる刑務所に入りたがる。・お金欲しさに強盗や空き巣や詐欺が無くならない。・保険の営業のときに長年かけた積み立て型の保険を高額保障の掛け捨て型の保険に転換を薦めるとき罪悪感を感じました。・取引先によって販売価格を変えることが正しいと言われたけど相手をだましているようで心苦しい。・お米を作るよりお米を買ったほうが安いので山間部の田んぼは荒地になってしまった。・市街地の田んぼは農家が高額で土地を売ってマンションやホームセンターが出来てしまった。・森林は手入れをしたいけど人を雇うお金がないので荒れてしまい山崩れもたくさん起きている。・空き家や空きビルが多いのにまだマンションやビルが建てられる。・学校も病院も介護施設もお金が儲からないと閉鎖されてしまう。・病気だと思っていてもお金がないからできるだけ我慢して病院に行かないようにしている。・原発は要らないと言っているのに補助金がもらえるから原発賛成と言っている。・経済優先だから原発は必要だと言われる。・電化生活は理想だと思うけど、発電方法が悪いのに節電を強要される。クリーンエネルギー発電が普及して欲しい。・発明や実用新案などで、いくら良いものでも利益の上がらないものは無視される。・企業や国は新しい資源を求めて自然が破壊されていく。・資源の奪い合いで領土問題を起こして紛争や戦争が起きる。・世界的な経済格差で移民が増えて生活風習の違いで困窮する人が増える。「けっこうあるもんですね(笑)とりあえずこれくらいにして、これから発言する人たちの意見も交えて紹介したいですね」素子が区切りを入れた。稔は学校では教えてくれないいろんな社会問題に驚いていた。
2016年10月14日
コメント(0)
お金のない世界がイメージできないのならお金の要る世界の現実を知ってもらおうと言うことになりました。本当は誰もが知っていることなのにそれが当たり前のようになってくると麻痺してしまうんでしょうね。だから「今のままではいけない」という気持ちと「今のままでも仕方がない」という諦めの気持ち。夢を語ると「現実から逃げてはいけません、現実を直視しなさい」と言われる。現実を直視するからこそ「今のままではいけない」と思うんですよね。今のままではいけないからこそ夢を実現させる方法を考えないといけない。現実を直視するために現実の問題点を書き始めるみたいです。
2016年10月13日
コメント(0)
世界平和が実現したらどんな世界なのか?インターネットを活用して多くの人の意見を聞いてみることにした。ところが本当の世界平和を体験していないのに、世界平和はお金のない世界だということを知るとなおさらイメージが出来ないようだった。そして「平和な世界は助け合いの社会ですと言えば嫌いな人は助けたくない」と言い。「みんなが食べたいだけ食べれば食料はいくらあっても足らないよ」と批判的なことも言われた。助け合いの世界は困ったとき助け合うのは当たり前だが、すべてが無料の社会が助け合いの社会になっている。「僕のブログではイメージできる人のコメントは無かったけどみなさんの所ではどうでしたか?」と栄治がコメントした。「僕は学校で友だちに話したら早くお金のない世界にして欲しいって言ってました」「私のブログでは世界平和はあこがれの世界だから早く実現して欲しいという意見が多かったです」と稔と美佐枝がコメントを書いた。そこへ素子が参加した。「私のところも世界平和とお金のない世界の実現は急いで欲しいという要望が多かったですよ、皆さんの急ぐ理由は何でしょうね?」「それは僕も気になりますね」と栄治が書いた。「チョットいいですか?」と久しぶりに幸夫が参加した。「いま演説の原稿を考えている最中なんですけどね、いきなりお金のない世界を強調するのではなく世界平和の実現を訴えて補足的にお金の流通をしないお金のない世界を提案しようと思っているんです」栄治が「そのほうが穏便に行きそうな気がしますね」とコメント。幸夫は「でもね、お金のない世界になればいまの社会問題がどれくらい解決するのかも多くの人に知ってもらいたいですね」と補足した。「そうですよね、いまの社会問題なら誰もがわかる話だからお金のない世界の良さがわかってもらえますね」お金のない世界になればお金の要る世界の悪いところがどれくらい解決できるのか?そちらのほうも気になりはじめたようです。稔も自分の知らない大人の世界に興味を持ち始めた。
2016年10月12日
コメント(0)
世界平和の実現を目指して知恵を出し合うことになった。世界平和は誰もが望む世界なのに世界平和がどんな世界なのかを知りたくなった。本当の世界平和は過去になかった。理想とも言える世界平和がどんな世界なのか?戦争しない世界は軍隊を容認する思考です。本当の世界平和は戦争も軍隊も存在しません。分かち合い助け合いが自然とできる世界です。あなたが思う世界平和の世界はどんな世界ですか?自由に書いてみてください。
2016年10月11日
コメント(0)
「稔君らしい提案ですね(笑)」「僕らしいですか?」「感動もんだよ(笑)」「そうね、私たちはそこまで思いつかなかったわ」みんなは稔を賞賛した。「良いアイデアが出たけどこの先はどうすれば良いの?」と素子が聞いた。この先のシナリオが思い付かないのである。美佐枝が提案してみた「いつでも演説できるように演説の文章を考えてみるのはどうかしら?」「そうですね、とりあえず文章を書いてみてそれを見ながら意見を出し合うのも良いですね」幸夫が賛同した。「一つ提案なんですが、よろしいでしょうか?」素子がコメントを入れた。「どうぞ」「幸夫さんが政府やマスコミに提案投稿された経験を活かして演説の原稿を書かれたらどうでしょう?」「え~僕ですか?」「その原稿を参考にしてみんなで考えてみましょうよ」「そうですね、何か書かないと考えようがないですからね」とりあえず幸夫が演説の原稿を書くことになった。「ところで、幸夫さんが原稿を考えてくださる間に世界平和の世界はどんな世界なのか考えてみませんか?」素子が提案した。「そうですね、目標は世界平和でお金のない世界だけど具体的にどんな世界なのかよくわらないですよね」「僕も想像はつくけどもっと知りたいです」栄治も稔も世界平和の世界を考えてみたくなった。「とりあえず思いつくままに書いてみませんか?」「そうですね、とりあえずですね♪」「思いつくままに書いてみましょう」美佐枝の提案にみんなが賛同した。「誰でもいいから書いてみましょう」「了解しました」「核武装や軍隊のない世界」「世界中の人たちが自由に行き来することができる」「どこの国の人も衣食住に困らない」「自分たちの言葉や宗教や文化が守られている」「資源が無駄なく循環されている」「領土問題が起きない」「働く時間が少なくなる」「空気や水がもっときれいになる」「温暖化がストップする」「フリーエネルギーが普及する」「砂漠地帯が減って、もっと緑豊かな環境になる」書き始めたらけっこう出てくるものですが。ここで美佐枝が提案を出した。「私たちだけの意見だけでなくいろんな人の意見を聞いてみたいです。そこでいろんな人に声をかけてみましょうよ」「そうね、それぞれの立場で考えることが違いますからね」「僕も友だちに聞いてみるよ」そこで栄治がコメントを入れた。「お金のない世界が良いのかどうかを聞くのではなく、世界平和はお金のない世界だということを前提に世界平和はどんな世界だと思うかを聞いたほうが良いですね」
2016年10月10日
コメント(0)
稔君の奇抜な発想でみんなが戸惑っています。今の世界の中にもう一つの世界を作るという発想もそうだったが、国連に出席して演説するなんて。いきなり国連に行けるはずもなく。国連に行く方法すらわからない。普通の子供と普通の大人が世界を相手に何かをすることが思考の中に存在しない。それでもみんなは自分たちに何が出来るのかを考え始めます。
2016年10月09日
コメント(0)
高齢化が進めば年金受給者が増えてくる。むかしは「自分が貯めた年金を定年過ぎたらもらえる」と言っていたものだが、いまは「若者が高齢者の生活を守る」という考え方に変わってしまった。素子はそれを実感して悲痛なコメントを入れたのだ。「現状悪化を防ぐためにもベーシック・インカムは大歓迎ですね」美佐枝は素子の心情を気遣ってコメントを入れた。そしてもう一言「それにしても年金積立金を増やそうとマネーゲームに投資されているわね。投資家に餌をばらまいているような気がする(涙)」「そうなのよ、そんなに積立金があるのなら高齢者が安心して生活できるだけのお金を支給すれば良いのよ。そうすれば健康維持のためにも社会のために働くわよ。みんな『何かしたい』と思いながら生きているんだから」「そういえば以前書いていましたよね農家はほとんどが高齢者が働いているって」と幸夫がコメントした。高齢者はお金儲けは出来ないけど社会のために何かをするだけで健康になれるということを素子は実感しているのだった。「話を元に戻して、もう一つの世界を作るきっかけは何かないかしら?」素子が軌道修正した。「政治家に僕たちの提案を聞いてもらうのはどうですか?」栄治が提案した。「僕は何年か前政治家やテレビ局へ提案投稿をしたことがあるんですよ」幸夫が書いた。「え!あるんですか?」「大規模リサイクルセンターを思いついたときですけどね、首相官邸や各政党、マスコミのHPに投稿したんです」「そうなんですか?何か反応はありましたか?」「残念ながらないです(笑)」「こんなに良いことなのに、なぜ誰も取り上げてくれないんですか?」稔が素朴な疑問を投げかけた。「不思議だよね、資本主義社会の中では取り上げたくない話題かもしれないね」「もう一つの世界作りの話題ならなおさらですね(笑)」幸夫も栄治も否定的な意見しか書けなかった。しばらくして新しく参加した美佐枝がコメントした「インターネットって世界中につながっているんでしょ?せっかくインターネットを利用しているんだから私たちの会話に外国の人も参加してもらえると良いかもしれないわね」「僕たちは日本語しか話せないよ(笑)」「それもそうね(笑)」「そうだ!良いこと思いつきました」稔が叫ぶようにコメントを書いた。「なになに?」みんなが一斉に書いた。「こんなのはどうですか?世界中の人に提案したいから国連で訴えてみるんです」とんでもない内容にみんなはしばらくコメントが書けなかった。たしかに国連を活用するという話はあったが、まさか国連に行って訴えるなんて想像すらしていなかった。子供らしいアイデアに大人たちは戸惑った。国連で演説するのは国の代表者だが、過去にも国連で演説をした子供はいた。国連で世界中の代表者に訴えることが出来たら、一歩前進するかもしれない。
2016年10月08日
コメント(0)
高齢化社会の問題点の一つが素子さんのコメントで話題になりそうです。高齢化が本当に悪いのか?高齢化になっても問題がないとすれば?国内の問題も世界の問題も同じ問題はあるはず。世界の問題に焦点を当てれば国内の問題も世界の問題も同時に解決できるはず。そしていままでやってこなかった提案が生まれる可能性も出てきそうです。
2016年10月07日
コメント(0)
美佐枝は思ったことを書き続けた。「もう一つの世界を作るという稔君の提案に共感するんです。なぜそう思うのかというと数年前ある記事を見たんです。それは善意の井戸が壊されるという記事でした。みなさんもテレビ番組で善意の井戸を見たことがありますか?」「僕見たよ、でも井戸が壊されるなんて知らなかった」と稔が答えた。美佐枝が伝えたかったのは「貧困国に作った『善意の井戸』を巡り大虐殺も...マスコミが伝えない人道支援の闇」という記事で、「日本人が善意で行った支援活動が、現地では殺し合いのキッカケになってしまったのである。」という内容であった。美佐枝は続けて「多くの支援活動が素晴らしい結果を出していることは間違いのないことですが、この記事にもあるように一時的に部分的な支援より全体を同時に支援活動をしたほうが良いことに気付いたんです」「本当に悲しいことですね」素子がつぶやいた。栄治が思い出したように「だから国連の活動を疑問視する人が多いのかな~?」と書くと美佐枝が「国連は大切な機関だと思うんです。それを有効に生かすためには稔さんが提案したようにもう一つの世界を作る必要があると思いました」たしかに現実の裏に潜んでいる現実は多くの人に知らされていない。「もう少し真剣に情報を収集してみませんか?」「そうですね」幸夫の提案にみんなは賛同した。「もう一つの世界を作るという思いを強くするためにもいろんな立場の意見を知っておくことは良いことだと思いますね」素子は心からそう思ってコメントした。そして、それぞれがインターネットを活用して世界の現実を知り、もう一つの世界を作るヒントを探すことになった。翌日、稔が「おもしろいのを見つけました」とコメントを入れた。「あれ?誰もいないの?」稔は残念そうにコメントだけ残そうと書いた。「ベーシック・インカムというのを見たんです。これなら誰もお金で苦しむことは無くなるって。こんなのはどうですか?」しばらくして幸夫が返事を書いた。「稔君こんにちは、僕も以前から知っていたけどね、お金の要る世界を続けるには良いアイデアだと思ったよ。稔君が提案したようなもう一つの世界を作る過程としてならこのベーシック・インカムは一時的な効果はあると思うよ」「でしょ?とりあえずお金で苦しむ人がいなくなればお金のない世界をイメージする人が増えると思ったんです」という稔の意見に美佐枝がコメントを入れた。「私も興味があった時期があって調べてみたんですけどね、スイスではベーシック・インカムを導入するかを国民投票をしたら否決されたって、主な反対意見は膨大な原資が必要だということ、労働意欲がなくなり経済的混乱が起きる、資本主義社会にマルクス主義の思想はそぐわないって」「やっぱりね、お金の要る世界ではお金ですべてを解決するなんて不可能ですよね」栄治も参加してコメントを入れた。「せめて日本だけでもこのベーシック・インカムをやって欲しいわ、年金だけでは生活費が足らないのよ」素子が深刻なコメントを入れた。国民年金は20歳から60歳までまじめに納入しても年額80万円しかもらえないのだ。月額7万円以下で生活しなければならない。これも現実の一つです。
2016年10月06日
コメント(0)
美佐枝さんの意味深のコメントが全員気になっていた。「自分たちはまだ知らないことがあるんだろうか?」世界平和なんてきれい事を訴えている自分たちを非難する人たちがいることは知ってはいたが。美佐枝さんの情報でみんながショックを受ける。現実の中にも別の現実はある。知っているか?知らないか?の違いで思考が変わってくる。「自分の考えは正しい」と思うことは自信にもつながるが「自分の考えは間違っているかもしれない」と謙虚に考えることも必要なんだと思える。思考は情報量で判断することは多いです。情報量で判断するよりいろんな視点で見ること。視点が偏らないほうが良いと思う思考も働いています。
2016年10月05日
コメント(0)
「おや、珍しいわね若い女性じゃないですか、よろしいですよ。私は60歳の主婦です素子(もとこ)と言います。よろしくお願いしますね」「はじめまして、美佐枝と申します。初めから読んでるわけじゃないけどユニセフで検索してみたら世界平和の話題のようなので私も参加したくて来ました。よろしくお願いします」「よろしくね」素子は女性の参加で少し嬉しくなった。「ほかの男性たちはまだ思案中なのかしら、しばらく二人でお話しましょうか」「ありがとうございます」「ところで美佐枝さんはユニセフと関係がおありなんですか?」「一時期、飢餓や貧困を無くす活動をしていてユニセフにも募金をしていました」「素晴らしいわね、いまも続けていらっしゃるの?」「残念ながらいまはやっていないんです」「そうですの?いろいろ訳ありのようですね」「世界中で募金活動も支援活動も多くの人が頑張っているんですけど、世界が平和にならないのが辛いんです」「そうよね、温暖化も戦争も貧困も解決しないのが不思議に思っていたわ」「こんにちは、新しい人が参加されているんですね。僕は稔と言います、12歳の6年生です。ここでいろいろ勉強しています。よろしくお願いします」「26歳のOLで美佐枝と言います。こちらこそよろしくお願いします」「みさえさんですか?どこかで聞いた名前ですね」「はい、時々『おい、みさえ』と呼ばれます(笑)」「クレヨンしんちゃんじゃないですか♪」「こんにちは、にぎやかですね。美佐枝さんこんにちは、僕は23歳の会社員で栄治と言います、よろしくお願いします」「こちらこそよろしくお願いします」「みなさんこんにちは、久しぶりです。美佐枝さんこんにちは、僕は40歳契約社員している幸夫と言います、よろしくお願いします」「みなさんご丁寧にありがとうございます、よろしくお願いします」不思議と意気投合して何かが始まりました。それは世界平和という共通のキーワードがあるようです。稔が新しく参加した美佐枝に興味を持って聞いてみた「飢餓や貧困を無くすために募金活動をされていたんですか?」「そうです、いくら募金をしても解決しないから違う方法が良いんじゃないかって思うようになったんです」「それで思い出したんですけど、夏休みに愛は地球を救うというテレビ番組で募金活動をしているのに温暖化で地球が苦しんでいるんですよね」「稔君は的確に見てるね」幸夫が感心してコメントを入れた。「僕が生まれる前から続けているのに地球が救われていないのはなぜなんだろう?」栄治も疑問を書いた。そこへ素子が「それはいまの経済活動が問題だと思うわね」とお金の要る世界の欠点を書いた。幸夫が大規模リサイクルセンターの提案をした時思ったことを書いた。「お金の要る世界ではお金をいくら使っても問題が解決することが出来ないんだと思うよ」「やっぱり、もう一つの世界を作るほうが良いかもしれないわね、ところで2~3日休憩があったけどどなたか案は出ましたか?」素子が進行役になった。美佐枝がさっそくコメントを入れた。「やはり先日稔君が提案したもう一つの世界を考えたほうがいいと思います」「美佐枝さんはなぜそう思うの?」「現実を知れば知るほど難しいことを感じるんです」美佐枝は現実の中に潜む何かを感じているようです。
2016年10月04日
コメント(0)
新しい人が入ってきました。この女性はどんな情報を持って来たのか?インターネットの世界では情報のやり取りが楽しみの一つです。情報があまりにも多いので自分が必要とする情報を見つけるのは容易ではありません。知ってる情報に隠れた情報も。どこまで知ったほうがいいのか?自分の経験が誰かの役に立ったり誰かの情報が参考になることは多々あります。若い稔君もそれは実感してるみたいです。人が集まるほど前に進む力が増しそうですね。
2016年10月03日
コメント(0)
みんなは現実を変えることは難しいと知っているし、戦争も紛争も貧困も格差も自分たちが考えてもどうにもならないことも知ってる。稔はしばらくインターネットで検索してみた。世界が平和になるために何をすれば良いのか?。国連の活動、日本の平和活動、稔にとっては難しすぎた。「僕には難しすぎてどうすれば良いのかよくわからないんですけど、いくら良いことでも世界を変えるのは難しいです、だから僕が考えた方法ですけど書きますね、もう一つの世界を作ったらどうだろうってことです」稔は精一杯考えてコメントしてみた。これには誰もがビックリです。「まさかもう一つの地球が要るって事なの?」一つの地球に二つの世界をイメージすることは出来なかった。「もう少しわかりやすく書いてもらえるかしら」と素子がコメントした。「お金の要る世界が大人の世界だとしたらお金のない世界は子供の世界と考えてみたんです」「ほう、良いじゃないの」「おもしろそうだね」栄治も幸夫も興味を持った。「子供の世界はどんな世界なんだろう?」素子も興味を持って質問してみた。「大人の人も子供の頃を思い出してもらいたいんだけど、僕たち子供は友達同士でお金のやり取りをしないで勉強したり遊んだりしています、空き地で遊ぶのも山や小川で遊ぶのもお金は要りません」みんなは子供の頃を思い出して「そうだよね」と懐かしんでいます。子供ならではも発想だけど、大人は仕事をするけど子供は仕事をしない。そういう視点から子供は見ていないようです。「どんなことをすれば子供のような世界が作れるんだろう?」と栄治が聞いてみた。「インターネットでいろいろ検索して興味のある活動があったんです、『国境なき医師団』とか『国際NGО』とか『ユニセフ』とかです、ほかにもいっぱいあるんですけどね、これらが自由に活動できる世界を作ったら良いのにな~って」「いま現在やっているよ」と水を差すようにコメントをはさんだ。「それなのに世界はますます悪くなっているのが変だと思ったんです」「たしかに」これには誰もが納得です。「それを自由に活動できれば良いってことなのね?」「そうなんです、そこまではひらめいたんですけど・・・」稔のひらめいきにはみんなが驚いたが未知なる世界のイメージがすぐに湧いてこなかった。「チョット考える時間が必要ですね(笑)。なにか思いついたらいつでも書き込むのはどうでしょう?」幸夫は思考の限界を感じて提案した。2,3日だれも書き込みはなかった。そして4日後「こんにちは、お邪魔してよろしいでしょうか?美佐枝と申します、26歳会社員です」新しい人が参加しました。
2016年10月02日
コメント(0)
人間中心の世界はお金を必要とする世界です。循環型社会を作るには地球中心の世界が必要。地球中心とは?人間も動物も植物も微生物も同等の立場です。それでも人間を最優先して物事を考えてしまいます。せめて自然界に存在しないお金を無くすことで人間中心から地球中心の生き方になるのではないか?この世にお金の要る世界とお金のない世界とが存在したら?「なんということでしょう!」どっかで聞いたフレーズですね。(笑)
2016年10月02日
コメント(0)

9月27日に稲刈りした新米が玄米になって届きました。 田んぼで使ったイノシシ除けのトタン板を 片付けて小川で長靴を洗っていたら 左足が涼しいので見たら穴が開いていました。作業ズボンはいつも左足のひざ上が擦り切れます。 なんでだろうね。
2016年10月01日
コメント(0)
稔も栄治も幸夫の提案に感動してしばらくコメントを書くのを忘れていたが、栄治が「これって日本だけでいいの?」と疑問を書いた。「私も聞いてみたかったことなんだけどね、循環って資源に限ったことではないですよね。空気や水も世界中で循環してるから汚染されないように世界中が循環型システムを取り入れないとね」と素子が意見を書いた。しばらくして幸夫がコメントした。「世界中が大規模リサイクルセンターを作ったらどうなるのか、温暖化も海洋汚染も大気汚染も貧困も飢餓も格差も無くなるんじゃないか、もしかして世界平和が実現するんじゃないか、そこまでイメージしたことがあるんです」「それはチョット考え過ぎじゃないですか?(笑)」すぐ突っ込みを入れたのは栄治だった。「私は60年生きてきて実家の農業の手伝いをしていると幸夫さんのイメージがわかるような気がするんですよ」素子がそうコメントすると稔も「僕は12歳だから社会経験がないけど大規模リサイクルセンターとお金のない世界が出来るような気がします」と書いた。それでも栄治は「宗教や文化や風習が違う外国の人に賛同を得るのは難しいんじゃないですか?」と疑問を持ちかけた。「とりあえず日本だけ世界のお手本を作ったらどうでしょう?」と追加コメントした。幸夫はいままでのいきさつを書いた。「世界中に広げる前に日本だけ作ったらどうだろうって、多くの人と意見交換してみたんです」「どんな意見が多かったですか?」「日本はすでに循環型社会になってると言う人がいたり、企業の利益を優先するいまのシステムには向かないと言う意見も多かったです」「やっぱりね、世界同時が良いんでしょうか?」「そうなんですよね、いまのようにグローバル化で世界中がつながっていると一部だけシステムを変えるより一緒に変えたほうが良いみたいです」「それで世界平和も実現できると言うことですね?」「そうなんですよ」「世界中に提案したらどんな反響が起きると思いますか?」という幸夫の質問に「経済大国でもお金を出したがらないし、戦争や紛争が絶えない国はお金に余裕がないから提案は賛同するだろうけど行動までは無理だろうって思います」と栄治は答えた。「無理と思えることを出来ると思えるように知恵を出し合うのはどうですか?」「いままで幸夫さんの提案を聞いているだけで希望が持てるようになりましたね」「僕も出来ることを考えてみます」栄治も稔も前向きな気持ちになったようです。
2016年10月01日
コメント(0)
全33件 (33件中 1-33件目)
1


![]()