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仕事でうっかりミスをやらかしたり、頭が痛いのにロキソニンを切らしていたり、何かと不運続きの息子は平成8年生まれで八方塞がりという年廻り。もうすぐ令和5年も過ぎようとしているから、そんなにネガティヴになることもないのだと言ってやるのだけれど、ささいなことでもレアなハプニングが続くとメンタルにかなり響くようです。そこで私は思いつきました。神社・仏閣を訪れることが大好きな私ですが、比叡山はまだ行ったことがなく、息子の年廻りを気にしてというよりは、ほとんど私が行きたかっただけのような気もします。(←そして御朱印のゲット、それが本当のところでしょう。筆頭管理人)10月8日(日)は、朝から厚い雲に覆われていて、雲行きが怪しく、傘持参のお参りとなりました。一口に比叡山と言っても、ガイドマップにもあるように、かなり広域です。延暦寺は単体の建造物を指すのではなく、東塔(とうどう)・西塔(さいとう)・横川(よかわ)の3つの地域を総称して比叡山延暦寺と言うのだとか。こういうことまでは学校の授業では習わなかったので、「なるほどねぇ〜」てなものです。ちなみに今回私が行ったのは、東塔地域と西塔地域で、限られた時間内では横川地域まではムリでした。残念。参考までに、私の巡拝コースをご紹介します。【東塔地域】①根本中堂(国宝)2016年より10年間の大改修をしています。基本的に撮影禁止ですが、場所によって撮影可のところもあります。改修工程を見られるなんて、夢のようでした!最澄の教えを象徴する「不滅の法灯」が1200年灯り続けているのを目の当たりにするのは、感動以外の何ものでもありません。筆頭管理人です。実は宮澤賢治はこんな短歌を詠んでいます。それでね、根本中堂の脇に歌碑も建っています。「不滅の法灯」もいいけど、コレもおつなもんでしょ。でも吟遊さんは見逃したはず!ということで載せました(^_-)②文殊楼「立派な建物だなぁ〜」と思いながら、楼門をくぐりました。③大講堂伝教大師をはじめとする様々な宗派の開祖の人物画が、ズラリと並んでいました。さすがは日本仏教の発祥の地ではあります。御守りや数珠、お線香など、ここで購入できます。息子は八方除け御守りを購入。この1点だけでも比叡山を訪れて良かったです。④大黒堂大黒天をお祀りしているので、中に上がってしっかり拝んで来ました(笑)⑤阿弥陀堂声高らかな読経が、辺り一体に響きわたっていました。それを聞いただけでご利益がありそうな気になるので、不思議なものです。⑥萬拝堂千手観音の周囲に108個の数珠が並べられています。この大きな数珠を一つ一つ触りながら一巡しました。そうすることで、人間の煩悩が消えるそうです。【西塔地域】雨が酷くなり、霧も出てきたため、釈迦堂を参拝した後は、親鸞聖人修行の地、法華堂などをざっくり見るだけにとどめました。もっと時間に余裕があれば、坐禅の体験などしてみたかったと思います。ーーというのも、我が家の宗派は臨済宗円覚寺派なので、パリパリの禅宗系です。(それなら比叡山ではなく、円覚寺で坐禅体験しろとのご意見もありそうですが、そこはご愛嬌で)だいたい60分ぐらいの坐禅体験とのことで、にわか修行者にはたいへんありがたいです。他に、写経体験もあるようですが、最近老眼が進んできたせいで、暗いところで小さな字を読んだり書いたりするのがおっくうになり、こちらは遠慮させていただきました。以下、筆頭管理人です。吟遊さんは、横川をスルーしたようですからそこの御朱印はゲットできていないはず!ということで見せびらかすつもりはありませんが載せさせていただきました、フフフそして横川と言ったらこれでしょう!今ごろは地団太を踏んでいることでしょうが、前々から「叡山に行くなら説明するから」という申し出を袖にして出かけるから、ポイントを外すことになるわけですな、フフン。最後に髙橋新吉の詩、『比叡山』を載せておきます。あのダダイスト髙橋新吉の詩なんですよね~氏の言う「後の世の凡夫」にならぬよう、私は本坂を登って行きましょう(^_-)なお、最後の和歌は宗祖伝教大師のものです。
2023.10.28
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物事には概ね、専門分野というものがあります。病院でたとえると、おめでたなら産婦人科、吹き出物ができたら皮膚科、手首を捻挫したら整形外科ーーというように。なのでお願いごとの内容によっては、お参りする神社も異なるのではと思われます。もちろん、一般的なお願い(無病息災とか家内安全など)なら、ご近所の氏神さまに手を併せることで充分なご利益があると思います。けれどピンポイントで「何とぞ○○につきまして、一つよろしくお願い申し上げます」と、具体的にお願いごとが明確な場合は、その道の専門の(?)神さまにお参りした方が良いでしょう。私のこれまでの経験からして、庶民の懐具合と味覚に合った、美味しい飲食店というものは、たいてい雑誌やテレビなとでチヤホヤされているようなお店ではありません。郊外の、あまり人目につかないようなところで、気心の知れた夫婦や身内で、細々と経営しているようなところが多いような気がします。あるいは三国志において、名軍師と謳われた諸葛孔明は、四川省のド田舎に畑仕事などやりながら暮らしていました。孔明の庵は都からおいそれと行けるようなところではなく、草深い山奥にあったのです。つまり何が言いたいのかと言うと、今回、私がご紹介するのは、それはもう人里離れたところにある、知る人ぞ知る神社なのです。足神神社(あしがみじんじゃ)という名称の、標高800mほどのところに位置するこの神社は、その名のとおり、足の神さまとしてお祀りされています。私はこちらの神社に過去2回ほどお参りしたことがあるのですが、当時は有名なサッカー選手(おそらくジュビロ磐田)の絵馬が奉納されているのを発見し、どんなに活躍しているスター選手でも、神さまに縋りたくなるものなのだと、しみじみ実感したものです。そして、こんな草深いところを訪れてまでお参りするというのは、それほどまでにこちらの神社の有効性を信じて疑わない証拠でもあるのです。足神神社の所在地は、浜松市天竜区水窪町奥領家5005-1です。浜松の市街地からだと車で2時間以上かかる山奥です。(天気の良い日を選んでお出かけください)御朱印ガールの方々にお知らせしておきますが、社務所は平日無人となっています。幸運にも、私が出向いたときは日曜日で、宮司さんがいらっしゃいました。確実に御朱印をいただきたい方は、あらかじめネットで情報を精査してからお出かけいただいた方が良いかもしれません。神社のすぐ脇の方には、霊犬しっぺい太郎のお墓もあります。しっぺい太郎は、静岡県磐田市のイメージキャラクターであり、ゆるキャラ「しっぺいくん」として市民の方々から愛されています。愛犬家の方々は、この霊犬しっぺい太郎のお墓も合わせてお参りされるようです。「老いは足から」とも言いますから、歩けるうちにこの草深い足神神社を訪れ、健脚祈願をされてはいかがでしょうか?【追記】足神神社の湧き水は市民の方々から大人気で、ペットボトルなどに水を汲みに来られるようです。私もその清らかな湧き水で手を洗ったのですが、冷たいのなんのって!正に、清水でした。
2023.10.14
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