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2009.01.12
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カテゴリ: 音楽
神戸まで、ベルリンフィル八重奏団のコンサートに行って来ました。

このホールは直前になると電話予約も取り置きも出来なくなるのですが、土曜日に尋ねた段階で、残りが少ない、、ということで少し諦めかけたのですが、当日朝の段階で20枚あるとのことだったので(関係者席を放出したのでしょう)、それでもややリスキーでしたが、
無事、行って、入手・入場できました!!


「関西は、実質重視(←大概、”東京と違って”みたいな言葉が入る)」という幻想とは裏腹に、ブランドとマスコミによる情報・嗜好支配が強く、
とくにこの10年、クラシックも演劇も、よいプロモーターがどんどん居なくなってしまったので、特定の場所で、ナマに触れ続ける、、という機会が減ったものだから余計に、
「超有名ブランド」のみしか成り立たない、、というか、催さない、、という状況になっています。
悪循環。。。
あ、もちろん、アマチュアとかインディーズは別ですよ。プロモートがほぼ自主運営だし、口コミとおっかけによる収益率くらいで大体は成立できる市場やから。


で、関西では、そもそも、ベルリンフィルとウィーンフィルと大植英次、または、フジコヘミングか、それとも美少女系演奏家「以外の」クラシックのチケットが完売ということは滅多にありません。ないこともないでしょうが。

室内楽となると、本当に、いつでもOKで、先日の、チェコの伝説的トランペット奏者、ケイマルのときは、大阪の梅田の都心の300席のホールが3割lくらいの入り、、、か、、
また、
本日のメンバーでもあるラデグ・バボラクが、古巣のチェコフィルの名手達と組んでいるアフラートゥス木管五重奏団のときは、すでに彼がベルリンフィルの首席になって大分たってからでしたが、同じホールで8割くらいの入りで、当日券余裕でOKでした。
(このホールは、眼の前で、超名人が「一緒に」演奏してるのが聴ける、すばらしいホールなのですが。)

今日は、会場は900人収容の多目的ホール。
関西では、「ウィーン」に劣るかもしれないが、まあほぼ並ぶブランドである「ベルリンフィル」の名を冠した団体といえども、集客には不安があったのでしょう。

実は、以前、この団体を聴いていますが、
そのときは、関西の「興行界」が今ほど保守的にはなっていないころで、
ザ・シンフォニーホール(朝日放送)も元気でした。
近鉄劇場も、近鉄バファローズもあったしね。。。

当時は、まだ僕はホルンを吹いている真っ最中でしたから、

「ベルリンフィルは聴けないから、小型を聴いた」
みたいなことを冗談で言っていました。
実際、そのときの曲目は、当時、僕がオケ仲間とやっていたものでしたし。
(ベートーヴェンの七重奏曲)

それは、もう15年近く前。。。

イントネーションもとても揃ってしかも明確であったという記憶があります。
その頃、僕が、もっとカラヤン=ベルリンフィルの演奏の良い聞き手であれば、
「ベルリンフィルらしさ」も聴き取ることができたかもしれませんが。。。。
そのころはCDも普通、1枚2500円くらいして、ごく稀に1000円で出る、という程度でしたから、いくらなんでも昨今のようなオトナ買いはできませんでした。

その頃は、完売と行かないまでも、1600人のザ・シンフォニーホールが基本満席やったのですが、たしかに、今の関西、そもそも、「大阪でコンサートをしよう」というプロモーターが存在せず、神戸市の外郭団体が、やっとこさ催した、、、のが実情なのですから、主催者が興行をリスクあるものと考えたのも仕方ありません。。。

そこで、
関西といえば、「テレビに出てる人」「ウィーン」に弱い、、、(あとパリと東京にも実は反発しつつ、とても弱い、、、)の鉄則を守って、

テレビの露出が最も多い美人ソプラノ歌手である森麻季を前半出演させて、
ベルリンフィルのしかも八重奏団なのに、
ウィンナワルツとウィーンのオペレッタのアリアを歌う、、、という企画にしたようです。
ポスターも、彼女だけ、半身抜いた写真で、当然、メンバーよりはるかに大きい画像です。
(おかげで、以前、このホームページをみたとき、ベルリンフィル八重奏団のコンサートとは気づかず、よくある「ウィーン^*^@」とか「ベルリン&#$%」とかの無名アンサンブルが伴奏についてるのかと、、、)
 http://www.kobe-bunka.jp/hall/jisyk/kou198.htm
↑まあ、しかし、いくらなんでも、これで気づかないほうも、どうかしてるか、、、
でも、良いように行っても、「白雪姫と8人の・・・」または、「ひばりのお姫様と、楽しい仲間たち」、、、、ですよね。。。



そのようなわけで、チケットはほぼ完売だったのでした。
これは、興行的な判断としては正しかったことになります。
どこかの知事なら、絶賛することでしょう。
中身じゃなくて、点数・偏差値・勝ち負け数の時代、、



そんなことで、一旦、諦めかけたチケットでしたが、なんとか入手できました。





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Last updated  2009.01.17 12:36:51
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