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Facebookではさんざん書いたんだけど、ここに書くのは久しぶり。なのに明るい話題ではないことが申し訳ないです。 2月12日に、実家大分の母が亡くなりました。クリスマスイブに珍しく父から電話があり、母は長いこと患っていた関節炎で服用した薬が強過ぎて筋肉が動かなくなったので入院したという話だった。その時はもちろんショックで、でも命の危険までは考えられず、歳だからまた歩けるようになるかなあと心配してた。あと、5年間も帰ってなかったから、その親不孝を悔やんだ。 そしたらあれよあれよという間に母が敗血症になる手前の菌血症だと。血液に菌が入って暴れていると聞かされた。どうしよう、年末年始は飛行機も取れないし、ダンナは仕事休めないからチケット取れても子連れで行かざる負えずそんな貯えは…と逡巡してた。いざとなったら借金して末っ子だけでも連れて帰ろうと考えてたら少し持ち直したと聞き、ホッとしたのもつかの間、1月24日になって容態が急変。敗血症で危篤だと連絡が来た。父も動揺していて、 「とにかく亡くなったら知らせるから」 と。。。 眠れず、ただ電話を握りしめて過ごした翌晩、従姉妹と下の兄貴からメールが来て、母は高熱にうかされているが話しかけたら頷いてはくれる、お前がいてくれたら…と聞いて、心を決めた。 ダンナに泣きながらひとりで翌日帰らせて欲しいと頼んだ。かなりの強行軍なので、とても末っ子は連れて行けないから頼むと。 ダンナから行って来いと言ってもらい、ジェットスターの便を取り、翌日土曜日の学校の仕事を休ませてもらえるように頼み、荷造りして、とにかく最期に一目会いたい、それまで待ってくれと、神様仏様、ご先祖様、死んでしまった友達に祈った。それでも不安、Facebookに書き込んで友達みんなにも祈ってもらった。 と、母は生きて待っていてくれた。聞いた話では私が帰って来ると聞くと、外されていた入れ歯をいれてくれと頼み、今か今かと待っていてくれたそうだ。高熱で夢と現実、過去と現在が混乱した頭で、母は私が帰って来た事を気遣い、 「お腹空いたやろ?あんたの好きな天ぷら作るわ」 とまで言ってベッドから起き上がろうとさえした。数日続いた高熱が引き、 「今度は子供たち連れて会いにくるから」 と何度も告げた。 ただ医者の話では敗血症に80歳の患者が罹り、強い抗生物質も効かない状態では打つ手がない。若い人と違って免疫機能がこれ以上上がるすべがないので、いつどうなるか…ということだった。 せっかく会えたんだからいい方に考えよう、ダンナと3人の子供が待ってるから、と自分に言い訳をして、5日間の弾丸滞在を終えて帰路についた。 が、直後に母の容態は急変し、意識もない日が続き、長兄が必死で繋いでくれたスマホのSkypeテレビ電話による毎日の呼びかけも叶わず、母は息を引き取った。 私と母は、いわゆる仲良し母娘というのではなかった。母は愛情豊かな人で、私はその愛を最も受けていたのは自他共に認めるが、度々重荷でもあった。 が、いざ母を失うと思うとこれほどと思う程辛く、涙が止まらず、今までして来た親不孝や生意気な態度を心から悔いた。中でも末っ子をその腕に抱かせてやれなかったことは悔やんでも悔やみきれない。今でもすぐ涙が出る。 だけどきっとこれも運命なのだろう。私がお願いした神様たちは、最期に会わせてくださいという願いを確かに叶えてくださった。これ以上は無理だったのだろう。 誰よりも私の幸せを願ってくれた母だから私がいつまでも泣いていたらきっと悲しむ。だから前を向いて、彼女の孫たちを立派に育てよう。 そんなことを思わせてくれた出来事でした。
2013.04.03
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先日45歳になりました。おめでとう、私。が、同じ日に、義妹夫婦とダンナがもめまして。ダンナ、店を離れることになりました。。。原因はいろいろ。バリスタのねえちゃんが、これまた私、聞いたことはあっても実際に会ったことはなかったビッチでした。良心というものがない女。ダンナには義妹の悪口、義妹にはダンナの悪口を言い、自分の立場だけ守り。客にまで今度は二人の悪口を言いくさり。挙句の果ては、ワインを盗んで帰っておきながら、ダンナが抱えて帰るのを見たとか言い張り。ダンナが怒ると大声で泣いて切れる。このビッチが急に辞める、雪のリゾート地で3ヶ月コーヒー作る。と言い出したんですね。で、原因はうちのダンナだと。ダンナとは一緒に働けないからだと。が、私やダンナには、義妹の給料の支払いと扱いが悪いからだと言いやがって。義妹は最近店に情熱をなくし、できるだけ働きたくないのがミエミエだった。で、このビッチにほとんど自分の仕事をやらせてたわけだ。が、今回ビッチが辞めるってんで、じゃあ自分も辞めると言い出した。ダンナ(自分の実兄)とは一緒に働けないからって。が、ホントは何の宣伝もせずに店の看板さえ終わらせずに来て、思ったように売り上げが上がらないのが本当の理由らしい。おまけに義妹の旦那さんはこの間選挙で負けて、そのくせ大金を内緒でつぎ込んでたらしく、その支払いが大変らしいし。ダンナは金が儲かってないのは見抜いてて、だからこそ宣伝しよう、チラシでもまいて客が来れば大丈夫だって説得してたんだけど。実際コーヒー出してたら、「いつできたの?どんな料理?」っていっぱい聞かれた。彼の料理は一度来たお客さんからはすごく人気が出てたし。でも結局、大きなお金を出してる義妹夫婦には勝てず、お店は誰かに売ることになりました。たった8ヶ月で。あーあ。もうね、悔しさしかないよ。自分たちだけの店を閉めるときよりはましというか、慣れもあるが。最後の日にはお客さんたちが驚愕で。何でーって。ダンナは最後まで翻意を待ってたけど、だめだった。今はまたもとの流れ板というか浪人に戻り、紹介してもらったレストランで助っ人の仕事で日銭を稼いでくれています。そんなに落ち込んではないけど。3度目の正直だよ。今はまた、チャンスを待つときだと言い合っています。
2012.06.29
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忘れられた頃にまた書きたくなるものですね、ここは。ツイッターは楽しいんだけど短くまとめられないし。書こうかなと思ったらもう話題がずれたりして。他の人のタイムライン読むのが楽しすぎてとまらず、気づいたら自分の書きたいこと忘れてます。前回書いたのが夏休みなのに、早いものでこちらはもう秋休みが終わり、2学期が始まった。私の仕事先の学校も新年度が今日から始まりました。また一年生担任。かあわいい~ハーフには珍しく、緑の瞳の子を発見!お人形みたい~。ハーフだと、瞳とかは有色人種の影響を受けやすいから、片親が青とか緑の瞳でも、子供は茶色の瞳になることが多いのよね。あと、気づいたのは、この仕事を始めた4年前とかに比べて、きらきらネームつけてる子が多いね。以前は日本名の子が多かったんだけど。苗字がカタカナでも日本名あるいはどっちてもいける名前が多かった。けど今年の子は、カタカナのみ、英語名そのままの子が多いし、英語のままで申込書書いてる子もいた。お母さんも若いもんね。そんなものかしら。店はなかなか忙しく、短気なダンナのもとでは相変わらず手伝いの人が続かず、自分でまいた種なんだけどダンナは孤軍奮闘してます。よくいた野球選手から監督になったひとと同じで、監督には向かない名選手なんだと思います。うちのダンナは。料理のアイディアとか気配りとか味のセンスとか実際の腕とかは、私も自慢のものなんだがなあ。ダンナと義妹は、しょっちゅう喧嘩してもうやめるって寸前のとこまでいきながら、血のつながりなのかやっぱりわかりあってるのか似たもの同志なのかばたばたと働いています。私も週に2回、お昼の4時間だけお店を手伝うパート主婦になり、久しぶりにコーヒーをつくっています。あんなに3年前は毎日作ってそれなりにご好評をいただいていたのだが、すでに固定客を獲得済みのバリスタで金髪でボイン(豊胸手術済み)のおねえちゃんがいて、私のコーヒーは不評で悲しい。ま、慣れとか、頭で味覚を思い込むとこあるしなあ、と自分を慰めてみる。ダンナは店が忙しいとキレがちで、私の学校の仕事をやめろとか、家が汚いと私にあたる。だけどなあ、学校の先生になるのは実は私の夢だったのである。小さい頃の。教師のいいところって個人商店の店主みたいになれるとこだと思う。自分の個性でやれるのよね。教室の中では。生徒が授業をわかってて、嫌がらずに学校来てれば、まず何も言われないのがいい。そんなだから日本では左翼思想も強く出るんだろうけど。教えてると楽しいし、充実感があるし、なんせ1年生。先生の言うこと絶対視してくれるし、嬉しいんだよね。こう感じられる仕事は辞めたくない。私はまだまだ普通の会社で働くほどの英語力はないし、雇ってくれてもできることがない。週に1回、ここでは私の最大の能力である日本語力を使って少しでもお金が稼げて、かつ楽しいからやらせて欲しいんだけど。先生もいい人がいっぱいいて、教えられることが多いし、何より日本語で思い切り話せるのが好き。こういう気持ちをなかなかダンナに説得できなくてつらいっす。ところで子供は息子が今学期から週一でギターのレッスンに行き始め、これまた週一でマーシャルアーツも再開。ホントは本格的な空手に入れたかったけど、授業料が倍なのであきらめた。こっちでもいじめがあり、それを克服するために習う子も多いらしく、自己防衛とかに重点を置いたなかなかおもしろいものです。娘もネットボールをはじめた。バスケットボールに極めて近くて、ゴールにボールを投げ入れるんだけど、女の子ばっかりのスポーツ。で、ファッション性があり、スコートはいてるしほとんどの子がポニーテール。が、実は結構荒いという、きわめて女子的なスポーツです。これの練習が週一、試合が週一。おういうのの送り迎えとかで、なんだかんだで忙しい毎日を送っとります。
2012.04.21
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子供の学校が夏休みになった。豪では年度末でもあり、来年の1月23日から新学年。息子は小6、娘は小4になる。早い。このブログを書いてた頃、息子の小学校入学を考えたりしてたぞ。私立とか。信じられない。あの金があれば。。。。 とまあ相変わらずお金のない暮らしですが、仕事中毒のダンナは相変わらず全力で仕事してます。10月にやっとこさお店がオープンしました。 最初は「お前も働くよな、な?」って感じで、義妹も「不安だから働いてよ」と言われてたんだけど、結局私は働いてません。緊急要員っすね。寅之助(次男、仮名)を保育園に入れたりしてスタンバッテはいたんだが、義妹がやってみればできるじゃん、って感じだし。なんだかんだいって、彼女はホステスに向いてるのよね。にっこりしてお勧め料理について話したり、時には無駄話するのなんて私は無理だし。 ダンナは義妹があんまり働かないとかぶつぶつ言ってるけど、なんとかやってるようです。 何が嬉しいって、私の週一の日本語学校の仕事も4週間お休み。いや、好きなのよ、子供可愛いし、毎週楽しみなんだけど。皆さん、先生って大変です。教科書の一項目やるために、挿絵を描いたり、模造紙に大きく書いていったり、プリント用意して、教え方組み立てて。宿題用意して。子供が寝た夜と、寅之助を保育園に入れてる水曜日に必死で準備してるもん。それでも私は経験が浅いからビクビクものでやってるし。神経使うんだよね。これで子供が怪我でもしたらパニックになるかもしれんわ、幸い今まではないけど。だからちょっと気が抜けるんだよね、お休みだと。 図書館には日本の本や映画も置いてて、本は空いた時間に読めてもなかなか映画を見る時間がなくていたんだけど、この休みに見るもんね。しかし日本の漫画は面白いねえ。「鋼の錬金術師」「犬夜叉」「らんま1/2」「夏目友人帳」「20世紀少年」「よつばと!」とか全部こっちに来て初めて読んで、むちゃはまった。英語版だったのが悔しいが。しょうがないか。外人に向けてるんだから。それだけ人気があるってことよね。 娘は今私よりも好きなくらい漫画にはまってて、りぼんとかで連載してたような少女漫画を夢中で読んでます。もちろん英語版で。その中から「たいやき」とか「焼き芋」とかを覚えてきてます。 クリスマスも近づいたのにプレゼントがまだそろってない。金もない。今2年前のでばっくれてた確定申告のせいで、政府の補助金がとめられるかもしれないと脅されてて、必死にやっている。ダンナの分まで。なぜ外人の私がダンナの分までやらんといかんのか納得はいかないが仕方がない。。。。 うちの子供はまだサンタを信じてて、サンタからもダディとマミィからもプレゼントが来るので、金がかかってしょうがない。 だからこそ今政府の補助金がとまると困る。お店からはまだ収入ないし。確定申告がんばろう。。。 あ、夏休みを楽しもうって書こうと思ったのに話がずれた気が。。。
2011.12.11
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お久しぶりにここに戻ってきました。まずは大震災のお見舞いを申し上げます。まだいろんな影響が心配されてて、心が痛みます。一日も早く、皆様が普通の暮らしに戻れますように。まだ9万人近い人が避難所暮らしなんでしょ。プライバシーがないよね。精神的に大丈夫なんでしょうか。私の暮らしは最後に書いた1年以上前から大きく変わり、今は女王様州の黄金海岸の暮らしに変わりました。まあもういろいろありやしてねえ、また。ジョージ(夫・仮名)が勤めてたクラブのセキュリティと喧嘩して首になり、家はおん出され、ホームレスになりかけた。4ヶ月の乳児連れて。一時は日本に帰ろうかとも考えたよ。が、何とか踏みとどまって、都会に出てもう一勝負かけようと決めたのさ。で、まずはジョージの従兄弟に家が決まるまでの一時避難を依頼し、次にジョージの下の妹がリゾートマンションを持ってることを思い出し、貸してくれとメールした。3年くらい連絡とってなくて、ビクビクしながら。したらまったくもってナイスな返事が返ってきて、貸すのはいいけどモノ入れとかがないし、自分だけのじゃなくてもう一つのカップルとの共有物だからすぐには返事ができないと言ってきた。で、提案されたのが、もう一人の妹の持ってる家を借りること。この日記でも随分前に書いたことがあるんだけど、ジョージには二人の妹がいて、すぐ下の妹とは15年ほど絶縁状態。私は2度ほど会ったことがあるけど。彼女の夫は高給取りで、彼らは不動産を安く買っては住みながら改修して高くなったら売るということを繰り返して(豪では多い)財産を作り、ついには数億の家を売って、つい最近広い土地の中に母屋と離れの2軒の家のある場所に引っ越したのだとか。数億の家が売れるまでは、借金がかさんできて、妹がやってた事業も畳み、危なかったらしいが。その離れの家は、ゲストハウスとして使ってて、下の妹も泊まったことがあるとかで、そこを借りればいいと提案されたのでした。ジョージなりにはかなりの葛藤もあっただろうけど、なんせ自分のせいで家族が路頭に迷うかもしれないとむちゃくちゃ怯えてましたのでね、妹に頼ることにしました。私がおずおずとメールを出したところ、喜んで力になりたいと返事が!子供たちにも打ち明けると、今までは祖父母のところで1年に一度会えるかどうかだった従兄弟のそばで、都会で暮らせるってことで大喜び。たった3ヶ月での転校も気にしないと。。。それからその週末から移動を開始しました。妹たち家族は、歓迎してくれて。6ベッドルームに4バスルーム、プールつきの妹たちの家に比べると私らに貸してくれてる離れは3ベッドルームで1バスルームの小さな家だけど、十分住めるとこだった。ちなみにこの敷地は10エーカーだから一万2千坪くらい?テニスコートと馬と牛の牧場と果樹園があり、敷地内を川が流れてるようなとこざんす。ジョージはそれから3つほどまた仕事を変わったりしたけど、なかなか難しくってね。そんな様子を見たのもあって、義妹夫婦は新しいビジネスとしてレストランをやることに決め、ジョージと一緒に共同経営でやることになり、ただいま工事中。息子も娘もこっちの学校が大好きで楽しんでるし。寅之助(次男・仮名)はすくすくと成長しております。人の言ってることをかなり理解するようになり、「ダダ」「ママ」とかと「べべ(ベラ=猫)」などもしゃべるようになり、かわいいったらありゃしないの時期です。私はめでたく日本語学校に復帰し、1年生担当。最近Slashさんの真似っこしてはじめたツイッターが面白くて。ほとんど読むばっかりなんだけど、もともと私は人様のブログを巡回するのが好きだったので、それが一度にできるようでヒジョウに嬉しい。私のアカウントは@Kaz_cobberざんす。またツイッターの字数制限で書き足りなかったりしたらここに書きに来ようと思います。それに赤ん坊がいると、上の子供たちが小さかった頃のこと思い出して、この日記を自分で読みたくなるしね。大事にしようっと。
2011.08.11
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オーストラリアの首相が代わり、初の女性首相が誕生しました。まだ48歳だそうです。ケビン・ラッド前首相のもとで副総理で、ラッドさんの支持がなくなって横滑りになったわけですが。私はケビン・ラッドが嫌いだったので、ラッドさんよりはいいのかなあと思います。ラッドさんは中国好きで知られてたし。日本の捕鯨を軍隊出して止めるって言って選挙に勝ったのに、外交関係で反対が多く、またシーシェパードのあまりの過激さに国内からも考え直しの声があがり、結局軍隊出すのはなし崩し。最近国際裁判所に日本を訴えやがったんだけど、まあ、パフォーマンスというか引っ込みがつかなくなったからやってますよ~っていう国内の支持層への顔ではないかと思う。最近やっとわかってきたんだけど、私はつくづく左翼が嫌いなようです。きれいごとばっかり言うんだもん。ラッドさんも労働党でしてね。地球温暖化問題への対応を華々しく打ち出して、おかげで電気代はまだまだあがりそうなんだよね。労働者の味方として、時給の規定とかはどんどん上がっていったのよ。労働者の権利だから。だけどそうすると私も人を雇っていたのでわかるけど、雇えないのよね。雇いたくても高過ぎて。労働者の方も、仕事もらえないか、もらえても短時間になるより、まとまってもらえた方がいいって言う人もたくさんいると思うんだけど。ずるいと思うのは、環境を守ろう!弱者救済!差別をなくそう!労働者の地位向上を!。。。みたいな面と向かって反対を言うとひっどーい!と言われるような大義名分を掲げること。日本の民主党もそうだよね。私は格差なんてあって当たり前だと思うんだけどね。勉強をがんばっていい大学に入ったり、きついけど技術をがんばって身につけた人は認められていいでしょう?不満ばっかり言って、さぼってた人が給料低いのは当たり前だと思うし。給料高い人はそれだけ税金も多く払う訳だしね。話を戻して女性首相のジュリアさんもこの労働党の人なんですが。48歳で、長年のパートナーがいますが結婚はしてなくて子供はいません。若いときにインタビューされたときから、結婚して子供を作っている暇はないと答えたそうです。ね、左翼っぽいでしょ!でもケビン・ラッドの後なので、移民問題には厳しく対応するとか、アジアべったりにはならないとか違う立場を表してます。私は今は野党の代表が好きなんです。この人。トニー・アボットさん。この写真はちょっと含み笑いっぽいが。病院とか福祉の問題に詳しくて、実際いろいろやってます。好きだったジョン・ハワード首相のときに閣僚をしてました。そのときに、19才のときの彼女との間にできて、養子に出して会ってないっていう息子が現れて。トニーさん自身も認めてたんだけど(今は妻子持ちだが)、DNA鑑定の末、彼の子ではなかったというニュースもありました。早く日本もオーストラリアも衆議院選挙になって、政権交代になって欲しいなあ。私の願いです。
2010.07.05
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うちの3人目の赤ん坊はなかなか寝ません。眠りが浅いようです。が、これでも最近ちょっとは長く眠るようになってきた。昼寝の話ね。といっても長いときで1時間半くらいだが。つい2週間前くらいまでは、新生児でありながら長くても20分くらいしか眠らず。スリングに入れてると寝るので家の中でもスリングで歩き回ってた。起きちゃあ泣いておっぱいあげて、抱いてて寝たと思って寝床に入れて、速攻で洗濯物干しに外に出て(こっちの洗濯物干しはくるくる回る庭に立ってるやつなので)戻るとワンワン泣いてるという。。。またうちには猫がいて、まだ1歳ちょっとのお嬢様なので赤ん坊が生まれてからというもの注目を一心に集める赤ん坊に嫉妬心をメラメラと燃やしておりまして。見てないと赤ん坊の寝てるベッドに飛び乗ろうとするので、赤ん坊が寝たらまずは猫を前の玄関から外に出して。裏庭に洗濯物を干しに行き、ついでに裏庭にいる柴犬たち3匹のえさやりなどもしているわけで。まあ、時間がかかるんだよね。家はまだ引越ししてきたダンボールとかお店をやってたときの大なべとかコーヒーカップやらがあちこちにある状態でゴッチャゴチャぶりを見るたびに落ち込み。ダンナは新しい仕事でなおかつプレッシャーも多く、全然頼りにならず。娘が生まれたときの7年前とは違って私が運転ができるのですっかりほっとかれてる感じで。上の子供たちの世話をしてるつもりが夕食が9時などになったりもして、自分にイラつく毎日。が、さすがにこれはまずいと図書館などで本を読み漁ったり、無事に最近やはり男の子を出産した友達のSちゃんに教わったりして。開き直って起きてるときは遊んでやらねばならんと悟りました。するとこっちが忘れた頃に赤ん坊のほうが眠くなって泣くようで、そのときにガッシとおくるみというかこっちでベイビーラップといって布が売ってるんだけどそれで赤ん坊をしっかりと包む。見た目がきついくらいに。顔だけ出てる人形のように見えます。が、これが赤ん坊を安心させ、ちょっと寝た後に手足がビクッと動いて起きるのを止めるらしく、寝るんだなあ。最近は包むと自然と彼も寝る準備をしてるみたいです。揺らしたり歌でも歌ってやらないとだめだけどね。よその寝る子は包んでベッドに置けば一人で寝るらしいけど。いやあ子育ってって奥深いですねえ、、、って私はホントに3人目なのかよ。まあ、そんなこんなでこうやってたまにはブログを書けるんです。気持ちも落ち着いた。43歳にもなったし。が、ダンナからベッドができてない。(こっちではベッドメーキングは毎日のこと)何で赤ん坊が寝てる間にやっとかないんだ。などと言われるとキレますが。
2010.06.19
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毎日がさらさら流れていく今日この頃であります。赤ん坊と一緒の生活は半分正気を失っているかのようです。たまに、娘が赤ん坊の頃の7年前を思い出して、若返ったような気分になることもあるけど、腰は痛いし。図々しさは確実についているので平気で子供たちに赤ん坊抱かせておいたり(しかも泣いてても)、電話で相手が私の英語を聞き取れてないのもお構いなしで知りたいことを問い合わせたりもできるようになっているところが確実に7年前とは違うようです。赤ん坊が生まれると、オーストラリアに住んでいても日本人の子供なので、届出をすれば子供には日本国籍が与えられます。これは領事館に届けを出します。しかしその届出は出生から3ヶ月以内に出さないとならず、それを過ぎるとブーです。日本に帰って6ヶ月住まないと子供には日本国籍はもらえません。オーストラリアの国籍というか市民権は出生したときに病院でもらえる届出用紙を送って登録料を払えば登録されて出生証明が送られてくるんですが。まあ、私の上の二人の子供はすっかり英語しかわからなくなってて、将来はオーストラリアのみの国籍を維持するのかなあと思いますが、3人目の赤ん坊はせめて日本語を話させたいのよ~。それでね、18になったらね、「母さん、ぼくは日本の大学に行きたいんだ」って言って欲しいの~それで私もついて来たいの~そんな赤ん坊はもうすぐ3ヶ月なのに、領事館から遠い所に引っ越したので郵送で日本国籍を申請するべくあせっているところですが。親のパスポートも証明として提出するのですが、うっかりして今年の1月で私のパスポートの期限が切れていることが判明!4年も帰ってないからねえ。で、領事館に問い合わせたところ、「ああ、それは困りますねえ」ええっ?!そ、そうなんですか?でもまた何で?「というのは、日本政府は二重国籍を成人には認めてないんです。もしもオーストラリアの国籍をとってらしたら、日本国籍から離脱していただく必要があるんです。更新してらっしゃらないと、オーストラリア国籍をとられた、あるいはとる意思があるとも考えられますし、そうなるとお子さんも日本国籍は取得できないことになりますから」おお!そうでしたか~それはすみません。。。でもオーストラリア国籍とる気はまったくないんですが。(前に大学に入ったときは、授業料が外国人は高いから一瞬とろうかと揺れたけど)てなわけでしたが、優しい領事館員さんが、上司に確かめてくれて、パスポートの更新してたら子供の戸籍が間に合わないことと、私が一筆書くこととこれからも日本国籍のみ維持する意思を確認して受け入れてもらえることになりましたが。私は一生日本人でいる気なんでね。迷いはないですよ。日本で外国人参政権が話題になりましたよね、ネットで見ましたが。だめでしょう、外国国籍の人に参政権あげたら。ちなみにオーストラリアも永住権もってても国籍がないと参政権はないです。二重国籍は認めてるから、他の国の人で自国籍も維持しながらオーストラリア国籍ももらう人は参政権もあるけどね。私はまだまだオーストラリアの歴史も文化も知らないことのほうが多いし、ましてや政治なんて語れないので、参政権をもらっても困ると思うので要らない。ていうかオーストラリアは選挙行かないと罰金だから、権利であり義務なんだけどね。毎日私は授乳しながらiphoneで日本のニュースをチェックしているんですが、民主党政権はあと3年半ですか。。。あっという間に終わるのか、どこまで壊してくれるんだよ、3年半もあったら、、って感じですね。やっぱり早く自民党に政権奪還して欲しいんですけど。
2010.05.29
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そこの奥さん!じゃなかった、恋に悩めるあなた!恋愛カウンセラーの安藤さんが、新しい本を書かれたそうよ。安藤は友達なんで、よかったらお買い求めを~普段は有料のカウンセリングが無料になる全員プレゼントしてくれるらしいわよ。この下はコピペね。新刊「しあわせになるための別れのルール」が発売になります! 失恋して悩んでいる方や、結婚後も元カレとの記憶をひきずっているあなたに、 おすすめの本です。 この本の発売を記念して、明日21日(金)~23日(日)まで、 全員プレゼント付のアマゾン・キャンペーンを行うことになりました。 詳細は、以下のURLでご覧いただけたら幸いです。 ★アマゾン・キャンペーン→全プレと応募方法 http://www.heart-junction.com/books/happy-wakare-amazon.htm ★新刊「しあわせになるための別れのルール」→どんな本!? http://www.heart-junction.com/books/happy-wakare.htm ↑目次のほか、本の“はじめに”と“おわりに”も、お読みいただけます
2010.05.22
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ははは、連発します。次男が今日生まれるか明日生まれるかというときがきつかったんだけど、それはダンナもそうだったみたい。なんかしたいのに何もできない。毎日の食費にも事欠く日々で。まあ、おとこですからね、情けなかったんでしょう。で、やっぱりひとりで2週間働いて2週間休みの鉱山での料理人の仕事をやるってほとんど決めかけてたんだけど。ダンナにはあんまり友達がいないんだけど、7年前に働いてた店でシェフとしてダンナを指導してくれた人だけとは今でも連絡を取り合っている。年はダンナより10歳若いんだけど。うちのダンナは面倒くさがりだし、相手から連絡してくるのを待ってるタイプなので、友達がいなくなると思うんだけど、この友達のシェフはマメないい人で、今はちょっと離れた所に住んでいるんだけど、しょっちゅうメールやら電話をくれていた。店がつぶれたことを、最初はこの人にも言いにくいと言っていたダンナなのだが、ある日彼からかかってきた電話に答えて、打ち明けた。彼は心配してくれていたようで、鉱山での仕事の内容とか待遇とか、いろいろ知ってることを教えてくれたり、彼自身は今、舟の乗組員のためのシェフの仕事をしているので、引越しがいやじゃないなら自分の住んでいる場所の近辺はどうかとか言ってくれていた。で、ある日、彼の住んでいる場所の近くの地方紙に、クラブ(このクラブは、会員制の、パブとレストランと社交場とスロットとかのゲームが合わさったクラブです)のシェフ募集。3ベッドルームの社宅も提供という広告が載っていたと連絡をくれ、その広告を写真で撮って携帯に送ってくれた。もっと西に300キロ近く内陸に移動した場所だけど、新しいスタートかもと応募してみた。ら、面接の連絡があり、家族でゴー。赤ん坊は始めての長旅。住みやすそうな、結構大きな町でした。無事、ダンナは職と格安で貸家もゲットしました。で、今は新しい場所に引っ越しましたとさ。なかなか快適です。子供たちも転校したんだけど、気に入ってるし。3トントラックで2往復したのに乗り切れなかった荷物は家にあふれているけど。ダンナモ仕事をはじめ、気に入って頑張ってるし。赤ん坊は幸運をつれてくると言ってくれた人がいましたが、本当だなあと思っています。
2010.04.30
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また間が空いちまいました。すんません。無事に、3月16日に、体重3590g身長50cmの男児を出産しやした。ああ、やっぱりお産はきつかった。陣痛が始まってから4時間で生まれたからさすが経産婦といおうか、早かったんだと思うけど。痛みがピークの時には、くっそーやっぱり42ににもなってお産なんかするもんじゃない。もうホントにこれが最後だ。二度とやらんぞ!と心に誓いました。今回は上の二人も病院でビデオをDSやりながら待っててくれました。前駆陣痛という、お産の前触れの痛みのようなものが今回特にひどくて、実際のお産の前の2週間くらい、毎晩痛みがあって、もしやと思っても時計で時間を見ているうちに(これが10分感覚で痛みが我慢できなかったら陣痛)眠れたので、ああ、違ったんだ。という毎日でした。このときが一番きつかったかもしれない。どんな姿勢しても腹が重くて不快だし。胃が圧迫されてつわりのような気持ち悪さがあるし。お産当日、赤ん坊が生まれると、すぐに胎盤も出るのですが、今回これがなかなか出なくて。お腹にいれたまま持って帰る?と助産婦に聞かれていたのだが。私の産んだ病院では助産婦がお産を済ませた後、ドクターが診に来るので、そのドクターが来て、処理をし終わった後に、ムウッと押して出してくれました。その晩は後産というか、お腹が痛くて、震えもきて、またああ、やっぱり高齢だから。。。と悲しくなっていたのだが。容赦なく赤ん坊は部屋に連れてこられるし、、、きついっちゅーねん。母乳もまだでてないっつーに。二日目からはすっかり元気になり、自分の頑丈さに感心しました。3日目まで母乳がほとんどでなくて、それなのに息子はギャンギャン泣き喚き乳を要求。病院中の看護婦が心配するほどでした。無事出始めて、ホントはもうちょっと上げ膳据え膳生活を満喫したかったのだが、娘があんまり寂しがるので、4日で退院。母乳はもともと出る体質なので心配してなかったんだけど、頑張ってあげてたらまあ、噴水のように乳牛のように出ること出ること。乳母にもなれそう。生後6週間の今は赤ん坊の食欲よりも母乳がたまることがあり、なぜか勝ったような気になります。息子の大きさも2倍ほどになり。なんだか笑い顔を見せたり、アーとかウーとか言うようにもなり、ヒトに近づいてきているようです。何しろ7年ぶりの子育てなので忘れていることばっかり。新鮮でいいっちゃあいいんだけどね。上の子供たちは最近は一人で弟を抱っこもできるようになり、ちょっと見ててって時に大変役立っています。この赤ん坊、というか次男はやっぱり強い性格の要求の多い男のようです。まさか自分が3人目を産むとは思っていなかったんだけど、生まれてみるとやっぱりかわいい。何より、3人も、健康な子に恵まれたことにまずは感謝しているところです。
2010.04.30
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あと3週間くらいかな。でも私は前の2回のときも1週間遅れだったし、今回の予定日は超音波で調整された予定日なので、もっと遅れるかもしれない。もう、着る服がなくて困る。妊婦用のは3着位しかかってないんだけど、それもきつい。やはり一度膨らみきった風船は伸びるのが簡単です。体重も前回2回と同じ、17kg増!働いてたのに~そんなに食べてない(つもり)のに~ま、今更しゃあない。産んでから母乳出して頑張ろう。 今回の妊娠で、面白かったのは二人の子供の反応でした。息子はただただ喜んでおりました。もともとお兄ちゃんだし。妹とは1歳10ヶ月違いで、最近喧嘩ばっかりしてるので、もっと小さい下の兄弟が欲しかったみたい。娘は、初めて「赤ん坊ができた」と言ったときは、泣きました。「いらな~い。わたしが一番小さい子供がいいの」ってことで。ダンナとわたしで必死で説得して。あなたがかわいいのには変わらない。あなたは永遠にわたしたちのリトルガールだ。翌日、学校が終わる時間にお店にいると、よく来てくれてた娘の担任の先生が「コングラッチュレイショーン!」といきなりハグ。娘が学校中でしゃべったらしい・・・・早速かい!そして娘は学校で見つけた花を摘んで「ベイビーにあげる」と持って帰ってきました。枯れるっつーに。男の子がいいか女の子が言いかという話になり。ダンナは、もともと男の子が好きなんだけど、さらに「60近くで女の子のティーンエイジャーの相手はきついよな」という理由から息子希望。息子は妹がうるさいから弟希望。娘は自分が家族でたった一人の女の子でいたいから弟希望。と、み~んな男の子希望。これで女の子だったらあんまりかわいそうだからとわたしはどっちでもいいという立場を貫いておりました。それよりもダウン症とかのが心配だったし。オーストラリアでは、個人で健康保険に別途加入していなければ、妊娠検診で超音波が見られるのは妊娠20週目の1回だけです。が、今回高齢出産で大変心配だった私は、GPに頼んで、出生前診断で評判のいい先生を紹介してもらいました。ここでまたこの国の医療システムなんですが、GPというのは一般開業医で、家族がまずはかかるお医者さんです。腹痛でも風邪でも耳が痛いでも妊娠でも、とにかくGPに診てもらいます。病気がたいしたことがなければ、そこで応急治療と薬を出してもらっておしまい。妊娠の場合は8ヶ月まで一般の検診をしてくれます。病気が深刻だったり詳しい検査が必要だったり、妊娠8ヶ月以降になると、専門医の紹介状を書いてもらい、そのお医者さんの所に行きます。その結果はまたGPに送ってもらえます。私の場合は、今は7年ぶりに婦人科の専門医とも会っているんですが。この専門医からは「7年ぶり?同じ相手の子供?」とか聞かれたんですがね。妊娠がわかった当初は、出生前診断の専門医を紹介してもらって、ブリスベンまで会いに行ったわけです。まず血液検査でスクリーニングテストをしておいて、その後ブリスベンに行って、最新機械の超音波で診てもらいました。3Dでした。カラー!輪郭までわかった。(すみません、今はきっと日本では普通でしょう。。。)それで、リスクが高かったら、羊水検査というお腹に針を刺しての検査の予定だったんだけど、先生が、胎児の頭の大きさとかいろんな身体の具合を詳しく診て、「ああ、あんたの妊娠は33歳の妊婦くらい。心配するほどのリスクはない」と太鼓判を押してくれたので、安心したわけです。この先生面白くてねえ、「42歳で7年ぶりの妊娠ねえ。もう一人欲しくて治療でもしたの?」「いえ、アクシデントで。。。。」「妊娠の8割はアクシデントだから!」のような会話も交わしました。後日、日本語学校の先生に「アクシデントなんて言っちゃったら、赤ちゃんがかわいそう。聞いてるわよ。サプライズって言わなきゃ」って諭されたんですがね。あと、この出生前診断の先生には「今の君のホームはどこだい?」と聞かれたので、今住んでいる場所の地名を言うと、「違う違う。君がホームと呼ぶ国はオーストラリアか?それとも日本か?」「ああ、日本ですよ。もちろん」てな会話も交わしました。まだこのときは性別はわからないとのことだったんだけど、20週目の超音波検査も、この先生に頼むことにして、カラー写真のプリントと、CDーROMもらって帰ってきました。20週になって、予約した日が近づくと、子供たちが自分たちもついてくると言いました。学校休んでついてきましたよ。で、先生はウエルカムで、子供の相手も上手でねえ。診察室に入るなり、子供たちは「ねえ、男の子か女の子か教えて~」とねだり、先生が教えない~と言うと、お願いお願いとしつこく頼み。結局、男の子だろうとの診断で、子供、大喜び。娘は「わたし、お星様にお願いしたの」といってホントに嬉しそうでした。その日の夜には、娘は早速弟にあてた手紙を書いてました。「あなたが来るって聞いて、わたしはすごく嬉しかったのよ」ってホントかよ?って感じの内容でしたが。今回の3人目のこの子は、おそらく男の子だろうし、7歳と9歳も上と年が違うから喧嘩にもならないだろうし、それでも必ずや強い子に育つのではないかと期待しています。今から世話する気満々だし、上の二人。丈夫ならいいや、って感じです。出産がスムーズに終わるといいなあ。。。無理かな、太り過ぎだし。
2010.02.19
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皆様ご心配をおかけしております。うちら家族は、身体は元気にやっております。子供たちは何も理解していないまでも、店を閉めたことと両親がいつもそばにいることで大変喜んでおります。結論からいうと、私たち、破産になりそうです。とほほ。というかね、もうそのほうがいいと思う。うちからビジネスの権利(これわかりにくいんですがね、いわゆる居抜きってやつ?その場所でビジネスをやる権利が売れるんですね。多くの場合、機材とかその他はそのまま置いていきます)を買いたいと言っていたご夫婦は、店の賃貸の大家にうちの後に入りたいと話をしたんだそうです。このときは、ご夫婦は、きっとただでうちの機器とか店の権利を手に入れるつもりで、だから大家と連絡をとったんだと思い込んでいたんですが。実際始めに間にはいっていた会計士とは連絡を断ったというし。先々週、大家がとにかく急いで鍵を渡せ。そして荷物をすぐまとめて動かせ。と言ってきまして。最初に店を閉める話をしたときは、もう少し開けておけば少しは儲かるんではとかコーヒーの業者くらいいっぱいいるとか言ってたのに。コーヒーの豆がどんなに大事かも知らないでよく言うよと思ったんだけどね。で、せっかくきれいに掃除もして、さあ、ここがあなたの新しいお店よ~高く買ってね。てな風にしていた店を売るのをあきらめて、ちょうど一番借金のある銀行が債券として店の機器を渡すかそれとも払うか?と決定を求めてきたので、大家から物を取り除けと期限を区切られた日に機器を渡すことにしました。そうしたら、その渡す当日に、大家がやたら難癖つけて、ダンナを怒らせて店にはいらせなかったのよ!まだ私たちのものも置いてて、前日に明日引き取るって言ってあったのに。。。。結局銀行手配の運送業者さんたちが大家の立ち会いのもとに機器を取り外していった。冷蔵庫とか冷凍庫とか。だけど、なんと私たちのいないとこで、業者と取引をして、台所に据え付けてあるオーブンとか食洗機とかガスレンジとかは、大家が二束三文で買い取ったらしい。多分、店を買いたがってたご夫婦が大家に、続けて貸して欲しいと話をしたときに、大家は、うちのビジネス権が思いのほか高く売れることを知ったんだと思います。つまり、大家は私たちにはビジネスを売らせないように、そんな金は自分がとれるように、高い家賃で店をやらせられるようにしたってことですね。これがわかったのは、親しくしていた近所のお店の人が、その買いたがってたご夫婦の知り合いで、大家からは他にも何組か欲しがってる人がいるから待てって言われた。自分たちはビジネスに払うお金も用意してるし、リース料も前払いしたっていいって言ったのに、どうなってるんだろう?直接持ち主(私ら)と連絡してくれないか?と頼まれたって聞いたから。大家、大金持ちなのよ。ミリオンダラーだよ。町の中心部のの7割の不動産持ってるんだし。権力も誰よりもあると思う。私たちみたいなとこから取らなくてもいいのに。先日、ダンナと私で、友達でもあるGP(かかりつけのお医者さん)に診てもらいにいった。かなりのストレスなので、ダンナも診てもらいたかったし、私もちょうど妊娠35週目の検査があったので。で、四方山話の途中で、「君たちは2匹のサメに食われたんだね」と言われました。この町の大家と、さんざん口説かれて、私たちから見れば騙されて2店舗目を出したショッピングセンターの持ち主。どちらもがサメだと。うまい言い回しと言うか、さすがサメに食われる事故のよくあるオーストラリアというか。ただ、幸いこのかみ傷は、足の一部だって言ってくれた。ちゃんと治療すればまた元通りになれるらしい。もうこの町には嫌気がさしたし、家も土地もなくて身軽なんだから、どこか他の場所に家族で引っ越そうと思います。子供が生まれて、いろいろ片付いたらね。ダンナは一人で給料のいい炭坑の町とかで働いてくる、2週間働いて1週間休みの仕事があるから、って言ったんだけど、子供から即、却下。家族で引っ越しはいいけどダディが毎日帰ってこないのはどうしても嫌だと。くうっ。うちら家族にはもう何もないけど愛はあるぜ!前述のGPからも、ダンナの最大の財産はすばらしい家族だといってもらったし。がんばりまっす。サメのかみ傷を癒しながらね。
2010.02.11
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お店、閉めちゃいました。一年と7ヶ月、うちのダンナは一日も休みなく、私もほとんど毎日働いてきたんだけどついに糸が切れてしまいました。借金が重なってて、どうにもこうにもいかなくなっていたんだけど、最後はコーヒー豆の供給がしてもらえないことになり。コーヒーのないカフェなんて、ねえ?まあ、私たちのせいなんだけどね。日銭は入ってくるからそれを次の食材買うのとか生活費とか人件費に換えてしまうと、どうしてもローンの支払いとか大きいお金の支払いが滞ってしまって。ついに、あきらめてしまいましたとさ。もう破産にしたほうがいいんじゃあ、と思って、会計士に相談したところ、その会計士の友人でメルボルンにいるご夫婦が大変興味があって、バーゲンになるけど売ったらどうだ?と話をもちかけてくれました。何でもうちと逆で、奥さんがシェフで旦那さんがお店のフロントに出るご夫婦で、もともとは私たちの住んでいるところの近くのご出身なんだとか。今は交渉中で、近々見に来られるようですが、なんとかまとまって欲しい。そうしたら借金も7割がた返せるし。日々の生活費は、センターリンクと政府機関のお世話になります。はあ、でもまだ信じられないのよね。最後の日なんて、名前も知らない常連さんが、「寂しいわ、あなたのコーヒー大好きだったのよ」と抱きしめてくれて。それも何人も。「あなたたちは大丈夫。どこでもやっていけるわ。これで終わりなんかじゃないわよ」と言ってくれるひとも何人も。嬉しい。泣いちゃいましたよ。あと、同じようにビジネスをやって失敗したって人もたくさん。。。慰めてくれて。 でも子供たちにも随分寂しい思いや土日にお店の椅子に座らせてゲームさせてたりしてつまらない思いをさせてきたので、しばらくはゆっくりして少しでも一緒に遊ぼうかと思います。3人目ももうすぐ生まれるしね。そんなこんなで、ダンナと私と、それにナンバーワンスタッフの、Sちゃんでつくったお店はおしまい。Sちゃんもおめでただし、ゆっくりしてもらえればと思います。だーけーどー、いつかまた、きっとどこかで再挑戦するんだろうなあ、私らは。もっと上手にね。
2010.02.01
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せっかく復活したので連投します。これ、うちの店ね。外から撮ったやつ。中はこんなの。あとバリスタがカンカンカ-ンと響かせながら作るコーヒーのマシン。この店も、どうなるか。。。。もう自己破産にして、今住んでいる場所から離れて新しいところでやり直したほうがいいかも、とも話していますよ。でなきゃ、借金払ってスタッフの給料払ったら何にも残んないもんね。ふうーっつ。うちのダンナの料理は、ノロケとか抜きで、すばらしいと思うのよね。だけどこのような田舎ではあまりありがたがってもらえないし。それ相応の値段をつけると誰も頼まないし。トーストサンドとかフライドポテトとかばっか作って欲しがるのよね。何組かの、お金に糸目はつけないダンナの料理のファンの常連さんは、心配してますよ。うちらがどこか行ってしまうのを。そのうちのひとりにうちのかかりつけのお医者がいるんだけど、そのお医者さんは、うちのダンナを評して「彼はどんな都会で店やっても、やっていけるんだけどねえ」とまで言ってくれてる。私が「でも、とおっても気分屋で、浮き沈みが激しくて(この人はもちろんダンナが鬱病もちなのを知ってます)困るんですけど」とか愚痴ると、「だって彼はアーティストだから。アーティストってみんなそうだよ。。。。ほら、アーティストってゲイが多いじゃん。でも彼はストレートでしょ。彼には確固とした結婚生活が絶対必要なんだよ。」とかわかったようなわからんようなこと言われてますよ。ま、でももうすぐ、あと1ヶ月ちょっとで赤ん坊も生まれてくるしね。赤ちゃんグッズなんてとうの昔にあげちゃったり捨てちゃったんだけど、ありがたいことにお客さんやら知り合いやらが必要なものはほとんど譲ってくれました。あとはオムツくらいよ、ホントにいるのは。助かるわ~オムツもねえ、今回は布オンリーにしたいんだけどなあ。無理かなあ。では、、また。
2010.01.25
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もう20年位前に読んで大笑いした清水義範先生の「国語入試問題必勝法」の中に、『ひとりの女性の波乱万丈な運命がたらたら書かれた問題文を読んでそれを10字以内でまとめよ』っていうのの答えが『いろいろあった。』だったと思うんだけど。裏覚えだけど。お久しぶりです。皆様お元気でしょうか?私も家族も何とかやっております。ホントに、なんとか。とにかく金に追われましてねえ。店は、まあ何とかやってるんですが。去年の今頃はやっていたショッピングセンター内の2店舗目は、早々と撤退しました。というか夜逃げ同然にやめたんですよね。お客さん来ないんだもん。人、歩いてないし。クリスマスシーズンが終わったらガックーンよ。それでも木曜日の夜は遅くまで開けておくのが義務で、1時間も2時間も誰もいない店の中で待ってなきゃいけないし。ただ、ショッピングセンター側とはいまだにもめてますがね。もう新しい替わりの店がはいったんだけどさ。もとからやってる店はなんとか常連さんも多くていいんだけど、もうからないんだなあ、これが。なんかやればやるほどお金が出て行く。。。。。。週に2回のディナータイムを始めたとこなんだけど、なかなか。。。毎日毎日届く郵便物は、請求書の束ですよ。それも滞納しまくりで『最終通告』のシールが貼ってあるのから何とか払う毎日。。。。くうっ。ダンナの両親も、ゴールドコーストから引き揚げて帰ってきたので、私たちが住ませてもらってた家は明け渡し、既に家も土地も借金のかたに売った私たちは賃貸生活に戻り。(最初は一緒に住ませて貰ってたんだが、無理でした。。。)私は週に1日日本語学校で教えてて、ホントにそれはガソリン代で消えるようなはした金の給料だったんだけど楽しかったんだよね。が、ダンナはそれが気に入らず。。。。無駄だ、その分店で働けと罵詈雑言を浴びせられ。子供たちもまったく楽しんではくれず。日本語も理解できず。。。。そんなさなか、42歳の私がまさかの妊娠。ええーっ。私の卵、まだ活動してたんだ?って感じでしたよ。ダンナは思いのほか大喜びで。即効で医者に連絡して、出生前診断の予約をして、ダウン症とかの可能性を排除して、今、既に9ヶ月目に入ったとこです。泣く泣く日本語学校は10月に退職して、店の仕事一筋に、バリスタのひとりとしてコーヒー作りまくっておりやした。が、もういい加減お腹が重く、特に3人目ということででかくてたまらんので、この辺で産休に入らせてもらうつもりでやんす。その場合の経済援助を受けるべく、センターリンクという、政府機関の失業保険とか生活保護とか一手にやってるとこと来週には面接に行ってきます。子供たちは元気でいい子に育ってて、それはホントにありがたいことなんだけど。あ、あと猫、黒猫をもらって飼い始めました。猫って初めてだけど、かわいいのね。子供たちも大好きのようで。店はこれからどうなるか。。。。2店舗目出したときに組んだローンとかがたまってるのよね。。。ほら、いろいろあったでしょ?日本のニュースも見てるんですが、暗くなりますなあ。民主党のことで。早く小沢が逮捕されて、変わってくれないかしら。ではまた。
2010.01.24
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小川のジョージさんが、わざわざ私なんぞの日記にリクエストをくれました。Slash姐さんもやなちゃんもメールとかくれてありがとう。忘れちゃいなかったんですがね。時間、なさ過ぎでしたよ。週に7日、お店開けてるし。領収書とか給与計算とかもやるしさ。いろいろドラマはありまくってたんだけど、過ぎてしまうと、日記に書くほどのことでもなかったり、次のドラマのほうが大きかったりで。お店はありがたいことに忙しくやっております。わたしゃすっかり女将です。最近のドラマで大きかったのは、先月末に、近くにできたショッピングセンターの中へ出店したときのことですかね。はい、2店舗目でやんす。そんな余裕ねえよ、と断ったら、マクドナルドとかKFCとかダンキンドーナツとかチェーン店の中の唯一の地元の店だし、寿司が出せるし是非、ってことで建築費とかも全部ただになってやることになりました。ははは。忙しいよ。しかもその店任せるはずだった、オージーのブロンド青い目のねえちゃん、オープンから1週間で同じショッピングセンターの中のチェーンのコーヒー屋に引き抜かれてやめやがるし。やってくれるよねえ。出勤5分前に泣きながら電話してきて、その日の昼には別のユニフォーム着て、働いてましたよ。おかげで私の前からの友達の日本人で、トップバリスタのSちゃん(ものすごくいいバリスタになってくれましてねえ)なんて、12日間無休で働いてたのに、そのねえちゃんがやめたと聞いたら何も言わずに穴を埋めてくれました。もう一人のはじめからいるオージーのバリスタの子も、立派に文句ひとつ言わずに働いてくれてまして。ダンナは朝4時起きして2店舗分の寿司飯の仕込みして働いてます。なんかお互い燃え尽きそうで怖いですが。。。ダンナの両親が戻ってくることになり、これから私らは家探しです。でも子供は寂しくなくて助かるわ。そうそう、私は週に1回、日本人学校で教師もしてて。あんまり詳しく書くと誰が見てるかわからないからやめるけど。楽しいですよ。子供かわいいし。大変だけどね。クリスマスの日はお休みなんだけど、その後はどうなるか。今は長い夏休みにはいったとこで、きっと忙しいんでしょう。まあ、この1年はしかたがないかなあ、、オーストラリア旅行においでの方は是非、お立ち寄りください。では、また時間があったら書きます。
2008.12.19
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私らがやるお店のことですが、路線変更になりやした。やるつもりだった、カフェレストランの、歴史的建造物のビルが借りられなくなってしまい。オーナーと意見の相違が出ましてねえ。。。が、捨てる神あれば拾う神あり。お店の話が出てから、ダンナは町の商工会議所のメンバーにもなり、ますます知り合いが多くなっていたのですが。リースでなく、カフェを買わないかという話が出て来ました。そこは、今は名前こそカフェだけど、ジュースとかアイスクリームとか売ってる売店みたいなもの。ただ、場所は町の中心部で、小さな商店街の入り口にあたるいいところ。もともと、ダンナは、オーストラリア人として初めてコーヒーバリスタの世界チャンピオンになったポール・バセットという人にコンタクトをとってて、彼のコーヒーマシンを入れて、直接指導してもらって、カフェに力を入れたいという話はしてたんですね。この間初めて会ったんだけど、ポールって日本でもお店開いてて(名前をブランドにしてどこかの商社がやってるんだと思うけど)有名人だったのね。。。。後で知った。このサイト見て驚いた私。カッコいい、私好みのお兄ちゃんだったんだけどね。で、本格的なエスプレッソバーとして、そのカフェをやろうかと思います。ダンナとやりたかった、ファインダイニングのお店は、私も含めたスタッフが仕事に慣れて、カフェが軌道に乗ってからでも遅くないかと。てなわけで、多分来月半ばくらいには私らのカフェがオープンになるかもしれません。その前にシドニーまで行って、ポールからコーヒ-の入れ方を習わないとならないんですがね。毎日ネスカフェしか飲んでない私が、できんのかよ?ってやらないとならないんだけどね。今んとここんな感じです。
2008.03.17
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またいろいろ言ってるんですよね。反捕鯨で資金集めしてるシーシェパードが。オーストラリアのニュースでは昨日のトップでした。なんか日本の海上保安庁の撃ったグレナード弾が当たって、防弾チョッキ着てたからあざで済んだけど、着てなかったらどうなってたかって言ってるとか。当たり屋め。日本の町村官房長官は冷静に答えてくれてていいんだけど。その前に酢酸とか入った瓶をおもいっきり船に投げてるくせに。日本の捕鯨船の乗組員なんて眼を痛めてるそうじゃないか。テロだって。このおじさんのサイト、見てよ。テキサスのおじさん。すっきりするよ。http://propaganda-buster.blogspot.com/最新のは、「前にシーシェパードやらのことを、日本人だけを狙い撃ちにする、丸い目の差別主義だって言ったけどな。悪かったよ。お前ら、テロリストだもんな。滑るような液体投げて、船の甲板で乗組員が滑って船から落ちてスクリュ-に巻かれて死ぬぞ。それがテロ行為だってんだよ」って言ってくれてます。youtubeには、日本語字幕版もできてます。http://www.youtube.com/user/PropagandaBuster日本語版の1つはこれね。見るのが面倒な方のために、いままでこのテキサスのおじさんが言ってくれたことはというと。○(イルカ漁で殺されて真っ赤になった日本の海を映して漁師に抗議する団体に対して)「じゃあどこで殺せって言うんだよ。山の中に持ってけって言うのか? 家族食わせるために漁師たちは働いてんだよ。日本は昔から魚を食って来た文化なんだよ」○「おい、捕鯨って、ノルウェーも、アラスカもやってるぞ。なんで日本にだけ言うんだよ。わかってるぞ。他の国はなあ、日本人みたいに優しくも礼儀正しくもないからな。アラスカで文句なんか言ったら槍で刺されるからな。そういうのを、丸い眼の差別主義で言うんだよ」○「シーシェパードにいる若いの、ちゃんと仕事見つけて働けよ」○「そんなに動物殺すのがいやなら、テキサスまで来て、ステーキ屋で『牛を殺すな、食べるな』って言ってみろよ。イタリア人社会のレストランで『子牛が可愛そうだから食べるな』って言いに来いよ。日本人みたいに優しくないぞ。どんな眼に遭うか、やってみろよ」スッキリでしょ?このおじさんのブログをオーストラリアの新聞社に送っときますよ。
2008.03.08
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家が売れたので、不動産屋がプレゼントをプレゼントをくれました。うちでは滅多に買わない、というか買ったこともないような、ブランドものの高いつまみのつま合わせとワイン。でも彼らのコミッションの金額からしたらなんてことないよな。嬉しかったけど。そしてとってもおいしかった。あとは振込を待つばかり。借金返して車を買い替えて。。。。歯も治したいし。使うのは一瞬で使えるよね。
2008.03.05
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またご無沙汰してすみません。いろいろありまして。ただいま、ホームスティの女の子、といっても30歳の、知り合いのお嬢さんなんですが、日本人女性が、同居しています。それに合わせて、今までマックのコンピュータを置いてた部屋を明け渡したので、ダンナと私の寝室にマックを持って来ました。風水的には、寝室に電子機器を置くのは安眠を妨げるからよくないらしいんですが。ま、ダンナは便利で喜んでますが。で、ダンナがすっかりマックを独り占め状態なのですが、なぜかというと、ジャジャーン。お店を始めることが決まった訳です。カフェレストランってやつですね。うちから一番近くの町で、やります。子供たち(おお、書いてなかったけど、娘もこのたび息子と同じ小学校に入りました。娘は幼稚部ですがね。大好きのようです。早く迎えに行ったりすると怒ります。何一つ見逃したくないみたいです)の学校のある、古い町で、雰囲気がいいのでそこでビジネスを前からやりたかったんですね。で、何度かレストランとかカフェの権利を買おうとしたんだけど、金額が折り合わなかったり先を越されたりでなかなか思うようにならず。さりとてダンナはもう他人の店のために働く気はなく。。。と、前に住んでた古い家を扱ってる不動産屋さんが、「ほら、あそこのビル、一階のビューティーサロン(ネイルとかメイクとかフェィシャルをやってる)が空くわよ」と耳打ちしてくれました。そのビルは、ここの歴史的建造物とされてる200年もののビルで、昔は銀行だった2階建ての建物。趣きがあって、いいビルだ、あのビルがレストランになったらなあ、と、5年前にこちらに住み出した時からダンナが話してたビルでした。ビルのオーナーはいるので、スペースのリースになるのですが、レストランとして使えるように頼んだところオッケーをもらえたし、歴史的建造物として保存義務があるので役所の許可もいるのですが、問題なさそう。キッチンをつくったりの改築が必要なのだけどそれも最小限にしていけそう。前の家が、売れそうだったのにぎりぎりでキャンセルくらって心配してたけど、もう一組買おうと言ってくれてる人が出て来て、いよいよ本決まりのようなので、開店資金もなんとかなりそうで。家が売れたお金は新しく私たちが住むための家の土地を買うのと店の運転資金とたまった借金の返済に充てて、家を建てるお金は働き出してからローンを組むことにしようかと。てなわけで、ダンナはあちこちに電話したりメールしたりで、すっかり寝室の一角をオフィスにして毎日忙しくしてます。てか土日でどこにも電話できなかったり何も動かなかったら不満なくらい盛り上がってます。私はどうしようかとさんざん悩んだのだけど、とりあえず1年間大学の勉強は休学して、ダンナとビジネスをやってみることにしました。コーヒーバリスタについて訓練をして、おいしいコーヒーを入れる、そしてウェトレスをまとめ、お客さんに笑顔で挨拶する女将さん業をやってみようと。とても無理だからやっぱり大学に行って別の道をと思うか、意外とやれそうだからもっと頑張ろうと思うか、とりあえずやってみてってことで。お掃除の仕事も、最近暇になってきたし。慣れてはきてもこれは向いてないと思われるしね。気をつけたつもりでもなんか汚れが残ってるし、時間がかかるのよねえ。。。。でもま、おかげさまで3キロ痩せた。先週から子供たちとマーシャルアーツ(空手、キックボクシング柔術を合わせたもの、K-1みたいね)でチャンピオンになった先生の教室に通い始めました。きっつ。身体が痛い。が、子供たちは意外なほど気に入ってて。頑張ってるし。汗びっしょりになる運動なので、頑張ろうかと。あと、ホームスティの子と一緒に、来週からヨガの教室にも行ってみようかと思う。痩せると言うか、しまった身体を目指します。お店が始まるのは改築の工事とかも終わる5月からになりそうだけど、開店前の準備とかで忙しくなりそうです。今日も、ダンナと2人で店でアルコールを出す人がとらなきゃいけない資格のために、一日講座に行って来ました。面白かったけどね。いやあ、日本とは違うわ。もちろん酒に絡んだ犯罪の数が多いからなんだろうけど、店側が酔っぱらってる客にもう酒を出さない、タクシーを呼んで店から追い出せる、でないと酒を出した人に罰金!なんて知らなかったからね。そういうことを勉強して来たんだよ。てなわけで、また時間ができて、ダンナがマックを使ってない時を見つけたら、ご報告します。
2008.02.16
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日本の捕鯨船のニュース、毎日やっててやになります。フツーの、私の職場にいるようなオージーにとってはどうでもいいことだと思うんだけどね。そんなに食文化にこだわりないみたいだし。初物嫌いが多くて、食べたことないものを試そうとかいう人も少ないし.人気のでてきた寿司(のり巻きですが)だって、のりが嫌い、というか食べたことなくて気味が悪いって人も結構いる。カンガルーはかわいいけど、低脂肪で大変おいしい肉です。が、オージーでも食べたことのないひとがいっぱいいる。何でも食べるアボリジニが食べてたのを、野蛮だからって白人が嫌がった経緯があるからでしょう。今でも犬のえさだと思ってる人が多い。で、先日、環境のためだとか言って、テロ行為を繰り返してるシーシェバードの2人が日本の捕鯨船に乗り込んで来て、酢酸を振りまいたあげく拘束されたわけですが。こっちのニュースでは、ナイロンかなにかのロープで手を縛られてつながれてる映像だけ流れて、Hostage(人質)とか、Kidnap(誘拐、拉致)とか言ってました。え~、です。じゃあ天から人がふってきたとでも、日本の捕鯨船がわざわざよその船から人を連れ去ったとでも言うんですかい??2人のうち一人はオージーだし、捕鯨船がいた場所は南極海で、オージーはそこはオーストラリアの商業海域だと言ってるので、オーストラリア政府が介入して、2人をひきとったんですね。なんかさあ、この2人、すっかり船の中じゃくつろいじゃってコーヒーもらって天ぷら食いたいって要求して食ったらしいじゃん。日本政府も、怒らなきゃだめだよ。捕鯨船の乗組員の危険に関わったのに。怖いよ。日本から遠く離れたところで漁をしてたら、わけのわからん、明らかに悪意のある外人が乗り込んできて、わけのわかんない薬品撒くなんて。私の少ない経験から言っても、外人とつき合うときは特に、怒る時は怒るってわからせないと、なめられるだけだって。まだまだこれから続くのよね。でも、領海問題までからんでるし。一筋縄ではいかない問題になっちまいましたよ。ま、あくまで大部分のオージーは気にしちゃいない(と思う)んだけどさ。どうか無事に捕鯨船が仕事を終えて日本に戻れますように。
2008.01.20
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もう今年も終わろうとしてますね。すっかり日記も滞り、すんませんでした。仕事を始めてから、やっぱり疲れて、とてもこっちまで手がまわらず。仕事は、なんとかやってます。職場の人も優しくしてくれるし、だいたい9時から遅くても3時くらいには終わるし、まあ主婦のパートのようでそんなにつらいわけでもないです。友達のおうわちゃんは何かれとなく助けてくれるし。ホントはやりにくいと思うんだけどね、彼女も。やっぱり自分の要領の悪さとか不器用さは痛感させられてます。一人でキャビンというクィーンサイズのベッドと3段ベッドと小さなキッチンとバスルームのある部屋を掃除してると、他のひとは30分くらいでできちゃうのに、私は1時間以上かかってるもんね。。。。向き不向きで言うと、明らかに向いてない仕事のようです。ってじゃあ何ができるのかって問題は残るが。。ただ、あんまり語学力もいらないし、身体動かしてると時間が過ぎるのはあっという間だし、体重も2kg痩せたし、お金もちゃんともらってるし、いいこともいっぱいあります。身体中痛くなるけど、良く眠れるし。先輩クリーナーの子(オージー)と話してて、その子が言うには、私の住んでるような田舎で、学歴もない女性ができる仕事ってやっぱり限られてるらしい。彼女は自分ができそうなのは、ウェイトレスか、パブのバーメイド(バーマンの女性版でパブでお酒作ったり運んだりする役ですね)か、クリーナーだと思ったと。そしてウェイトレスやバーメイドは、下品だったり嫌な客の相手をしなきゃいけない、だからクリーナーにしたとな。クリーナーならお客と話すことはあんまりないしね。子供たちはもちろん寂しがってるけどビックリするほど聞き分けよくしててくれてるし、私がいないときはダンナがいてくれるのでその点は安心しています。下の娘は3回ダンナも私も仕事の日に当たり、2回はママ友リーちゃんの家で彼女の娘さんとを遊ばせてもらうお世話になり、1回はダンナとともに息子の学校に連れて行ってもらい、ダンナがキャンティーンで仕事してる時は息子のクラスでお絵描きしたりクラスに参加しながら待っていたりしましたが。こういうことができるのはオーストラリアだからか田舎だからか学校の特性なのかはわからないが。今は夏休みなので私が仕事の日はダンナと過ごしてくれてます。娘のプリスクールも卒業となり、クリスマスも過ぎ、いろいろと面白いこともありました。前に住んでた家が、どうも売れそうな気配もあり、ダンナが本格的に店を始められそうな話も動き出してます。いろいろまたご報告できることがあると思うのですが、今日明日はお休みで眠いのでまたにします。もし今年の最後になったときのために、皆様よいお年を。
2007.12.28
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ショックでかいっす。。。。私は最近お掃除の仕事に毎日のようにいそしんでいるのだが、この選挙は注目していた。そして、信じていた。まさかハワード氏が負けるとは!労働党が政権とるとは!選挙行かないと罰金なので、投票率は95%くらいいきます。選挙後のインタビューでも、みんながクチをそろえて言ってたのが、「長過ぎるから。もういいんじゃない。ハワードは」そんなもんですかい?11年半、何の失策もなかったのにねえ。経済も上向きになったし。景気もよくなって、手厚い保護なのに失業率下がったし。ただ、保守党として、確かに国のことを考えた場合、経営者側に立つわけさ。経済を良くするにはね。労働者の権利よりも、経済を動かして行かなきゃいけないわけだから。景気をよくして、職をつくれば、労働者も喜ぶだろうと。が、組合を味方につけた労働党は、いろいろついてきたんだよね。最低賃金法は誤りだとか。確かに私も大学の勉強の中で学んだけど、はっきり言って、大学に行くか政府の専門学校であるTAFEというところで手に職を付けない限り、一生低賃金で働くしかないんだよね、オーストラリアでは。だけどこれも正当なことでしょ?頑張れば報われるわけさ。でなきゃハングリーな移民たちに誰でもできる職なんて取って代わられるぞ、っていうのもあるし。日本の国民が安倍さんの理想がわからなかった、目先の利益に惑わされた、って思った時はショックだったけど、オーストラリアも近いものが出て来たようです。やっぱり保守派はもろいよ。自由とか個性を推奨するあまり、団結しないからね。しかしなあ。あんな、中国語ペラペラで、日本の捕鯨船なんて軍隊で止めるとまで言ってるようなやつが首相になるとは。。。。これから多分アメリカもクリントンの嫁が政権とるんでしょ?イヤ~な流れが世界に。。。
2007.11.25
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お掃除のおばちゃんとして働くことになった。去年英語学校で知り合った近所に住む貴重で気の合うかわいいおうわちゃんに紹介してもらった。彼女はもう2年も同じモーテルというかホリデー用のキャビンと呼ぶ小さいお家が集まったとこの、お部屋の掃除をしている。で、最近日本に一時帰国してきた彼女が、再び仕事場にもどって、最近そこはお掃除するひとが足りないらしいという話を聞いて、やる気になった。大学の課題もやっとこ済んだし。いい時給をくれるし、来年の大学の学費を稼ぎたいし。で、今日が初日。3連日のトレーニングの初日。おうわちゃんがトレーナーになってくれて、2人でキャビンをまわって行った。けっこう重労働。ホテルに泊まるたびに、きれーなのが当たり前で、こっちはお金払ってるんだから。。。と思って来た私だが。大変だったのねえ。今日はベッドルームとバスルームのオンザジョブトレーニングってやつ?やりながら覚えるのね。う~む。私は専業主婦で5年になるが、なんとまあ今まで効率の悪い家事の仕方をしてきたことよ。いきなり自宅の掃除したくなったもんね。ああ、こういうふうにやればよかったのかと。他のスタッフはすっげえ早いし気をつけるべきところがちゃんとしてんのよ。おうわちゃんの仕事ぶりに感動してたら、最後のキャビンなんて、早く終わった2人のペアが手伝ってくれて、私が15分も20分もかけてひいこらやってたとこをすい~っと5分で、しかもキレーにやってくれた。ベッドメーキングもキレーだし。やってけんのかなあ。。。。私、ドンくさいのに。。。。と一抹の不安はあるが。ま、慣れるしかないかもと。それにどうも、結構な運動になるらしく、痩せるらしい!ものすごいやる気のでる仕事になった私でした。
2007.11.19
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こちらのケーブルテレビで、日本のNHKの7時のニュースとニュースウオッチ9を見るのが日課です。7時のニュースはその日の夜の10時過ぎ、ニュースウォッチ9は翌日昼の12時30分から見られます。今日もいつものようにお昼ご飯食べながら見てたら(ダンナと子供もこのときは私にテレビを譲ってくれる)、インド洋での給油活動停止のニュースをやってた。ダンナが眺めながら、「おお、ネットのオージーのニュースでも言ってた。なんで日本はボート引き揚げるんだ?友達いなくなるぞ」と言うので、「それがさあ、自民党が選挙失敗してさあ。マスコミが全部野党に味方して。この野党がまた何でも反対する党なのよ。それでもって、自民党も日本の友達いなくなるって説得しようとしたら野党の言ったのが『アメリカの戦争が間違ってるんだから。本当の友達なら間違ってたら間違ってるって言ってあげるべきなんだ』だってよ」ダンナ、苦笑。あまりのお花畑思想にらしい。。。。「そんなこと言ってたら日本の友達は北朝鮮しかいなくなるぞ」嫌です、そんなお友達いりません。
2007.11.01
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初めて、日本語補習校に行ってみた。息子を入れたくて。オーストラリアには、いわゆる日本人学校みたいな、日本人だけで毎日学習する学校はなくて、現地の日本人会運営で毎週一回だけ補修って形でやるのが一般的らしい。うちから一番近い補修校は、ゴールドコーストで、毎週土曜日の午前中にやっている。前々から行かせたかったのだが、時間的にも経済的にも余裕がなくて見送っていた。が、毎週土曜日に通ってたサッカーもシーズンオフ(暑いので)になったので、あいかわらず経済的余裕はないのだが、授業料は分割もきくってことで、とりあえず見学して決めることにした。息子は3月末生まれだから、日本の学齢でいくと既に小学一年生。だけど現地の学校でも1年送らせたからキンダガーデンクラスだし(オーストラリアはキンダガーデンから義務教育)、まだ幼稚部の方がいいのではないかと思っていた。ゴールドコーストまでダンナの運転なら2時間。ハイウェイも最近新しくなり、日本語補習校は割と端っこのほうにあるので早く着く。前の晩から行って、姑か従兄弟の家に泊めてもらうこともできると思ってたんだけど、ダンナは早起きだし家で眠りたいやつなので、朝出発することにした。最近、日曜日にもニッパーズというライフセーバーチームの子供版に入り、毎日忙しい息子。お疲れ気味。全部自分で楽しんでいるんだけど、やっぱり眠い。。。前日に日本語学校に行こうと話すと、自分が日本語をほとんど忘れて来ていて、理解できないのを心配した息子はちょっと不安げだった。行く日の朝も、半分寝ている娘と違って息子はかっきり6時でも眼をさましているんだけど、「なんで毎日どこか行かなきゃいけないの。。」と不満顔。「日本語全部はわからないよ」とも言い、無理して通わせるのは私のエゴか?と悲しくなってきてた。でも校長先生がわざわざ私たちを案内してくれるために待っていてくれてるし、とりあえず出発。着いてからもドキドキして恥ずかしいと涙さえ浮かべている息子であった。早速案内してもらい幼稚部を見学。「これは何かなあ?」「りんごの’り’!」といった授業中で、ひらがなならわかる息子は目つきが変わった。こっちの学校では、子供たちは答えがわかったら先生にあててもらう順番を待つくらいみんな手をあげるので、そういう雰囲気になれてる息子は手を挙げて先生に「じゃあ、あたらしいお友達」とあててもらい、「に、にんじん!」と答え、一緒に見ていた校長先生と先生に拍手してもらい、すっかり機嫌が治っていた。念のため一年生のクラスも見させてもらったのだが、既に半年が過ぎている国語の授業は漢字もやってて、ちょっと無理でしょう、という感じであった。その後、私は校長に教職員として雇ってもらえないか、補欠登録をさせて欲しいと頼んでいた話をしたかった。ので、息子にこの後どうしたいかと聞くと、幼稚部のクラスに戻りたいという。見学者ということでついでに娘も一緒に受け入れてもらい、ダンナが連れて行った。ひらがなの練習やら、工作で紙でトンボを作らせてもらった。息子、大満足。先生も可愛くて優しい先生で、大変気に入ったらしい。それはダンナもあと、図書の貸し出しのお世話をしてたお母さんにもタイプがいたらしい。。。何のためやら。生徒たちは私のように国際結婚組の両親から生まれた子が多いようで、外見もハーフっぽく、生徒同士では英語で喋ってるし、全部日本語というわけにはいかないんだけどそれでも先生は日本語しか使わないし、休み時間なんかに遊ぶことで日本、わからない~日本語話すのはうちのマミーだけ~みたいな状況からは抜け出せる、アレルギーがなくなる気がする。息子は今の学校の先生から「知ってる日本語教えて」と言われても、最近は忘れたからと逃げていたらしいし。よかった、来週から毎週、通うぞ。そして校長先生からも言われたんだけど、私は日本語で話しかけるというのを徹底させようと思う。
2007.10.28
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最近、朝の洋服選びでも一度でオッケーがでることはなく、長いパンツはいやだの、今日はワンピースが着たいだの、肌寒くてもタンクトップが着たいとか手のかかる娘。こんなあんまり遊んでもやってないつまんない母親のどこがいいのかと思うが、「マミー、アイラブユー」と一日中連発して私の頬にチュウ。プリスクール行きたくない、なぜならマミーを離れるのが嫌だから、、、、とか言う。嬉しいんだけど、怠惰な母の私は、あんまり手がかかんないほうがいいんだよなあ、たまには父親にも行ってくれよ、という感じ。自分の子供時代思い出しても、父親の良さがわかったのって、かなり成長してからだからしかたがないかなあとは思うんだけど。娘はお絵描きとか紙を切ったり貼ったりしてなにか作るのが好きで、放っておくと一日中やる。その代わり片付けるのは嫌いで、ダンナが片付けるように言うと、決まって「お腹痛い~」とか言い出す。2人妹がいて、女の子のずるさとかを知っているダンナは、「お前そんなこと言って逃げようとしてると、尻が痛くなるからな(お尻ペンペンするという意味ね)」と言うけど、私はつい「じゃあちょっと休んでから片付けよう」とか甘い助け舟を出してしまい、ダンナから叱られる。娘、ますますマミーがいい、ダディいやあ、となってきて。先週に行った精神カウンセラーとの話で、ダンナの鬱病はよくなったと言われた。まだ薬を断つ訳にはいかないが、多分薬を断つのは2年くらいかかるけど、病気はほぼ完治らしい。確かにダンナは怒ったり、妙に落ち込んだりすることもほとんどなくなり、物事を冷静に見れるようになったように感じる。そんなダンナは、ふと娘との関係を修復したくなってきたらしい。もともと男の子が欲しくて、息子が生まれてからは息子を自分の命よりも大事に思っているのがわかる人。自分が父親との関係で問題があったらしくて、生き直すというか反面教師にして強い絆を築いてきていた。息子もダンナを世界で一番の父親だとべったり気味である。それはそれですばらしいのだが、それだと私としてはじゃあ私が娘を一番にしてやらないと、という思いもあってますます母娘べったりになってきてたのだ。てなわけで、ただいま、父と娘の絆強化月間ってことで、いろいろやってます。私の勉強も追い込みだしね。この間ブレードヘアーのアイディアを出して、美容院に予約とって連れて行ったのもダンナだし。娘が興味があった野菜や果物の苗を庭に埋めての家庭菜園づくりもダンナと娘が中心になってやってるし。動物を見るのは好きだけどいざ目の前に来ると逃げる娘が飼いたいというから、近所の友達からアヒルの子供をもらう約束もしてきた。娘は3歳の頃まで何でも食べる子だったのに、好みがいちいちうるさくなり、鮭は嫌、スモークサーモンが食べたい、カマンベールチーズが食べたいの、シードの入ったクラッカーじゃなくてプレーンなクラッカーがいい。。。。などなど、金のかかる、酒の肴のようなものばっかり食べたがる。野菜も全く食べなくなり、代わりにフルーツを食べさせていたら、それもメロンは好き、あんなに好きだったオレンジはあんまり、、、とか。プリスクールに持って行くランチも、サンドイッチのハムだけとって食べたりするので、ちょっとでも食べるように、重箱のようにちいさな入れ物にチーズとクラッカーを入れたり、フルーツの盛り合わせを入れたりと工夫をしてみたが、なかなか思うようには食べない。前日の残りのスパゲティを持たせたときが一番食べたくらいで。そんな娘のために、ダンナは先日のプリスクールの日に、朝からスペシャルなランチボックスを作成した。弁当ボックスであります。スモークサーモンの寿司ロールに、メロンやスイカなどフルーツの盛り合わせ、カマンベールチーズとクラッカー、クッキー、などなど。で、この笑顔。もちろんプリスクールでも大好評で、子供がみんなあんなランチボックスが欲しいと騒ぎ、先生たちも写真を撮って、ダンナに配達を頼めないかと言っていたようだ。皆にうらやましがられて、当然娘は嬉しくてたまらん様子。だんだん、ダディーズガール(パパッ娘)になって来てるようで、私は嬉しい。このままいってくれ~
2007.10.26
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久しぶりに書くので、やっぱり何してたか書かないとな。課題に追われてたのだった。つまんねえ理由だな。でもホント。こういうぎりぎりのときにああ、どうしようってなりながらやるんだよなあ、私は。そうならないとつまんないのにハマる上海ゲームとかやっちゃうんだよ。今期、私はオーストラリアの教育状況とかを考える課目と、PC始めハイテク機器を授業に生かす課目ってやつの二課目をとってるんだけど、ありがたいことにどちらも試験はない。前期に課題では結構いい点だったのに、試験になっていきなり評価が落ちたから(ひとえに英語力の問題だと思う)そのほうがいいんだけど。課題はダンナに英語みてもらえるしね。だけどその分課題はきつくって。もう1つ、ホームページ作るのも残ってて、来月半ばに提出。お陰でいろいろ詳しくなってるが。子供の学校は2週間春休みでお休みだったので、夜遅くまでやれてて助かったけども。一緒にあんまり遊べなくて申し訳なかった。あ、でもママ友のリーちゃんと2回、互いの家で遊んだときは楽しかったなあ。ダンナも一緒に。リーちゃんのダンナ様は月の半分を遠隔地で働いてるので、一緒に遊べなかったんだけど。リーちゃんは児童教育の勉強もしてて、もう少し勉強すれば管理者の資格もとれるんだけど、勉強はお休み中。来年から復活するらしい。そういうのもあるのかもしれないけど、子供に対する態度にはホント頭が下がる。絶対怒らないんだもん。うちの子たちと同い年の女の子が2人いるんだけど、どっちもそれなりに騒ぐのよ。でもいっつも優しくいい聞かせてるし。だからうるさくてもわがままだったりずるかったりはしないもんね。リーちゃんの娘たちは。私なんかしょっちゅう怒っても。。。。最近うちの娘がますますいろいろ面白くなってきてて、たまりません。わがままにもなってきてるけど。今日はダンナのアイディアで、髪の毛をブレードヘアー(細かい三つ編みにするやつね、レゲエ風に)にしてきた。ビーチやプールにぴったり。彼女は生まれてからまだ一度も髪の毛を切ってないので(前髪だけ私が揃えてるけど)、全部自毛でできた。私のヘアカットの代金よりも高いお金がかかったけど、まあよかろう。いいなあ。私もやりたいけど私の髪の毛には段がいっぱい入ってるし、白髪が目立ちそうだから無理だ。。かわいいでしょ?
2007.10.23
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まだまだひきずっています。安倍さんの病院での記者会見をNHKのニュースとネットの動画ニュースで見て、涙出ました。滑舌が悪くなってるし、本当に鬱病なのでしょうね。薬の副作用じゃないかと思います。鬱病は他の内臓疾患を伴いやすいしね。病は気から。ここまでに彼をしてしまったのは何なのでしょう。マスコミに、その責任の大半があることは、間違いないと思います。ゲンダイネットとかさ、ひどいよね。胸悪くなるもん。あそこまで悪意のある記事が書けるのかと。議員辞職しないのは、きっと西村真悟氏と同じで、拉致被害者のことがあるからじゃないでしょうか。やっぱり10年早かったんでしょう。彼が首相になるには。これから10年たっても福田首相よりもまだまだ若いし、きっとまたチャンスがあるし、こういう人にまた首相になってもらえる国であって欲しいと思います。いい意味での狡猾さを身につけて、帰って来て欲しいと思います。もっと狡猾だったらね、すぐに病院に緊急入院して、辞職してましたよね。でも国の危機管理のために、健康問題は口にしちゃいけないと思ってたんじゃないかと。クソ真面目に。この流れで、いろんな人のブログを見てて(勉強せえっちゅうに)、ものすごい左寄りの人たちのサイトというのを久しぶりに見ました。きっこの日記の信者で"AbEnd" (安倍首相のエンドのことらしい)とか、自民党エンドの "自エンド”とかのバナーをサイトに貼ってらっしゃいましてね。最近2ちゃんねるにも、マスコミから雇われたり、代理店から雇われた人たちが書き込みをしてるという噂があって、極端な左寄りの書き込みが増えたなあとは思ってたんですが。たぶん自主的にもこういう活動されてんですね。。。。こういう人たちは、弱者、庶民の味方だと言ってて、農家で自殺してるひとたちはどうするんだとか、婚外子の話とか在日外国人の人権の話には相当熱くなってるみたいなんですよ。だけど理不尽に連れ去られてる人権侵害の被害者の拉致被害者のこととかには触れてないし。だいたい安倍さんをあそこまでしたのはこういう勢力じゃないかと。すごいよ”まったく同情しません。アベがやったことを考えたら!”とか書いちゃってさ。ゲンダイネット並。もちろん勝ちのろしをあげてて、一気に自民党政権崩壊にもっていこうとシュプレヒコールあげてますよ。弱者の味方じゃなかったの?虐げられた人の人権はどこ行ったのよ。そういった人の一人のカナダで日本語講師してるって女の人のブログでは、光市の母子殺害事件の被告にまでお優しい眼を向けて、彼の育った家庭環境を考えるべきだ、死刑しか考えてない本村さんの気持を救うことはできないのか、被告からの謝罪の手紙も読まないで被告のことがわかるのか、、、、とか書いてて。そこまでお優しいなら、夢一杯に毎日を生きてて、何の落ち度もないのに被告の欲望と家庭環境とやらの犠牲になった母子の気持、家族を奪われた本村さんの気持はどうやってくまれるんでしょうね。家庭環境がどんなに不幸でも、殺人者にならずに立派に生きてる人はたくさんいるでしょう。そういう人たちの努力を認めないことにもならないか?人の命だけは一度奪ったら取り返しがつかないんだから、いくら理由を積み重ねても意味がないし、過ちですまないと思うんですがね。とにかく私は、安倍さんは、抵抗勢力に囲まれた中、本当にお疲れだったろう思います。ゆっくり休んで身体を治されて、またどんどん表舞台に出て来られる日をお待ちしたいと思いますね。それまで日本がもっともっといい国になってさ。
2007.09.26
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ダンナがまたクビになっちまいました。もーーーーーーーーーーーーーーーー。なんでこういうことするわけ?オーストラリア人。経済的に差し迫ってた我が家は、最初の試用期間でもある2、3週間は現金払いでお願いしてたわけです(こっちはいろんなものが週払いなのですね)。年金やら保険は正式採用になってからでいいから、と。で、今週から正式になる予定で、ダンナは政府に雇われたと申告して、生活補助金は減らされるし、年金や保険分給料は減るけど、振込になり雇い主も年金と保険を負担する義務が生じることになってた。ら、今週の月曜日に、明日からその正式採用って日に、いきなり雇用主(また女性なんだこれが)から電話がかかり「他の人見つけたから辞めてくれる?」だってよ。信じられないよね。ダンナ、何にも悪いことしてないのよ。前からいた、資格はないけど料理をしてた女性は、最初はダンナのことよくは思ってなかったみたいだけど、そのひとのへちゃむくれた態度にも負けず、冷静に話して分かりあえてたって言ってたのに。ああ、よかった。鬱病も良くなったのねえ、、、って感心してたのに。全く非が見つからないだけに悔しがっているダンナと私。給料だってむこうからオファーしてきたのに。が、カウンセラーのサリー、ダンナの母親、仲良しのシェフと電話して落ち着いて来た。これ以上のお金を払いたくなくなったんでしょうね、雇い主。小さい町のことだし、おおかた知り合いのひとかなんかがダンナより安く働くって言い出して、乗り換えたんじゃないかと。だから、辞めさせるなら文句を言う権利のない今のうち、となったんだろう。やってくれるよなあ。つくづく鬱病の治療しててよかったよ。ダンナは思いの他ダメージは受けてないようだ。自分に正当な自信がよみがえったからでしょう。早速他の仕事も見つかりそうだし。私も金がないならないなりにどこを削ればいいかわかって来たし。既に先週と先々週、子供たちの服を買い、クリスマス用のおもちゃも予約したし。売りに出してる家には、来々週から、何ヶ月後かに買うことを前提に家賃払って住んでみたいって契約した人からの家賃が入るし。なんとかなるでしょう。。。。けど。。。。ははは。もう笑いが出るよね。
2007.09.19
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安倍首相。応援していました。けど、このままではかわいそう過ぎたかなというのはあります。安倍さんは、日本の首相としては珍しく、ものすごい理想を持って首相になられた方だと思っていました。権力や名誉のためではなく、自分の理想をかなえるためにそれができる力のために首相になったような。拉致被害者を取り返したい、アメリカが作った憲法を自立した国のものに変えたい、汚職だらけの馴れ合いの官僚をこらしめたい、日教組をつぶして将来のために教育を立て直したい、北朝鮮をつぶしたい、在日利権になっているパチンコ利権をとりつぶしたい。。。で、それができる位置まで行こうと。ただ、早過ぎたんでしょうか。美しい国づくりにするのは。皆がついてこなかったんですね。強力なブレーンもいなかった。閣僚に足を引っ張られまくった。そしてマスコミとなぜかマスコミを強力にバックにつけた民主党をはじめとする野党にいいようにたたかれまくり。ますます未熟な人たちがそんなものかと反発し始める。批判する、悪いとこだけ言うのって簡単ですからね。辞めるタイミングは確かにまずかったと思います。が、逆にもう自分が再び首相になれなくても、政治家として終わってもいいとまで思い詰めたのでしょう。それが何だったのかはわかりませんが。アメリカと北朝鮮の擦り寄りによって北朝鮮への経済制裁が続けられなくなりそうで、それだけは政権中にしたくはなかったんじゃないか。という推測をネットで読んで、それが一番しっくりくるのかもと思いました。次はもちろん麻生さんに期待しますが、福田さんなんでしょうねえ。数の論理で。どうせ短命なんだろうから、誰でもいいか。小沢さんと対抗できるなら、、、と思うし、たたくしか能がないようだったマスコミが福田さんになったときにどう扱うのか、見てみたいと言う気もしますが。でもでも、衆院解散で選挙になったとき、福田さんで自民党は大丈夫なのでしょうかね。自民党が負けたら在日特権を許し、人権擁護法も通して在日に参政権まで与え、沖縄を割譲して中国に利権を差し出そうとする民主党が政権とっちゃうし。福田さんでいいと判断したとなったらまた嫌だし。やっぱりやですねえ。。。オーストラリアも、ハワード首相に今逆風が吹いてましてなかなか大変そうです。ブッシュ、ハワード、小泉に安倍というのは皆保守派で、中国への警戒も強く、自国を守ろうという意識が強く、似てるところが多かったと思います。特にハワード首相は、自浄作用とか個人の自助能力をを信じるところがあるようで、規制緩和を促し、労働組合と闘い、競争社会の中から本当にいいもの、実力のあるものに伸びてもらおうという信条で経済成長も押し進めて来ました。が、やはりオーストラリアにも反発はあり。要は、「理想はいいから、目の前に金を出せ」「何であいつはあんなに金があるのにうちにはないんだ?不公平だ」「私は弱者なんだから国がもっと保護してくれ」といった不満なんですね。どっか、似てませんかね?先日のAPECでも、日米豪首脳会談も開かれ、期待してたんですがね。これ、お決まりの集合写真です。ルックスがすべてではないけど、多くを語ると思いませんか?安倍さん、カッコいいでしょ?前列左から4番目ですね。ちなみにこの会議には台湾代表も参加してました。この写真撮影の衣装、オーストラリアの開拓時代に着ていた、今でも着てる人いるけど、オイルスキンコート(雨にも強い)です。同じ素材のオーストラリア版のカウボーイハットも贈られたそうです。会議の前に、ハワード首相は各国首脳にどんな服装を贈るのかという質問に答えて、「まあオーストラリアの代表的服装といったらスピードー(競泳用水泳パンツ)とトング(ビーチサンダル)だけどねえ。。」と言って笑いを誘ってました。もし本当にそんな格好だったらこの中ではプーチン大統領くらいしかサマにならなかったろうからよかったですよね。かえすがえすも安倍さん、残念。。。。拉致されてる人たちはどうやったら取り返せるんだろう。今、久しぶりに西村真悟氏の見解を読んで来たら、合理主義の説明ではないが、安倍さんは彼のお祖父さんである岸氏が戦争に向かったことを否定し(菅直人に言わされたんだが)、信条として来た靖国神社参拝もしなかった。そういう自らを否定するようなことに耐えられなくなったのではないか、とありました。うなずけますね、これ、私は。
2007.09.14
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前回の日記ではいきなり暗い愚痴をお聞かせしました。アップしないで秘密日記にだけ書こうと書いたのだけど、誰かに励まして欲しかった、聞いて欲しかったのでしょう、秘密日記だけのアップはできないとわかってからつい本編に上げてしまいました。なんか自分の集中力のなさ、勉強の進まなさにあきれてたんですね。娘がいると当然だけど、さあ、この論文読むぞ!と読み始めたとこで「お腹空いた~」 とか 「何したらいい?」という娘の声で中断するわけで。ダンナは仕事を始めたから週の二日の午前中の娘もプリスクールに行ってる間と家族が寝た後だけが私だけの学習時間なのに、いざそうなると私の気が散って。何やっとるんだ私は?などど思っているときに、ダンナがカウンセラーとのセッションから帰って来て、俺たちは優先順位をつけて将来のことを考えなきゃいけない。という話になり。実はダンナには、キャンティーンをやってる息子の学校から、補助教師の資格をとって、高学年の子に料理を教えたり学校に菜園をつくってそれを料理するような仕事をしないかというオファーがあり。いい話ではないかと思ってたのだが。最近再びレストランでシェフの仕事をしてみると、やっぱり俺はシェフなんだ。という意識が盛り上がって来たようなんですね。で、最終的にはやはり自分の店で信頼できるスタッフと店をやりたい。となると妻にも手伝って欲しい。。。。その気持はすごくわかるだけに、そんな気持を知りながらそれの手助けになることは何一つ勉強もしてないし、だいたい普通の家事でも二週に一回くらい皿を一枚割ってしまうような粗忽な私。そのくせ自分でやりたかった勉強もさぼって何をやっとんじゃと。まあ、そんな流れでつい前回の日記をアップしてしまいましたとさ。とりあえず考えるよりも手を動かす。考えてる暇があったら、始めた勉強をとにかく終わらせる、と落ち着きました。ダンナが店でももったらもちろんできる範囲で手伝えばよい。と思うし。励ましのコメント、メッセ-ジをありがとうございました。ものすごく励まされました。感謝の念を持って、目の前にあることを続けることですね。この世に生み出してくれて、育ててくれた両親。支えてくれる友達。何より大きい家族。そして形も何もわからないけど、何かぼんやりと空に浮かんでいる、何か。その何かは私にとってたしかに神様だと思います。その神様は多くの人の中でも私のことも見てくれてて、私が自分で歩くのを見守り、他の人の言葉や行動を私の前に見せて、その歩く道を進むための手助けをしてくれているのでしょう。いろんなひとやものに、感謝して、少しずつ進もうと思っています。
2007.09.12
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私は本当に先生に何ぞなりたいんだろうか?仕事として成り立つと思ったからなんだけど、それでいいんだろうか?日本語をオーストラリアの子供に教えたい。日本の良さも教えたい。それは本当の気持ちだ。それなのに私は勉強する時間を与えられても、ネットばっかり見てて、なんでやる気がでないのだろう。やればやったで面白い勉強なのに。どうしてこう追い込まれないとやらないんだろう。課題を出すときにならないとやる気にならない。ダンナの夢は、自分の店を持つこと。そして彼の性格的にもきっと一番それが向いていると思う。そして私はそれを応援してあげたいと思う。だけど、私に何ができる?粗忽で要領の悪い私には、ウェトレスさえ勤まらないんじゃないのか?やっぱりあのとき大学じゃなくて、レストランの仕事に役立つ専門学校にしとくべきだったのか。大学の勉強を始めたのはこの7ヶ月間くらいだけど、私なりに睡眠時間削って頑張ったし、ダンナも応援してくれてきた。大学の先生たちも、出来の悪い生徒の私を温かく応援してくれている。授業料も払った。今更やめるわけには。でも、最近、掃除をさぼりがちで、家の中は汚い。試験休み以外は子供とも十分遊んであげてない。こんなのでいいんだろうか。これが私のしたかったことなのか。何か、行き詰まって来たのか。とにかくあまり考えずに勉強するべきなのかもしれない。
2007.09.05
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昨日、鳥の餌の残りを食べに来たようです。ダンナから、ラット(でかいネズミ)が夜に来てるから、餌箱を日が暮れるまえに下に下ろすようにと言いつけられていたのに、二日目にして忘れてたらこんな。おお!ネズミのようだが、ネズミでなし。かわいい。しかも姑が住んでたときに来てたのはおすだったが、ママと子供ではないか!しかしネズミは死ぬほど嫌なんだよなあ、私(動物差別)。が、餌を食べに来てるのなら食べさせてあげたいし。これからどうしよう。
2007.09.01
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っていうか年金生活者の実家の両親からついに借金してしまった私なんですがね。それじゃ全然まわってないやん。40にもなってお恥ずかしい限りですが。ただ、その兆しはでてきたかなあ、と思うことがありました。これ、前の家の、正確には庭の、新しい借り主です。え、これは?はい、お馬さんですね。ダンナが仕事を見つけて来た日、前の家で、売りに出してる家の様子を見に行った。道を挟んだ近所の老夫婦の家に、息子さん夫婦が帰って来てた。このご夫婦、ここから1時間ほど離れたとこに住んでて、馬一頭とポニー一頭を所有。ポニーは知り合いの農場に預かってもらってるけど馬は預かってもらえる場所が無いので連れて来たとのこと。私みたいなケチな日本人は何のために馬を持つのかと思ってしまうんだが、こちらでは結構そういう人は多い。自分で乗るためもあるし、ただペットとしてかわいがりたいって感じで手に入れるみたいね。ダンナの妹も自分用の馬と娘の一人の誕生日プレゼントに買ったポニーを所有してて、今は舅夫婦が住んでいる山の上のでかい家の土地に置いている。舅が世話をしてるんだけど、一度なぜか二頭とも外に出てしまい、通りがかった車に頼んで乗せてもらいながら追跡して無事、連れ帰ったことをこの間話していた。ちなみにオーストラリアの競馬の馬が、日本の競馬の馬から馬インフルエンザを移されたようで、いま、競馬がキャンセルになって経済的打撃が心配されているんですが。とにかく、うちの近所の夫婦は、何日か家の前につないでおこうかと思っていたらしいんだけど、とりあえず散歩っていうか歩かせに行こうかとしてたとこだったようで。ダンナが、「あそこの家の持ち主なんだけど、うちの空いてる土地に放してもいいよ。あの草を食べてくれればありがたいし」と話すと、それは喜んでくれて、是非!となったわけです。空いてる土地は結構でかくて、サッカーグラウンドくらいあるので、芝刈りも大変だったので、こっちも助かるので。周りに一応逃げないようにテープを張って、馬を放すと、嬉しそうにもぐもぐ伸びた草を食べはじめた。しかしウンチもでかいぞ、さすが。「ポニーも連れて来てもいいかしら?」と喜ぶ夫婦は、とても感謝してくれている。と、ダンナさんの方が、「ありがとう、助かるよ。ところで、僕はタイル貼りが仕事なんだけど、なんかやってあげるところある?」ええ~?うちのダンナが、つい3日前に、割れてるんじゃないかと不動産屋に指摘された売り家の風呂場のタイルをはがして穴を空けたとこでしたよ!彼に見せると「ああ、簡単だよ。僕たち一回自分たちの家に帰るから、次に来るときに道具とポニーを連れて戻って来て、やってあげるよ」だって。情けは人のためならずって感じ。毎日息子が学校から帰ると、馬の様子を見に行くのだけど、私たちと見ると人懐っこいこの馬は寄って来る。動物好きな息子は何度も鼻面をなでてあげている。娘は馬とかポニーとか好きなんだけど、怖がって見るだけで触らないんだが。ついでに不動産屋から電話があり、買い手はまだつかないけど、家を借りたいという人が現れたらしい。で、今風呂場に穴があいてること、庭に馬がいることを話したら、「風呂場は直して欲しいけど、馬は大丈夫だと思うわよ。テープで区切ってくれれば。シングルマザーで子供が3人いる人だから、子供も喜ぶだろうし、芝刈りしなくていいなら助かるんじゃない?」ってことで、本人もそれで了承してくれたようで。さ、ここからお金がまわっていってくれればいいんですが。
2007.08.29
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うちのダンナが、仕事を見つけて来ました。学校のキャンティーンの他に。あんまりやらせたくなかったんですがね。また疲れて鬱病が重くなったら嫌だし。本人がしたいっていっても止めていたのですが。今、前の家と今住んでいる家の土地税と私の大学の授業料と子供の学費と電気代と電話代と。。。。引っ張りまくってた支払いがもう引っ張れないとこまで来て。うちは政府の機関から、子供2人分の養育費とダンナが病気療養中ということで失業保険のような補償をうけているわけですが。まあ当然、そんなの最低限の生活をできるだけのお金が計算されてもらえるわけで。私の車のローンとか、前の家をリフォームしたときのローンの支払いなんか知ったこっちゃないって話で。息子の学校のキャンティーンの仕事はいいんだけど、週に3日午前中だけのパートだし。ここ1ヶ月半ほどは、前の家も借り手がなくて家賃が入らず、寒いし子供が風邪ひきだったりして暖房をあまりケチらずに入れてたら電気代もシャレにならん金額になり。食料品を買い物に行くのも、行くまえにリストを作って計算しておいて、行ってもカゴの中を暗算しながらオーバーしないように買って。子供の貯金箱のお金を借りて行ったこともあり。。。まあ、そんな愚痴をこぼしてもしょうがないんだが。金がないとやっぱり心がすさむね。ケーブルテレビの番組で『Till death do us part (死が2人を分つまで)』をもじったタイトルの『Till debt do us part(借金が2人を分つまで)』っていう番組があって、経済的に苦しんでる夫婦のとこにエキスパートがやってきて、家計簿の見直しや節約のアイディア、ローンの預け換えとかを指導してもらう番組があるんだが。自分たちでかなり工夫して節約してるつもりなんだが今回ばかりはどうにもこうにもならないみたいで。ダンナも自分の力不足を感じて落ち込み気味であった。結婚するまえに、よく、女房に経済的におんぶするような男は絶対嫌という意見を良く聞いたが。別に私は稼げるときに稼げるほうが稼げばばいいと思っていたし、私自身が経済観念がヒジョーに弱いので、まったく気にしてなかった。日本では私が稼いでいたが、こちらでは私はそんな仕事を見つけられるあてはなく。だから大学行こうと思ったんだが。資格とってちゃんと就職しようと思ってさ。で、結局ダンナが、フラッとキャンティーンの仕事のついでにそういえばこのメンバーズクラブ、シェフを募集してるかもな。と思って声をかけてみたメンバーズクラブの中のパブレストラン。どんぴしゃで、「明日から働いて!今までのシェフが、彼女とこの町を出るから、すぐに辞めたいって言ってるの」ということになったのだった。私はまあ、自分の学費のためが大きいし罪悪感が大きくて、心配だし、止めたかったのだが、このままだと、落ち込んで、自分がダメなやつに思えて、かえって病気になるから。とダンナが言うので、あきらめた。感謝の気持で一杯なんだが、一抹の不安が。前のようにすべてをかけるほどやらない、金儲けの手段だと割り切るから大丈夫だ、と言うんだけどね。良い方向に向かって欲しいものです。勉強頑張らないとなあ。。。難しいんだけど。。。
2007.08.24
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こちらで知り合った日本人の先輩ママさんに、「子供が大きくなったらバースデー外交が大変よ!」と脅かされてはいた。子供がよばれる、誕生日会のおつきあいのことだ。男2人女2人の子持ちのダンナの妹はお金持ちなのだが、それでも誕生会のおつきあいが大変なので、おもちゃセールのときは、男の子用にアクションフィギアやレゴのおもちゃ、女の子用にバービー人形を買いだめて置く、もしもクリスマスパーティーがあったときにも使えるし、と話していたのを聞いたこともあった。実際、大変っす。息子が小学校に入って約8ヶ月。既におよばれしたパーティーは4回。うちの3回は男の子の友達から。娘はまだ一回だけ。どうも男の子のパーティーは、テーマを設けるようである。女の子はたいていプリンセスとかフェアリーになっちゃって、かぶるからか?息子が最初によばれたのが、テーマがパイレーツ。これはカウボーイのとき。かっこいい~これは先週末にあったモンスターパーティ。うちの息子もマスクをかぶってるけど、もう誰が誰やら。。。。後ろの主役の子のお母さんも魔女になってるし。隣にいる叔母さん、髪がピンク。その隣はお父さん。おうちもコウモリ飛ばしてみたりして飾っております。マスクかぶってオノを持ち上げてるのが息子です。たいていその誕生日の子の家で開催される。1週間くらい前に学校で招待状をもらって来て、それに日時とテーマと出欠の返事をいつまでにと電話番号が添えられている。返事をしたらプレゼント(2000円くらい)を買いに行って、同時にテーマにあった服装なども用意する。またうちはダンナが凝る方なので、いろいろ大変になるのである。モンスターも、これは家にあるのじゃできない、とマスクとか買ってしまったんだが(まあ、1000円くらいのだけど)写真を見たら、前列の真ん中の子とかさ、手作りっぽいけど十分だよね。かわいいし。ちなみに前列の右端の子はなぜか当日扮装するのを拒否したそうだ。ま、いろいろあるやね。うちの息子は3月生まれで、2月から学校が始まったこちらでは誕生日が早過ぎて誰もお招きしなかったんだが、当然、次は自分のパーティもやって欲しいと今から構想を練っているようです。が、親は大変だよ、なかなか。もっと都会に行くと、ボウリング場を借り切ったり、プレイランドのようなとこを借りてやったりもするみたいだけど。それは手間はかからないけどお金はかかるしね。それでも、前はこういうのによばれたことはなくて、私が日本人だから?息子の言葉が遅いから?と心配したこともあったんだから、よんでもらえて仲良くなるのは嬉しいんだけどね。笑ったのは、このあいだのモンスターパーティに、息子のクラスの仲良しの男の子で私も可愛くてお気に入りの子が来てなかったので、どうしたのかと聞くと、来るはずの返事だったのに来なかったとのこと。で、後日、息子が「ねえ、あの子がどうして来なかったかわかったよ」と言う。どうしてかと聞くと、「あの子のママが、すっかりパーティのこと忘れちゃってたんだって!」親は大変なんだよ~
2007.08.22
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ニュースでみると、日本は猛暑のようですね。日の高い時期に外出すると危ないですね。こちらはまだ冬です。今年は寒くて参りました。湯たんぽを家族の人数分買って、毎晩布団に入れてしのいでいました。が、息子はすぐに風邪のウィルスをもらってきて、治ったと思ったらまたお休み、、と続きました。直近のは見事に娘と私にもうつり、吐き気や下痢が起こって鼻水がとまらないか鼻づまりになるかというかなりたちの悪いものでした。が、ようやく少しずつ温かくなってきました。うちのベランダに来る鳥たちもますます元気です。いつもこんな感じ。この鳥たち、レインボーロリキートという名前で、ホントは花の蜜や果実を食べる鳥です。が、甘いものが好きなので、子供の朝食の残りのチョコスプレッド付きのパンや、蜂蜜付きのパンを毎日楽しみにやって来ます。が、最近この中のカップル鳥、いつも一緒に来ていちゃいちゃしているやつが、子供を連れて来るようになりました。これ子供。ちなみにこれが成鳥。子供は親とは頭の色が違うし、羽の色もまだ虹色にはえ揃ってません、親鳥が食べてるあいだは待っています。もうすぐ春なんでしょう。雄鳥、すきあらば雌に乗っかろうともしてたし(現場を写真に撮ろうとしたらやめて逃げた)。<追加>息子の手からも餌を食べる鳥。
2007.08.15
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かわいそうになあ。モンゴルに帰るのは何でダメなの?自宅つったって、奥さんも子供もモンゴルにいるんでしょ?余計悪くなるって。心の病気は、一人でいたら。だいたい朝青龍は何をしたの?何がそんなに悪いの?場所が終わったら自分の国に帰ってもいいでしょ?巡業も始まる前だったんだし。それにサッカーだって、中田がやるチャリティのやつで、素人ばっかりで、モンゴルの英雄だから頼まれたって言うじゃない。だから肘とか腰が痛くても楽しそうにやってみせたのかもしれないでしょ。巡業もこれまで一人で横綱だった4年間はもちろん、休んだことなかったって言うし。私も昔横浜で相撲の巡業を見たことがある。ショーですよ、あれ。まあ、相撲もむちゃくちゃ本気のガチンコで150キロ同士がぶつかったら、絶対けがするって言われてるけど。巡業はもっとゆるゆる。そのかわりジョークとかもやるし、面白いけどね。ゆるゆる巡業でも横綱だったら四股も踏まなきゃいけないし、お遊びでも負ける訳にはいかないし。巡業は出れないけど草サッカーくらいならできたんじゃないのかなあ。それなのに、ああ、それなのに。二場所連続出場停止。そして自宅謹慎。帰国不可。あんまりじゃないか。そりゃ落ち込むって。ストレス障害にもなるって。もう一人横綱ができたからいらないってことかよお、って。今までたった一人で頑張ってきたのはなんだったんだーって。うちのダンナが鬱病になった最後の決め手は、信じて朝晩一週間に7日間働いてた職場をいきなり辞めさせられたときだったもんね。朝青龍って人気ないんだもんね。強過ぎたし。ふてぶてしいし。でも私の小さい頃も、北の湖は強過ぎるしふてぶてしいから嫌われてましたがね。なんかさ、私は NHKのニュースとネットしか情報源がないけども、皆でよってたかってたたいてない?ニュースでも、過去のちょんまげもって引き倒した映像とか見せて、「こんなことやるやつなんだから仮病使っても不思議じゃない」って印象操作してるよね。ほおら、今ならみんなでたたいてもいいですよ~って言ってるみたい。何より同情するのは、ネットで読んだいろんな人のコメントに対してだよ。大島部屋の親方「ストレスなら汗をかけばなおる。自分はそうやって旭天鵬を鍛え直した」ええっと。。。貴方の部屋の関取は確か人身事故を起こしてそれなのに一場所謹慎だけで。その言い方は、中学生の男子が女の子のことを悩んでるのにスポーツで発散しろ!って言い張る古い型の体育の先生そのままですね。ストレス障害は病気です。汗をかいても治りません。精神科医香山リカ「この状況を招いた本人が謝罪会見もしないうちに診断結果が発表され、批判しにくいような状況になるのは、精神科医として複雑な気分だ。診断が隠れみの的に利用されるようなことはあってほしくない」はあ?お前はホントに精神科医か?なんで鬱とかストレス障害の患者がわざわざ記者会見、しかもおもいっきり悪意の眼のとこだってことがわかりきってて、何について謝るのかもわからんのに出て行かなならんの?針のむしろに座らせて症状を悪化させろと?何の隠れ蓑なのよ?こいつ、前々から嫌いだったんだが。ますます嫌になった。あとね、いろんな人が、横綱が心の病なんて、そんな弱いことでどうする。頑張れ。とか書いてましたが。鬱とかストレス障害って誰でもなるって。弱いんじゃないって。脳の不具合なんだって。第二次世界大戦のときにイギリス国民に強烈なリーダーシップを起こしたチャーチルは生涯鬱病。あまり知られてないだろうけど、オーストラリアの子供向け人気グループ、ウィグルスのリーダー的存在のアンソニー(明るくて大食漢でどっちかというとボケキャラ)も、先頃雑誌て自分は鬱だ、同じ病気の人と分け合いたいって語ってました。彼の奥さんによると、ツアーで家族と離れると彼の鬱病は特にひどくなるんだとか。かえって、責任感が強くて真面目なひとがなるのよ~朝青龍って、八百長疑惑でも、あまりに負けっぷりが下手だって言われてたんでしょ?期待に応えたいから弱った姿を、ぎりぎりまでは見せないのよ~外国でストレスで病気になってみろって。自分の国に帰りたいよ。母国語で好きなだけ話を聞いて欲しいと思うよ。なんだかなあ。出場停止処分はもう翻らないんででしょうから、せめてモンゴルに帰国させてあげて、ゆっくりと家族のそばで治療させてあげて欲しいですよ。朝潮~~いしいひさいちの漫画の影響で好きだったのに。もうカッコつけないで、朝青龍のこれからのためを考えてやって欲しいです。
2007.08.09
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長くて漢字の多いタイトルになってしまいましたが。8月6日の広島の原爆記念の日に、オーストラリアに、日本人とオーストラリア人が集まり、ここでも戦争関連の式典が行われたそうです。前にも何度か書いた、62年を経てオーストラリアのアマチュアダイバーたちに発見された、大日本帝国海軍が使用した特殊潜航艇。中にはアシベ氏、バン氏の2人の海軍兵士の遺体が眠っているとみられるものですが。先頃オーストラリア政府は、この潜航艇をオーストラリアの法律に基づき、このまま引き揚げずに置くことに決めたのだそうです。それで、このたび、この2人の日本人兵士の家族、親戚、それに海上自衛隊の、すみません、役職がわからないんですが一番エラい人と一個隊員らが招かれ、オーストラリア海軍も集まり、発見したダイバーたちも来て、シドニー沖で式典が行われたのでした。日本人の一行は、シドニーに来る前にキャンベラの戦争記念館を訪れて、沈んでいる特殊潜航艇と同じ型で、同じく日本人2名が乗り込んでいて戦後オーストラリアにより復元された潜航艇を見学し、その2人座るのがやっとという小ささに改めて驚いていたのだそうです。式典では海上自衛隊により「海ゆかば」が歌われ、海上自衛隊からの挨拶もあり、駐オーストラリア大使の『第二次世界大戦中は日豪両国の暗黒の時代だったと言えるが、今のの両国の関係はすばらしい。この潜水艇の発見とそれに伴う敬意に感謝する』との挨拶やオーストラリア海軍将軍の挨拶などもあったそうです。家族たちは、発見してくれたダイバーたちと記念写真を撮ったりもしていました。一行は、船で発見場所まで向かい、潜航艇が埋まっているとされる場所に向けて、家族たちは日本酒を捧げたそうです。家族には、陶器に入れられた、埋まっている場所からとった海の底の砂が渡されていました。インタビューには、家族たちが「オーストラリアが示してくれた敬意に感謝したい。このまま埋まっているのが、ここがお墓だということでいいと思う。この砂を骨の変わりに日本のお墓に埋めます」と答える様子がありました。このもう引き揚げない、というのが、日本の外交が負けたのかどうかはわかりませんが、うちのダンナが言うには、骨が欲しいというのは日本人の考え方で、そのままにしておくっていうのがオーストラリアの考え方なんだそうです。なんとなく、私もこのままでいいのかもなあ、と思うようになっています。遺族でもないのに勝手な感情ではあるけど。。。潜航艇が発見された数ヶ月後にやはりニュースで見たのだけど、亡くなったバン氏の弟さんなどは、シドニー沖に船を出してもらって『兄貴、来たよ』って呼びかけながら、酒を捧げ、自分も杯をあげて船の上で飲んで「兄貴と飲めて嬉しい」って嬉しそうに言う様子も覚えています。外国の墓地に埋まってるようなもかもしれないですね。オーストラリア政府は、沈んでいる潜航艇を守るために、既に罰金一億円を課すような、無断に触ることを禁じた法律もできているし。墓荒らしなどの心配はないだろうし。ニュースを見てて、しみじみしました。
2007.08.08
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外の小屋にいる犬たちにえさをやり、ついでに近くの庭の植木鉢に水をやり、台所に戻って洗い物を始めた。何かが私の太もものあたりを這っている感触。。。虫か?急いでパンツを脱ぐと、なんか長細いものがうごめいている。。。ヒル?!いっやあ~~~~パンパンと払い落とすと、小さいとかげ~どうも裾広がりのパンツの裾から入ったらしい。。。。久しぶりに驚いたよ。こっちの動物関連で。ネオンカラーの緑で、きれいだったし。とかげは害虫とか食べるのでいいんだけど、お家の中に住まわれてるのも餌が見つからないと困るしまだ小さいるので、足音立てて追い立てて、ベランダに出しました。
2007.07.27
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やっと今週から息子が学校に復帰!が、今まで遅く寝て遅く起きる生活が染み付いてしまい、朝起きるのがむっちゃつらい子供と私。ダンナは放っておいても5時過ぎには眼を覚ますので関係ない。その代わりに9時前には居間のソファーで一度目の寝に入るのだが。ホリデーが終わったのでダンナのキャンティーン(売店)でのお仕事も復活している。これが週に3日のみ開店で、業務としては一日4時間のはずが。。。凝り性なもんでねえ。今まで冷凍ものを買ってたソーセージロールとかマフィンとかを自分で作ることにして、そのためのオーブンとかも学校側に買ってもらった。好評だったスペシャルメニューが定番メニューになって、ハンバーグとかソーセージには刻んだ野菜も入れたりしたヘルシーなものになり。。。と、メニューを一新しまして。そんなことやってたらとても週に3日で間に合うはずはなく。あれ、なんか、あんた毎日、しかも朝早くから息子の学校終わるまで働いてない??って状態なんでやんすよ。休みの日は自宅で仕込みしてるし。。。で、ホントは子供2人を学校に送り届けてから仕事を開始するはずが、早起きで子供の起きた時間には既に自分は準備オッケーのダンナに子供は付いて行けるはずもなく。今日は無理!やることいっぱいあるからもう行かないと。お前送ってって!ってことで私が今日は2人とも送って行くことになった。送り終わって、既に仕事を始めてるダンナのいるキャンティーンに顔を出すと、いつも一人はヘルパーさんのボランティアのお母さんがいるのだが、今日は誰もいないと言う。。。シーン。。。。。ええい、いい妻になってやる~ってことで、スーパーに買い出しに行き、洗い物を手伝って。そうこうしてるとなんか外が騒がしいし。時計を見るともう11時じゃん。ランチタイムは11時からなんである。メインのランチはあらかじめ朝にオーダーが入っているので、それを学年別に分けておけば当番の子がとりに来てくれる。それは渡せばよし。問題はその後。ダンナが冷凍庫からミルクシェーキを固めたのとかゼリーとか野菜スナックとかをカウンターに並べ始めると。お前はもうホントにランチ食べたんかい?って感じで10分も過ぎないうちに小銭を握りしめた子供たちが我先にと甘いデザートをオーダーし始める。これはその場で買えるものなのであった。3年生から上の子くらいの子はいい。これちょうだい。というのがわかるから。幼稚園~2年生くらいまでの子に何人もいたんだが。小銭をカウンターに置いて、ねえ、これで何が食べられる?とか僕、何を食べればいい?とか聞いて来る。しょうがないから何が食べたい?と聞き返すとわかんない~だと。お前のわからんもの私にわかるかーと思いながらも40セント(40円くらいね)で買えるアイスを勧めてみたり。ダンナはもう慣れてるので、20セントを出して何か食べたいと言う子に、ホントは20セントで買えるものはないのだが、にんじんスティックをあげてみたり、余ってたパッションフルーツのゼリ-をあげてみたりして対処していた。かわいいっちゃかわいいんだけどね。それにそういう社会性と言うかホントの買い物ができるようになる練習として、スクールキャンティーンは信頼できる場としての練習場でもあるみたいだし。久しぶりに立ちっぱなしで洗い物ばっかりしてたらぐったり疲れた私。が、よく考えたらこういうのをしょっちゅう、無給でやってるママさんたちがいっぱいいて、そのおかげでうちのダンナはなんとかやれてるわけで。。。ありがたやありがたや。
2007.07.25
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またしばらくご無沙汰してました。私の勉強もお休み。息子の学校もお休みだったんだが。。。息子は2週間のスクールホリデーにはいる二日前から風邪をもらい。青い鼻水の出るたちの悪いやつで。そのときのすぐに医者に診せればよかったんだけど、まあ休みだし、おとなしくしてれば治るかなあ?なんて思って売薬でしのいでたのが悪かった。鼻をかむので荒れたのかと思った鼻の下あたりはもちろん、顔中にできものができ。。。。買い物に出かけたついでに薬屋で聞いたらウィルス性の何かじゃないかと言われ。日曜日だったので休日診療の病院に行こうと決めた帰りに車の中でランチに食べたチョコレートミルクシェーキとチーズトーストを思いっきり吐いた。いやあ、臭かった~家でシャワーを浴びさせてから病院に行くと、ウィルスなので、抗生物質を与えられた。かわいそうにホリデーもあと一週間なのに。。とりあえずプレステなどをさせ、しのいでいたら、ホリデーの終わる二日前に、「マミー、背中がかゆい」と言い出し、見ると体中に発疹が!これって、はしかじゃねえの?それも土曜日だったので、また病院に連れて行くと同じ先生で、はしかは予防接種してるし、違うでしょうとのこと。こういうので怖いのは髄膜炎なのだが、それではないし、とのこと。だから何かというと、これまたウィルスだとか。。。ええっと、それは病名とかは教えてもらえないのでしょうか?と聞いたのだけど、特に、、、ってことで。前にもらった抗生物質を終わるまで与えて、発疹が収まるまで学校休ませて、ってことでした。娘のプリスクール(子供の移る病気に詳しい)に、娘を送ったついでにダンナが聞くと、多分風疹かリンゴ病じゃないかと病状のコピーをもらった。どっちにしても妊婦に移ると悪いので、プリスクールの先生の中にも妊婦がいるし、遊びに行こうと思ってたゴールドコーストのダンナの従兄弟の奥さんも妊娠中だしってことで。息子と私は1週間ほとんど家にこもっていた。息子がクリアしようとしてるプレステのスターウォーズが進むこと進むこと。。。ちょうどテレビでステーウォーズをシリーズ全部やってたので、家族で堪能もしてた。私の勉強もお休みだったので、ここぞとばかりに手芸や読書にもいそしんでました。やってると、ああ、きっと私に向いてるのはこういうことよ!っとキラキラしてくるものがある。娘との最近何度か話した会話も思い出す。「マミー、大きくなったら何になるの?」「マミーはもう大きいのよ。大きくなってから会社で働いてたの。それからマミーになったの。でも今度は先生になりたいの。だから勉強してるの」「やだ」「何でやなの?」「マミーは先生じゃないの。マミーなの」「マミーはあなたのマミーだよ。先生になっても、ずうっとね」こういうのはかわいくって嬉しいけどね。私はお金がもらえる仕事がしたいのよお。てなわけで、なんとかまた大学の勉強をします。って、今週から後期がはじまったのよね。結局また家で勉強できる2教科だけなんだけどさ。もう何年かかるやらって感じなんだが。日記ももう少し気張らずに少しずつでも書こうを思いまする。
2007.07.24
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娘がプリスクールで絵本を作って来た。娘が絵を描いてお話ししたのを、先生の一人が言葉を書いてくれたそうだ。いやあ、親ばかなんですがね。私は感動したよ。私が全く持ってない、クリエィティビティつうのか、創造力があるのではってことで。どうすか?女王、王冠をなくす女王には王冠があります。とっても幸せです。女王は王冠を無くしてしまいました。女王は見つけられると思ったので幸せです。女王は今は悲しんでます。王冠が見つけれられなかったからです。外に出てみてみました。でも外にはありませんでした。女王はとってもとっても幸せです。王冠を見つけたのです。王様がかぶってたのでした!2人はその後ずっと幸せに暮らしました。すごい?!
2007.06.28
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前に書いたときからまた試験のための勉強し直したら、間違って覚えてたことがあったので、書いておきます。ADD-注意欠陥障害のことで、これに多動(Hyper)が加わったのがADHD-注意欠陥多動障害ですね。そわそわしてじっと座っていられない集中力が続かない(好きなことでもすぐに飽きる)1つのことが終わってないのにすぐに次のことに注意が移る静かに遊べない先生の指導に添えない、また話を聞いてないことをアピールする、人の言うことを聞かない(ゲームなどの)順番を待てない会話に割って入ったり他の子供の遊びの邪魔をする質問の答えなどを途中で声に出す結果も考えずに危険なことに手を出す質問の答えなどを途中で声に出すこういうのがADDだと診断される際の症状。これが6ヶ月以上に渡ってみられ、3~4歳くらいまでに症状が顕著になり、普通の集団生活を送るのが困難だと見られる子供がADHDだとされています。た~だ、いろいろ問題点はあるみたいです。まずは、科学的な問題で、ADHDというのはいわゆる脳の症状の問題で。集中すべきときには脳からそういう指示のある分泌物が出るはずなのにADHDのひとはそれが出ないと言われています。が、科学的には未だそのような脳の状態は証明されてない、と。上の症状を見ても思う人もいると思うけど、いわゆる、くそガキ、大変なやんちゃ坊主との境界線がどこにあるのか。親のしつけとか、あるいは家庭でなにか問題がある場合もあり得るのに、それをすべて病気のせいにしてないか?という問題。それなのに、アメリカでは30年以上前から、こういうのは病気として薬物療法が主流になっていて、確かに上記のような症状をおさえるものとして効果があるとされている。だ~け~ど、その薬物はアンフェタミン系の薬物として刺激薬品で、脳に刺激を与えて働かせるというか静かにさせる効果のあるもので、それが特定のADHDでいわれている症状をおさえるのは当然であってもそれが確かに病気を改善しているかは疑問が残っているのだそうです。そしてその薬品会社は、ADHD,ADDの親の会、とかに寄付したり、医者に無料サンプルを配り、効果があった人を見本に広告や啓蒙雑誌を作り、ADDの治療には薬物治療が最も効果があると洗脳しているそうで。親は、扱いづらい子供に悩んでいるので、それが自分せいではない、病気だとなると、救われた気がするので診断に飛びつき、扱いやすくなる薬に飛びつく。教師や学校も、薬品会社の啓蒙活動が頭にはいっているので、特にADDやADHDは授業の邪魔になるので、扱いづらい生徒の指導に力を注ぐよりも薬でおとなしくなってくれた方がどんなに楽か?と、薬物治療を勧める。となると、実際は薬物治療よりももっと違った治療が可能だった生徒への対応がおざなりになる。また長期間薬物投与を受けて来た場合に人体に及ぼす影響はまだ実証されていないし、実際、チック症状が出る場合も報告されている。また、その薬がドラッグとして違法に取引されたり、過剰摂取による病気、安易な麻薬への移行、といった様々な危険性が指摘もされている。。。。。というのが、アメリカで起こり、ここ10年でADHD、ADDへの薬の消費が8倍にもなってきたオーストラリアが直面している問題だそうです。怖いですよね~日本ではあまりADD、ADHDへの薬物投与が認められてないらしいですが、実際怖いと思います。確かに親にしてみれば藁にもすがる思いだろうと思いますが。で、行動療法とか効果的な指導の方法も問題になってくるわけです。これについてもまた書きます。
2007.06.22
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昨日、やっと試験が終わった。ああきつかった。3時間もあってさ。60問の選択式のと、8問中4問に記述式で答えるのだった。教授から電子辞書使用許可はもらったんだけど、明らかに時間かかるよな。外国人は。1時間過ぎて、まだ選択問題やってんのに、ちらりと見えた隣の席の子は、もう記述式の回答2ページくらいガンガンに書いてるし。思いっきり焦ったけども。しかし教授も優しくてねえ。試験前に、こんな感じのテストだよ~ってサンプル問題がいくつかとどこが大事かっていうメールが全生徒に来たんだけど、そのサンプル問題、しっかりそのまま出ました。もっとちゃんと考えときゃよかった。まあとにかく終わったのでヒジョ-に嬉しい。これから1ヶ月、お休みよ~編み物したい。めっきり寒くなったので子供のセーターこさえたい。本も近所の友達のSちゃんが山ほど日本語の本を貸してくれたのにまだ2冊くらいしか読めてないし。前の家を扱う不動産屋を変えることにしたし、ちょうど今まで住んでたシングルマザーが出て行ったとこなので、家をもう少し見栄えをよくしたい。そろそろホントに売らないと経済的にやばいし。息子が半期なのか、通知表をもらってきたのだが、大変よい評価をいただき、まだ幼稚園だっちゅーに興奮している我が家である。この息子の小学校はなんでもポジティブ。いつもみんな明るい。私が迎えに行くと、息子のクラスの子たちが、「ハ~イ、○○(息子の名前)ズ マム!」と声をかけてくれて、今日は何を食べたとかの話もしてくれて、かわいいったらありゃしない。てなわけでまたぼちぼち更新します~
2007.06.20
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ついに30代から40代に突入いたしました。四十路(よそじ)ってあんまり言わないのかな?不惑では全然ないですね~ メルマガの申し込みで年齢区分で40代選択するだけでどよっとしてるし。。。この間、ママ友のリーちゃん(30代半ば)に、私はもう今年で40になるって言ったら、一応社交辞令でそうは見えないと言ってくれた後、面白い言葉を教えてくれた。ノーティー フォーティーノーティーってnaughtyで、やんちゃとかちょっと悪い子みたいな意味と、セクシャルなエッチな、とか淫乱とか言う意味がある。うむ。いいかも。ちなみに、30代はと言うと、ダーティー サーティーだそうで。どっちにしてもちょいワルとかダメな子って感じなんだけどね。英語を喋る人ってこういう韻を踏んだ重ね言葉好きね。Oki Doki(オッキ ドッキ オッケーの意味ね) とかイージー ピージー (簡単だよって時に使う。うちのダンナはこの後にジャパニージーをつけたがる。簡単な日本オンナみたいな意味もあって嫌。だけど娘も面白がって真似する。。)とにかく気を取り直して頑張ります。誕生祝いのメッセージをくださった皆様、本当にありがとうございました。おかげで落ち着きました。再来週早々試験なのに、全く持って勉強が進んでないので、しばらく更新しないと思いますが。皆様お元気で。
2007.06.07
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ああ~もうすぐ、あと二日で40歳になってしまう。。。ううっつ~。普段は誕生日大好き。また新しい一年さっ、とお気軽に考えているんだが、何でしょう?今回はきっついものがある。もう過ぎたお姉様、お兄様方、そうじゃあありませんでしたか??何でしょうねえ、この感情は。生殖年齢が終わって行くから?もう子供は十分ですって言ってるのになあ。それに今とっても貧乏な我が家では、何のプレゼントももらえそうにないし。。。(はっ!結局はそれが原因か!)ぶつくさと思う今日この頃。
2007.06.04
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これは直接私の勉強と関係あるわけではないんですが、気になったテレビを見たので。デイスカバリーチャンネルのひとつで、ディスカバリーヘルスの番組でやっていました。場面緘黙、Selective Mutisum と、英語では言うそうで。選択的ミュート(音を消す)ってことですね。話す力はあるし、身体に問題はないのに、ある特定の場所や人の中で声を発さないという症状のことです。番組は、イギリスの2人の場面緘黙の子供の、1年間の努力を追うドキュメンタリーでした。一人は女の子、マデリーンという名の6歳。小学校に入ったばかり。おしゃべりな子のことをチャットボックスというんだが、この子はまさにそれで、家で父親がとったプライベートビデオでは、元気に喋って遊ぶ様子が映されていた。母親も「まさかこの子に問題があるとは思ってもいなかった」と語る。家を一歩出ると、とたんに喋らなくなり、特に大人がだめ。髪を切ってもらう美容師や、スーパーの店員からいくら話しかけられても話さない。テレビカメラを向けられているときは何も言わない。小学校に入ったマデリーン。先生が一人一人の名前を呼ぶが、マデリーンは声を出さずに手だけ挙げて答える。先生は言う。「教師になって25年になるけど、マデリーンみたいな子ははじめて。シャイなわけでも、私のことが嫌いなわけでもないみたい。だってそばに来てニコニコしているもの。でもまるで糊でくっつけでもしたみたいに口は開かないのよね」先生が質問すると首をふるかうなずきで答えるマデリーン。他の生徒とも話さないが、大人よりはいいらしく、話さないけど遊びには加わっている。母親は悩み、学校側の勧めもあって、学校内の狭い部屋に2人が座ってやっとの机と椅子をつくってもらい、母親は毎日一時間ほどマデリーンとそこで過ごし、勉強を一緒にすることになった。学校という場で落ち着けるようにと。が、マデリーンは嫌がり、勉強をすすめようとする母親をなぐったりする。母親はこのままではいけない、と、探したスピーチセラピストにメールを送り、状況を説明し、助けを求めた。スピーチセラピストはセラピ-を承諾。家にやって来た。「マデリーン、あなたみたいな小さい子は、怖かったり緊張すると、身体がこわばってのどが締め付けられるのよね。それで声が出ないのよ。でも大丈夫。私はあなたみたいな子と何人もお話しして来たの。一緒に遊んでいきましょう」最初はもちろんセラピストにも黙ったままのマデリーンだった、セラピストがマデリーンの兄と姉を混ぜて、母親も入れてゲームをしようと言った。自室に逃げたマデリーンだったが、楽しそうな声にひかれてやってきて、遠くから眺めている。セラピストは自分だけ電話をするからと別室に行き、その間にマデリーンが家族と遊べるようにした。ゲームが盛り上がり、声を出したところでセラピストは「まあ、マデリーンが勝ったの?」と何事もなかったように入って行く。そんんふうにして、少しずつセラピストに慣れ、大人に慣れ、学校でも母親と学習ができるようになったマデリーン。自分のクラスで他の生徒と小声で話し始め、先生が聞くと黙るものの、ものすごい進歩だと驚く先生。最後には、テレビカメラの向こうのスタッフに向かって、ペットのウサギを掲げて見せ、スタッフが思わず「この子は何を食べるの?」と聞くと、「キャロッツ(にんじん)」とはっきり答えた!もう一人の子は男の子でアーサーという名の10歳。テレビカメラの前で話すことはできるが、学校では話さない。サッカーが大好きでサッカーチームにも入っているのだが、サッカー中も声を発しない。先生はアーサーに携帯用のホワイトボードを持たせていて、クラスで意思表示が必要なときは書いて揚げさせるようにしている。テレビのスタッフが話を聞くと、学校で声が出ないことを説明する段になると特に緊張してる様子になる。父親はスクールカウンセラーと相談の上、精神科の医者に診せた。医者は、アーサーは不安障害にかかっていて、声を出したくても不安で出せない状況にあると診断。とにかくその不安を取り除くことが一番だと勧め、薬を処方することにした。(多分鬱病の薬と似たものだと思う)父親はアーサーによくなりたいか?と尋ね、うなずいたアーサーに、頑張ろうと言って、薬を測って飲ませた。味は悪く、なかなか飲めないのを励ます父。最初は副作用もあり気分が悪くなってもいた。が、徐々に、それまではサッカーでゴールを決めても動作だけで一言も発しなかったアーサーが、かすれ声ながらも声を出すようになった。驚くチームメイトとコーチ。しばらくして、はじめてサッカーのチームメイト4人を家に招くことになった。準備を手伝う両親。友達が来る前は少し不安そうだったアーサーだが、家でゲームをしたり庭でサッカーをして、本当に楽しそうにしている。まるで今まで喋らなかった分を取り返すように友達と騒ぐアーサー。台所の窓から眺めながら涙ぐむ母親。父親は語る。「アーサーが自分の感情を出せるようになって本当に良かったと思う。これで自信をつけて、ゆくゆくは薬を飲まなくても大丈夫になって欲しい。焦る気はないけどね」こういう番組でした。私も今勉強してて感じるんだけど、欧米はサポート体制があるよね。場面緘黙の親の会とかもあるし。このマデリーンもアーサーも、解決法は違えど、1年かけて問題を克服して行ったのは家族だけじゃなくて周りにサポートがあったからだし。途中からダンナも一緒に見てたんだけど、アーサーが薬を飲むのに苦しむとことか、はじめてかすれた声を発したとこでは、思わずテレビに向かって声をかけたり、泣きそうになってましたよ。私もだけど。ダンナには、不安障害ってことで感じる、わかるとこが多かったみたいです。
2007.06.02
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