《櫻井ジャーナル》

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2010.07.02
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カテゴリ: カテゴリ未分類
 未だに「ロシアのスパイ」が何者なのか、正体がわからない。「告白」したというのだが、機密情報を盗み出したようには思えず、FBIに察知されないような情報の伝達方法を使っていたという話も出てこない。

 逮捕された11名(1名は逃走したらしいが)がロシアのスパイだったとしても、重要な役割を演じていない。もし、この11人がスパイ網の中枢につながっている可能性があるならば、絶対にFBIは手を出さないはずだ。つまり、「泳がせ」て大物が出てくるのを待つはずである。そんな大物が関係していないと判断したのか、別の理由で「スパイ騒動」を演出する必要があったのか、そんなところだろう。

 アメリカとロシアとの接近を嫌う勢力が背後にいる可能性は確かにある。ボリス・エリツィン時代のロシアで「規制緩和」や「民営化」を利用し、不公正な手段で巨万の富を築いた富豪たちは、ウラジミール・プーチンの時代に逮捕されたり、亡命している。その亡命先はイスラエルやイギリス。アメリカでは親イスラエル派、つまり新保守(ネオコン)と緊密な関係にあるのだが、旧保守との関係は友好的でないようだ。中東やロシアの石油利権を新イスラエル派/イスラエルが支配する事態になれば、新保守と旧保守の力関係は完全に逆転する。

 11人は、ロシアの情報機関が「目眩まし」で配置していたグループという説、あるいはバラク・オバマ政権がBPの石油流出事故やアフガニスタンやイラクでの困難な状況を誤魔化すために演出したという説もあるが、正しいかどうかは不明だ。





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最終更新日  2010.07.03 02:28:39


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