《櫻井ジャーナル》

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2010.09.21
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カテゴリ: カテゴリ未分類
 証拠として押収したフロッピーディスクの内容を大阪地検特捜部が改竄した疑いがあるそうだ。主任検事が「捜査の見立てに合うようにデータを変えた」と「検察関係者」は朝日新聞の記者に説明したともいう。

 これまでも検察は自分たちにとって都合の悪い、つまり被告にとって有利な証拠を当たり前のように隠し、裁判所も問題にしてこなかった。証拠の捏造が強く疑われる事例も少なくない。指紋にしろDNAにしろ、自分たちに都合良く「解釈」することも珍しくない。冤罪と考えられている事件の大半では、こうしたことが指摘されている。郵便割引制度を悪用するために偽証明書が発行された今回の事件でも、「いつものように」検事はデータを改竄したのではないだろうか?

 勿論、警察/検察の間でこうした「手口」が横行している理由のひとつは、マスコミが当局の発表を垂れ流し、チェックしてこなかったことにある。マスコミは単なる権力の走狗、支配システムの暴力装置として機能しているのが実態だ。アメリカでも言えることだが、1970年代の後半から特に状況はひどくなっている。

 アメリカでは「愛国者法」という形でファシズム体制が整備されたが、日本では細かい法律や条令の積み重ねでファシズム化を推進してきた。その結果、警察や検察は暴走している。地検の特捜部は暴走を示す象徴的な存在だ。こうした「空気」は海上保安庁や自衛隊にも広まっていると考えるべきだろう。





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最終更新日  2010.09.21 14:54:01


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