《櫻井ジャーナル》

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2010.11.25
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カテゴリ: カテゴリ未分類
 朝鮮軍と韓国軍との交戦にアメリカの「第2次朝鮮戦争計画」が深く関係し、11月22日から30日の予定で行われていた韓国軍の約7万人が参加した軍事演習「護国(ホグク)」が引き金になった可能性はきわめて高い。この演習は朝鮮への軍事侵攻をシミュレートしたもので、朝鮮で金体制が崩壊した場合を想定した計画「CONPLAN 5029」(前のコラムを参照)を念頭に置いていたとも言われている。

 今回の軍事衝突でどちらが最初に砲撃したかは今のところ明確でない。朝鮮が正直な国だとは言わないが、アメリカは嘘八百を並べ、アフガニスタンに続いてイラクを攻撃した「嘘つき国家」である。ユーゴスラビアを攻撃したときも偽情報を撒き散らしていた。哨戒艦の沈没事件を見ても、韓国政府が誠実だとは到底言えない。

 イラク侵攻の際、アメリカや日本のメディアはひたすら開戦ムードを盛り上げ、偽情報を広めることに熱心だった。ヨセフ・ゲッベルスのプロパガンダ、日本の大本営発表を彷彿とさせるものだったが、今回も似たようなことを行っている。すでに「ジャーナリスト」を装おうという気持ちすらなくしているようだ。

 そうした中、WikiLeaksが内部告発された情報を公開し続けている。アメリカ政府が隠したい醜悪な事実が明るみに出ているが、来週にも新たな秘密文書の公表があると噂されている。今回はアメリカ国務省の文書が含まれているようで、ロシア、アフガニスタン、中央アジア、あるいは東アジアの国々との遣り取りが明らかになるかもしれない。日本が含まれている可能性もあるということだ。

 日本とアメリカとの隠された関係が表面化すれば、日本の状況も少しは良くなるかもしれない。情報公開が形だけの日本にあって、WikiLeaksに期待するところは大きい。





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最終更新日  2010.11.26 01:23:45


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