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フランス、パリ。ある時、歓楽街で不可解な連続殺人事件が発生する。それは、被害者に共通項がなく、現場には謎のサイコロが転がり、そしていずれの死体もどこかへ消え去ってしまっていた。だが間もなく、異常犯罪のスペシャリストであるプロファイリング捜査官マチアスによって、クロードと名乗る女が逮捕される。彼女は、7つの人格に支配された多重人格者だった。そんな彼女の真偽を見極めるため、心理カウンセラーのブレナックが鑑定を始める。やがて、クロードの中にうごめくそれぞれの人格が明らかとなっていくのだが…。
感想:
フレンチ・ミステリが元気を取り戻しつつある、というキャッチコピーですね。ジャン=ピエール・ジュネ監督の(「アメリ」)セバスチャン・ジャプリゾ原作「ロング・エンゲージメント」や、フランソワ・オゾン監督の「スイミング・プール」等、小説、映画でも新本格派の作品が続々と誕生しつつある、、のだそうです。『迷宮の女』は新本格派フレンチ・ミステリの扉を開く作品だそうですから、観なくちゃね。
アパートメント 」や同じくヴァン・サン・カッセルの「 リード・マイ・リップス 」 なんか、とても面白かったです。
メロ・ヴィンジャン、ランベール・ウィルソン
。おとなな色気を漂わせてますね~。ビシッとオールバックヘアでは無く、くしゃくしゃヘアで無精ひげ、いい感じ、いい感じ♪
プロファイリング捜査官のマチアス役には、『TAXi』の フレデリック・ディーファンタール
。「TAXi」シリーズ。は見て無いのでわかりませんが、ちょっと演技が、切れ悪かったかな~。
裁判の場面でクロードを告発している検事役で、 ルネ・マンゾール監督
が出てるそうな。 セドリック・クラビッシュ監督
(「パリの確率」「スパニッシュ・アパートメント」)もだけれど、自身の映画に出るのが仏監督は好きな人が多いのかな~。
ところで、7つの人格の名前って、これ↓でいいのかな~?
以下ネタバレなので 伏字にします。
1テゼ(テセウス)
2アリアンヌ(アリアドネ)
3デダル(ダイダロス)
4ミノトール(ミノタウロス)
5ブレナック
6マチウス
7クロード
正直、”多重人格モノ”は、「アイデンティー」「ファイト・クラブ」「隣人13号」先日の「シャッフル」え~と、あと何があるっけ? 秀逸品から、B級まで、多々とり揃いました、という感がありますよね。「迷宮の女」は原作はダニエル・キイスの「24人のビリー・ミリガン」なの?っと思うくらいそっくりな作りです。“多重人格ブーム”は92年にビリー・ミリガンが邦訳された頃から、相変わらず人気ですね。仏版サスペンスは、次々と殺人が起こる、というハリウッド的なスピード感は無いかわりに、ジト~っと見せてくれました。それに最後のドンデン返しは、意表を付かれましたよ。もう一度、最初から見なすと、いろいろなヒントがちりばめられているらしいですね。
監督: ルネ・マンゾール Rene Manzor
製作: エチエンヌ・コマール Etienne Comar
ジャン・コタン Jean Cottin
脚本: ルネ・マンゾール Rene Manzor
撮影: パル・ギュレー Pal Gyulay
編集: ルネ・マンゾール Rene Manzor
フレデリック・ブリュアール Philippe Bluart
音楽: ジャン=フェリックス・ラランヌ Jean-Felix Lalanne
出演: シルヴィー・テステュー Sylvie Testud クロード
ランベール・ウィルソン Lambert Wilson ブレナック
フレデリック・ディフェンタール Frederic Diefenthal マチアス
ミシェル・デュショーソワ Michel Duchaussoy
エドュアルド・モントート Edouard Montoute
トメル・シスレー Tomer Sisley
ジャン=アンリ・コンペール Jean-Henri Compere