”イヴ・サンローラン最期のミューズ。シャネル、ゴルチエ、ウェストウッドらトップメゾンの顔としてコレクションに参加。ロレアルパリ、ダニエル・スロワフスキー、ギャルリー・ラファイエットのイメージキャラクターとしても世界のビルボートを飾り、そればかりかデビュー1年間で世界の一流モード誌40誌の表紙を飾るという偉業を達成。またフランス国民が誇るフランス女性だけが選ばれる名誉ある、新世紀を導く“マリアンヌ”にも選ばれるなど、レティシア・カスタの存在は、常に大きな話題とともに語られてきた。本格的な主演映画となる本作では、フル・オーケストラを従えて、モーリス・シュヴァリエの往年の名曲《手のひらに書いてあったから“I was Luck”》のカヴァーを披露するなど、彼女の持つ存在感の“オーラ”が全編に溢れんばかりだ。そして何より、一途に信じた愛のゆくえをまっとうする感動のラストシーンで見せる彼女の無垢なる美しさは、観る者の心を深く揺さぶるに違いない。”(資料より)