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2006年06月06日
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テーマ: お勧めの本(7901)
カテゴリ: 海外文学
ザ・スタンド(1) ザ・スタンド(2) ザ・スタンド(3) ザ・スタンド(4) ザ・スタンド(5)
スティーヴン・キング著 深町眞理子訳 
文春文庫
『IT』を凌駕するキングの大作、2004 文庫化完了
生物兵器により死滅した北米、善のもとに集う生存者たち。だが邪悪な勢力が虎視眈々と彼らを狙う。 猛然たる致死率と感染力を持つインフルエンザ・ウイルスが漏洩した。それと知らず、それぞれの人生を真摯に生きる人々。未婚で妊娠した学生、突然の成功に惑うロックシンガー、人の暖かさを知った放浪の青年…彼らの流す絶望と悲嘆の涙のなか、静かに世界は死滅してゆく。巨匠畢生の超大作、壮大な滅びの物語を序曲に開幕。


ザ・スタンド  TV版 「研究所に捕獲されるスチュー」「スチューとグレンの出会い」「スチュー/グレン/フラン/ハロルド」「旅に出る4人」ストーリー:

ある研究所<タワー>からウィルスが流出。ゲート封鎖の機能をかいくぐり、逃げ出した軍の男によってウィルスは外の世界に洩れ出す。結果としてタンポポが種を撒くように、自らの体を媒体にウィルスを運んでしまった。男は家族と町を抜け出した。。 やがて感染率99%の殺人ウィルスは、全米に蔓延していく……。黙示録をモチーフにしたキング流のハルマゲドン。男女数名による物語を、ウィルスによる脅威を描いた前半と、それぞれ悪の側と善の側に呼び寄せられた彼らの戦いを描いた後半部分に分け展開させていく。

感想:

<ダーク・タワー>シリーズが面白いので、他にもKingが読みたくなり、図書館で借りました。緻密な群像劇が読み応えあり。ダーク・タワー的異世界はなく、あくまで舞台は現代のアメリカなので世界観に入りやすかったし、ぶっちゃけ最高!。おもしろかった。これはKing作品の最高峰とまで、言われてるみたいね。個々の好みがあるとしても、初期からの流れの中で第一期の頂点を極めた、、というようなことらしい。他の作品はそんなに知らないので判断はまた今後になるでしょうが、<ダーク・タワー>に匹敵するか、それ以上かも?っと感じたのは確かです。しかし2500ページ、し長かった。それでも、当初は3分の一をカットされてしまったそうで、最近加筆で、元の話に戻れたそうですね。

前半はバイオ・ホラーですね。放射能や、生物兵器、、に襲われるパニック映画のよう。さらには旅の様子は、Kingの好きなトールキンの「指輪物語」で、善と悪の戦いというファンタジーな筋書きへと移っていく。。

数あるエピソードの中でも、好きなのは、ラリーがハロルドの軌跡から本人に会えるのを楽しみにするところ。またニックが必死でスチューを看病するくだり。あまりにたくさんのエピソードがありすぎ!ですが(笑)デブでドジなハロルドはKing本人がモデル?との解説です。彼にはまったくイライラしますが、人物の中で一番気になる人物で、それとニック(聾唖者)とトム(知的障害者)も大好きですね。

 *左右の画像は、TVで映像化されたものです。

ザ・スタンド TV版「カラス」「スチュー」「キャシー・ベイツ」「闇の男&ナディーン」「ニック&トム」「ランドル・フラッグ」「ロイド」「エド・ハリス」「ラリー&ルーシー」●<ダーク・タワー>シリーズ
すべてのKing作品の中枢で、彼の他の作品のおおかたは<ダーク・タワー>に収束される、と、著者あとがきで再三語られていることに、直結する登場人物がいました。「ザ・スタンド」の謎の<闇の男>、”ランドル・フラッグ”。<ダーク・タワー>シリーズでローランドが追っている、さまざまに名前と姿を変える《黒衣の男》。「ザ・スタンド」でも、この男が敵の中枢、ボスキャラ。常に不気味な存在感で登場しています。その闇の男は、King他作品では「ドラゴンの眼」「タリスマン」「ニードフル・シングス」で登場する。また、<ダークタワー>IV「魔道師の虹}(1997年)では ローランドたちは《ガンスリンガ-の世界》から「ザ・スタンド」の超強力な流感で破滅したカンザス州に紛れ込む物語展開がある。


●映像化
が出演。サミ・ライミも出てるとか?いずれにせよ、主要人物ではないです。Kingの映像化作品の中でもおおむね好評のようですが、厳しいご意見も。原作の壮大さは、映像では描ききれない、というトコですね。ちょっと見たい気もします。

●登場人物 群
主役のスチューは<善>の集団の自我(エゴ)~中略~かくてスチューの成長の儀式、探索の旅が始まり、やがて太母たるマザー・アバゲイルのもとに行き着く。そのマザー・アビゲイルは母性=自然=直感=非合理=善を代表する。対するランドル・フラッグは父性=文明=理性=合理=悪を表している。このリーダー同士がひとつの人格の裏表を形成しているように、善のグループの主要人物たちにもそれぞれに対応する人物がいる。たとえばスチューには裏切り者のハロルド、フランにはナディーン、ラリーにはロイド、トム・カレンには<ゴミ箱男>というように、。個人的には、主役ではあるけれどステレオ・タイプのスチューより未成熟なラリーのおもしろいし、聖母的なフランより娼婦的なナディーンのほうがキャラクター的に興味深い。同様に、聖人君子じみたニックや人生を悟ったグレンより、白くはっきりしない灰色のハロルド、狂人の<ゴミ箱男>、殺人者<ロイド>のほうが人間味がある。善は一様に善だが、悪にはヴァラエティがあり奥が深い。(あとがきより)

<善>陣営
・西部の寡黙な男
・妊娠した女子大生
・デブでドジな嫌われ者のインテリ
・身勝手な大人になりきれてないロック歌手
・聾唖者
・知的障害者
・変わり者の社会学者


<悪>陣営
・ヒッピー
・殺人者
・放火魔

ザ・スタンド(上) ザ・スタンド(下)

『ザ・スタンド』 TVM (1994) THE STAND


監督: ミック・ギャリス Mick Garris
製作総指揮: リチャード・P・ルビンスタイン Richard P. Rubinstein
スティーヴン・キング Stephen King
原作: スティーヴン・キング Stephen King
脚本: スティーヴン・キング Stephen King

出演: ゲイリー・シニーズ Gary Sinise
モリー・リングウォルド Molly Ringwald
ロブ・ロウ Rob Lowe
キャシー・ベイツ Kathy Bates
エド・ハリス Ed Harris
スティーヴン・キング Stephen King
ルビー・ディー Ruby Dee
ドリス・ロバーツ Doris Roberts
ローラ・サン・ジャコモ Laura San Giacomo
ジェイミー・シェリダン Jamey Sheridan
マット・フルーワー Matt Frewer
オシー・デイヴィス Ossie Davis
ミゲル・ファーラー Miguel Ferrer
ショウニー・スミス Shawnee Smith










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最終更新日  2006年09月04日 01時38分17秒


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