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2006年10月07日
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カテゴリ: 海外文学
ホイットリー・ストリーバー ラスト・ヴァンパイア
『ラスト・ヴァンパイア』 新潮社 (2003/12)

新たな伴侶を探すべく、タイで開催されるヴァンパイア仲間の集会に出かけたミリアム。ところが、仲間はすでに全滅させられ、危険を察知した彼女は慌てて姿を消す。一方、逃げ延びた敵の存在を知ったCIA対ヴァンパイア捜査班のポールは、仲間への警告に向かったミリアムをパリへと追う!孤高のヴァンパイアと人間との壮絶な闘いを、空前絶後の想像力で描いたハイパーホラー。






こちらは、  『薔薇の渇き』 の続編。執筆まで20年の期間を経てます。前作のゆったりした話から、CIAが登場するなどアクション系に変えてきてますね~。ストーリも前作から20年ほど経っています。間が開いたせいか、前作とは設定に若干変化が。たとえば、ミリアムの両親の死因がコロッと変えられてる。。ミリアム以外のヴァンパイア達の行方が前作では不明だったのが、ここでは世界各地にある<巣>の場所を把握、子作りのパートナー探しに、乗り込んで行ってます。

こんな風に、設定を簡単に変えてしまうのは、ホラー・ファンタジーという非現実世界の話とはいえ、ブブーだと思います。 読者は、気にしないといえば気にしませんが、やっぱり、著者には細かいところまでデテールを大事に守ってほしいかな~。。 露骨に違うと、シラケちゃいますね。


はなしを戻しまして。
読んでいて強烈に思ったのは、アン・ライスのレスタト同様、ミリアムは人間界で自由に生きており、他の吸血鬼たちは、墓穴でおどろおどろしく生きている。ミリアムが異端児というのがレストトとの大きな共通点ということ。

でも、レスタトたちとの大きな違いは、ミリアムたちは<子供を生める>ということ。自然界の食物連鎖のトップに来るはずの人間の、上の存在の<種>。いうなれば<超人>という方が、吸血鬼というより合っているかも。


この巻の見どころは、人間との攻防シーンなんでしょうが、途中から、ミリアムの運命の男との、すったもんだに話の重点が移ってしまい、相手の男も簡単に誘惑されちゃうし、ミリアムを好きなのか憎いのか、愛して添い遂げるのやら、殺すのか、ハッキリせんかい!という心境になってしまいました。


三部作の最終巻には、ミリアムの子供の世代を描いているらしいので、こちらが翻訳も読みたいですね。


デイ・アフター・トゥモロー 映画『デイ・アフター・トウモロー』原作本

ある年の2月。マサチューセッツ州沖の一つのブイがアラームを発信した。一晩で水温が7度近くも急落したのだ。だが誰もその本当の意味に気づくものはいなかった…。しかしそれこそがやがて全世界を襲うスーパーストームの予兆だったのだ。

本書は著者アート・ベルとホイットリー・ストリーバーが膨大な調査資料と研究結果をもとに、いま目の前に迫っている地球の危機に警鐘を鳴らす書である。地球温暖化が海流に与える影響により、スーパーストーム(超大型の嵐)が起こり、地球は新たな氷河期に突入する。著者たちは考古学上の発見(巨大なマンモスが一瞬にして死に至った謎など)、神話の再検討、近年次々に発表された驚くべき研究発表をもとに、迫りくる危機を精緻に予測している。
我々はその日を回避することができるのか?それとも人類は最後の日を迎えてしまうのか?



著者紹介:
ストリーバー,ホイットリー[ストリーバー,ホイットリー][Strieber,Whitley]

1945年テキサス州サン・アントニオ生れ。’78年、大狼による連続殺人を描いた『ウルフェン』で小説家デビュー。次いで’80年に『薔薇の渇き』を発表。映画化されて話題を呼び、一躍人気作家となる。以後、ホラーやサスペンスを中心に執筆を続けるが、自身のUFO遭遇体験記『コミュニオン』(’87)が論争を巻き起こし、UFO研究家としても著名になる。











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最終更新日  2006年10月08日 15時46分14秒


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