がちゃのダンジョン  映画&本

PR

×

フリーページ

著者名索引:ファンタジー&児童文学 


☆指輪物語


☆ナルニア国物語


☆ゲド戦記


☆ハウルの動く城


☆ハリー・ポッター


☆ライラの冒険


☆ダレン・シャン


☆ダーク・タワー


☆バーティミアス


☆氷と炎の歌シリーズ


☆ランサム・サーガ


☆小人・人形・大草原 


E.L.カニグズバーグ


D.W.ジョーンズ


ローラ・E・ワイルダー


エラゴン・ザスーラ 等  


赤


十二国記  


海外小説


あ行の作家


か行の作家


さ行の作家


た行の作家


な行の作家


は行の作家


ま行の作家


や行の作家


ら・わ行の作家


*


このミステリがすごい海外


ロマンス本


国内小説:


あ行の作家


か行の作家


さ行の作家


た行の作家


な行の作家


は行の作家


ま行の作家


や・ら・わ行の作家


このミステリがすごい国内


あ行の映画


か行の映画


さ行の映画


た行の映画


な行の映画


は行の映画


ま行の映画


や行の映画


ら・わ行の映画


アイ・ロボット 原作と映画


天国の口、終りの楽園


シェイクスピア映画


ハリー・ポッターと炎のゴブレット


外国映画あれこれ☆


イギリス映画


スペイン映画


フランス映画


欧州映画


イタリア映画


キューバ映画


メキシコ映画


ブラジル映画


アイルランド映画


映画俳優


ユアン・マクレガー


クリスチャン・ベイル


ゲーリー・オールドマン


アラン・リックマン


ジュード・ロウ


トビー・マグワイア


フランスの俳優さん


スペインの俳優さん


ジョニー・デップ


2006年11月13日
XML
カテゴリ: 日本文学
片想い
大学時代のアメフト部のメンバーとの定例の飲み会の後、哲郎は10年ぶりに会った元マネージャーの美月にある秘密を告白される。そして、その秘密は思いもかけない形でメンバーに影響を与えていく…。導入部分から読み手をぐいぐい引っ張り込み、途中で急に視点が変わるストーリー展開は、日常的な場面から少し現実離れした設定へと読者を取り込んでいく東野圭吾の得意技。そして、なにげない描写に隠された伏線が予期せぬエンディングへと結びついていく。アメリカンフットボールのポジションの役割を簡単にでも把握しておくとさらに楽しめる。






この<不思議>ネタは、知らない方が絶対読んで楽しめると思うので、書かないように気をつけます。


大学時代のアメフト部の人物が中心の、告白や事件のはなしから、中盤、話に広がりが出てきました。<不思議>を抱える人たちが、入れ替わり立ち代り登場、彼らの過去を探ったり。。わたしは、美月と立石卓と佐伯香織という3人の関係が明らかになるまでが 謎が深まりおもしろかったです。”身分の詐称”というと、宮部みゆきさんの”火車”を思い出しました。そちらとは違った、切実感、、。

主人公の哲郎と理沙子の夫婦関係には、かなりのシビアさを感じました。”子供”をめぐる話など特に。理沙子の取った結論と、虫のように丸まって哲郎の喚くのを聞き流してるさま。彼女の行動は責められない、でも、やり切れない場面でした。彼らは、パートナーではあっても、夫婦形態は両者がキャリア重視の形になってしまったのですよね。理沙子が死の枕元で夫にあることを問うことになるだろうという夫の秘密。これはいろいろあっても、死ぬまで二人の関係は固いことの現われにも感じましたが。。

あの、皿をどっちが洗うか、使った者が使った分だけ洗う取り決めに落ち着いたエピソードは、笑えないものがありました。公平に言えば、主人公の哲郎は、妻を決まった枠にはめようとはしない柔軟な?思考の男性に思えます。でも、我が家の正月はどうなってるんだとつぶやくトコロ、ふたりの行き詰まりを感じました。

そんな風に 主人公夫婦間の温度を描く一方での、そこに現われた美月という人。哲郎と理沙子の夫婦関係、中尾の離婚、殺人事件。事件の真相を追う新聞記者の早田…。美月の告白は昔のチームメイトたちにさまざまに影響を与えていきました。こうした人物設定は、東野圭吾ならではですね。不思議な三角関係ならぬ四角関係、、と いっぱい<片想い>がありました。


そして、また同窓会のシーン。仲間の間で回される葉書。その場にいない、葉書や噂話だけに登場するかつての仲間。青春ストーリーであり、<不思議>ワールドにいざなう話であり、真相解明までの道のりあり。。



現代日本の傑作ミステリ
東野圭吾おすすめ本

■東野圭吾作品 感想
秘密 (1999年)
レイクサイド マーダーケース (2004年)
変身 (2005年)
白夜行 (2006年)
分身 (1993年)





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2006年11月13日 00時45分25秒
[日本文学] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: