がちゃのダンジョン  映画&本

PR

フリーページ

著者名索引:ファンタジー&児童文学 


☆指輪物語


☆ナルニア国物語


☆ゲド戦記


☆ハウルの動く城


☆ハリー・ポッター


☆ライラの冒険


☆ダレン・シャン


☆ダーク・タワー


☆バーティミアス


☆氷と炎の歌シリーズ


☆ランサム・サーガ


☆小人・人形・大草原 


E.L.カニグズバーグ


D.W.ジョーンズ


ローラ・E・ワイルダー


エラゴン・ザスーラ 等  



十二国記  


海外小説


あ行の作家


か行の作家


さ行の作家


た行の作家


な行の作家


は行の作家


ま行の作家


や行の作家


ら・わ行の作家


*


このミステリがすごい海外


ロマンス本


国内小説:


あ行の作家


か行の作家


さ行の作家


た行の作家


な行の作家


は行の作家


ま行の作家


や・ら・わ行の作家


このミステリがすごい国内


あ行の映画


か行の映画


さ行の映画


た行の映画


な行の映画


は行の映画


ま行の映画


や行の映画


ら・わ行の映画


アイ・ロボット 原作と映画


天国の口、終りの楽園


シェイクスピア映画


ハリー・ポッターと炎のゴブレット


外国映画あれこれ☆


イギリス映画


スペイン映画


フランス映画


欧州映画


イタリア映画


キューバ映画


メキシコ映画


ブラジル映画


アイルランド映画


映画俳優


ユアン・マクレガー


クリスチャン・ベイル


ゲーリー・オールドマン


アラン・リックマン


ジュード・ロウ


トビー・マグワイア


フランスの俳優さん


スペインの俳優さん


ジョニー・デップ


2011年05月15日
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類


心臓病で引退した元FBI心理分析官テリー・マッケイレブは、旧知の女性刑事から捜査協力の依頼を受ける。殺人の現場に残された言葉から、犯行は連続すると悟ったテリーは、被害者と因縁のあったハリー・ボッシュ刑事を訪ねる。だが、ボッシュは別の殺しの証人として全米が注視する裁判の渦中にあった。殺人現場に置かれていたフクロウ像の意味は何か?捜査を進めるうち、テリーはすべての手掛かりがボッシュを犯人と名指ししていることに気付く。一方、裁判で苦戦中に殺人容疑をかけられ、窮地に陥ったボッシュは思いがけない行動にでる。現代ミステリーの雄コナリーが、人の心の奥深くに巣くう闇を抉る。 心の闇を覗く者はそこで迷い、闇に取り込まれる――。見立て殺人の嫌疑を受け、ボッシュ刑事大ピンチ


ハリー・ボッシュシリーズ第7弾

このミステリーがすごい 海外編 2004年版 第20位


今作は、 『わが心臓の痛み』 から3年後の大晦日の夜、ひとりの男が自宅アパートで殺され、 テリー・マッケイレブ のかつての同僚ジェイ・ウィンストンが彼にプロファイルを依頼してきます。心臓移植手術後、毎日54錠の薬を飲みながら、最新医療技術によって”生かされている”という事実と向き合い、なんとか普通の暮らしを営んでいたマッケイレブにとって、その誘いは魅力あるものでした。彼は反対する妻を説得し、早速 「エドワード・ガン殺害事件」 の捜査にとりかかります。

同じ頃、 ハリー・ボッシュ は、ハリウッドの有名監督による 「女優殺害事件」 で、法廷に証人として、捜査責任者として立っていました。マスコミの注目度も高く、ボッシュら検察側は犯人を有罪に追い込もうと必死です。しかし、なぜか容疑者は狡猾、かつ自信に溢れています。

やがて、マッケイレブは 「エドワード・ガン殺害事件」

・現場に残されたラテン語の宗教的言葉
・猟奇的な殺害方法
・フクロウの置物

これらが、中世の画家 ヒエロニムス・ボッシュ へと結びついた為です。 ハリー・ボッシュ の本名はヒエロニムス・ボッシュ。

さらに、かつてボッシュがガンを逮捕できなかった経緯(『ラスト・コヨーテ』)や、殺害前夜に留置場のガンを訪れていたこと、ハリーの生い立ち等から、マッケイレブはハリーを一種の使命をおびた、心に深い闇を持つ”復讐の天使”というプロファイル結果を出すのです。


やっぱりな展開、マイクル・コナリーの十八番、複数事件が絡み合いながらの物語進行です。
マッケイレブの「エドワード・ガン殺害事件」 ハリー・ボッシュの「女優殺害事件」裁判 が、どのように関係していくのかが、物語の核です。

本作には 『ザ・ポエット』

コナリー作品のボッシュ・シリーズ、ノンシリーズの主役達が勢揃いするので、楽しみな作品ですが、3人が仲良しこよしで事件を解決するわけじゃありません。

そしてボッシュとマッケイブのふたりの行方が、第10弾『天使と罪の街』へと続きます。
マッケイレブの目を通して描かれるボッシュは、”善意の悪”とも言うべきヴィジランティズム(私刑主義)を体現しているようです。(解説より)


注目だったのは、ハリーの名前の由来、 ヒエロニムス・ボッシュの絵 でした。題名の『夜より暗い闇』は何作かある絵画のひとつ。レオナルド・ダ・ヴィンチと同時代の画家で、しかも出生年は2年違い。ダ・ヴィンチのような有名画家ではありませんが、まったく対照的な地獄絵がモチーフの絵画は、見た人に強い印象を与えるようです。



先に出版されてるのは『シティ~』ですが、話の流れでは本作が先です。
先に『シティ~』を読んでしまったので、アレッと思う箇所がありました。
出版元が違うせいかもしれません。本作は講談社、『シティ~』はハヤカワです。



<刑事 ハリー・ボッシュ> シリーズ

『ナイトホークス』
『ブラック・アイス』
『ブラック・ハート 』
『ラスト・コヨーテ 』
『トランク・ミュージック 』
『エンジェルズ・フライト』
『夜より暗き闇』
『シティ・オブ・ボーンズ 』
『暗く聖なる夜 』
『天使と罪の街 』
『終決者たち 』
『エコー・パーク』
『死角 オーバールック 』
“Nine Dragons”
“The Reversal”

ノンシリーズ

『ザ・ポエット』
『わが心臓の痛み』
『バッドラック・ムーン』
『チェイシング・リリー 』
『リンカーン弁護士』


マイクル・コナリーのランクイン履歴






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2011年05月20日 21時28分34秒


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: