2003年07月22日
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今日の試写会は「ライフ・オブ・デビッド・ゲイル」。


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大学教授だったデビッド・ゲイル(ケビン・スペイシー)は、元同僚の女性コンスタンス(ローラ・リニー)を殺害し、死刑宣告を受ける。
死刑執行の3日前、ゲイルは自分の手記を書くため、女性記者ビッツィー(ケイト・ウィンスレット)を指名した。金網越しに、事件の経緯を話しはじめるデビッド。ビッツィーは、デビッドの話を聞き、事件を辿るうちに、これが冤罪であることを確信する。残された時間はわずか。そのときビッツィーは、デビッドの無罪を裏付ける、証拠ビデオの存在を知る…。

アメリカでは38州で死刑制度が存在し、近年25年間に行われた死刑は807件、その3分の1はテキサスで執行された。
アラン・パーカー監督の最新作は、常に論議が繰り返されている死刑制度をテーマに、人間の命の重みを痛烈に訴えかけている。自身、死刑反対派であるパーカー監督が、冤罪という問題をサスペンスフルに描いていく。大学教授で、死刑制度反対運動家だったデビッド・ゲイルは、皮肉にも最も心を通わせていた同僚の運動員を殺した罪で死刑を宣告される。
ケビン・スペイシーのすべてを受け入れた穏やかな表情とは裏腹に、先の読めないストーリーと、巧妙に組み込まれた事件解明へのヒントが、興奮と緊張感をあおる。デビッド・ゲイルは本当に人を殺したのか? その疑問は、ラストまでわからない。そして突きつけられた真相は、大きなダメージとなって心に残る。
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確かに重い内容だけど、かなりストーリー性がありみていて飽きません。
で、いったい誰がほんとの犯人なの???とちょっとドキドキする場面もあるし・・・
ケビン・スペーシーやケイト・ウィンスレットの演技もなかなかです。
久々に見ごたえがある映画でした。






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最終更新日  2012年04月10日 07時29分40秒
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