DEL PACIFICO

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2008/01/08
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カテゴリ: 宮古島
ゴーストボクサーシュリンプです。

たぶん久米島で標本が採集されたのでしょう
クメジマオトヒメエビという標準和名が有るのですが、
英名の方が断然かっこいいので私はこちらで呼んでいます。

実際は、国内では石垣・宮古・奄美大島などで見つかっているようですが、
宮古島がもっともポピュラーに観察できるのではないでしょうか?

大きな洞窟の、天上部や壁面の棚状になった所にペアでいる事が多いようですが、
撮影時は、相方さんは出張中のようでした。

ゴーストボクサーシュリンプ



一般にオトヒメエビの仲間はそれほど大きな種はいないのですが、

この写真の個体で8cmぐらいだったと思います。

オトヒメエビの特徴ですが、はさみ脚が非常に大きく
下の写真は、はさみの先から尻尾まで15cmほどあると思います。

以前撮影した時 は、体長10cm以上の大物を、
105mmレンズで無理やり撮影した為に、
エビから1m近く離れてやっと画角に収まるという状態でした。
洞窟の中に溜まっている砂はシルト(粉)状で、
少し動くだけで、海中に煙幕のように広がり、
劣悪な撮影環境になっていく中、霞の先に見える被写体を、
恨めしく思いながら撮影したことを覚えています。

今回は、その失敗経験を活かして、60mmレンズで撮影。

前回よりは被写体との距離を近づけて撮影できました。

ゴーストボクサーシュリンプ



こちらは、偶然、エンヤサラサエビとお見合い状態になったところ。
別に、これからサラサエビを襲おうと、身構えているわけではないと思います。
本来、オトヒメエビの仲間はクリーナーシュリンプ
(魚に付いた寄生虫を餌として採る代わりに、魚からは襲われない)

近づいた小魚を捉えて食べてしまう事があるらしく、
案外サラサエビも身の危険を感じていたかもしれません。

ゴーストボクサーシュリンプ







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Last updated  2008/01/08 07:52:02 PM
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