
【調香師】
Louise Turner/ルイーズ ターナー
・ヒューゴボス『ザ
『ザ セント ピュアアコード(2020)』『ザ セント エリクシール(2024)』
・ジェニファーロペス『グロウ(2002)』
・キャロライナヘレラ『グッドガール(2016)』『バッドボーイ(2019)』
・クロエ『ラブ(2010)』
・ディオール『ミスディオール ブルーミングブーケ(2014)』
・ジミーチュウ『ブロッサム(2015)』『フローラル(2019)』
・メゾンマルジェラ『 レイジーサンデーモーニング(2013) 』『 アットザバーバー(2014) 』
・ニナリッチ『ベラ(2018)』
・トムフォード『ロストチェリー(2018)』
【香調】
純白のムスクとダークな質感のオスマンサスの魅力的なコントラストが官能的な香り。
■感想:私の好み度<80>
今時なフルーティーフローラル。
購入のきっかけはヒューゴボス『ディープレッド(2001)』が好きなこと。
当時はまだ香水所有数がクレイジーではなかったので2-3本リピート。
BOSSが大谷翔平のファッションで話題となり
「そういえば新作香水は今どうなのかな?」と
『ザ セント マグネティック』が気になりサンプル1.2mlを。
トップはピーチとベリーのミックス。
爽やかさもありつつ、とろりとした丸みのある甘さも。
その印象が『ザセントマグネティック』の顔・土台になり
徐々にシアーに重なるフローラル(ローズ、ジャスミン、ピオニー)は
お化粧のような役割で香水としての美しさを整えていき
トップのフルーティーさもあってオスマンサスに感じます。
ラストは少しウッディなパウダリーとなり残り香にまとまりの良さがある作品。
展開は早く、大きな変化はあまりないタイプ。
■拡散性・持続性
拡散性はやや弱めから普通。
スプレー直後の1分程度は強く広がりそうなイメージがありますが
それ以降は勢力縮小といった感じでパーソナルスペース範囲、それ以内で留まります。
持続性はやや弱めから普通。
こちらも最初はパワフルな持続力に思わせますが意外とシアーより。
就寝前につけ、朝にはほぼ消えています。
■液の色・ボトル
ほぼクリア。
サンプル1.2ml。
フランス製。
■季節
春。9月から5月あたりまで。
■年齢
20代。女性向き。
学生から20代前半、ほんのりシックなフルーティが好きな方にはぴったり。
20代半ばまでならオフィスでも。
子供・少女っぽいといった幼さはないけれど、
かといって30代からの大人らしさもないため
30代以降は自分時間に贅沢に楽しむのがベスト。
■エスカーダ2000年前後のフルーティ系が好きなら?
下記のバランスを思わせ懐かしく楽しめそう。
『ザセントマグネティック』は当時のエスカーダより若干フルーティは香水らしさに寄り
現代的なムスクやアンバーの甘さの表現になっています。
・『ジャルダンデソレイユ(1996)』ピーチにフローラルのバランス。
・『トロピカルパンチ(2001)』ピーチとムスク。
・『セクシーグラフィティ(2002)』ベリーとムスク。
・『イビザヒッピー(2003)』ベリーピーチっぽさとムスクアンバー。
・『アイランドキス(2004)』マンゴーピーチっぽさとムスクっぽさ。
・『ロッキンリオ(2005)』ピーチとトロピカルさ。
■リピート
検討中。
上記のエスカーダが好きで
香りからの「楽しくなっちゃうな!」という感覚が『ザセントマグネティック』でもあり
久々にそのツボを刺激されてしまった。
同時に『ザセント』シリーズを一通り試したい気持ちも。
カカオ×オレンジの『プリベート』も気になる…
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