
【コンセプト】
女性の独立心、自立心がテーマ。
サボテンの花(カクタスフラワー)をメインとした
フローラルグリーンの香りを現代風にアレンジ。
シダーウッドを加えることで魅惑的な透明感を失うことなくやわらかなベースを表現。
【調香師】
Daphné Bugey/ダフネ ブジェ
・ルラボ『ベルガモット22(2006)』『ローズ31(2006)』
・イッセイミヤケ『アセントバイイッセイミヤケ(2009)』
・ケンゾー『アムールフローラル(2009)』
・ペンハリガン『 ザリベンジオブレディブランシュ (2016)』『 マッチアドアバウトザデューク (2016)』
・JPG『クラシックエッセンスドゥパルファム(2016)』『スキャンダル(2017)』
・ジョルジオアルマーニ『ローズミラノ(2020)』
・クリスチャンルブタン『ルビクロック』『ルビドゥー』『ルビキス』『ルビラージ』(2020)
・ラルチザンパフューム『ヴェネナム32(2016)』『ソレイユドプロヴァンス(2022)』
・ドリスヴァンノッテン『ローザカルニヴォラ(2022)』
・D&G『K(2019)』『Q(2023)』
・グッチ『ゴージャスマグノリア(2023)』
【香調】
トップ:カクタスフラワー
ミドル:ピンクフリージア、ローズ、ジャスミン
ラスト:ウッディノート、セダー
■感想:私の好み度<75>
グリーンウォータリーフローラル。石鹸のような清潔感。
トップはひんやりとしながらも明るくウォータリーでほんのりと甘みのあるフローラル。
カクタスフラワー/サボテンの花の香りを知らずかなり適当ですが、
スイレン+ミモザ+アロエを混ぜたようなイメージ。
ミドル以降にYSL『ベビードール(2000)』のフルーティーフローラルの中にある
ビターな甘さに似たグレープルルーツ×ブラックカラント×パイナップル
をブレンドしたような香りをわずかーに感じます。
フリージア、ローズ、ウッディの共通点によるものかな?
フリージアはよい香りの部分のみ抽出したような洗練さ。
温もりと春の明るさを思わせます。
ラストはラストらしさはありますが軽やか。
風呂上がりのフローラル系の石鹸の匂いが薄まっていく感覚。
香水によってはラストの重さやぼんやりした未練のような雰囲気がありますが
『マヴィ』にはそれがなく、儚い、消え入るようなエンディング。
■拡散性・持続性
拡散性は普通、持続性は短めからやや短め。
スプレー直後に広がる世界観、香りの印象からは持続がありそうですが
1時間以内に急激に香りが縮む感覚。
完全には消えることはないもののEDPにしては短く
香りの強弱のバランスが今ひとつ。
もうすこし緩やかに弱まるのが理想。
■液の色・ボトル
ボトルは円柱形でベージュピンク。
本体に黒、グレーでブランド名など。
キャップにはゴールドの帯があり引き抜く仕様。
スプレーは固定され取り外し不可。
サイズ:約φ29×h128mm[7.4ml]イギリス製
■季節
春・夏。
■年齢
年齢は20代以降。女性向き。オフィスでも可能。
正統派で清潔感のあるフローラル、シアーで扱いやすい。
■リピート
7.4mlで楽しめたのでなし。
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