スチュワデスが呆れたドクタートヒモイ公式げすとはうす～世界は基本的に広い～んですけど・・

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トイモイ

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2007.11.23

先週、のことではあるが、そろそろ紅葉の季節であるので、１６時前に早くも仕事から帰ってきたので、高揚を見に行くことにした。効用は、まだ少し早かったカモシレナイが、仕事の一環として、特殊な銭湯（特殊な浴場ではない）に行き、２９０円にて入った後、山に登っていったのである。さすがに、超高級車とはいえ、山道ぐにゃぐにゃ道ワイルドタイトな道では、得意の１６０キロを出すことも出来ず、通常の６０キロ程度にて駆け上がる（カーブ部分は２０キロ）。
日本は恵まれているというか、私の住む地域も恵まれている。今住んでいる所も、汚いとはいえ、海まで車で５分、山も５分、六甲山頂にしても３０分程度で行ける。実家は山が海まで迫っていたので、山まで歩いて５分、泳げる海まで歩いて２０分、神戸繁華街まで電車で駅から２０分弱であった。そこそこの都会、そこそこの自然がそろっており、瀬戸内海の穏やかな気候で、思わず、温和な性格の私が育ったのは納得できるのである。（それでも、ヤクザも多いし、時代的に学校は荒れた）。
幼い頃は、裏山に自然に出来たセリや筑紫や山イチゴを採りに行き、夏にはクワガタをとりに行きながらも、１００万人都市という都市機能を備えたところがなかなか良かった。１００万人都市というのは、世界を歩いてみれば分かるのだが、或る程度、便利で、大抵のところに歩いていけるという等身大の都市規模だることを実感できる（日本は郊外化と乱脈な都市開発でちょっとそうでもないが。また神戸市は山と海に囲まれ細い市であるために、そうでもないが）。お国自慢終了（ほとんど、小学校の時に聞いた母の受け売り。）
マア，銀杏だからね、秋だよね、御堂筋は臭いからね。

野生の狸。よく見ると、毛が半分なく、骨が浮き出ている。狸は民家に出てくるが、ふんばって山奥で生きる狸、ダンディじゃないか。

　それに、私は、アマチャカメラマンど根性にて、夢中になるあまり、足を崩し、雑木林の彼方に落ちていったのであった。落ち葉がクッションになったのだが、体が止まらない。何故止まらないのかという時間的余裕がある程であった。おまけに、ビルから飛び降りた女の子と目が合ってしまったビルの中階で働くサラリーマンのおじさんの気持ちさえも考える余裕まであった。止まった瞬間自体は覚えていないのだが、立ち上がる時に痛いという感覚を持つ。止まってくれと何度も思わなかったのは、この傾斜と落ち葉のクッションでは、死ぬ恐怖がなかったからなのだと思った。