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先日、スマホの待受画面にしている我が子の写真をチラ見した人から「お孫さんですか」と言われた。10年近く前に保育園のガキ(娘の同級生)からからかい半分に「おじいちゃん」と言われたことがあるのを例外とすれば、「お孫さん」発言をされたのはこれが初めてであった。言われてみると確かにここ1〜2年で白髪が目立つようになった。それまでは主にバリカンで最短にしている側頭部に白髪が集中していたため目立たなかったのだが、それがついに前髪の領域にまで侵攻し始めた。いくら頭頂がフサフサした黒髪でも、正面から見た時に顔の印象を作るのはやはり前髪なのである。前髪が白いだけで頭全体が白いイメージになる。
47歳と49歳の時に生まれた娘たちから「お爺さんみたいで恥ずかしいから一緒に歩かないで」と言われない程度の若さをこれまで意識してきたつもりだが、第三者から「お孫さん」に見られたということは、娘たちに「ジジ臭い」と言われてしまうのも時間の問題であろう。
実はここ数年、気力・体力の衰えの自覚症状が出始めていた。ワカイモンにナメられても張り合おういう気さえ無くなった。「そろそろ老いを受け入れろ」と囁く自分がいる。一方で、何かの窓口での手続きでスマホ操作に手間取ったりするたび「爺さん扱いされたくない」とは痛切に思う(笑)。それは「ワシはアイツら(爺さん)とは違う。」という自意識には堅いものがあるということだ(笑)。
そんなにジジイ扱いされたくなければ白髪染めすればいいのだが、あれは麻薬やアル中と一緒で一度依存してしまうと、依存していない時の落差が怖ろしくて手が引けなくなってしまうので、「そこまでしてまで若作りしたくない」という自分も健在である。
何かトラウマ的な出来事でも起きて「一念発起」する可能性はあるかもしれないが、ま、なんだかんだ言って、葛藤しながらも少しずつ妥協してズルズルとジジイ化していく予感はある。
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