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aki20067984

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カテゴリ: シネマ・レヴュー



古井戸に木の板を打ち付けて、
井戸の口を塞ぐ、
ブルース・ウェイン。

マザー・グースが詠う。
「猫が、井戸に落ちやしないか、
心配だ」と。

心配する事自体は、
勝手にしてくれて良いし、


しかし、重要なのは
実際の行動-BEHAVIOR
である。

ブルースは言う。
「人間の『本性』は、
実際に何をするかで、判る」と。

・・・・・・・・・・・
其々のキャラクタについて。

1:懐かしい。

我等がルドガー・ハウアーが
アール役で出演している。

要するに、ワタナベの存在感が
必要だったと言う事らしい。

アールは、ウエイン・エンタプライズの
2代目社長なのだが、
ブルースの父親が始めた

WE社の株式公開に
踏み切る。

しかし、ブルースの
相続権を無きものに
する為、公開以前の時点で、
WE社のブルースの持ち株も
会社のものにしようとするのだが、
一足早く、ブルースは、
自分の持ち株をアルフレッドに
贈与して、自分は一人で、
とっととヒマラヤへ、と言う
寸法である。

ゴッサムに帰った
ブルースは、当然
3代目社長の座につき、
アールは社長代理となる。

誕生パーティーで
ブルースは、アールに
公開後の株価は如何か、
と尋ねるが、アールは
「まあ、専門的な話になりますから...。」
と、盆暗のお坊ちゃんの
ブルースを煙に巻いてしまう。

終盤、アールはWE社から、
「火を付けられて」
追い出されて行く。其れまで、
株式所有率を考えると、
当然、自分の関係者が、
主たる株主であり、自分の
経営者としての立場は
安泰、と抜かり捲くって
居たのだが、実は、
盆暗坊ちゃんのブルースが
「匿名投資家組合」その他を
通じて、秘密裡に
WE株を徐々に徐々に
買い進めて行って、WEの
経営支配権を握る
ビジネス・オーナーに
既に、為っていたのである。

そう。
「経営支配」とは
こう言う風に
遣るものなのだよ。

支配のゲーム。

ビジネスってのは、
単に「金儲け」だけじゃあ
無い。

詰まり、

「商売は商売!」
「支配は支配!」

車の両輪の様なもの
である。

2.ラズ・アル・グールの「影」、
ライアム・ニースンが演ずる
デュカード。

デュカードが言う。
「正義とは、詰まり、
バランスの事。
・・・御互い様だ。」

そして、報復についても、
「復讐は、自己満足に過ぎない」と。

では、正義とは。
「社会正義」とは。
復讐が「自己満足」であるのならば、
一人の人間に、詰まり、「個人」に
取り扱えるのか。
「正義」等と言うものが。

若しも、「個人」では、
取り扱い不可能ならば、
集団では如何なのか。
例えば、「影の同盟」の様な。

結局、チベットを後にした、
ブルースは、自らの
トラウマを乗り越える為に、
ゴッサム・シティに戻って、
「ケリ」を付けなければ為らない。
何が待っていようとも。
如何言う敵が相手であろうとも。

3.古今東西のコミックス作品の
中で、恐らく最も其の名が
有名な執事、「アルフレッド」役は
今や、イギリスを代表する
名優マイケル・ケインが演じている。

ネクタイに注目。

ブルースが大学を去って
ウェイン邸に戻ってきた時、
ブルースの荷物を部屋に
運ぶシーンで、階段を
ブルースと話をしながら、
昇っていく。
この時は、カーディガンに
ネクタイ姿だが、タイが
ユルユルで凄くルース。

また、自家用ジェットで
ブルースをチベットまで
迎えに来た時、タラップの
上では、スーツにタイを
割と確り、決めているのだが、
機内で、ブルースとソファに
向かい合って座り、
話をしている時なんかは、
やっぱり、タイは緩めている。
外が寒くって、機内は
割と、暖かいからか。いや、
どうも、其れだけじゃあ
無いな。

かと思うと、ウェイン邸の
地下の洞窟を、バット・ケイヴに
改造できないものかと、
歩き回っているブルースに
付き合っている時は、
タイドアップした、如何にも
執事らしいスーツ姿。但し、
スーツは、ライト・グレイで有って、
如何にも「執事です」的な
「黒」では無い。
この地下の洞窟は、
南北戦争の時に、其の一部が
ウェイン家の退避壕として
使われていたものなので、
アルフレッドの意識の上では、
屋敷の一部であり、
執事の服装のまま、
やがては、バット・ケイヴになる
この洞窟を歩き回るのは、
当然の事なのかも知れない。

・・・・・・・・・・・・・
では、食事にするので
一旦、此処で切る。

・・・・・・・・・・・・・
では、続きを。

此処で一旦、閑話休題。

人物論ではなく、
行き成り、メカの話。

注目すべきは、言わずと知れた
バット・モービル。
いや、其れが、本編では
メカと言うと、此れしか
出て来ないのである。

其れで居て、昨今、CGに頼り切っているか、
さもなくば、もう、完全にCGに対しては、
迫力不足で『御手上げ』と言う様な
体たらくの、アクション・シーンに
辟易していた私には「拾物」等と言う程度ではなく、
出色の出来のカー・アクションが、
この映画では、堪能出来た。

先ず、デザイン・コンセプトの時点で
「勝ち」と言うよりも、「圧勝」である。
この車は、ブルースの父が医業の
傍ら、始めたコングロマリットWEの
応用科学部門の主任・・・昔は
取締役の一人で、ブルースの父親と
知己の間柄であったが、ウェイン社の
2代目社長によって、降格を喰らって、
今は閑職となってしまった、其のポストに
就いている、モーガン・フリーマン
演ずる、科学者フォックスによって、
開発された、仮設橋梁構築用の軍用特殊工作車両で
あり、ポイントは、

1:ウェッジ・シェイプ、詰まり
楔形形状。
2:4輪ではあるものの、前輪2輪は
車体の内側に入り込むように配置されているので、
実質的に、三輪車の様な、極度に高い
コーナリング性能を持っている事。
3:最重要事項として、橋梁未仮設の河川を
「飛越える」為に、後部のジェットエンジンで
文字通り、飛ぶ様なジャンピングが、
可能である。詰まり、水陸両用車の様に、
水の中に入って行って渡河作戦を展開する
等と言う「悠長な発想」からは、完全に
異なるコンセプトの基で開発されている。

そして、この特殊軍用車両を「黒く塗り直しただけ」の
バット・モービルの何がそんなに凄いのかと言うと...。

1:装甲車両であるが故に、車同士の
衝突なんぞは、こりゃあもう、全然へいっちゃら。
戦車とパトカーが、ぶち当たって居る様なものである。
当然、装甲車の方の、一方的な「圧勝」。

-警官の一人は、無線報告の際、車両の種類を
問われて「黒い...戦車。」と答えている。

2:実質的な3輪構造とも言うべき、
内側に配置された前輪2輪の外側を
矢鱈、分厚い装甲板が覆っている。
基本的な開発コンセプト自体が
ソフトスキンでは無く、アーマード・ヴィークル。
従って、軍用重火器による攻撃を想定しての
デザイン。警察の豆鉄砲程度では、丸っきり、
攻撃になんぞならない。唯一、死角が有るとしたら、
後部ジェットエンジンの排気ノズル。
しかし、映画の中じゃあ、B・モービルが
終始、アフター・バーナー全開ッ!!

結局、スティンガー・ミサイルの様な
携行型重火器で、ピンポイントで
エンジンノズル狙うしか無い様である。
当然、ゴッサム市警が、そんな
重武装集団で有る訳が無い。

3:2とも通じるが、実質的に
3輪構造であるが故、跳び抜けて、
コーナリング性能が良い。
パトカーには、ガンガンぶち当たって行くのだが、
ハイウェイ走行の時は、高速車線変更が
絶妙で、一般の車両に対しては
衝突事故は愚か、接触する事すら、
「全く!」無い。B・モービル自体
パトカーよりも一回り半大きいのだが、
最小回転半径は5Mくらいか。
若しかしたら、4M台かも知れん。

4:ジャンプ能力。パトカーを
蹴散らすに当たって、ぶち当たるのでは
無く、上方にジャンプして
「飛び越えて」いくのだが、
「跳躍距離」が、「残念ながら!!」足りなくって、
其のまんま、パトカーの上に落下して、
走破していく。詰まり、「結果的に!」
パトカーを「踏み潰していく!!」事に
為るのである。勿論、あくまで、「結果的に」
である。

・・・・・・・・・・・・・・
さて、ここいらで一旦、一休みとする。
続きはまた、気が向いたら、書く予定。





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Last updated  Jan 3, 2007 04:38:38 AM
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