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九州を旅行した折、ホテルで目にした雑誌『旅行読売』の「青の時代」という鉄道写真家伊藤岳志さんの記事と写真を目にした。(画像をクリックすると画面が拡大します。是非、拡大してお楽しみください。)その一部を引用すると、1958年寝台特急「あさかぜ」の誕生によりブルートレインの歴史が始まり、その後走るホテルと絶賛され、国鉄の花形列車になった。ピークは1975年頃で、全国で毎夜40往復もの寝台特急が行き来した。1980年代は徐々にその数を減らし、斜陽の時代を迎える。国鉄民営化以降、豪華ブルートレイン「北斗星」の登場で再び脚光を浴び、「トワイライトエクスプレス」「カシオペア」が相次いで登場した。2000年代に入ると需要は再び先細りとなり、伝統の九州ブルートレインも姿を消していった。そして来春、ついに豪華列車の「トワイライトエクスプレス」も廃止となってしまう。車両の老朽化問題と北海道新幹線開業で、「北斗星」「カシオペア」の去就も注目される中、ブルートレインは今、最後の輝きを見せようとしている。EF58形からEF66形まで、ズラリと並んだ歴代九州ブルートレインの牽引機関車(1986年新鶴見機関区)を模型で表現してみた。模型は全て天賞堂製で、左からEF58-61、EF60 EF65-500番代、EF65-1100番代、そしてEF66-0番代。以下は今回旅した名所、旧跡である。まずは湯布院の由布岳。神話の地、宮崎県高千穂峡。ずっと行きたかった熊本県、黒川温泉。阿蘇の野焼き。阿蘇の五岳(阿蘇山は外輪山直径20キロメートルで、その中核をなす5つの山)。左から根子岳、高岳、中岳(噴煙の出ている山)、杵島岳、烏帽子岳。根子岳を横顔に見立て、五岳でお釈迦様が仰向けに寝ているよう(涅槃像)に見えるといわれている。大分県の小京都、日田市豆田町の街並み。九州の小京都、大分県杵築市の武家屋敷と酢屋の坂。国東半島六郷満山の富貴寺と国宝の大堂。豊後高田の昭和の街並み。にほんブログ村
2015.03.24

27年間上野札幌間を走ってきた寝台特急北斗星が2015年3月13日定期運転のラストランを迎えた。(画像をクリックすると画面が拡大します。)この日、上野駅13番ホームに定刻19時3分発の約3時間前に到着。既に大勢の人が待機しており、同じホームから16時20分に発車するカシオペアを見送って、本番に備える。発車2時間前になるとホームの先頭寄りは既に身動きできない状態。6時間前から並んでいるという小学生は学校を休んできているそうだ。それにしても皆、本当に我慢強く、また体力もある。数時間ずっと同じところに立ちっぱなしである。ファン同士の連絡網から今、尾久を出たとの情報のあと、北斗星入線のアナウンスが流れ、皆一斉にカメラを構える。そして、北斗星入線。3時間前にホームに着いても、これが精一杯である。青いボディーに流星の車体が今日は一段ときれいだ。発車5分前から1分毎にカウントダウンの案内となり、13番線特有の『ああ上野駅』のメロディーのあと、ホーム先端ではブラスバンドによる『いい日旅立ち』が流れる。駅長の発車合図(機関車先頭左で右手を挙げている)と同時に長い警笛が鳴り響き、ゆっくりと札幌に向け動き出していく。ありがとう北斗星。さようなら。本当に夢をありがとう。にほんブログ村
2015.03.13

今週で定期運転終了となる寝台特急北斗星を見たくて、昨日上野駅に向かった。これまで300系新幹線をはじめ、寝台特急富士・はやぶさ、そしてあけぼののラストランを見てきた。今回はブルートレインで唯一残る北斗星のラストランを見逃すことはできない。あけぼのの時はその雄姿を一目見ようとホームは人で埋まり、まともに写真に収めることすら叶わなかった。しかし、あの雰囲気はそこにいたものでないと味わえない感動がある。だから、多くのファンがそれを脳裏に刻めるために集まる。今回はきっとあけぼの以上のファンが押し寄せることだろう。3/7(土)午前9時半に上野駅に到着。正面中央改札前のグランドコンコースから目に飛び込んできたのは北陸新幹線。(画像をクリックすると画面が拡大します。是非、拡大してお楽しみください。)北斗星が到着するまで、記念グッズを見て回った。あけぼのの時より商品数が少なく、やや寂しい感じがする。ありがとう寝台特急北斗星記念弁当も1,300円で販売されていた。駅構内のリカーショップには、ワンカップの他に1/80で製作された上野駅13番線のジオラマが目を惹いた。到着時刻が近づくと、人の数も増えてきた。おや、東京土産とあるが、ふなっしーは千葉県船橋市からもはやここまでとは・・・こんな案内も見たが、販売している商品は構内とほとんど変わりないそうだ。いよいよ定刻となり、北斗星が入ってきた。残念ながら機関車は北斗星色でなく、カシオペア色である。客車はJR北海道所属。ラストランに関するお知らせもあった。帰宅するも、北斗星色の牽く北斗星を見れなかったことに後悔が残り、明朝(本日)再挑戦を決意。3/8(日)午前9時20分に上野駅に到着。13番線の隣りの14番線にも多くの人がカメラを構えている。9時25分カシオペアが入線してきた。今日の牽引機はまたしても予想外のEF81、しかも81号機。このあと定刻より15分遅れで待ちに待った北斗星色の牽く北斗星が到着した。今日の車両もJR北海道所属。思いも叶い、回送される北斗星を見送ったあと、上野駅をあとにした。にほんブログ村
2015.03.08
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