エレヴァージュのメールマガジン、バックナンバーのまとめノートです。

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2014.07.31
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カテゴリ: カテゴリ未分類
では木曜日の、

食後酒のメニューです!(その2)

(あまりにもアイテムが多いので、2ページに分けています)

テイラーの40年のトーニーポート、

入荷しています。

バニュルス1983年が売り切れました!。


★重厚な旨みの日本酒
◎達磨正宗 清酒 タンクNo.85(2005 BY)
                         100ミリ(¥3800)50ミリ¥1900


日本酒の可能性の凄さ、豊かさを示してくれます。いつ飲んでも、安定した旨み
があって、個人的にとても気に入っています。なんと、これは9年前の醸造で、先日
の試飲会で味見したとき、あまりの豊かさ、カカオのような深みのある甘さに、驚い
てしまいました・・・。早速、購入して、リストに載せています。ズドーン!という立体感
と、溶けゆく滑らかなコク。やはり、達磨正宗の奥行きは、こんなに深いのかと実感
しました。


★ヴァン ジョーヌ
◎ヴァン ジョーヌ 2005(ドメーヌ ガヌヴァ) 60ミリ¥3200(30ミリ¥1600)

 仏・ジュラ地方です。ヴァン・ジョーヌは、本当に個性的なお酒で、まるでシェリー
のようなニュアンスと、独特の香ばしい香りがあるので、苦手な人も多いのではない
かと思っていたら、なぜか根強いファンが多いようです。前回は、シャトー シャロンを

酸味がとても綺麗で、チュルンという滑らかな触感があって、特別なのだな~と、
改めて感じます。この独特の香りは、クセになる人がとても多いようです。

(さて、ヴィンテージが変って、今回は2005年の入荷です。2003年よりも、
もう少し、ふっくらした、自然な果実味のような気がします・・・)


★ポートワイン


 ポルトガル産です。数多くあるポートワインのシッパーの中でも、テイラー社は、
非常に"第一級"に格付けされる存在だと言われます。奥深いコクと、気骨のある
がっしりした構造、そして、鮮やかな、かぐわしい芳香のどれもがスケールが大きい
のです。特にこのトーニーポートは、大樽で熟成しているため、酸素と長い間接触
し、なんともいえない複雑さを備えています。フレッシュさが特徴のヴィンテージポー
トに比べて、この「溶けた複雑さ」は、やはり多くの人が虜になる理由がわかります。


★マディラワイン
◎ブランディーズ社 セルシアル 1940    50ミリ・・・¥8800(¥4400)

 ポルトガル・マディラ島のワインです(サッカーのクリスティアーノ・ロナウドの出身地)。
マディラワインは、やはり長い年月熟成したものに限ります。この会社のものは、1年半
前に1920年のものを出していました。1940年という年は、すごく良い年みたいで、
マイケル・ブロードベントおじいちゃんは、4つ★をつけています。マディラワインの真髄は、
やはり、爆発的なブーケと、ジワジワと、奥行きが見えないほど複雑で、広がるような
途方もない味わいではないでしょうか。

(11月15日に味見しました。2年ぶりに味見しましたが、やはり、伸びやかな酸と、
深く、轟くようなコクのある甘さが「溶けて」いて、最高です。開けてから、酸素と触れ
合い、どんどん複雑さが増していくでしょう)

(12月31日に味見しました!。まだまだ残量がたっぷりあって、ほんの少し、開けたて
よりも変化が見られます。ふわーっと舞いあがる香りの中に、徐々に、蜜のように甘く
なってきていて、空気の希薄感から、徐々に蜜のような甘さが出始めています)


★おすすめブランデー
◎マール ド ブルゴーニュ 1999年
 (クロード デュガ家)                30ミリ¥3300(18ミリ¥1700)

 仏・ブルゴーニュ地方です。クロード デュガがマールを作っているなんて知りません
 でした・・・。さて、実際に味見をしてみると、やはり「ジュヴレイ・シャンベルタンらしい」
 小粒の葡萄を破砕した瞬間、四方八方に「飛び散る」ような鮮やかさが見事で、
 まさにマールという食後酒の圧倒的な強烈さがここにあります。そして、マールにすると、
 多くの生産者が、乾きすぎた「辛さ」のある味わいになるのに対して、クロード デュガ
 さんのマールは、汁気たっぷりの、葡萄の質の良さを十二分に味わうことができます。


★おすすめウイスキー
◎グレン グラント 1961
 (21年熟成、なぜかラベルには1984年瓶詰め・・・。イタリアのゼニス・
 インポート社向けに瓶詰め。45%VOL)
                                ¥5800(¥2900)

 スコットランド地方、スペイサイド地区です。もともと、グレン・グラントは、熟成
の初期の段階では、麦芽の強烈なパワー、原酒の堅さ、辛さがあるため、何十
年も熟成させないと、美味しくならない場合が多いのです。特にバーボン樽熟成
のものは、熟成にかなりの年月がかかります・・・。ただし、この1961年ものは、
麦芽の甘さがしっかりしているので、21年しか熟成していないのに、豊かなコク
とゴツン!という甘さが、高い満足をもたらしてくれます。こんなに甘いなんて・・・、
こういうグレン・グラントを一度でも飲んでほしいです。





エレヴァージュ 吉田 岳史





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Last updated  2014.07.31 06:18:36


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