あかずきんのバスケット

2005/11/23
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今朝方、パンを焼きました
ホシノ・フランスパン酵母という酵母を使い、小麦粉は
オーベルジュというもの、そして、塩、水

材料はこれだけです。

まず、購入した酵母(元種)にお湯を入れて、2日
(生種)というどろどろ状の液体にします。

火曜日の朝に捏ねて、それから1次発酵を18時間
生地を取り出し、分割、成形して、最終発酵を1時間
オーブンで20分焼きました。
焼きあがったのは午前3時半です。

1次発酵をこんなに長い時間をかけるのは、初めてです。
この1次発酵の見極めというのがわからず、時間をかけすぎ
たようです。成形のとき、しぼんでいくようでした。
そのためか、出来上がりの形は悪いです。

しかし、オーブンの中で勢いよく生地が伸びました。
こんなに目に見えて膨らむのは、はじめてです

中を見たくて、スライスしてみました




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穴があります!!

そして、このパンは伸びます。
お店で売っているパンに近いです。
これは、感激です

さらに驚くことは、酵母がその姿を完全に消し去っている事です

ドライイーストは、パンに香りが残りはしないのですが、それが
存在していたという影がかすかに感じ取れるのですが、この
ホシノ・フランスパン酵母に関しては、見事にその存在はありません
初めから存在していなかったようです。

パンのふくらみはこの酵母の恩恵によるものなのです
普通でしたら、それを少しは自慢したり、ほんのかすかでも
そのことをわかってもらいたくて、痕跡を残したりしそうですが
この酵母の潔さには脱帽し、敬意を払いたいくらいです。
すばらしいです

という事は、小麦の香りと味が前面にでて、パンの香りを作って
いるのです
こういうパンはやはり、小麦の質でパンの良し悪しが決まります

ただ、このオーベルジュは洗練されすぎ、というか、大事にされすぎて
箱入り娘みたいなところがあります。
そのため、若干ワイルドさに欠けるのです。
ここまできて、すごいわがままですが・・・(~_~;)

一口噛むと、小麦の香りとともに、その小麦の育った畑や土の香り
が鮮やかに現れる・・・
そんな小麦でパンを作れたら・・・

とその前に私の技術を磨かなくちゃね。
材料の数を減らした分、技術を相当上乗せしなければならない
みたいですから・・・

今日は勤労感謝の日
パンを焼くって大変な作業ですね、でもそこが醍醐味でもあるのですが

今日は理屈っぽいお話でした
さて、お洗濯をしよう♪










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Last updated  2005/11/23 10:36:08 AM
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