アレ、ときどき啓人　そらそうよ　おーん

< 新しい記事

新着記事一覧(全7448件)

過去の記事 >

2011.06.14

『オーケストラ！』'０９・仏

テーマ：ＴＶで観た映画(3828)

カテゴリ：映画　オ

あらすじ

アンドレイ・フィリポフは、今では劇場清掃員として働く
さえない中年男になっていた・・・。

感想

ゴールデン・グローブ
外国語映画賞ノミネート

原題は『LE CONCERT』なのに、邦題は
『コンサート！』にしなかったんは
やっぱ、ちょっとダサく感じるからな

大いなる嘘を
楽しむか？否か？

映画ならではの嘘を、許せるかどうかで
この作品の評価が分かれると思います。

出演は、アレクセイ・グシュコフ
『イングロリアス・バスターズ』

のメラニー・ロラン
『コーラス』

のフランソワ・ベルレアン
『華麗なるアリバイ』

のミュウ＝ミュウ。

監督は『約束の旅路』

のラデュ・ミヘイレアニュ。

『オーケストラ！』公式サイト

ネタバレ感想
マウスでクリックしながら、なぞって下さい。

映画の内容を知ってる人なら勿論のこと
たとえ知らなくても、ミエミエやろな(^_^;)

アンドレイは、パリのシャトレ座の要請に
昔の仲間を集めて、ボリショイ楽団に
成りすます事を計画し、かつての敵
元ＫＧＢのガヴリーロフに交渉を依頼する。

「トゥル・ノルマンに行きたいんだ！」

三ツ星ホテル、ソリストはジャケ等の条件を提示し
ＬＡフィルより安いという事で承諾される。

「パリ・サンジェルマンは安い
メッシをフォワードで」

サッカー通の婆さんが出席していた結婚式で
銃撃戦の最中、スポンサーを獲得。

バスが来ない事を予測していた有能なガヴリーロフの
おかげで、空港まで７キロ徒歩移動ながらも
パリに無事到着したが、みんなベロベロ(^_^;)

リハーサルなのに、キャビア売り等で忙しく
メンバーは集まらず、スポンサーは下手すぎで
ジャケは呆れ、すかさずサーシャが超絶演奏で
自分が１番下手だとフォローする(^_^;)

ブレジネフ政権時、ユダヤ人が排除されたが
ユダヤ人のソリストのレアが、究極のハーモニーに
必要だったので逆らった事で、指揮者の座を
アンドレイは追われたのだった。

自分をレアの身代わりにしようとしてるアンドレイに
狂気を感じたジャケは、一緒に出来ないと告げる。

ここまでの話を聴き、ジャケの作品を集めている
アンドレイは彼女の父親で、ギレーヌが実はレアで
２人の間に出来たのが、ジャケかと思ってしまったが
レアの娘なのは間違いなかったけど、アンドレイとも
ギレーヌとも血の繋がりはなかったんや(^_^;)

「レアのために戻れ」

メールで全員集合し、共産党得票率１００％の
過去の栄光を取り戻す為に来たガヴリーロフは
演説をすっぽかし、本物のボリショイの支配人を監禁。

リハーサルしてないので当然、演奏はボロボロだったが
ジャケの演奏で、レアの音を思い出したオーケストラは
過去の演奏を取り戻し、コンサートは大成功に終わり
その後、東京公演する等、ハッピーエンド。

「自転車と同じ」

交渉を担当したガヴリーロフが、そう言ってたが
最後の奇跡の演奏も、体が覚えていたって事だろうが
一流の演奏家は、１日練習しなかっただけでも
技術が衰えると言われるが、みんな楽器は手放さず
一応練習はしてたかもしれんけど、前日に飲み歩き
リハーサル無しで大成功なんて、あり得んな(^_^;)

そもそもが、あり得ない事だらけの映画だから
『少林サッカー』と似た類の作品とも言え（笑）
細かい事を言うこと自体が、間違ってるのかもな。

このページのトラックバックURL：
http://app.blog.eonet.jp/t/trackback/530827/26628928

虎団Ｊｒ．　虎ックバック専用機に
承認後に反映されます。

お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう