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この時期の中東では、きれいなきれいなジャカランダの花があちこちで見られます。この花の特徴は、美しい紫色。花の形は長方形で、ラッパのような形をしています。ぱっと見ると桐の花に似ていますので、キリモドキという別名も付いているのだそうです。が、ジャカランダの木の葉っぱは、桐の木の葉と全然違います。
ジャカランダは熱帯に適した木のようで、中東に限らず中南米でも見られます。暑い気候に強いようで、砂、砂、砂のヨルダンのぺトラ遺跡でもきれいに咲いていました。

桜と同じように、まず花が咲いて、しばらくしてから緑の葉が生い茂ってきます。ゴツゴツとした木の幹に美しい紫の花がたわわに(?)咲き乱れます。この春の時期はブーゲンビリアもわんさか花をつけますので、ブーゲンビリアの目も覚めるような赤とジャカランダの清涼感のある紫のコントラストがとてもきれいなのです。
上の写真は、レバノン南部の町シドンで撮ったもの。首都ベイルートにもジャカランダの木はありますが、古びたビルが連立する街角で居心地悪そうに咲くジャカランダよりも、自然の中で元気いっぱいに咲いているジャカランダのほうがずっときれいです。
もうしばらくすると花がパタパタと下に落ちてしまいます。ベイルートのジャカランダはシドンよりも一足先に花が落ち、すでに緑の葉で覆われています。
この時期に中東にこられる観光客の皆様は、是非このジャカランダの花も楽しんでくださいね!
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