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今日からイード休暇の始まりです。12月のイードは“巡礼祭”ともいわれ、メッカにはたくさんのイスラム教徒が巡礼に訪れています。イードの第一日目は本当にいい天気。汗ばむくらいです。このイード休暇は1週間続きます。が、私にはあまり意味がありません…。旅行会社ですから、イードに休むことはできないのです。Anyway、実はこのイードには羊がほふられます。切り分けられたラム肉は近所や親族に配られます。今日はどこかの街角で羊を犠牲にしているかなぁと思って、ぶらぶらと歩いてみました。出かけるのが遅かったためか、羊を犠牲にする場面には遭遇しませんでした。でも実は10月のイードのときには見てしまったのです。街角で羊をほふるところを・・・。2本の街路樹のこっちとあっちにヒモをくくりつけ、真ん中で羊を縛って犠牲にしていました。もちろん血は道路に流れます。恐ろしくて直視できませんでしたけど・・・・。さて、このイード期間中はアラブにとっては格好の旅行の季節。レバノンやシリアに行く人あり、来る人あり。師走の日本はどんな感じなのでしょうか。
2008.12.07
ヨルダンの家は石造りです。壁も床も石。夏はひんやり涼しいのですが、冬は冷えるそうです。私は特に感じませんが・・・。冬場はカーペットを敷く家も多いです。でも土足の生活にカーペットはどうも清潔感がないような気がして、私の家には敷いていません。石造りですから、掃除は簡単。水をぶちまけて、あとはゴムベラのようなものでこすって、それから排水パイプ溝に水を追いやるだけ。すぐにピカピカになります。 お店に行くと、床みがき用のありとあらゆる洗剤が所狭しと並んでいますが、私のお気に入りは「Dettol」。日本でも販売されているのでしょうか? イギリスに住んでいた私の友達は、イギリスではよく使っていたけれど日本にはなかった、と言っていました。Dettol は殺菌作用のすごく強い液体です。でもお肌にも優しく、肌が荒れません。掃除だけでなく、洗濯するときにも使える万能の液体です。私は Dettol プロダクトのにおいも大好きです。掃除した後にかすかに残る Dettol の香りで、掃除したぞ~という満足感に浸れるからです(笑)。今日は水の日。ちゃっちゃと仕事終わらせて帰りましょ~♪
2008.12.04
先回、ヨルダンの携帯電話についてご紹介しました。今日は、携帯用プリペイドカードについて。プリペイドカードには、1JD、5JD、9JD などから金額の高いのは30JD などといった種類があります。 カードの裏にある銀色のシールを削ってはがし、14桁の番号を携帯に入力するだけです。これで、購入した金額の分だけ通話できますし、メッセージも送れます。ヨルダンには大きく分けて、3つの電話会社があります。オレンジ、ファーストリンク、オンミーヤという会社です。例えばオレンジ同士、ファーストリンク同士なら通話料金がかなり安くなります。オレンジからファーストリンクに電話をかけると、通話料金は割高になります。この辺のシステムは日本と似ていますね。ヨルダンに少し長めに滞在される方は、携帯を購入されるのもひとつの手です。これでかなり動きやすくなると思います。それほど高くありませんから・・・。月々の基本料金もかかりません。ただし、ぼったくられないようにご注意くださいね。私のアメリカ人の友達は、ヨルダンに着いたその日に携帯を購入しましたが、アラビア語がペラペラなのにも関わらず、私と同じダサい携帯を100JD(当時の値段で約1万7000円!)で購入させられておりました。後で本当の値段を知って、かなり悔しがってました・・・この国には「定価」というものがないのですが、大体の平均料金を知っているのはとっても大切なことなのです。
2008.12.02
一般的なアラブの家庭では、ガス台とオーブンが合体した形の大きなガステーブルが使われています。プア(poor)街道まっしぐらの私は、一番安いタイプのガス台を購入。オーブン付きではありません。オーブンが必要なときは、近所の友達の家で貸してもらおうという魂胆です。 これで23JDほど。十分料理できます。真ん中にあるのはとても小さなコンロ。いったい何に使うのかというと、アフエアラビーヤ(アラビックコーヒー)を作るとき専用のものです。さすがアラブ! カフエアラビーヤ専用のお鍋です。どの家庭にも常備。 カフエアラビーヤは、お湯をぼこぼこ沸かして、コーヒーの粉をさっと放り込むだけのお手軽コーヒー。とっても濃く、底にはべっとりと粉がたまります。上澄みだけを飲みます。これがヤミツキになるおいしさ。私のフランス人の友達は、アメリカンコーヒーはアレルギーがあって飲めないのですが、このアラビックコーヒーだと何杯でも飲めてしまいます。香りも味も良い。私も大好きです。本場の(?)アラビックコーヒーの作り方、また次回ご説明いたしますね~。
2008.12.01
派手好きのアラブ人。結婚式も相当派手です。こちらの結婚式は、夕方から始まります。朝の2時や3時まで続くのが普通。飲んで食べて踊りあかします。花嫁と花婿を乗せた車が式場に向かうときには、親族一同の車が後ろに何台も、時には十数台も続き、そのすべてがクラクションをけたたましく鳴らしながら道路を走ります。うるさいのなんのって。アラブ社会では、うるさいものが勝ち。人の迷惑なぞ考えません。 結婚式用に飾られた車。この時期には珍しいです。↑ こうして生花を飾るのが普通です。これはずいぶんおとなしめ。夏は結婚ラッシュなので、毎晩のようにけたたましいクラクションの音を聞いていました。この時期、結婚式ラッシュは少し影を潜めます。ウェディングドレスを作っている私の友達も、冬の時期はかなり仕事が減るそうです。結婚する前のアラブの男性は、かなり甘い言葉をささやきますが、さて結婚してしまうとどうなんでしょうね。誰にでも簡単に「きれいだ」「愛してる」といってしまう国民ですから・・・。クラクションを鳴らしながら走り去る車に向かって、どうか末永くお幸せに、と祈ってしまいます。
2008.12.01
引っ越し祝いに、友達が観葉植物をプレゼントしてくれました。日本にいたときは、たくさんの種類の観葉植物を育てるのが趣味でした。植物に愛情って伝わりますよね。ぐんぐん大きくなる観葉植物に愛情を感じていたものです。ここヨルダンでは、部屋にグリーンが欲しいと思いながらも、日々の忙しさに忙殺されてグリーンを育てる楽しみを忘れていました。 ライーダのお店で観葉植物を購入。忙しすぎて生活に潤いがなくなるのは良くないですね。せっかくもらった観葉植物、大切に育てようと思っています。それにしてもいい土が欲しいなぁ。日本に一時帰国したときに、「観葉植物の土」とか「腐葉土」とか「赤土」とかを買ってこようかな。これって違法なことなんでしょうかね(笑)。
2008.11.30
花屋をしているヨルダン人の友達、ライーダのところに遊びに行ってきました。私の今の職場は、彼女のお店のすぐ近くなのです。さて今日のお花のアレンジは、どんな感じでしょうか? 店のディスプレイ↑ 日本でも、色つきの水を使って花を生けるのが最近流行っていると思うんですけれど、水の色がやたら派手なのがアラブ流。 薔薇と菊とゆりの組合せ。色目はシック。 ↑ ひまわりとゆりと菊・・・不思議な組み合わせです。 ↑ こちらもバラと菊とゆり。ビジネスウーマンのライーダは、エクアドルからの花の輸入を最近始めたそうです。航空便でお花が届いていました。新しいことに挑戦する姿勢は、立派ですよね。ホームページも作りたいそうで、お手伝いすることになりました。どの国でも、女性はかなり行動的かつ国際的...?
2008.11.30
ヨルダン南部には、ほんのちょっぴり紅海と接するアカバという町があります。ここではマリンスポーツやシーフードを楽しむことができます。しかしヨルダンの大部分は内陸部に位置するため、アカバ以外の都市では新鮮な魚がほとんど手に入りません。値段も相当張るため、私はヨルダンで魚はほとんど買いません。友達にお寿司を振舞うときに、大フンパツして海老やサーモンを買う程度です。そんな私の強い味方はツナ缶。ツナ缶はどこのスーパーでも売っているので、ツナマヨにしておにぎりを作ったり、寿司飯に乗せたり・・・日本の味が懐かしくなったときに食べます。”芸者”という名前のブランドを見つけました。タイからの輸入みたいです。おいしいのでしょうか。試しに買ってみました。まだ食べずに戸棚にしまってありますが。 アラビア語では「ジャイシャー」と記載されていました。スペルミスのような気も・・・。ここヨルダンで日本という国はよく知られていますが、文化は習慣について知っている人はわずか。”芸者”なんて誰も知らないのではないでしょうかねぇ。
2008.11.29
先日の木曜日は、私の地区で水が支給される日。この「水の日」は「洗濯の日」でもあります。朝から晩まで洗濯と掃除に明け暮れます。1週間分の洗濯は相当の量にのぼります。これで子供が5人も6人もいる家庭では、文字通り朝から晩まで洗濯機がゴロンゴロンと回ることになります。 バルコニーは洗濯物でいっぱいです。仕事をしている身にとっては、この「水の日」に思うように掃除ができないのが悩みです。さっさと仕事を終わらせて3時半には家に帰りました。上司がなんと言おうと、水の日は水の日。夕方5時くらいには政府からの水の支給が止まるので、それまでに終わらせなければなりません。万が一のときのために、バケツにも水をためておきます。タンクの水がなくなったときは、バケツの水でしのぎます。さてこの水ですが、正確に言うと前日の水曜日の夜から支給が始まります。夜10時くらいに水の音がし始め、外の壊れたパイプからは水の滴る音。「水が来た!」と飛び上がって喜びます。例えていうなら、サバンナの乾燥した砂漠で、雨季を待つ動物にも似た気分です・・・(笑)水の日だけは思う存分水を使えますが、残りの1週間は水の節約に努めます。蛇口からちょろちょろ水を出しながら、「この節約の精神は日本に帰っても役立つだろうなぁ」とつぶやいております・・・。
2008.11.29
昨日のアンマンは、朝から雨。しとしと降ったりやんだり、とても冷たい雨でした。気温もぐっと下がり、頬に当たる風が冷たいです。どんよりとした空が冬の到来を告げています。1日前までは、日中汗ばむ陽気だったのですが・・・ 雨の第3サークル 晴れ間ものぞきますが・・・ こちらではみな、傘をあまりさしません。というか、この日 誰もさしていませんでした・・・。私も急ぎ足で歩きながら、ジャケットを頭にかぶせてしのぎます。ヨルダンの11月は例年雨の多い季節だそうですが、今年は比較的少ないそうです。昨日の雨も今月に入って3回目くらいでしょうか。車を持たない私にとっては、過ごしやすい11月でしたが、温暖化の異常気象は引き続き各国で進行中・・・。ヨルダンも例外ではありません。さて今年の冬の寒さは如何ばかりでしょうか??
2008.11.29
ヨルダンでは、携帯電話の普及率が日本より高い気がします。お年寄りでも携帯を持つのは当たり前。「公共の乗り物では他の人に配慮してマナーモードに切り替えましょう」などという考えはひとかけらもありません。おじいちゃまたちが、バスの中などで大きな大きな声を張り上げて、携帯で話しています。バスでもタクシーでも運転手が携帯で話しながら運転するのは日常茶飯事。タクシーの運ちゃんの中には、メールを打ちながら運転するフトドキ者も多いです。「むっちゃ恐いなぁ」と心でつぶやきながら乗っています。 私の携帯。一番安い30JDのを購入しました。約4200円です。こちらの携帯は、プリペイドカードを購入して番号を打ち込みます。購入した金額の分だけ通話ができるという仕組みです。簡単なので、外国人でもすぐに携帯を持つことができます。そのため、携帯電話はヨルダンに来て初めに購入するもののひとつです。言語は英語とアラビア語をサポートしています。メールも両方の言語で打つことができます。日本のスマートな携帯と比べると、まだまだ”ちゃっちい”ですよね。トランシーバーみたい。まぁ私のは、特別ダサいのですが。地元のヨルダン人にもクスクス笑われるタイプの携帯なのです。
2008.11.26
いつもベットに入ってから、本を読むようにしています。昨晩、本を持つ片方の手がチクチクするので虫でもいるのかなと思っていたら、どうも虫ではなく布団の中に何やら尖がったものがあるようです。よくよく見てみたら、なんと針先! かなり太目の針です。こわい~これは大変と引っ張り出してみたら、にょきにょき出てきます。なんと針の長さは6.5センチもありました。「死ぬやん!」と思わず叫んでしまいました。 思わずじょうぎを出して計りました。引っ越すにあたって布団も購入したのですが、羽毛布団があまりにも高いので、一番安いコットン入りの布団にしていました。やっぱり安いのはいけません。というか、安くても高くても日本だったら”検針済み”とかいうサインがあるはずなんですけど・・・。1本あったってことは、もう何本かあるはず、と戦々恐々です。おそろしや、おそろしや。
2008.11.26
私は実は非常に凝り性です。好きな食べ物や好きな音楽は、何回繰り返して食べたり聞いたりしても飽きません。しかもマイブームがけっこう長く続きます。一時ハマったミュージカルの音楽を毎日毎日繰り返し聞くので、ついに母が耐えかねて「“ゲ”が出そうやからやめて」と言ったことがありました(笑)さてそんなわたしの最近のマイブーム、「食べ物編」です。それは“ロッカ”という名で売られているハーブ系の野菜です。日本では“ルッコラ”という名で市場に出回っているので、知っておられる方も多いかもしれません。アラビア語では“ジャルジール”と呼ばれています。さてこのジャルジール、ヨルダンでは最近、ひと束200フィルスほどで買うことができます。日本円に直すと30円くらいでしょうか。 鉄分やビタミンを豊富に含んでいるそうです。でもなんといっても、味がいい! ちょっと辛みというか苦みというか・・・があり、強いて言えば、辛めの大根を食べているような感じのあと味です。それから私はこのルッコラのにおいが大好きです。まるで「食べて食べて」と誘っているかのようなにおいがします。 友達がルッコラを使ったサラダを差し入れしてくれました。パルメザンチーズをたっぷり入れ、生のアーモンドをスライスしたのもたっぷり入れます。リンゴを入れて出来上がり。なかなか美味しかったです。私のこのルッコラブーム、もうしばらく続きそうです。
2008.11.25
お財布を落としました・・・(涙)財布の中身は、クレジットカード2枚滞在許可証(これが一番大事!)保険証書現金250JD(3万5千円相当。カードで下ろしたばかりでした)などなど・・・私の財産のすべてです ↑50JDの表と裏。これがお財布に4,5枚入っていたのにぃ。今頃誰かが使っているんでしょうね~海外保険の広告などを見て、「お財布落とす人っているんやなぁ。そうとう鈍くさいんちゃうん」と心の中で笑っていた私・・・。その自分が当事者になってしまいました。。。人生で初めての経験です。今日は大使館へ電話したり、日本のクレジットカード会社に電話したり、現地の警察署にいったりと、散々な日でした。ここでもコネが力を発揮します。「警察に知り合いがいる」というアラブ人の友達に相談したところ、彼の友達(警察官。というか探偵みたいな立場の人)が登場。コネなしの外人なら門前払いになるところを、夜11時に警察署に出向きました。普段なら何時間もかかる処理が10分ほどで終了し、明日の朝にはすべて解決するだろうとの太鼓判。ほんまかいな。いずれにしても、なくなってしまったものは仕方ありません。きれいさっぱり忘れることにします。お金は天下の回り物。きっとまた返ってくることでしょう。それより不幸中の幸いがたくさん重なったこと、とりわけアラブの友達の助けには感謝感激雨あられ。頭が上がりません。ありがたや、ありがたや。それにしても、どこもかしこもコネの世界。なんちゅう世界やねん・・・
2008.11.24
ヨルダンも秋真っ盛り。とはいえ、木々が紅葉するわけではありません。体に感じる太陽の光がずいぶん柔らかくなり、日蔭では一枚はおらないと肌寒さを感じます。この時期、アンマンは多少の時雨(しぐれ)あり、曇天ありで、ロンドンを思わせます。街を歩くのも心地よいです。今日街をぶらぶら歩いていると、バラの花がところどころで咲いていました。こんな感じも何となく英国のカントリーサイドっぽい。石造りの家がそう思わせるのでしょうか。この時期ヨルダンでは、これまたイギリスのように着る物に非常に困ります。ショートコートを持ち歩くのですが、日中は重たいばかりか持っている手が暑い・・・。でも夜にはぐっと気温が下がります。日なたではちょっと歩くと汗をかきますが、日蔭では汗がひきブルブルっと寒く感じます。風邪を引いている人も多いです。さあ明日は何を着ようかな~
2008.11.22
ヨルダンを含むアラブ諸国では、豚肉はご法度。豚はイスラム教では“汚れた動物”とされているからです。売っていないわけではありませんが、かなり高額になります。豚肉の生姜焼きなんてとんでもない。ハムやベーコンも私はヨルダンで食べたことがありません。今日はイタリア人の友達の家で、スモール・パーティをしました。出てきたのは…なつかしの豚の生ハム! どこで仕入れたの? と聞いたら、イタリアから特別に送ってきたものだそう。9か月ぶりに味わう豚ちゃんの味でした・・・ 右側にあるのが生ハム。パンに乗せます。ビュッフェスタイルで、好きなものをお皿につぎます。アラブとは違い、ヨーロッパ人のもてなしはシンプルですが、気軽に招きあえる関係が私は大好きです。食事の後は、みんなで歌を歌い、ダンスをしました。これは恒例。今日はワインが入っていたこともあって、私もダンスに多少ジョインしました。ゲラゲラひとしきり笑った後、パーティは23時に終了。こうして友達と過ごすひとときは心の活性剤です。
2008.11.22
日本でも柿が出回っているころでしょうか? 柿、おいしいですよね。個人的なことですが、私は固い柿が好きです。ガリガリと食べるのが何ともいえず良い!ヨルダンにも柿があります。「カーキー」と呼ばれています。柿って、オリジナル原産国は日本なのでしょうか? そんな気がするのですが、どなたか知っておられたら教えてください(笑)ヨルダンではどの店でも、かなり柔らかくなった柿が売られています。味は日本とほぼ同じ。日本のよりほんのちょっぴり“野生の味”がするかな・・・。でも美味しいです。ビタミンをそのまま食べている感じも良い!私の家から近いアブダリ地区には野菜のスーク(市場)があるので、そこでいつも買い込みます。冬にはどんな果物が出回るんでしょうか。今から楽しみです^^
2008.11.21
引っ越した先の家は、まだまだ修理が必要です。さて、水の配給(?)日の一日前に水が全くなくなりました。それもこれも、水のタンクが壊れていたせい。大きな穴が開いていたのです。何ということ・・・。トイレの水も、顔を洗う水も、お風呂の水も全くありません。でもガタガタ言っても仕方がないので、隣近所から水を分けてもらい、なんとか次の日まで持ちこたえます。ありがたいことに、水の日を前にタンクを新しいものに交換してもらえることになりました(当然と言えば当然です)。 軽トラ(?)に乗って・・・ 新しい水のタンクがやってきました。ありがたや、ありがたや。と思ったのもつかの間、ドゴンドゴンと壁にぶち当てながら屋上までロープで引っ張りあげています。ちょ、ちょっと、せっかく新しいのに、また穴が開くやん! とハラハラしながら見守ります。↑ 2人がかりで引っ張り上げましたが、かなり壁にぶち当てました。 次に古い壊れたタンクが降りてきます。 う~ん。かなり無謀なタンクの入れ替え作業でした。なんにせよ、新しいタンクが来たのでほっと一安心。それでも水の無駄使いは禁物です。洗濯は基本的に週1回、水の日だけ。私たちの地域の水の日は木曜日です。さらに掃除も基本的に水の日のみ。水の日は一日中、パイプを通して水が流れてくるので、どんどん使えます。さて明日は、たまった洗濯と掃除の日です。晴れますように・・・
2008.11.20
ヨルダンではプロパンガスが一般的に使われているということは、何度かお伝えしています。このプロパンボトルが空になったときには交換が必要なのですが、下の写真にあるようなトラックにボトルを積み込んでガス会社が街を周っています。以前に住んでいた場所ではこのトラックがなかなか来なかったのですが、今住んでいる場所には、1日に2回ほどピョロリラピョロリラ~と音楽を鳴らしながらやってきます。前は、「いつ来るんだろう」とやきもきしていたのですが、今は「1日に2回もうるさいなぁ」って感じ。なんて身勝手なんでしょう(笑)さてこのガス会社、トラックの形もプロパンのボトルも一緒なので見分けがつかないのですが、何社かあるみたいで、1台がやってきた後にもう1台がやってきてかち合うことがあります。その時は先に来ていた方が勝ち誇ったように笑って、相手を追い返しています。それにしても、他社とは違うサービスなり何なり、何かしら工夫をしたらお得意さんになってあげる余地もあるけれど、何もかも全く同じとなると、こちらも選びようがありません。これもまた、創意工夫のないアラブらしい?一面でしょうかね。
2008.11.17
ヨルダンにもゴキブリはいます。実はここに来る前、砂漠気候のヨルダンにはゴキブリはいないと信じ込んでいました。が、そんなことはありません。ただこちらのゴキは、日本のと比べて色が多少薄めで、鈍くさいです。引っ越す前に必ずやることは、引っ越し先の家でゴキブリ退治をすること。この「バイゴン」というスプレーがかなり効果的だと友達から教えてもらいました。今回の引っ越しの前にもバイゴンを徹底的に部屋にまき、締め切った状態で約1日置いてから掃除をしました。かなりの数のゴキが仕留められました。私たちの前にはムスリムの家族が住んでいたのですが、ムスリムは基本的にあまり窓を開けません。シャッターを閉めっぱなしにしている家庭も多いです。そのため換気が悪く、ゴキにとっては快適な環境。日本人って勤勉に窓の開け閉めをしますよね。私が家を選ぶ第一条件は日当たりのよさなので、雨戸を閉め切っているのを見ると、せっかく陽が当たるのにもったいな~いと思ってしまいます。私は冬でも、窓を開けっ放しにします。寒い寒いといって窓を閉め切るより、部屋で厚着をしてでもフレッシュな空気を吸う方が好きなのです。皆さんはどうですか?
2008.11.17
冬が近づいてきたものの、まだまだヨルダンは温かいです。それでも朝晩はぐっと冷え、ヒーターを使う家庭もちらほら。私も冬に備えて、ヒーターを購入しました。こちらでは電気ストーブもありますが、かなり高くつくこともあり、プロパンヒーターが一般的です。セントラルヒーティングもありますが、これまたかなり高くつくので、あえて使わない家庭の方が多いです。 プロパンヒーターを前から見た感じ。 後ろ姿これはプロパンヒーターを後ろから見た感じです。こんな風にプロパンガスのボトルをセットして使います。ヒーターをつける時は、ボトルの栓を開けます。消すときはボトルの栓を閉めます。日本から最近到着した私の友達は、「危ない!危ない!一酸化炭素中毒になる~」などと騒いでおりました。でもこれって、ヨルダンでは普通のヒーターです。真冬にヨルダンに到着した私にとって、これは驚きでも何でもなかったので、友達のコメントがとても新鮮でした。なので、ちょっとブログにも載せてみました。このヒーター、ワンボトルで2ヵ月ほど持つし、何より温かいんです。足にコロコロが付いているので、部屋を移動するときには一緒に連れて行きます。さぁ、これで冬の準備も万全です。冬よ、来い!
2008.11.16
ヨルダンのアパートでは基本的に、新しい人が入居する前にリペアを行います。つまり空き家を見に行く段階では、ペンキはハゲハゲ、トイレの便器がなかったり、壊れていたりします。入居が決定した時点から、リペアが始まります。いい大家さんに当たれば、もちろんリペアの費用は大家持ち。とはいえ、ごく基本的なことしかしてくれません。なので、修理や掃除のほとんどは入居後に自腹で行います。さて今回引っ越したアパートは、かなり古いです。しかも以前の住人には子供が6,7人いたようで、見に行った時点ではかなりボロボロ。でも親切な大家さんと、友達の強力な勧めと、家賃の安さに後押しされて、このアパートに決定。リペアメントが始まりました。まず家じゅうのペンキ塗り。費用は大家さん持ちで、ペンキ職人が雇われました。その職人技ときたら・・・素人の私でもあんたより上手にできるわよ、というくらい雑。まぁアラブ社会ではありがちなことです。↑ 白い部分が天井、タイル部分が壁です。タイル部分にはみ出したペンキを見てください!これが家じゅうこんな感じ。 ↑ 洗面台にもトイレの便器にも、さらには床じゅうペンキがボトボト落ちています。掃除する者の身になってくれい!しかもこの職人、2つあるうちの1つのトイレの洗面台を真っ二つに割って帰りました。そのうえトイレに大きな大きなウ〇コをして帰りました。しかも流さずに!私たちが引越しの前日に家を見に来た時に発覚。そのときには大きなカタマリがすでに乾燥してへばり付いていて、どうにもこうにも流れません。信じられないことだと思われるかもしれませんが、アラブでは結構当たり前のことです。猫でさえ、用を足した後は足で砂をかけて埋めます。なのに人間がトイレの水も流さないなんてどういうこと? 動物以下やん! とひとしきり爆発しました。はぁ・・・そんなこんなですったもんだありましたが、新しい生活が始まりました。新たな気持ちで、また頑張りま~す。
2008.11.15
私の友達ライーダのお花屋さんについては、先ほどアップしました。彼女は毎朝出勤したら、店内に置く花のアレンジを始めるそう。アラブ的フラワーアレンジをいくつかご紹介します。 赤にピンクに紫という、まさにアラブ的アレンジです。 アラブは赤いバラが好きなのだそう。 ちょっと抑えたかわいいアレンジです。 赤いバラに白い菊という組み合わせ…。他にも色々ありましたが、代表的なものをアップしてみました。ライーダはお花が大好きだそうで、多種多様なアレンジを生み出しています。日本人の好みも押さえています。このお店には観葉植物も売っています。私も新居祝いに自分で買おうかなぁ~と思っています ^^
2008.11.13
こちらに来てはまっているのが“アニス”ハーブティーです。日本では飲んだことがなかったのですが、もしかしたら私が知らなかっただけなのかもしれません。 アニスティー。家の隣のショップでひと箱100円ほどで売っています。アニスは、セリ科の植物で、原産はエジプトを含む地中海の沿岸ということです。スイートクミンと呼ばれるだけあって、パウダーの時の香りはクミンのように何となくカレーっぽいのですが、お湯を注いで飲んでみると、甘い不思議な芳香がします。味も独特で、つんとした少し刺激のある甘さがあります。初め飲んだ時は「なんて不思議な味だろう」と思ったのですが、今では毎日3,4杯は飲むようになりました。この植物アニスは、女性系のホルモンに作用するようで生理痛を和らげる効果もあるようです。強くて甘い芳香に、気分も和らぎます。ハーブの効果ってすごいですね。
2008.11.07
日本の秋(冬?)の風物詩といえば、石焼きいもの軽トラ。これって関西だけなのでしょうか? 関西生まれ・関西育ちの私には、高校生の時に、駅前で軽トラに乗せて売っている石焼きいもを学校帰りによくほおばったことが懐かしく思い出されます。ヨルダンやシリアにも、サツマイモが存在します。でも味はやはり微妙に違います。中は濃いオレンジ色をしていて、焼いても蒸しても、とにかく柔らかい。水分が多いんでしょうか、クニャクニャです。適度な水分と多少のぱさぱさ感(?)が入り混じった日本の焼きいもの方が、格段においしいです。ヨルダンのサツマイモは食べた感じがしません。そういえば、母がよく「サツマイモとリンゴの重ね煮」を作ってくれていました。こちらにはサツマイモもリンゴも豊富に存在するので、あの“懐かしの味”を再現してみようかな~と思っています。
2008.11.04
10月後半から雨が続いてぐっと冷え込んだヨルダンも、ここ最近は天気の良い日が続いています。今日は快晴だったので、燃えるようなオレンジの夕焼けを楽しむことができました。私のアパートの窓から見える景色です。左手にあるのが、ホテル・グランド ハイヤット、そしてホテル・ロイヤルです。しばらく見ている間に、月が高く高く上がっていき、夕闇が迫ってきました。日の暮れが早くなった今日この頃、夏の時期のように外にイスを出して、夜遅くまで家族や友人と語らうような光景はもう見られません。気ぜわしく、秋が過ぎゆこうとしています。
2008.11.03
シリア人の友達の家に遊びに行くと、必ずキッチンを拝見。面白いものがたくさんありますし、いつも何かしら新しいことを教えてもらえます。シリア人は“生活の知恵”に富んだ国民だと思います。ヨルダン人より創意工夫ができ、勤勉、物知りです。今日発見したのは、オリーブ漬け。ガーデンから採ったオリーブを、どっさりと塩漬けにしています。マーケットでも買えますが、やはりホームメイドが一番。 私も小さな小瓶にひと瓶分けてもらいました。別のヨルダン人情報ですが、オリーブは6粒食べると卵1個に匹敵する栄養価なのだとか。なので、毎日6粒食べるように勧められました。オリーブの味は、私にとっては新しい味。「すっごく美味しい」とまでは、まだ行きません。日本で食べるオリーブの量はたかが知れていて、ピザに乗っている程度でしたから・・・。ホームメイドのこのオリーブは、通常の黒のオリーブとはまた色も味も違います。私も最近は、オリーブを食べないと何かを忘れた気分になります。アラブの食卓は私のキッチンにもずいぶん進出して来ました。
2008.11.03
今日は日本人の友達2人とホテル・グランド ハイヤットのレストランでお食事をしました。ヨルダン滞在9ヵ月目にしての初“贅沢”。ヨルダンの日常に闘い疲れた私たち日本人女性が、よろよろとホテルの入り口に到着。ホテルの扉をくぐればそこは別世界です。今日試したのは、「Indochina」というアジア料理の店。トム・ヤム・クンが味わえると「地球の歩き方」に書いてあったので、シーフードに飢えている私たちはここに決定。 テーブルの上に飾ってあった菊に、日本を感じました。期待のトム・ヤム・クンは、量が比較的たっぷりでお腹は大満足。でもやはり入っているエビの数が少ない・・・・(涙)。タイで食べたときは、大きなエビが器からあふれんばかりに入っていましたが、ここでそれを期待するのは間違いか。その他、春巻きや魚のフライなどを注文して楽しみました。味の方は・・・やっぱり日本で食べるのにはかないません。春巻きは揚げ過ぎだし、油もちょっとばかり 古そう。まぁこんなもんかぁ~という感じですが、たまの贅沢は気分が変わっていいものですね。一息ついたら、また頑張るぞ~という意欲がわいてきました。さぁ、明日もまた頑張るぞー。
2008.11.03
夏から秋にかけて市場に出回っているのが、この「バラハ」と呼ばれるナツメヤシです。一般的に知られている焦げ茶っぽいナツメヤシと違って、これは黄色で小ぶりです。普通のナツメヤシとは違い、それほど甘くありません。フレッシュなバラハは食べると渋くて渋くて、ちょうど渋柿を食べたときのように歯全体がキシキシしてしまいます。何日か置いて、茶色くなりシワシワになった頃がちょうど食べ頃です。私はこのバラハを毎朝食べることを習慣にしています。朝起きて 500CC の水を一気に飲んだ後に、ナツメヤシをパクッ。ラマダン中のムスリムは日の出と同時に断食をはじめ、日没後に食事をしますが、そのときにまずナツメヤシの実を口にするのが風習だそうです。私はイスラム教徒ではありませんが、彼らの習慣からヒントを得て、朝食前に食べるようになりました。就寝中はいわば断食と同じ。朝食の前にナツメヤシで胃を整えるのは、何となく健康に良さそうですよね^^ ビタミンたっぷりの美容用フルーツです。
2008.11.03
こちらにきて、よくパセリを食べるようになりました。スークでも近所の野菜屋さんでも安価でたくさん売っています。 日本でみかけるパセリとは形がだいぶ違いますが、味は同じです。いつも3束ほどドサッと購入します。 細かくみじん切りにして“簡易版タブリ“にして食べます。→オリーブ油と酢またはレモン、塩・コショウで味付けしてそのまま食べる方法です。または細い千切り状態にした人参と混ぜて食べたりします。いずれにしても、とにかくパセリをたっぷり食べれるのがお気に入り。そしてパセリとレモンの相性は抜群です。これから冬にかけてビタミンが取りにくくなりますが、このパセリで乗り切ろうと思っています^^
2008.10.30
ヨルダンでは、ガス台やストーブにプロパンガスを使用します。電気だと高くつきますし、停電が起きることもあるので、大抵の家ではまだまだプロパンガスが使用されています。日本でも都市ガスが整備されていないところでは、プロパンガスが使用されていますよね。 日本のより小ぶりです。しかしどのボトルもサビサビで、超古い。ヨルダンでは、日本のようにプロパンガスの会社が定期的にガス交換に来てくれるのではなく、ガスが切れたら自分で交換します。料理の途中で急にガスがなくなるときもあるので、使用中のガスボトルと予備用のガスボトル、2本は必須です。さてガスがなくなったらどうするか? かなり重いのですがズルズルと引きずって、スパナを使って交換します。カラになったボトルは、ガス会社に満タンのボトルと交換してもらいます。ガス会社はトラックにガスボトルをわんさか積み込んで、音楽を鳴らしながら街を走っています。日本でいう、灯油を売りに来るようなものです。「ピョロリラ ピョロリラ」という音楽が聞こえたら、窓をガラッと開けるか外に飛び出すかして、大きく手を振ります。ゆっくり走っている割にはこちらに気付かず、素通りされることもありますが・・・。ほんまに商売っ気ないなぁ、ちゃんと見てぇな、って感じです。このピョロリラ車に素通りされた場合は、ガス屋さんに直接電話して持って来てもらいます。これもすぐには持って来てもらえないことが多いので、気長に待ちます。予備があるので大丈夫。でも予備がない時は最悪です。この間なんて電話したら、「今 車がないから行けない。修理に出している」とのこと。違うガス会社に電話して持って来てもらいましたが、予備がなかったので、半日以上ガスが使えませんでした。こんな風にヨルダンでは、予想もしない反応が返ってくることがしばしば。もう慣れましたが・・・。冬が到来するとガスストーブの出番です。ガス会社、ちゃんと商売してや~。
2008.10.30
最近の私のお気に入りは、ジャマル石鹸です。“ジャマル”とはアラビア語で“ラクダ”のこと。つまりラクダの石鹸です。といっても、包みにラクダの絵が書いてあるからそう呼んでいるのであって、実際にはラクダとは何の関係もありません。さてこの石鹸、なんの変哲もないただの石鹸ですが、無添加なうえに安いのです。お店によって多少変わりますが、安いところでは200フィルス前後で購入できます。日本円になおすと約35円といったところでしょうか。私はこれで、髪の毛から体からすべて洗ってしまいます。髪の毛は、ジャマル石鹸で洗ったあとにお酢入りのお湯でリンス。これで髪の毛はサラサラになります。日本にいたときは馬油石鹸シャンプーを愛用していたのですが、ヨルダンまで送ってもらうわけにはいかず、ジャマル石鹸で代用です。でも結局、このケアが一番シンプルかつ安上がりで、しかも髪の毛に良いように思います。このジャマル石鹸、なんとなくヨルダンらしいのでお土産にもよさそうですよね。トラの絵の包みの石鹸は、最近見つけて購入しました。トラの絵の方はほんの少し高めでしたが、ジャマル石鹸とどう違うのかはよく分かりません。
2008.10.30
前にも書きましたが、ヨルダンで深刻な問題は水不足です。政府からは週に1回だけ水が支給されるので、その水を各家庭に備え付けられた水用タンクに貯めこみ、1週間かけてタンクの水を使い切ります。そのため、水道水は飲むことも料理に使うこともできません。細菌ウヨウヨだからです。飲料用としてウォーターカンパニーからミネラルウォーターを購入する必要があります。たいていの家庭は、ウォーターカンパニーに頼んで飲料水ボトルを定期的に配達してもらっています。アンマンにはたくさんのウォーターカンパニーがありますが、一番評判が高いのはネスレです。私も幾つかのウォーターカンパニーを試したあと、結局ネスレに頼むことにしました。 毎週2ボトルは消費します。このようなウォータークーラーに設置して使います。 毎週日曜日にネスレの大きなトラックがやってきて、ボトルを配達してくれます。以前のウォーターカンパニーは、その都度電話で配達を頼まなければならなかったのですが、待てども暮らせども配達に来ない!これも以前に書いた“アラブ的”対応です。何度電話しても「神のご意志なら明日」「神のご意志なら明日」で、その間に水はなくなるし最悪でした。「神のご意志」じゃなくて、アンタが仕事しぃな!って感じ。ネスレは他会社と比べるとまだ組織されています。ただこのネスレ、他の会社と比べて値段が倍以上高いのです。たいていのウォーターカンパニーでは、1ボトル1JD(170円)で購入できるのですが、ネスレはというと1ボトル2,5JD,つまり倍以上です。でも水は毎日のことですし、妥協はできないです。実際、あるウォーターカンパニーでは水質管理がきちんとされておらず、その会社から購入していたある地域一帯で子供たちの嘔吐や下痢といった症状が広範囲に見られたことがありました。人体の約70%は水分。水は本当に大切で貴重な物質ですね。
2008.10.29
ヨルダンではたくさんの野菜がマーケットに並び、比較的安価でいろいろな種類の野菜が楽しめます。日本人観光客の方の中でときどき、「生野菜は食中毒が恐いから、食べない」と言われる方がおられます。まぁ確かに、レストランなどでサラダバーに並んでいる野菜に関しては保障できません・・・。といいつつ、私は平気で食べてしまいますが。ただ、スークなどで野菜や果物を買って食べたいと思われる場合、てっとり早い“ヨルダン的”野菜消毒のススメをご紹介します。ボールにミネラルウォーターを入れ、お酢を10CCほど加えて野菜を放り込むだけです。15分ほど置いてから、ミネラルウォーターでさらさらと軽く洗い流してから食べます。ヨルダン生活の長いフランス人の友達が教えてくれた消毒方法です。彼女の場合、鶏肉などもお酢入りミネラルウォーターに放り込んでいますが、私はそこまではしません。 一番安いお酢で十分です。ちなみにお酢10CCというのは、かなり適当・・・。計ったことはありません。いつもサラサラッと適当に入れています。でも効果的ですよ。私はヨルダンに来てから、一度も食中毒や腹痛に悩まされたことはありません(ストレス性腹痛は1,2度あり)。手軽なこの“ヨルダン的”消毒方法、お試しくださいね。
2008.10.28
夜11時くらいだったでしょうか。道を歩いていると、近所のベーカリーショップでピタパンを焼いているところに遭遇しました。店の外でこんな風に一枚一枚焼いているとは知りませんでした。その手さばきの早いこと。テキパキと次々に焼いていきます。これは普通のピタパンより一回り大きなサイズのものです。味も普通のピタパンより塩が少し利いていて、香ばしいです。こちらに来た当初はよくピタパンを買ったものです。物価急上昇中のヨルダンですが、パンはまだまだ安いです。でもイーストが太る原因(ホントなんでしょうか?)だと聞いてからは、ご飯を極力食べるようになりました。とはいえ、ピタパンにチーズや野菜を乗せて巻くだけで手軽に美味しく食べれるので、忙しいときにはやっぱり便利です。
2008.10.08
ここヨルダンにも、障害を持つ方がたくさんおられます。足の不自由なお年寄り、目が見えず杖を頼りに歩く方 などなど・・・。でもアンマンは、障害を持つ人たちにとって本当に”キビシイ”街です。バリアフリーなんていう概念は存在しません。道はでこぼこ、陥没や段差だらけ。庶民の道である長い階段はときに崩れており、高さもまちまち。若い者でも注意しないと足を滑らせて転げ落ちそうです。そんな階段を一歩一歩、不自由な足を持ち上げながら歩くお年寄りなどを見ると、胸が痛みます。庶民の足はバス。でも時刻表もなければ路線図もなし。いつ来るとも分からないバスをクラクションの鳴り響く道路でひたすら待ち、お目当てのバスが何とか来たとしても停まってくれるとは限りません。活力にあふれた若者でさえ疲れてしまうのですから、お年寄りや障害を持つ方にとってはなおのことそうでしょう。ヨルダンではまだまだ社会的なサポート体制が整っておらず、年金制度などはないようです。年をとってもなお 死ぬまで働かなければならない人がたくさんいます。こうした問題はヨルダンに限ったことではありませんね。とはいえ、バスの中では譲り合いの場面もよく見られます。お年寄りが乗ってきたときは、若い世代がさっと立ち上がって席を譲ります。この辺の行動の早さは、眠ったフリをする日本人の若者(または中年層)よりよっぽど好感が持てますよ。
2008.10.07
ヨルダンには、街角のいたるところに猫がいます。ノラ猫たちです。ごみをあさる姿が日常茶飯事なため、”猫=汚い”というイメージを持つヨルダン人も多いです。イスラム教では犬は汚れた動物とみなされているので、犬を飼うのは基本的にクリスチャンの家庭だけ。そのため動物嫌いのヨルダン人が多いです。でも私は、誰が何と言おうと猫が大好きです。この猫は私の友達(イタリア人とフランス人)の家庭に買われているニャンコ。名前は「エドミナ」です。名前の由来は「赤い」を意味する「エドム」から来ています。この猫の毛はオレンジ色でふさふさしているので、聖書に出てくる「エサウ」(ヤコブの兄で非常に毛深かった)を連想させるのだそうです。エサウの子孫は「エドム人」と呼ばれ、現在のペトラがある場所に住んでいました。ヨルダンで拾われたこの猫、なんとも奥深い名前を付けられたのです。今日もオレンジの毛をフサフサさせながら、女王のように振舞っております。
2008.10.05
中東といえば、「なつめやし」。英語では「デイツ」、アラビア語では「タマル」とも言われます。ここヨルダンにも、やしの木があちらこちらにあります。これは死海のなつめやし。フレッシュなまま食べると、渋柿のように渋いです。しばらく置いておくと、茶色く変色し始め、柔らかくなります。腐っているの? と思うくらいになったのが食べごろ。それはそれは甘く、こってりとした風味です。何もせず放っておくだけでこんなに甘く甘くなるなんて、本当に不思議です。なつめやしといっても、さまざまな種類があるようです。ちまたでは最近、「バラハ」という種類のなつめやしが出回っています。これは黄色い種類のなつめやしです。なつめやしはビタミンやミネラルを豊富に含み、体にとってもいいということです。美容にも効果ありですよ。
2008.10.05
ヨルダンのトイレ事情は??上の写真は、安宿に宿泊したときのトイレです。かなりきれいなほうです。一般的にトイレには、写真(右側)のように小さなシャワーがついています。何をするためかって・・・? トイレットペーパーを使う代わりに洗うのです。この安宿にはトイレットペーパーが置いてありましたが、置いていないところも多く、じゃあ一体どうやって乾かすの? もしかして濡れたまま? といつも不思議に思っています。シャワーの代わりに、水道の蛇口と小さなつぼが置いてあるトイレもたくさんあります。はたまた、一体どうやってつぼを使って洗うのだろう・・・? と疑問に思います。実演してもらったことがないので、いまだに解けない疑問です。どなたか知っておられたら教えてください(笑)。シャワーの代わりにビデがついているトイレもあります。上の写真はどれもきれいなトイレですが、大学など公共のトイレでは床は水浸し、ズボンのすそを捲り上げて、空気イス状態で用を足さなければならない所もたくさんあります。私もすっかり空気イスの達人です!
2008.10.05
ヘアカットへ行ってきました。こちらでは美容院のことを「サロン」といいます。3度目のサロン体験です。が、ヨルダンのサロンは癒し系とは程遠い・・・はっきり言って「ストレス」です。まず、タバコがすごい。男性も女性もプカプカ、プカプカ。店内には煙が立ち込めています。さらに何でもかんでも”雑”極まりない。シャンプーは顔や胸元に飛び散るし、すすぎが足りない!カットのときは頭をぐりぐり回されて やたら乱暴だし、「なんで人の頭をこうも動かすねん。頼むから自分が動いてよ」って感じ。さらにドライヤーは超暑くて、頭皮が焦げるのではないかと思うほど。カットが終わったら、疲れ果てています。私はショートボブなのですが、これまた下手っぴいです。というのも、こちらの女性はほとんどといっていいほどロングヘアなんです。なのでサロンでも、ながーい髪の毛をクリンクリンにブローしたりするのはお手のものなのですが、ことショートカットとなると、経験のなさがまる分かり・・・「こういう切り方は日本ではしないよね~」と友達と話していました。日本のサロンで、丁寧にシャンプーしてもらって、肩を揉んでもらって、ホッとリラックスしたいなぁぁぁ なーんて、しばらく叶わぬ願いですが・・・ね。
2008.10.04
ラマダンが明けて、なぜか人々の顔も晴れやかです。イード休暇が終了した今日は、イード後の初出勤。我が社の女性たちも、新しい服で身を飾って嬉しそう。ムスリムにとってイード休暇はクリスマス休暇に匹敵します。人々は新しい服を買い、子供たちは新しいおもちゃを買ってもらいます。日本でいうお正月みたいなものでしょうか。オフィスでは、ヘビースモーカーが戻ってきた!私にとっては過酷な日々・・・肺が汚れていく様子をクリアに頭の中で描いてしまう今日この頃です。本当に涙、涙。。。さて、近所のお店にもアルコール類が戻ってきました。ヨルダンでアルコールを扱うことができるのは政府からの許可を得たクリスチャンのお店だけです。そしてラマダン中は店という店からアルコール類がいっせいに消え去ります。ラマダン中、ビールを求めて店から店に尋ね回る外国人を見かけました。結局見つからず(当たり前!)、ペプシで我慢するしかない、と言っていました・・・。 この棚からもアルコールが消えていました。それにしてもヨルダンでは、アルコール類は本当に高い! です。日本の2倍は優にします。このお店の一番上の棚のワインは2万円ものです。初のラマダンが無事に終了して、私もなぜかちょっとした満足感にひたっています。断食も何もしていないんですけどね
2008.10.04
昨日9月30日をもってラマダンが終了しました 今日から3日間、断食明けの祭日(イード休暇)が始まりました。最初の休日の今日は、真っ青な良い天気です。ラマダン明けをまるで祝福しているかのようです。今日から道路で食べたり飲んだりしても大丈夫です。でも1ヶ月ぶりのことなので、「本当に飲んでいいのかな」とあたりをついキョロキョロ。ヨルダンで初めてのラマダンでしたが、事故にも遭遇せず、無事に終了しました。でも大使館からの連絡によると・・・(以下は抜粋です)1.ラマダン開始から最初の3日間で約1,500件の交通事故が発生した(ヨルダンの事故発生件数は2006年のデータでは1日あたり約270件)。2.ラマダン開始から最初の1週間で2,444件の交通事故が発生し、その内22人が死亡、240人が怪我を負った。3.昨年のラマダンは開始から最初の1週間で2,311件の交通事故が発生し、その内21人が死亡、320人が怪我を負った。交通事故件数で比べると今年は昨年よりも133件の増加となっている。ということでした。このイード休暇も車での移動が増えるため、事故数が増加するといわれています。私のオフィスも今日から3日間の休みに入ります。このブログもちょっとイード休憩。また3日後に再開です!
2008.09.30
中東に日本人? 一体どういう人たちなんだろう? と思われるでしょうか。ここヨルダンでも日本人がたくましく生きております。子供たちもいます。合計13名の日本人の子達が、アンマンの日本人補習校で勉強しています。補習校が開かれるのは、中東の週末に当たる金曜日の午前中だけ。普段はみんな ICS と呼ばれるインターナショナルスクールなどに通っています。でも授業は当然なことながら英語。そのため学習はどうしても遅れがちになります。日本に帰国したときについていけるように、補習校では日本語と算数(数学)を中心に教えています。私もパートの先生として、1年生を担当しています。生徒は・・・1人。2年生は合計2名、3年生は6人、4年生から6年生はおらず、中1、中3が1人ずつ、中2は2人となっています。どんな人たちかというと・・・日本企業の駐在員としてご家族でヨルダンに住んでおられる方、ヨルダン人と結婚して住んでおられる方、JAICA の方たち、大使館関係・・・などなど、いろいろな立場や状況の方がおられます。規模が小規模なため、文部省認可の学校ではなく、現地在住の日本人や日本の会社の寄付によって支えられている無認可の学校です。みんな頑張っていますよ。ヨルダンもこんなに日本人がいるんだ~ということを知っていただけたら嬉しいです。
2008.09.29
ヨルダンでは、一般庶民には新鮮な魚がなかなか手に入りません。ヨルダンは国と国に挟まれた内陸部に位置しており、南部のアカバという町だけが唯一 海に接しています。ヨルダンのお寿司事情はといえば・・・たとえば下の写真を見てください。日本円で一体幾らぐらいすると思われますか?? このパック、実に17JD。日本円になおすと約3000円です。売られていたのは、COZMOという 比較的高級なデパートにて。外国人ご用達の買い物スポットです。一般のヨルダン人にはちょっと敷居の高い場所。現地在住の日本人もよくここに買い物に来ています。さて、お店の店員さんに「ホントにこれを買っていく人がいるの?」と尋ねたところ、売れ残りは毎日ないのだとか。実際、私がお店にいる間にもお金持ちそうな若いアラブ人カップルや外国人が買って行きました。で、でも・・・私としては日本人としての誇りにかけても、これは買えない! 高すぎる! と心で叫んでしまうのです。アンマンには寿司バーもあるのだそうです。まだ偵察に行っていませんが、一度は試してみようと思っています。
2008.09.29
ヨルダンの大きな問題のひとつは、「水不足」です。隣国シリアやレバノンは”水と緑の国”なのですが、国境を越えたヨルダンは水不足でカサカサ。この国で潤っているのは、ヨルダン川流域だけです。具体的にご説明しますと、アンマンでは基本的に水が支給されるのは週に1回だけ。地区ごとに”水の日”が決まっています。私の住む Jabal Al-Weibdeh (ジャバル・ウェブデ) では木曜日。各家庭ごとの水用タンクが屋上に備え付けられていて、週に1回支給される水をそこに貯めこみます。そのタンクの水を節約しながら1週間使うというわけです。 屋上にある水用のタンク洗濯は基本的に、”水の日”にいっせいに行います。山のような洗濯物が窓や屋上に所狭しと吊り下げてあるのを見ると、「あ、今日はこの地区の”水の日”だな」と分かります。シャワーも気をつけて使わなければなりません。たっぷり張った湯船につかるなんて、夢のまた夢です。日本人にとっては、お湯につかれないというのはかなり苦しいこと(?)です。もう慣れましたが、やっぱりたまには あったか~いお湯に体をゆったり沈めてみたいなぁ・・・
2008.09.29
ヨルダンで手に入るのは、おいしいナッツ類。近所にお気に入りのナッツの店があります。店を抱えるのは、ヨーゼフさん一家。とっても親切なアラブ人家族です。このお店では、とても新鮮なナッツを量り売りしてくれます。この男性がヨーゼフさん。アパート探しを手伝ってくれたり、タクシー運転手の手配をしてくれたり・・・英語も上手です。私のお気に入りは、燻製ピスタチオ。たまらない美味しさです! 毎回、いろんな味のナッツを100グラムごとにミックスしてもらい、500グラムほど買って帰ります。こんなに安くて新鮮で美味しいナッツ、ビールのおつまみには最適です。でもここヨルダンはイスラム国・・・ここに来てからというもの、アルコールは一切口にしていません。売ってはあるのですが、高いのです。ヨルダンのアルコール事情は、また次回に。
2008.09.25
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