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めっきりご無沙汰しています。お気づきの方もいるとは思いますが、ミクシーのほうに鞍替えしています。といっても同じ日記をアップしたり、名前も同じだったりとものすごく分かりやすいんですが・・・・こちらに日記を書いてもへんな書き込みばかりが増えて、正直やりにくいです。ちゃんとしたコメントなどが埋もれて見過ごしてしまったりします。なのできっとこちらに日記を書くことはもうないと思います。今まで仲良くしてくださった方、本当にありがとうございます。落ち込んだときは元気付けられて、会った事もないのにすごく支えられることもありました。それってすごいなぁと思いました。ほかの方の日記もすごく楽しみに読ませていただいた上に勉強になったりもしました。楽しみに日記を読ませていただいてた方もどんどん離れていってしまい悲しい限りでしたが、今度は自分自身がそうなりそうです。それでもがんばって日記を書いておられる方もおられるので、ページは残したままで、これからもその方たちの日記を楽しませていただこうと思ってます。なので私のこと忘れないでくださいね。(自分勝手すぎ?)もし、実は私もミクシーやってるのよねという方で、いやでなければこれからもミクシーのほうで仲良くしてください。そんなお優しい方はメッセージをいただければ幸いです。
December 13, 2009
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ってご存知ですか? 日本のママさんなら知ってるかな? 例の戦隊ものシリーズのうちの一つ。 しかも今年のシリーズはシンケンジャーなんですよ。 なのにうちのレオはなぜかボウケンジャーにはまっている。 理由は簡単。 今年の夏に日本に行ったとき、中古でレオにDVDでも買おうと思ってブックオフに行った時のこと。 私としてはアンパンマンだとかそういうものを求めていったんだけど。 子供用のDVDの前に来たとき。 これがいい!!! とつかんで離さなかったもの。 それがボウケンジャーのDVDだった。 なんかフランスで育っていてもやっぱり子供ってみんな同じなのかな? 日本の子供と同じように戦隊ものを気に入るなんて。 見たこともないくせに。 日本のいとこから時々服をもらうのだけど、その中にひとつだけマジレンジャーのトレーナーがあって、見たこともないくせになぜか気に入ってきていたのだった。そのときはそれが何か気にしていなかったけど、これまた別のシリーズだった。 そして当時レオはそれを、いろんな色の人と呼んでいた。 まぁたしかにいろんな色だね。 それからというもの、日本でもいやになるくらいそのDVDを見せられた。 そしてあまりにもうっとおしいので(同じものを見るのが)レンタルビデオに連れて行き、ほかのものを借りようと思った。 そしたら返さなきゃならないから何度も長期間同じものを見ることは避けられると思ったから。 すると、やっぱり選んだのがボウケンジャー 他のシリーズもあったんだけど、偶然なのか、手に取ったものはボウケンジャー もしや、微妙な顔の違いを見抜いているのか?(ほんとに微妙に顔が違う) それからというもの一週間の間そればかりを見せられる羽目となった。 買ったものはよくよく見ると日本国内向けでリージョンがフランスと違うため、持って帰れないことに気がついた。 ある意味ラッキー(ママ的に) しかし、レオ想いのじいじはわざわざパソコンに取り込み、DVDに落としてくれた。 そしてフランスでもボウケンジャーはフル回転するのであった。 その昔、兄がジャッキ-チェンの映画を見るとなりきって私にカンフーを仕掛けて来て、私はジャッキーチェンの映画が大嫌いだった。 なぜ男の子というのはなりきるのだろう。 うちのレオも例に漏れずなりきるのであった。 もっと厄介なのが、ママはボウケンピンクねと支持して来る。 えーブルーがいいというと、だめ、ブルーは男の子でしょといわれる。 DVDを見ながらせりふを繰り返し、動きの真似をする。 ピンクが何かしゃべれば、ほら、ママ、ママの番!!!とうるさい。 適当にせりふを繰り返せば、動きも真似しろとお叱りを受ける。 適当に動けば違う、こうでしょと演技指導が入る。 あー休みの日ぐらいゆっくりさせてーー!! そしてきわめつけ。 あ、こんな服買わなきゃ。 ママお店で見つけたら買っててね。 見つかるはずがないので、そうだね買わなきゃねといっておいた。 日本では売ってるのかな? そしてねまきでDVDを見ていたレオが突然、ママ、お洋服着替えてくるといって部屋に駆け上がった。 かっこいいやつね。 といって下りて来たらなんとTシャツを着ている。 寒いからうえをきなさいといったら、だめ、だって赤だもん。 あ、そうね、ボウケンレッドは赤い服着てるからね。 じゃあ、赤いトレーナーを着ろというと、絵が描いてあるからいやなんだと。 はぁ、何でくだらん事にこだわるかね。 ボウケンレッドは普段赤とベージュの革ジャケットにジーパン 革ジャン買えなんていわないでね。 そしてまた、赤い人はね、こんな服(普段の服)とこんな服(変身した時を指して)なの。こんなのも(変身した時の服)も買ってねともう一度念押し。 日本のママさんってどうしてるんだろう。幸いこっちは売ってないねぇですむけどさ。しかもあちらは毎年シリーズが変わるのよね。 ところでやっぱりこういうものは世界中の子供の心をつかむのか? 先日レオがボウケンジャーを見ているときに隣の人が来た。 その息子はレオと同じクラスのこで、一緒に来たんだけど、だんなが庭で話している間、そのこもテレビの前にかじりついていた。 言葉はわからなくても興味があるのかな?ジーっとみいっていた。 問題なのがレオはボウケンジャーが好き。 でも流行り廃りの速い日本ではもうボウケンジャー物は見つからない。 DVDも然り。 しかし、何であんなにみんな演技が下手なの? ボウケンレッドだけはまだ許せるけど、ほかはなんかもう寒くて、見てて恥ずかしくなるんですけど・・・・
October 17, 2009
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帰って日本大使館に電話したら、あー滞在許可証がなければ日本で往復のチケットを買わされる可能性があるといわれた。 レセピセと滞在許可証のコピーがあるんだけど・・・ と言うと、航空会社によっても違うし、航空会社のほうが詳しいからそっちに聞いてみてと言われた。 早速JALにお電話 レセピセがあれば大丈夫ですよ、大変でしたね、お気をつけくださいとのこと。 あーやっぱり日系の会社だ、お優しい。 しかし、ここで??? それって飛行機には乗れるけど、フランスに入国できる保障ではないよね? 警察にも問い合わせてみた。 大丈夫でしょうとのこと。 でしょうって何さ!!! 言い切ってくれよ。 翌日仕事に行くと周りからは同情の目 移民仲間からはお叱りさえ受けた。 オリジナルを持ち歩くなんて馬鹿なことを。 コピーで十分、身分証明書はコントロールを受けたって48時間以内にもって行けばいいんだから。 保険証だってどっちにしろ一回払わないとだめなんだし、保険ナンバーさえわかってればいいのよ!!何なら一度家に帰って医者に行けばいいんだから。 カードなんて仕事に来るのにいらないでしょ。 お金を稼ぎに来てるのよ使いに来てるんじゃないでしょ。 買い物は一度家に帰ってからにしなさい。 特にこんな早朝に出かける仕事をしているんだからポケットに定期と5ユーロだけで来ればいい。 私なんてもう何十年もこうしてるわよ。 と言ういわれてみればごもっともなありがたいお説教をいただいた。 その日のうちに再び被害届に携帯の認知番号のようなものを付け加えに行った。 そこでも、こんな早朝にかばんなんて持ち歩いたらだめよ!! 私なんてここに来るときは手ぶら同然で来るわよ。 それより引越しなさい。ここはあなたの様な人が住むところじゃないわよ、ほんとに。 と言われた。 それはほんとにそう思う。 でも先立つものがないのよ。うちだって立て直したばかりなのに。 実は立て直すときに売れやすいことも考えたのだ、引越しはもちろん計画に入っている。でもそんな簡単なものじゃない。 と言うよりなんで私が逃げ出すのか? そんなことをいってやつらをのさばらせて置いたら、そのうちどこにも住めなくなる。 おじさんのところは高級住宅地といわれていたが今はどんどん泥棒や引ったくりが増えている。 一般市民に引越しを勧める前にもっと何とかして欲しいと思うのは間違っているのだろうか? 被害届を出すたびに警察に引っ越せと言われるのもうんざりだ。 身分証明書はどうしたらいいのかと聞いてみたら、被害届があるんだから大丈夫よと言われた。 新しい滞在許可証が出来るまでこれを持ち歩かないとだめなんですか?と言ったら、それもそうねぇ。 まあ、あなたは日本人だから警察がぐちゃぐちゃ言うことはないと思うわ、コピーで十分でしょう。 どっちにしたってすぐに問い合わせたらわかることだし。 これが中国人だったら話は変わるけどね。と言っていた。 どうも日本人はフランスの警察では印象がいいみたい。 金曜日にレオがだんなの実家に行っていたおかげで3時から仕事を始め、何とかレセピセを受け取れた。 それでも心配だったのでネットで調べたら、一年の滞在許可証のレセピセはまた別に許可証が必要だけど、作り直しの場合は必要ないと公的のサイトに書いてあったのでひとまず安心。 日本滞在中に滞在許可証をとりに来るようにとの手紙が来た。幸い9月だった。 それと同時になんと盗られた滞在許可証が見つかったと言う通知も来た。 フランスに戻って来てすぐには仕事が忙しくていけなかったが何とか都合をつけて取りに行ったら、保管料で10ユーロ取られた。 どうして見つかったのか聞いてみたら、誰かがポストに入れたらしいとのこと。 ほかには何もなかったのかと聞いたら、これだけだね、だって。 これは今も使えるのか聞いたら、警察に見つかったことを伝えて、県庁に取り消しをしたら使えるよだって。 おー70ユーロ浮いたよ。 早速警察に言ってその旨を通知。 もう一度これはまだ使えるのか聞いてみた。 そしたら同じことを言われた。 でももうとりに来いって召集が来たんだけど、と聞いたら、そんなの関係ないよだって。 ここでも日本人なんだ。いいなぁ日本行きたいなぁ。俺の彼女は大学で日本語勉強して、今は通訳やってるよ、少年ジャンプとか読んでるよ。 おーいいなぁそれ俺も大学で日本語やりたかったのに英語なんて下らん!!! 何でもっと日本語習うところがないねん!! と同僚たちで盛り上がっておられた。 何でみんなそんなに日本が好きなの? そして,昨日、バカンス明けでガラガラになったストックも落ち着いてきたし、段取りをつけて、早く切り上げ、(オーナーからのいやみあり)準県庁へ。 待つこと20分。ありえない。滞在証関係で20分待ちなんて。幸せかも。 しかし、窓口で見事抜刀。 あーもう遅いわ、カード出来上がってるから、しかもあなた予約明日じゃない。 明日の朝来なさい。 しょぼん・・・ 本日もたまたま義理両親がうちに来ていたのでレオを学校に連れて行ってもらうことにして、4時開始で早々に切り上げた。 またもやオーナーからちくりとあったが今まで散々サービス残業してんじゃねーか!!と思い店を出た。(オーナーにはいえない小心者) そして待つこと一時間。やっと手に入りました。 古いのはあげてきました。県庁に。 だってどう見てもゴミ箱から拾われた?みたいな汚れ方だったから。 まぁ今回のことでボビニーの県庁でのあのすさまじいバトルを4年後にしなくていいとわかった。 ただいっぱいためたスーパーのポイントカードが無くなったし、今年亡くなったおばあちゃんからもらって一生大切にしようと思っていたハンカチと、字が上手ではないお婆ちゃんが本当に震える手で一生懸命書いたんだろうなっていうメッセージもなくなった。 大切なものは持ち歩かないほうがいいのかも。 でも火事や泥棒のときは持っていたから助かったものもあった。 銀行の貸金庫に入れるか!! ちなみに滞在許可証は早く出来上がった気がする。 申請して丸2ヶ月だ。 保険証はいまだに届かないぞぉ。 ミチュエルのカードが一番早かったな。 銀行も。 ほんとに書類書類の日々だった。
September 19, 2009
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うちが火事になった。 それまでにも、泥棒に入られたりと不幸続きだった。 日本の友達に話をすると同情を通り越して笑われた。 それでも一応家の建て直しも進み、前のうちよりもちょっと快適になった。 家って住んでみないとわからないことってあるわけで、人生初めての新築のときに設計図だけを見ていろいろ決めた。 住んでみて、やっぱりこうすりゃよかったとか、なんかこれ思ったよりだめとか・・・・ そういうのを教訓にいい様に変えた。 しかも保険の金なのである意味ラッキー。 それでもやっぱり自腹はたくさん切った。 7月の末には完成ということで、あーやっと落ち着くわと思った。 そうあれは7月13日の月曜日。 革命記念日の前日。 私が働いてる店はパン屋には珍しく土日、祝日が休み 普通フランスではね、こういう場合、スパッと月曜日も休んじゃうんですよ。 なのにうちのオーナーはもちろん開けるわよ。あ、でも私たちは来ないからよろしくねぇ。 とそそくさと金曜日に自分たちの田舎に帰っていった。 おいおい。 しかも人件費削減か、いまいち仕事をしない怠け者を一人休みにした。 閉めろよー!! と残された者たちで吠えたものの、オーナーには逆らえない。 月曜日の朝、いつものように駅に向かって歩いていた。 後ろから走ってくる足音が聞こえた。 こういう場合、一応私は振り向いて顔を確かめてかばんを前に抱えるのが癖になっている。 でもたいていはそのまま通り過ぎていくのだ。 しかしその日は違った。 振り向くと男が二人。 しかもフードをかぶっている。 かばんを前に抱きかかえて少し大げさによけた。 すれ違いざま、やられた。 かばんを引っ張られた。 その日は月曜日で、普段のかばんともうひとつ肩から仕事用のTシャツとズボンを入れたかばんをかけていた。 普段のかばんはたすきがけにしていたうえに抱きかかえていたにもかかわらず引っ張られた。 こういう場合抵抗はしないほうがいいと日本大使館のメールとかでもあるけれど、人間の本能なのかとっさにかばんを引っ張り返した。 しかしあっさりとかばんの紐が切れ、私は押し倒された。 今思うとナイフで切られたかもしれない。それくらいあっさり切れたのだ。 あー!!と思って立ち上がり途方にくれている私の肩から仕事着を。あ、よいしょっと叮嚀にはずして二人目が走り去った。 角を曲がったところにいた男性に、すいません電話かしてください、かばん取られたんですというと、 やけに落ち着いて、電話持ってないよ、警察電話しなあかんで。警察にかけるために電話を貸せといってるのに間抜けたことを言う。 大体このご時勢、お前のような年齢の男が携帯も持たずに歩くわけがなかろう。 そこで気づいた。 こいつらグルだ。あの二人でうまくいかなかったときは3人目が出て来るんだ。 しかも彼はやつらが逃げた方向にいた、逃げ道を確保していたんだ。 年齢もタイプも同じ。 かばんにすべてを入れていた。 幸いだんなが休みだったので走ってうちに戻り、ドカーンとドアをあけて警察に電話してーと叫んだ。 だんなは何事かと飛び起き、私の顔を見てすぐに何かあったと悟った。 すぐに警察に電話をしたけど、なにやらどうでもいいようなことを何度も聞かれ、被害届を出すように言われただけだった。 てっきりすぐに現場に来てくれてちょっとはあたりを見回ってくれるのかと思ったのに。 それからすぐにだんなと現場あたりを歩き回った。 興味のないものはゴミ箱に捨てるかもしれないと思ったから。 これまた運悪く今日はごみの日。 あちこちにゴミ箱が出されている。 たまたま公共のゴミ箱を回収している人を見つけたので、事情を説明してもしかばんを見つけたらとっておいてもらうようにお願いした。 彼は、あーハンドバックとかよく見るよ。もし見つけたら近くの郵便局にもって行っておくよ。といってくれた。 それからが大変だった。 なぜなら滞在許可証も入っていたのだ。 しかも後2週間後には日本に行くことになっていた。 警察に被害届を出した足で無理だとは思ったが県庁に出向いた。 この時点で朝7時。 もちろん仕事は休んだ。 オーナーにはえー来れないの、一人休ましてるから来て欲しいんだけどどうしても無理? と言われたが、定期もお金もカードも小切手もすべて無くなったので無理!! これがパリでの手続きなら何とかなったかもしれないがここは悪名高い93県。 書類提出のための予約を取るためには前日の夜から並ぶ人がいるほどで、朝5時には行かないとチケットが手に入らないのだ。 とりあえず行ってみた。 まだ開いてなかったが列はものすごく出来ていた。 8時半に扉が開いた様子、列がちょっとづつ進む。 どうも入り口で、あんたは来ても無駄よ!と選別をしている 滞在許可証を申請できる条件がそろっている人だけにチケットを配っている模様。 列を並ぶこと2時間。 やっと半分まで来た。そのとき入り口がざわついた。 チケット無くなったよ!!! と叫ぶ人が・・・ そうこれでおしまい、チケットをもらえなかった人はその日は何も出来ないのだ。 前回10年カードを申請したときは朝5時に並んで175番のチケットをもらったのを覚えている。 カードを受け取るときは、これまた5時に並んで受け取ったのが夕方の4時半を過ぎていた。受け取る際はチケットがなく、順番も来た順ではない。 小さなマイクでぼそぼそと名前を呼ばれるのだ。 その間ちょっとトイレへ、ともできない地獄だった。 これはやばい。かといって日本行きまで2週間を切っている、いまさら申請しても出来るかどうかわからないのにまた次回ですと!! しかも早々仕事も休んでられない。 だめもとで人ごみを掻き分けて中に入ってみた。 みんな考えることなんて同じである。 チケットの出る機械を押しまくってみたり,警官に詰め寄ってみたり。(すごい騒動になるので警察が警備している) とにかく滞在許可証なしで日本に一時帰国できるかだけでも問い合わせたかったので必死にくまなく張り紙を見てみた。 すると、いくつかの市に住んでいる人の滞在許可証は準・県庁(とでもいうのか?)で申請できるとかいてある。しかもうちのすぐ近くやん。 さらに3時半まで・・・ ただし、10年カードをすでに持っている人のみ。 しかしここがこんな状態なのだから、もう11時になろうとしている今の時間じゃ無理だろうなぁと思いながらも行ってみた。 とりあえずパスポートと滞在許可証のコピーも持っていく。(なぜかふと思い立って1週間ほど前に滞在許可証をコピーしたのだった。以前になくしたときコピーがあると申請がスムーズだとネットで見たことがあった) 中に入ると人もまばら、チケットを出す機械があった。 恐る恐る押すと.ピーと言ってチケットが出てきたよ!! 待つこと一時間。こんなものボビニーに比べればなんてことはない。 私のひとつ前の人が同じく盗まれたと言っていた。 しかも仕事で時々コントロールがあるからどうしたらいい?と言ったら、じゃあ、今日の2時に来なさい、レセピセをあげますと言われている。 私の番になって、2週間後に日本に行くんだけどと言ったらじゃあレセピセを出してあげるから今日中に書類をそろえてまた持って来たら、金曜日の朝に来なさいと言われた。 おいおい何で私だけ・・ さっきの人今日の2時って言われてたけど・・・私朝は仕事で今日しか無理なんだけど と言ってみたけど、私だって仕事があるのよといわれた。 だからレセピセを作るのも仕事だろ!!と思ったが気を悪くさせて金曜日にもくれなくなったら困るので引き下がった。 長くなったので続く。
September 15, 2009
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これからの日記は、実はほかのところで書いていたものを貼り付けています。なので時期がずれてます。先日玉砕して以来、なかなか道が見えない。 もう諦めて遊び呆けるか?とも思ったけど、ふと広告をみるとスイミングの体験レッスンのチラシ。 しかしなんで日本にはこんなに広告があるの? エコはどうした? 即電話してその日のうちに無理やり入れてもらった。 プールなら行くかも。 レオの意見も聞かず申し込み。 プール行こうか? というと乗り気。 プールでねぇ、泳ぎを教えてもらおうよ。 ???? なんか違うかもと警戒中。 ママも来る? いつもの質問。 もちろん行くよぉ。 じゃあ行く。 でもねえ、ママは上から見てるね。 ・・・・・ 警戒モード爆発。なんで、一緒じゃないとだめー。 しまった。 でも泳げるようになるかもよ。 レオはもう泳げるからいらない。(顔をつけて暴れるの間違い) なかなかうまくいかんなぁ。 しかしなんとなくいく気になっている。 この勢いのまま車に乗せて連れ去らった。 プールについて水を見たとたんちょっと顔がほころんだ。 でもなんか違うという気はしているようで相変わらず警戒モード。 インストラクターの方が話しかけてきたら、また固まった。 でもほかにも体験レッスンの子どもがいてそれに混じって流されるまま更衣室へ。 何が何だか分からないまま水着を着せられ、行く途中であわてて買った水泳帽をかぶる。 大好きなゴーグルをつけるとちょっと笑顔。 はいこっちに来てねーのインストラクターの声に素直に従ってごねずにプールサイドに歩いていく。 一度行ってしまえば楽しいプール。 なかなか楽しそうに騒いでいた。 ま、ちょっと日本語がわからなくて人と違うことをしていたのはご愛敬。 本人も楽しいと言ってまた来ると言ったので5日間の短期コースに申し込んだ。 こうなったら幼稚園はやめかな。 かぶってしまうのである。 両方行けないこともないけどそこまでもなぁと思っていると、以前から毎日のように誘っていた外遊びに、ちょっと反応してきた。 多分友達の子どもと時々会わせていた成果。 ここであきらめるのも悲しい。 園にキャンセルの電話をしたのだけど、もう少し頑張ってみてはどうですかと引き留められるし。 すると今日はお盆で園児が少ないから来てみてはどうですかと言ってくれたので、半連行体制で連れて行った。 園の前に着くと諦めたのか?じいじくる? と言いながら進んではいって行った。 中に入ると予想以上に少なく、なんと二人だけ。 それがよかったのか、私が先に中に入っておもちゃを触りだしたらとことこと小走りに寄ってきて遊びだした。 一緒にいた子供たちも絡んできて、それなりに楽しく遊べた。 その中の一人が、やかんを持っていて、レオはそれが欲しかった。その子がじゃ明日かしたげる。 というので、じゃあ明日来なくちゃね。 というと警戒モードに入ってしまった。 結局2時間ほど遊んで、帰りに園長先生にまた来てね。と言われてうーんとあいまいな返事をするが、ちょっと前に進んだ感じがする。 さて明日から本格的な体験入園が始まる。 どうなることやら。 とりあえず今日はスイミングの日(初日)である。 昨日の時点ではばあばも見に来ていいよと言っていたけど・・・・ 今日は朝からご機嫌斜めのプリンス。 さてどうなるやら。
September 5, 2009
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先日玉砕して以来、なかなか道が見えない。 もう諦めて遊び呆けるか?とも思ったけど、ふと広告をみるとスイミングの体験レッスンのチラシ。 しかしなんで日本にはこんなに広告があるの? エコはどうした? 即電話してその日のうちに無理やり入れてもらった。 プールなら行くかも。 レオの意見も聞かず申し込み。 プール行こうか? というと乗り気。 プールでねぇ、泳ぎを教えてもらおうよ。 ???? なんか違うかもと警戒中。 ママも来る? いつもの質問。 もちろん行くよぉ。 じゃあ行く。 でもねえ、ママは上から見てるね。 ・・・・・ 警戒モード爆発。なんで、一緒じゃないとだめー。 しまった。 でも泳げるようになるかもよ。 レオはもう泳げるからいらない。(顔をつけて暴れるの間違い) なかなかうまくいかんなぁ。 しかしなんとなくいく気になっている。 この勢いのまま車に乗せて連れ去らった。 プールについて水を見たとたんちょっと顔がほころんだ。 でもなんか違うという気はしているようで相変わらず警戒モード。 インストラクターの方が話しかけてきたら、また固まった。 でもほかにも体験レッスンの子どもがいてそれに混じって流されるまま更衣室へ。 何が何だか分からないまま水着を着せられ、行く途中であわてて買った水泳帽をかぶる。 大好きなゴーグルをつけるとちょっと笑顔。 はいこっちに来てねーのインストラクターの声に素直に従ってごねずにプールサイドに歩いていく。 一度行ってしまえば楽しいプール。 なかなか楽しそうに騒いでいた。 ま、ちょっと日本語がわからなくて人と違うことをしていたのはご愛敬。 本人も楽しいと言ってまた来ると言ったので5日間の短期コースに申し込んだ。 こうなったら幼稚園はやめかな。 かぶってしまうのである。 両方行けないこともないけどそこまでもなぁと思っていると、以前から毎日のように誘っていた外遊びに、ちょっと反応してきた。 多分友達の子どもと時々会わせていた成果。 ここであきらめるのも悲しい。 園にキャンセルの電話をしたのだけど、もう少し頑張ってみてはどうですかと引き留められるし。 すると今日はお盆で園児が少ないから来てみてはどうですかと言ってくれたので、半連行体制で連れて行った。 園の前に着くと諦めたのか?じいじくる? と言いながら進んではいって行った。 中に入ると予想以上に少なく、なんと二人だけ。 それがよかったのか、私が先に中に入っておもちゃを触りだしたらとことこと小走りに寄ってきて遊びだした。 一緒にいた子供たちも絡んできて、それなりに楽しく遊べた。 その中の一人が、やかんを持っていて、レオはそれが欲しかった。その子がじゃ明日かしたげる。 というので、じゃあ明日来なくちゃね。 というと警戒モードに入ってしまった。 結局2時間ほど遊んで、帰りに園長先生にまた来てね。と言われてうーんとあいまいな返事をするが、ちょっと前に進んだ感じがする。 さて明日から本格的な体験入園が始まる。 どうなることやら。 とりあえず今日はスイミングの日(初日)である。 昨日の時点ではばあばも見に来ていいよと言っていたけど・・・・ 今日は朝からご機嫌斜めのプリンス。 さてどうなるやら。
August 22, 2009
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今日は体験入園させてもらえる園に見学に行きました。 日本に来る前にもレオには話していて、日本でも学校行こうねぇと言っていたのだけど、本人も周りにレオは日本で学校に行くのと自慢していたのに… いざ日本に着いたら、私が見学の打ち合わせとかで園に電話したり、親と話をしていたりすると、レオは学校行かないと言い出した。 とにかく見に行こうよと言って誘うと、ママも来る?と不安げ、ママもいくよというとじゃあ行くとしぶしぶな感じ。 でも勉強はしないよと念を押される。 この場合勉強というのは園生活のことを指していると思う。 今日は見学だけね、ママと一緒に。もしかしたらプールもあるかもよー といいことを前面に出してみる。 そういえばフランスの幼稚園にはプールってないよねぇ。 日本にはほとんど当たり前のようについてるよね。 やっぱり暑いから? さて園について案内された椅子にじいじを押しのけて自分から進んで座るという積極ぶり。お!! と思ったのもつかの間、園長先生に話しかかられて固まるレオ。 目をそらしまくり返事もしない情けないわが子。 教室見学のため上にあがる。 ちょっと中に入ってみます?と園長先生。 後ずさるレオ。 ママと一緒に行こうか?というのにさらに後ずさり… そんなやり取りをしていたら、戸口近くに座っていた男の子がレオに気付いて手を振ってくれた。 アー日本の子はなんて気がきくんだ。 さらにはおいでーと声までかけてくれる。それに気付いたほかの子も、みんなで入っておいでーとやさしく出迎えてくれる。 フランスじゃありえない光景かも。さすが日本。 先生が出てきてくれて金魚がいるよ~と誘ってくれるが、後ずさって階段の近くまで逃げてしまった。 泣きべそになるレオ。 こりゃ失敗かなぁ。 子どもたちが中から出てきて手を出してくれた。 それを振りほどいてさらに泣き顔になるレオ。 先生が、みんなできたら怖いよねとさりげなく諭してみんなを教室に戻してくれた。 それを見た園長先生も外遊びの時間にもう一度来たほうがいいかもしれませんねと言ってくれた。 教室は入りにくいから… なんて気の利く人たち。 ネット上でママさんたちがよく日本の幼稚園の愚痴とかで盛り上がってるけど、フランスの幼稚園に慣れてしまっている私には、日本の幼稚園は天国のようだ。 何よりきれい。こんなきれいなものなの幼稚園って。 トイレがすごく安全そう。 階段には柵が付いてるし。 パパがカナダ人という男の子もいた。ハーフには慣れてるかも。っていうかあなた日本語ぺらぺらなのね、うらやましい。 どこから来たのって聞かれたからフランスって言ったら、あーフランスのパンだぁって言われた。 そうか、フランス=パンかぁ。 でもフランスを知っていてくれただけでもうれしいよ。 だってね、近所の小学生にはフランスって何?って言われちゃったからねぇ。 教室には世界中の国旗が置いてあった。ひらがな、時計の読み方世界の国を勉強しているらしい。 ぜひぜひレオも覚えてほしいものばかり。 まぁ2週間じゃ全部は無理だけどねぇ。 でも少しでも興味を持ってくれたらなぁ。 日本のママさんたちのお話で、子ども同士が手紙交換をしていてそのおかげでひらがながうまくなったというのを聞いていて、フランスじゃそんなことないなぁなんてさみしく思っていたが、この様子を見てなんだか納得。 フランスの学校でみんながみんな好き勝手にやってるのとは違ってなんとなくアットホームな感じがする。 もともとレオは周りに溶け込めないタイプで気にしてはいたが、こういうところに長い間入れていたらもっとましになってたかもなぁ。 とできないことを考えても仕方がないのでまずはレオを行く気にさせる方法を見つけ出さなければ。 プールという言葉にはかなり反応していたんだけど… 園長先生もプールに入りにおいでと誘ってくれた。 できれば明日にでも外遊びに連れて行きたいが、どうだろう? 昨日友達のうちに遊びに行った時、同い年の子と友達になって楽しく遊んでいたので、あの子と同じ年の子がいっぱいいるんだよって言ったけど、あの子のいる学校に行く~と言いだしてしまった。 しょうがないので、ママは中に入ってないから見えなかったけど、もしかしたらあの教室の中にいたかもしれないよなんて嘘をついてみる。 すると、いたの?あそこに? ちょっと態度が変わった 入って一緒に遊んでしまえば絶対に楽しいと思うんだけどなぁ。 外遊びの時間に賭けるべし!!!! とりあえず第一弾は玉砕ということでした。
August 20, 2009
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日本食は大好き。でもけちなので日本食品店に行って日本食材を買うことは決してしない。もちろん日本食レストランでお食事なんてのもない。でもそんなものを使わないで日本食を食べるとなると結構数が決まってくる。しょうゆは近くの中華食品店でいつも入手。それでも高いと思う私にはスーパーのキッコウマンの日本のしょうゆなんて死んでも買わないと思う。みりんや酒は日本から毎年空輸してくる。だんなが基本的に日本食を好まないので、日本食を作れる機会も少ないため年に一度の仕入れで足りる。しかし、鮮度のある食材はこうも行かない。しかも最近なんだか中華食品店のものを買うのが怖い。レオが食べるようになったこともあって、一応そういうものにも気をつけている。しょうゆはいいのか?といわれそうだが、ここは百歩譲って一度、どうしても焼きそばが食べたくなってスパゲティで試したら・・・やっぱりスパゲティだった。どうしても我慢できなくて中華食品店に言って生めんを買おうと決意。怪しげだけど、死にはするまい。意を決意して手にとってレジに持っていこうと歩き出す。ふと見ると・・・わお、かびてるじゃございませんか。さっさと棚に戻し、店を出る。恐るべし。それからはさすがにかびていなくてもやはり怖いのでやめたでもかびるということは防腐剤満載ではない証拠かもしれない。そして最近パスタを中華麺にする技をネット上で入手その技の秘密は重曹にあり。しかーし重曹ってどこで手にはいんねん?などと思っていたら、最近いつも行ってる格安スーパーにBICARBONATEとかかれたものを発見。おおう、もしやこれは・・・いやいや早まるな、もしかしたら私の勘違いかも。落ち着け。家に帰ってネットで重曹のフランス語を検索。BICARBONATE DE SODIUMとかかれてある。しかし重曹は工業用ものなど不純物が混じったものもあるとか。しかもSODIUMとはかいてなかったぞ。どうする?今日スーパーに行ってよく見てみた。はこをひっくりかえしたうらにはちゃんとSODIUMとかいてある。しかもそのしたにはAlimentaireてかいてある。わーいわーい。値段の確認もせずレジへ。400グラム2ユーロ(1,99)でございました。結構高いよね。ほかの国の人たちの書き込み見てたら1キロで1,5ユーロとかかいてあったのに。ちぇ!!でもまあいいかぁ。これからは焼きそば食べ放題。一回につき大匙いっぱいでいいし。さてかえって早速実験。お湯が沸いたところへ大匙いっぱいの重曹を入れる。おーうわさどおり泡がぶくぶく出てきた。そこにスパゲティを投入。すごーい。中華麺のにおいがしてきた。なんだか黄色くなってきた気もする。(これは気のせいかもしれない)焼きそばではなく冷やし中華としていただこう。そのつもりでハムやらきゅうりやらも購入。日本にいたら絶対こんなことはしないだろうという錦糸卵も作って完成。は!!たれがない。そばつゆにお酢を混ぜればそれらしくなると書いてあったが、そばつゆもない場合はどうすれば?は、空輸してきためんつゆだ、いや、そうだめんつゆもサロンにおいてあったので火事事件で無くなったんだ。幻の中華麺・・・・そういえば先日作ったきゅうりのQちゃんに使ったたれを取っておいたんだっけ?おーけちでよかった。これに水を入れて薄めて、お酢を足したらいけるかも。そうだ、たれにはりんご酢を使ったけど、バルサミコを使ったらどうだろう?えい!アー入れすぎた。でもいい感じにすっぱくなった。さて、やっとご試食。うまいやん。茹で時間をアルデンテにあわしたのでスパゲティぽさが抜け切れてないけど、ほぼ冷やし中華でございました。なんだかいつもより麺が膨れて中華麺ぽくなってた。次回は焼きそばに挑戦恐るべし重曹。
July 25, 2009
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とはどういうことなのだろう。 私が実際に、「フランスで働いてます」といえるようになるまでにかなり時間がかかった。 はじめにフランスに降り立ったのは学生としてだった。 フランスに来る前から経験者に言われていたこと。 あまり期待しすぎてはいけない、洋菓子を学ぶという意気込みを捨て、どちらかといえばバカンスに行くという心構えでなければいやになる。 ついて早々実感した。 どちらにしても日本での朝から晩までケーキ漬け、自分の時間もなくお客様に喜んでもらえるケーキ作りとは程遠い、義務だけで作り出されていくケーキたち。 喜んでいいはずの特注や大型注文をうざく感じる毎日。 日本で私生活を犠牲にがんばっている方たちからは甘ったれと呼ばれそうだが、本当に嫌気が差していた。 オーナーの簡単量産化の考えにも矛盾を感じていたし、かといって自分の理想が実現するほど甘い労働環境でもなかった。 このフランス行きは、洋菓子を学ぶという以前に、自分の夢であったお菓子作りを仕事にという原点に戻るための息抜きであった。 当初はもちろん仕事といえるようなことはまったくできない状態。 もちろん学生だし、研修生だし、何よりフランス語がまともにできないので当たり前だった。 お店に行っていたが、仕事をしているのではなくお手伝いをしていた。 それでも研修生の身で得したことは仕事に終われずに興味のあることだけを見ていればよかった。 もちろん無給なので誰にも文句は言わせない。 オーナーもお金を払って雇っているわけではないので別に研修生がべったりと、チョコをやっている人にくっついても文句は言わないし、ここのオーナーは研修生に教えるという精神満載だったので、手が空いて洗い物をしている私を呼んでパスティヤ-ジュをするお手伝いをさせてくれたりした。 それでも時々は普通に仕事をしたりしたけれど、それは与えてくれた知識の恩返しくらいにしか考えなかった。 最近ミクシーに入って洋菓子関係のコミュに入って以来、時々知らない方からメッセージをいただくことがある。 関心を示していただいて大変うれしいことなので大歓迎なのだか、時には、ハニャ? と思うことがある。 しかもワーホリビザが以前よりも発行数が増えたとか増えないとかで結構ワーホリで洋菓子の勉強に来る人が増えたと思う。 それはすごくいいことだと思うんですよ。 ただ、よく質問される内容にワーホリ後もフランスで働きたいけどどうしたらいいか? というもの。 そもそもワーホリとは一年限りの期限付きでフランスで働くことが許可されているもの。 もしこれを破るとなると大問題なのである。 もちろん抜け道はたくさんある。 でもみんながそれをしてしまったら? 特に今はかなり移民に対してぴりぴりしているようで、以前は結婚後一年待ちで発行された10年カードが4年待ちの上に、夫婦そろっての出頭や、自宅へのコントロールなど、どんどん厳しくなっているらしい。 それは偽造結婚の増加によるのだろうけど、実際に本当に結婚をした人にとっては面倒なことになってしまっただけ。 それでも結婚にうそがなければカードは発行されるので問題ないけど、そのつど仕事を休んだり、県庁で気が狂うほど待たされたり、係りの人から意味不明な嫌がらせを受ける機会が増えたことはやっぱり迷惑な話である。 何がいいたいかと言うと、あまりワーホリを使ってフランスで仕事を始め、そのままこちらに残る人が増えた場合、本当に純粋にワーホリを利用して、フランスの文化に触れたいと思ってる人に迷惑がかかるような規制がしかれたりしないかなぁと思ってしまう。 しかも、ワーホリできてるのに、お店に研修生として入ってる人がかなりいるらしい。 申告してそれなりのお給料をくださいというと、それじゃあほかの研修生を雇うから要らないといわれてしまうらしい。 ただここで思うのが、日本のオーナーがどれだけ福利厚生にお金がかかるのかはよく知らないんだけど、フランスはものすごく高いということ。 私自身手取りと基本給にかなりの差がある。たぶん給料の4分の一ほどの金額が持っていかれてる。 それプラス、オーナーが払う分が私の給料の3分の1程度だと思う。 早い話がオーナーは私に給料を払ってる同じくらいお国にも払っている。 もし、日本から来た、(しかも結構あまり経験もない子が多いのね)いまいちフランス語も理解できない人が、フランス語を母国語とし、それなりに働けること同じくらいの給料をくださいといって、誰が払うのか? フランスで正社員として働くと、もう日本じゃ働けないくらいに権利が保障されている。 でも研修生としてはいると、長時間労働、有給休暇なし、低賃金なのが目に見えている。 もちろんここで、いや、自分はこんだけ欲しくて、ほかの人と同じ有給も欲しくて労働時間もほかの人と同じがいいと主張しても、オッケーがもらえるほどの腕前がある人もいるのである。 それはその人がそこまでしてもお店に必要だからである。 でも日本でもろくに経験もないどちらかというとまだまだ技術を教わる身である人がこういうことを言ったら即、じゃあいらないといわれるだろう。 何がいいたいかと言うと、フランスで働いたから技術が伸びるのではないということ。 ある程度日本で土台を組んで、フランスでは刺激を受けるために来るのが一番いいと私は思う。 本当に技術を伸ばしたい新人がするべき事は母国語でしっかり基礎を学ぶことなんじゃないだろうか? 知り合いに日本でかなり経験をつんだ人がこちらに来た。 粘りでこちらでも超有名なお店に研修生として入れた。 一年後日本に戻った彼は、入ったお店ですぐにかなりの給料アップをゲットした。 これでこそフランスで研修した意味があると思う。 そんな彼が言うには、日本人研修生がたくさんいたけど、仕込みに触れない子もいた。なぜなら素人同然だから。 そういう子達はたとえば一年後に日本に帰ったところで、同期の日本で一年しっかりしたお店で鍛えられた子から、フランスにまで行って何してたの?といわれてしまうのではないだろうか? 結局長々うんちくをたれた末、何が言いたいか自分でもわからなくなった。 でもこれだけは言いたい。 フランスに何をしに来たのか?お金稼ぎ?刺激を受けに?技術アップ?新しいアイデアを求めに?行き詰った気分を変えるため?フランス永住のためのパートナー探し? なんにしても目的を明確にしていなければフランスに来ても仕方がないし、だらだら何年も働いていたってしょうがないということ。 お金もかかれば、フランス独特の書類関係でストレスも溜まるし。 もちろん刺激を受けるという点では、その気になれば、フランスはキリがないくらい刺激を受けれる。 何でこんなことかいたかというと、最近目立つ目的があやふや、とにかくフランスで働きたい新人さんの多さにびっくりしたから。 メッセージいいただいた人に何の不愉快さも感じなかった どちらかといえば聞いてくれてありがとうって感じ わたしもフランス上陸当時はいろんな人からいろんなことを教えてもらって、時には、何しにきたの?と厳しい意見ももらったり。 それもすべて私が進む大きな糧となったので、自分も知ってる限り、できる限りのことをこれからフランスに来る人たちにしてあげたい。
July 16, 2009
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明日からレオは義理両親のうちに行く。 バカンスですから。 私のバカンスはあと一ヶ月あるからそれまでは義理両輪がお世話をしてくれる。 そして毎回不思議なんだけどある現象が起こる。 なぜか直前に病気になる。 風邪を引いたり、アレルギーで咳が出たり・・・ 昨日のこと 仕事中にだんなから電話があった。 まだ午前中。 レオの健康手帳?(日本で言うなら母子手帳みたいなもの?)はどこだという。 なぬ? レオが病気だという。 でも今までは病気でもヌヌ(レオを預かってくれてる人)が時間までは預かってくれてた。 朝は何もなかった(と思う) いつもは毎朝、ビービー泣くのに(まだ寝ていたいから)この日の朝は泣かずにポテポテ機嫌よく歩いていた。 仕事を終えて帰ってきたらベットに横になっていたレオがむくっと起き上がって私にこういった。 ママ、レオがね、バルミッセル(ものすごく細くて短いパスタ。スープなんかに入れるやつ)なの。 といった。 なんですと? パパも昼寝中で部屋が暗かったので少し明るいところでよく見ると、あ、なるほどね。 バルミッセルではなくバリセル。水疱瘡でした。 朝はなかったのに顔中ぶつぶつでした 実は少し前から体にぶつぶつできてたんです。しかもぼりぼりかいてたから、昨日の夕方にでも医者に行こうと思ってた。 でもだんなが、いつものあせもだろ、行ってもしょうがないよといったので、ほっておいたのだ。 そういえばここ一週間ほどいつもよりも疲れていた。 暑い日が続いたからかなぁと思っていたけど、どうもこれのせいだな。 といっても今のところ熱もなく本人は元気いっぱい。 ただやっぱりかゆいみたい。 顔のぶつぶつはもうすでにかきむしってしまっていて、あとが残らないかちょっと心配。 かいたら跡が残るしなかなか治らないからだめだよということを説明したけど、なんだか変に誤解したみたいで、なぜか体を触ると大きくなれないと勘違いしている。 水ぶくれを触るたびに、ママー触っちゃったどうしよう・・・と悲壮な声を出す。 おててを洗わないとと大騒ぎ。 いやだからなんか間違ってる。 昨日の夜はそれで何度起こされたか・・・ でも冷たくぬらしたタオルで体を拭いてあげたりしていて思ったけど、つらいだろうなぁ。 かゆそう・・・ しかもかいたらだめって地獄ですなぁ。 耳の後ろや足の先とかもうつらそうなところまで・・・・ パパは小さいうちにやっといたほうがいいといって気にしてないけど、やっぱりかわいそうだなぁ。 って私はやったんだっけ? 兄がかかったのは知ってる。 兄のおでこには二つ水疱瘡のあとが残っていて、水疱瘡ビームと呼ばれていた。 兄がかかったってことは私も間違いなくうつってるよね。 母に確かめたいのに、電話に出ないし・・・ そのことを義理母に話したら、気にしないでいつものことだし、うちに来る前に必ず病気になるものね。 こういうのは早い目にやっといたほうがいいし、うちでゆっくり治すといいわ。それにしても学校が終わった翌日に出るとはついてるんだかついてないんだか・・・・ とおっしゃった。 そうか、レオはきっと学校に菌を振りまいてきただろうなぁ。 って言うか学校でうつったんだろう。 水疱瘡がはやってますって張り紙が少し前から出てたからなぁ。 実は今日天気がよければディズニーランドでも行こうかと思ってたけど、残念。 暑すぎないいいお天気なのにね。
July 4, 2009
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一歳になったときから日本に帰るたびに考えていた体験入園 初めのころはちょっとどんな感じかなって程度だった。 なので近所の私が通っていた保育園に一度聞いたことがある。 するとあっさり、うちはそういうのやってませんと断られた。 私5年もそこに通ってたのに冷たい・・・ ちなみに家の兄も4年通ってた。 本当は4年制なんだけと、母が私を託児所に、兄を保育所にというのが大変なので頼んだら、一年小さい私も受け入れてくれたそうで、私は一番小さいクラスを2年やった。(らしい、なんとなく覚えてる) しょうがないのでよく知らないけどすぐ近くにある公立の幼稚園にも聞いてみた。 そしたら、イヤー日本に住んでる人たちでさえ入園待ちしてるくらいなのでちょっと無理ですねぇ。とあっさり断られた。 何だ結構厳しいのね。 とあきらめていた。 しかしプログなんかではよく見かける体験入園。 みんなどうやってるの? 地域を広げてみたら?というアドバイスもいただいたけど、バスや電車に乗ってまで行かせるのもかわいそうな気がした。 それに私自身も友達に会ったり両親と旅行したり、レオと遊びに行ったりといろいろ予定もあったりで難しかった。 そうはっきり言ってそこまで必死には探していなかった。 でもやっぱり大きくなってくると友達の影響って大きいよね。 もう5歳になるし、日本人の同年代の子供と遊ぶことも体験してほしいなぁとおもった。 そんな折、両親が将来のことを考えてマンションに引っ越した。 一軒家だと階段があるからね。 といっても今までいたところの隣の市なんだけど・・・ そこでふと、所変わればって言うじゃんと思って(使い方間違ってる?)新しい住まいの近所の幼稚園に聞いてもらった。 すると、私立幼稚園はすでに一時預かりということもやっているのでそれ扱いで預かりますよとあっさりオッケー。 しかし金額的にややお高い。 さらにもうひとつの認可の保育園は、そういうことはやったことがないのですが考えてみますとのお返事。 そして後日わざわざお電話をいただきました。 フランスじゃ、こういう場合お電話しますといわれたら断られたも同じ。かかってくる事はない。 そして、一日昼食込みで1600円位で預かります、体験入学なので、健康保険も住民票もなくて結構ですとな。 とりあえず帰国したら一度お子様と見に来てくださいだって。 一日中預かってもらってそれっぽっちでいいの? こっちなんて9時間の預かりで軽く5000円くらいは払ってるよ。しかも有給休暇も払ってるよ。 いいかも・・いいかも 8月なので休みかなと思いきや、日本って8月でも預かってくれるのね。いい国。さすがバカンスの少ない国。 今年こそうまくいくといいなぁ。 しかも私も日中自由な時間ができちゃうかも これが一番ポイントかな? でもだんなに話したら、えー、何でバカンスなのに学校に行かすのさ せっかくの休みに早起きさせるなんて。 とフランス人らしいお言葉をいただきました。 でもよく考えたらそれもそうかもと思うわけで・・・ 一年に一度だけ、ママとべったりの時間を過ごせる時間なんですよね。 毎朝早起きさせられて、遅くまで起こされて(これは私が悪いんだけど)・・・ ちょっとはゆっくりさせてあげないとかわいそうかも。 でも行かすさ。絶対いい経験になると思うもん。 だんなにはわからない苦労なんだから。
June 29, 2009
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もうほんまええ加減にせい!! といいたくなる人生。 パソコンの調子がまた悪かった。 今度はネットにアクセスできなくなった。 こういうときのために高いお金を払っていいプロバイダーを選んだのに・・・・ 原因はパソコンだった。 何でやねん。 もういやや。 いとこやら同僚やら友達やらのうちをたらいまわしにしてやっと直って帰ってきた。 そして、本来なら今月末には家に帰れるはずだったのに・・・ 工事を始めたときは6月15日には鍵を渡してあげるよといってもらったのに・・・ 原因は保険会社。 何やらかんやらと言い訳をつなげてはなかなか払い戻してくれない。 はじめのうちは私たちががんばって払っていたけど、総額は家一軒をほぼ建て直すくらいの金額なんだから到底払いきれないわけで。 蓄えが底をついたところで工事がストップしていたのです。 それでも保険会社はうんちくをたれては払わない。 痺れを切らしただんなはいとこの弁護士に電話。 翌日の電話でまたぐち口言うなら私が直で電話してあげる。弁護士だといえばびびるわよといってくれた。 そして翌日、なんと動いたのは義理母。 直接銀行に出向き(銀行の保険)支店長に合わせろと講義。 このまま茶番を続けるようならすべて解約させて貰いますと脅す。 支店長あわてて保険会社に電話して怒鳴りつけたようで、驚くかなその日のうちになぜか今まで送られてくるのに3ヶ月もかかった書類がファックスにて届いたそうです。 支店長も書類を見てなんでこんなものに3ヶ月もかかってたんだともう一度怒鳴る。 そしてさらにびっくり、その翌日には払い戻しのための書類が送られてきました。 遅くても来週には払い戻しが完了するそうです。 やっと工事が再開できる。 と思いきやこれまた問題発覚。 実はタイルをはがしてまたびっくり。家の土台事態にひびが入っていたんです。 そして少し壊してみると、なんとあるはずのない水道管が家のど真ん中を通っていたんです。 本来なら壁伝いに通すものらしく、たぶん建築のときに水道管をケチって作ったためだろうと。 早速書類を用意して講義したところ、やってきました検査の人 彼曰くこれはあかんやろやり直し! ということでまた見積もりを立ててそちらの保険が降りるのを待つ羽目に。 タイルがはれないということはですね、何もできないんですよ。 せっかく注文したシステムキッチンも、暖炉も・・・ すでに出来上がって届いてるんです。 しかもしかも・・・ 検査の人がくるときに、工事してくれる人が、少しでもことを進ませようと水道管のところを掘ったわけです。 しかもこの人工事専門ではなくプロモーターというか見積もり専門なんですよね。 一発目のたたきで、見事水道管直撃。 水道管破裂。 水が噴出しました。はい、きれいに塗りなおした壁が水でぬれました・・・・ おいおい。 これで工事の人たちはこれからトイレも使えませーん。 おしっこはきっと庭の端でするんだろうけど、うんこはどうするんだろうね? というわけで、保険会社からは5か月分の家賃しか下りてないのに、もうその5ヶ月目も終わりに近づいてます。 家はいまだに住める状態ではなく、新たに違う保険会社とのバトルが始まるという始末。 システムキッチンを注文したところからは、本来なら6月15日に組み立てに来てくれるはずだったのに、できなくて、それがだめなら次は9月末まで予定がいっぱいって言われた・・・ いったいいつまでここにいるんでしょうね。 もううんざり。 ただ掃除するときは小さくてよかったと思う横着もの。 なんて早く掃除が終わるの・・・
June 22, 2009
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めっきり暇になった。 暑くなってからガタッとケーキが売れなくなった。 もともとタルトとか、焼き菓子が多くて、ムースなんて前回も書いたけどとんでもない扱いをされるのでほとんど出さない。 暑いと食べたいもんでもないよね。 でもなぜか忙しい。 原因はマカロン うちは小さい店のくせにちびマカロンまで仕入れではなく自作。 どういうことかというとたった一人で焼いて、くっつけるんですよ。 長い作業なんですよこれが。 しかも最近、なぜかフランスはマカロンブームで、(日本でも?)テレビではしょっちゅう特集やってるし、あっちもこっちもマカロン置いてるし。 でもよく見るとそれ仕入れやん!!という店も結構ある。 見てわかるのは実は前の店で使ってたから。 うちの店はマカロン手間隙かけてる割には安くて、(10個で5ユーロ、ちなみにエルメでマカロンを10個買うと軽く13ユーロはとられる) そのせいか、結構出てると思う。 まぁ3分の一は壊されてるというのもあるけど・・・ ほんとに扱いが悪いんですよ。繊細な商品は似合わない。だから私が来たときは焼きっぱなしのタルトばっかりだったのかも・・・ しかも全部一緒のパターンで果物だけ変えてある。 ただでさえ追いつくのに必死なのに先日オーナーがこんなことを言い出した。 いやことのはじまりは私が悪かった。 うちは大きいマカロンは場所の関係でキャラメルサレ、しか作ってなかったんだけど、毎日同じものばっかり食べてると飽きるだろうと、ちびのチョコを作ったときに大きいのも作った。 そしたら、大きいチョコもこれから作ったほうがいいわ、すぐに売り切れちゃったから。 と来た。 はぁ。しまった仕事を増やしてしまった。 と思ったら、続けて、こんなことをのたまった。 それから何かほかと違うものを作って頂戴。 たとえばがナッシュにパセリを混ぜたものとか。 いや、だから暑くなってきたからチョコものは避けたほうが・・・ しかも合うのか? そういえばミュロがパッションバジルをやってたなぁ。 エルメは生姜を使ってた。 だんなはりんごとシナモンやチョコと生姜、後はイチゴとマショマロをやってた。 どれも材料をそろえなきゃなぁ。 と思いついたのが、夏だし、レモンと浅葱。 浅葱はサーモンのサンドイッチにつけるクリームに入れるために冷凍でいっぱいある。 レモンはタルトもやってるし、材料を特別増やす必要なし。 で、今日試しに作ってみました。 意外とおいしいと思ったのは私だけ? でもレモンタルトのクリームをそのまま使ったのでちょっとレモンがきつかったかも。 浅葱を生地にまぶしたけど、焼いてしまうので香りが飛んでしまった。 のでクリームにも混ぜ込んだら、レモンの酸味が先に来て、浅葱の香りが後から来る感じでいい感じなんだけど・・・ だんなにもって帰ってきて食べさしたら、おいしいけど鼻が詰まってるので浅葱の香りがせん!! だとさ。 ただこの難点。レモンクリームなので常温で一週間も放置されると困るんですよね。そんなに放置しない程度に店に出せばいいのだけど、オーナー夫人は常に商品が山積みなのが大好きで、そのくせ先出しと言う言葉を知らないので怖い。 マカロンも店に出るだけ置けばいいのに、毎月曜日大量にほしがる。 そして半分ほどは2,3日店の後ろのラックに放置される。 時々下に焼きたてのクロワッサンとか置かれてるし・・・ そう、新作マカロンも、中に挟むものが常温放置に耐えられるやつでないと駄目なのだ。 なかなか厳しい・・・
June 9, 2009
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私はそろそろフランスで働いて9年になる。 それでもきっとフランスに研修にやってきて一年もしない日本人よりは製菓の世界について疎い。 何より日本の方にいって、あーと言ってもらえるような有名店で働いたわけでもないし。 フランス人に言ったところできっと、18区のムニエさんところとカルトンくらいが、アー知ってるといってもらえるだろうか・・・ 大体偏見かもしれないけど、フランス人パティシエは向上心が低いように思える。 他店の商品にまったく無関心だし、新作開発なんてオーナーからお尻をひっぱたたかれなければやろうともしない。 という印象がある。 もしくは私が働いた店がそうだっただけなのか? でもよく若造が、もうすべてのことは習った!! 何でもできる。とほざいてるのを耳にする。 幸いうちのだんなはそれとは違い,暇になればちょろちょろ有名店でケーキを買ってくる。 ネットでいろいろ調べて面白そうなのがあればお店で試しているし(うらやましい)わたしがthuriesを定期購読したいといったら、ほいほい乗ってきてくれた。 はじめjournal de patisseriと迷ったが実はこちらは日本にいる友達に頼まれてこちらで定期購読をして一年に一度の帰国で持って帰っているので中身は読むことができる。 しかもなんとなくthuriesのほうが繊細なケーキが多い気がしたのでthuriesにすることにした。お値段は少し高めなんだけど定期購読すると少し割引になるのだ。 しかし一年が過ぎて再契約のときになんとなく気が変わってjournal de patisseriに鞍替えした。thuriesの難点は基本が料理の本であるということ。 なのでデザート系が多く、しかも雑誌の半分は料理で占められていること。 それに比べてjournal de patisseriはケーキが中心。 しかもちょっと安いときている。 景気の低迷もあり、今年はjournal de patisseriにした。 うちの店はオーナーが変わっているので、こういう繊細なケーキの取り扱いを知らない。 大体冷凍庫は壊れていて、今日仕込んだものを明日取り出すと霜やら氷がガチガチにくっついて無残な姿となる。 知らない人が見ると何年前の?と聞きたくなる姿だがただ前日に仕込んだだけ。 しかもそれでも何とか店に出せば、常温で夕方までほっとかれるし、やっと店に出たと思ったら、グラッサージュのかかってあるケーキにプライスカードを立てかけるという取り扱い。 もっとびっくりしたのが、先日クリームチーズのムースを仕込み、真ん中に自家製のブルーベリーのジャムとソースの中間のようなものを閉じ込めたものを作ってみた。 ちゃんと説明書きも添えて店に出したその日の夕方、ショウケースを覘くと、新商品!!モンブラン!!と書かれていた。 がっくり。 それに引き換えだんなのお店は、だんなが面白そうなアイデアを出すとそれにちなんだ材料を即座にそろえてくれる。 うちはあるものを消費して新作を作れという形。 でも土日休みの高給なのでここを離れられない。
June 8, 2009
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先週はレオの学校の発表会。 去年は土曜も仕事してたので、土曜日に休みをもらうためにストレスをためたっけ。 でも今年は、もともと休みだし、のんきなもの。 でもパパはね、今年は来れませんでした。 ピエスモンテが2台入っている上に、仕事がかなり遅れ気味だそうで・・・ まぁ私ならそんなもん関係なく休ませろーって騒いでそうだけど、責任者となるとそうも行かないのかな。 そんなパパのためにビデオにしっかり収めるぞーとまた別のストレスをためる私。 去年とは場所も勝手も違って、しかもフランスにありがち超要領の悪い段取り。 9時開始、8時半には子供をつれてくるようにと書いてあった。 去年ははりきって早く行き過ぎたので今年は近いこともあってのんびり出発。 8時25分に着いたらまだ会場はしまってた。 結構待ってから数人の先生が出てきて、子供を預かりまーすといって一箇所に集めている。 でも会場前のスペースは狭い。 子供を預けた人から会場に入れていけばいいものを会場の扉はしまったまま。 人でごった返す中に先生たちは自分の生徒を探し出すのに手間取っている。 そりゃそうだろう。 合計で250人近く入る子供に加えて、親プラス、じじばば、兄弟まで来ているのだから。 大人たちの中でうずもっている子供を見つけ出すのは簡単ではない。 しかもがやがやした中では声も届かない。 それでも何とか子供たちを回収したクラスから会場に入る。 それも大人たちの群集を掻き分けて入っていくのでもちろん手を離して迷うおちびちゃんたち多発。 開始時間を大幅に送れて会場に入る。 大量の群集が一度に小さな扉から入るのだからそれはもう大混乱。 しかもベビーカーも押してるよ。 それはもうセール初日の開店状態。 それでも何とかみんなが席に着いて市長さんのお話。 誰も聞いてないよ。 小学校の校長の話すらもう少しまともにみんな聞いてるだろうなぁ。 この会場、実は数年前に馬鹿どもに火をつけられた大きな体育館。 今年やっと立て直したのよね。 それはそうと、市長さん、あちこちに(私たちの税金で)お金のない人たちのためのアパートを建てまくってる割には私たちには何もしてくれなくてどうもありがとうね。 そんなことよりも今毎日のようにニュースで映るこの界隈の治安を何とかするほうが先じゃない? 市長をひっ捕まえていってやりたいのをぐっと我慢。 時間が押していたからかさっさと始める園長 一番最初のクラスはかわいかった。 お遊戯というよりファッションショー。 きれいに着飾ったおちびチャンたちがモデルのように歩いてくる。 乗ってる女の子なんかは色っぽい格好でポーズ。 男の子もサングラスをはずしてウインク。 一発目で会場が盛り上がった。 さて待ちに待ったわが子の出番。 たってビデオを撮れるところまで移動。 よしどまん前、前に邪魔者はない。 レオたちが入ってきた、レオのまん前と喜ぶのもつかの間。 縦一列に並んだ子供たち。ちびのレオはなぜか一番後ろ。 見えねーよ。 結局ほとんどレオが何をしているかもわからなかった。 しかもなんだかみんなばらばら。好き勝手って感じ。 失敗? でも本人たちは楽しそうだしいいけどね。 その後に続く子供たちはみんな上手にやってたのに・・・ レオは今2年目クラス。 一年目はもう何がなにやらの4クラス合体、大人数で立ったり座ったりと簡単なもので、それなりに出来上がっていたけど、今年は・・・ いまいちだったなぁ。 レオのクラスだけだったんだけどねぇ。 3年目のクラスは、もう前に先生が立ってなくて、子供たちだけで、輪になったり、集まったり立ち位置を変えたりしてきれいに踊ってた。 一年違いでこうも違うものなの。 それとも内容や曲の選択にもよるのかな? きれいにまとまってるクラスや、なにやらばらばらなクラスやら・・・ これって先生の力量なのかな? レオをまともにビデオに収められたのはファイナルのみんなで手を振って並んで歩いていくところだけでした。 しかもビデオで追っていると全体が見れないからなんかよくわからなかったし・・ さらに要領悪いなぁとおもったのが退場。 これまた一斉に外に出るわけですよ。 子供たちは後ろのロッカールームに一時退場する。 着替えなきゃならない子もいるから。 準備のできたクラスから外に出して、クラスごとに親を退場させればいいものを・・・ 小さな会場入り口にあふれんばかりの人。 そこにはマイクもないから肉声で・・クラスの人迎えに来てくださいといったところで聞こえるわけもない。 私なんて入り口のすぐそばにいたのに聞こえなかった。 みんなざわざわしてるしね。 最後には待ちくたびれた親がどっと中に入る始末。 私は、そのうち人が減れば何とかなるだろうと外でボーっと待ってた。 ある程度人が減ったところでひょこっと入り口から中をのぞいたら、先生に抱っこされてきょろきょろしているレオを発見。 遠くから手を振ってみるが見えてない。 それにしてもこの人だかり、近づけないんですけど・・・ やっとレオが私を見つけてくれた。 先生も、レオを高く上げていればそのうち見つけてくれるだろうと思ってたのと・・・ どれくらい抱っこしていてくれたのか知らないけど、結構重くなったレオを抱っこしてくれてありがとう。 って、レオが最後だったのね。 本人は楽しかったって言ってるし、よしとしよう。 相変わらず友達と溶け込めない様子。 後ろでスタンバってるとき、ほかの子達は常に友達同士で何かしているのに、レオは一人でボーっとしている。時々何かしゃべってるんだけど。 なんか不安だなぁ。
June 6, 2009
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長らくご無沙汰いたしておりました。 サボっていたわけではございません。 またもや問題爆発。 実はアパートに一時避難してきて、ネットをつなげようということになりました。 これが2月はじめ。 以前使っていたFree(プロバイダー)のボックスが黒焦げになってしまったので、どうせ保険が下りるのでこの際契約解除してしまえということになりました。 なぜならうちはかなり前からフリーのお客で、システムが古いやつだったのです。 今ではなんとハードディスク入りのボックスがもらえるらしい・・・ ということで解約して新たに契約しなおそうということになりました。 普通にしたら解約のお金がかかるけど、解約のお金も保険が払ってくれるのでした。 利用しない手はない。 早速フリーを解約 アパートの住所で契約しようと電話したら・・・ なんと以前の住人がフリーと契約していていまだに解約していないとな。 前の住人が解約するまでは契約できないらしい。 大家さんに聞いてみると、早速前の住人に話してくれたらしく、解約するまでフリーボックスを貸してくれる事になった。 だからしばらくはネットが使えたのでした。 調子にのってネットオークションに手を出していたある日。 翌日に終了するはずのものに入札をして、最高入札者となった。 と思ったらだんなが帰ってきて、前に住人が解約したいからフリーボックスを返してくれと言っている。 え?今ですか? 何でいまやねん!!! と切れながらもすぐに親に連絡してオークションを頼んだ。 まあ、解約してくれるならこちらも契約できるしそれでいいかと思ったら、待てど暮らせど解約しない。 毎週のように電話してみるがまだ解約してませんよーとの返事ばかり。 3月の半ばにやっとボックスを送ったという前の住人からのお返事。 でもね、3月末までは解約できないんですって。 ボックスは無くなったのに、契約は末まで続くらしい。 4月になってやっとの思いで契約開始。 またも待てど暮らせど新バージョンのボックスが送られてこない。 固定電話もないから携帯だけが頼りの生活、請求書は驚きの金額。 何度も電話してみるが、フランステレコムのせいだといい続ける。 5月も終わりの今週月曜日。 スーパーに買い物ついでにダーティーに寄ると、ダーティーボックスが目に付いた。 値段は確かに高い。ただフランスでありがちの、何度電話しても毎回違うことを言われて、たらいまわしにされて、何も先に進まないのプロバイダーどもと違って、お店がある。 何かあればじかに話ができて言い逃れができない。 これは日本じゃありえないが、フランスではとても大きいことなのだ。 そして早ければ2日、遅くても今週中にはネットがつながりますよというお言葉通り、本日ネットがつながりました。 フリーが提供するサービスはすべてまかなっているのだけれど、オプションごとに追加料金がかかるのだ。 たとえば、フランステレコムを通さずに電話を使いたければ5ユーロ、ハードディスク入りがほしければ5ユーロ。 ただウイルス対策もしていて、月に5ユーロで完全カバー。 もしウイルスによってハードディスクがパアになったら、ダーティーが払い戻してくれる。 何か問題があれば48時間以内に解決してくれる。 電話をすればすぐに折り返して電話してくれる。(電話代節約にため) それでも解決しなければ、専門の人がこれまた48時間以内に来てくれることが保障されているらしい・・・ フリーで問題があったときは一ヵ月半は使えないままだった。 それを思えば、少しくらい高くてもフランスではこの方がいい。 お店の人も最近フリーやアリスのお客さんをどんどん回収しているらしい。 ほかのプロバイダーを解約して、ダーティーと契約する場合、100ユーロまでダーティーが持ってくれるそうな。 なんだか回し者のようになってしまったが、これが本当ならうれしいことだ。 もう電話でいらいらしたりしなくて済むのである。 それにしても長かったネットなし生活。 結構不便やねん。 口座の管理とか、今冷蔵庫を探してるけど、ネットで調べられないからお店めぐりをしたりとか・・・ いやー便利さに慣れると怖いねぇ。 とりあえず復活の報告まで・・
May 30, 2009
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海外に住んでいるといろんな意味で大変である。 生活習慣の違いとか、味覚の違いとか・・・ それも苦痛といえばそうだけど、そんなものとは比べ物にならない苦痛がある。 それは家族の不幸。 2年半前に祖母をなくした。 何度か日記に書こうと思ったけど、つらすぎて駄目だった。 何がつらかったのかというと、その前の年に、祖母に会いに行った。 私はレオを連れていたし、いとこもたくさん子供をつれてきていて、もうほとんど託児所状態でばたばたしていた。 祖母は行くと必ずおはぎを作ってくれて、好きだった。 その年もやはり祖母はおはぎを作ってくれていた。 でも私はその前に出されたお寿司をむさぼりついて、おはぎを食べるときにはもうおなかがいっぱいで食べれなかった。 明日食べるから置いておいてといったくせに、バタバタしていてすっかり忘れてしまった。 たくさん残ってしまったおはぎをもったいないねぇといって片付けている祖母の姿を横目で見ていたにもかかわらずレオを追い掛け回すのに必死だった。 結局その年はまともに会話もしないまま別れた。 この祖母は私の祖父母の中でも一番若かった。 何も気にせずフランスに帰ってきたその翌年の4月。 父から祖母が入院したというメールが来た。 しばらくしてがんだったという知らせが来た。 そして一年持つか持たないかということも・・・ すでに夏に帰る予定で、チケットも取っていた。 私もこの夏が最後だろうと覚悟した。 しかし、5月に入り6ヶ月持たないかもしれないといわれた。 せめて私が帰るまではと必死で祈った。 余命がどんどん短くなる。 今度は夏まで持たないかもといわれた。 どうしても伝えたい言葉があった。 レオと二人で私たちは元気でやっているという気持ちを伝えるために写真をとって、手紙を書いた。 それから2週間もたたない6月の末ある朝。 めったに電話もしてこない父から携帯に電話があった。 祖母が危篤だという知らせであった。 祖母が入院したという知らせから今までお見舞いすらいけなかった。 手紙は届いたかと聞くと、手紙すら届いていなかった。 近代化したこの世の中、何でこんなときに限ってこんなに時間がかかるのか。 その翌日の夕方、また携帯がなった。 祖母の死を知らせる電話であった。 結局何も伝えられないまま祖母は亡くなった 悲しみに浸ってる暇もない。すぐにネットで電報を送らなければ間に合わないから。 電報なんて初めてだった。 何を書いていいやら・・・ 型どうりの文もいやだった。 かといって失礼なことを書いても駄目だ。 書いていても食べられなかったおはぎが悔やまれて仕方がない。 なぜもっと話をしなかったのか? 後悔ばかりが募る。 涙が止まらない。 お見舞いすら行かなかった不精者の孫はお葬式にすら出席できなかった。 翌日知ったことは、この電報すら、葬儀終了のぎりぎりに駆け込みで届いたという。 途中で、もう適当に文を作って読みましょうということになっていたそうである。 なんて悲しいこと。 このことはかなり長い間私の中で消化できなかった。 なぜこんなに遠くに住んでいるのだろう。 それでも8月に帰った私は祖母の49日に出席できた。 私にとってはそれが祖母の葬儀であった。 それからまた一年がたった去年の夏。 母が近くに住むもう一人の祖母にもっと会いに行けという。 この年はだんなも一緒に帰った年で、あちこち出歩いていた。 母はもう94歳になる祖母ももう長くは持たないのだからもっといっぱい話しておきなさいという。 今まで当たり前のように側にいた、私をほぼ育ててくれたといってもいい祖母。 亡くなるということを考えるのがいやで、母にはハイハイといいながらもだんなをあちこち連れて行くことに重点を置いた。 そしてフランスに戻ってきてまもなく、やはり祖母が入院したという知らせを受けた。 がんではなかった。 老衰である。 また自分を恨んだ。 それでも祖母とは自分なりに話をしたし、レオと遊んでいるところもビデオにとった。 あえないかもしれない覚悟を決めた。 手紙を書いた。 レオも絵を描いた。 今度はちゃんと届いた。 それでもやはりお見舞いにはいけず、お葬式にも出席できなかった。 今度は火事事件のためネットもなく、電報すら打てなかった。 夜中の出来事だった。 なんてついてないんだろう。 それでも彼女の場合、みんな覚悟はできていたし、祖母自信も葬式には大好きなコスモスがほしいとか、美空ひばりの曲をかけてほしいなど、本人の好きなことをしてあげられたそうだ。 苦しむこともなく、眠っている間のことだったらしい。 なんて薄情な孫を持ったのだろう。 何年も会いに来なかったいとこたちさえ出席するのに。 両親のことを考えるともうどうしてよいかわからない。 幸い今は二人とも健康で健在。 でもいつかは来ること。 そのとき私はいったい何をしてあげられるのだろう。
March 28, 2009
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たくさんの方からのメッセージ、とてもありがとうございました。まとめてのお返事でごめんなさい。いいことがあるよといわれると、なんとなくうれしくなるものですね。そんな気になってきます。いろいろ大変なことはありますが、それなりに慣れてきました。はじめの一週間は、居候の身という事もあり、夜もろくに眠れない日が続きました。妬けたうちにはいればいったい何から手をつけてよいのかもわからず、途方にくれました。火が出たのが日曜日の夕方ということもあって、保険会社も、市役所も、どこにもつながらず、一体何をしていいのかもわからず・・・二日後に保険会社から、調査の人が来て、なんとなくの流れを説明してもらいました。とりあえずはうち中の掃除をしてくれることになりました。家と大きな家具を掃除してくれるので、すべてを空にしないといけないといわれました。期日は一週間幸いガレージはまったく被害がなかったためすべてガレージに置くことに。かといって仕事は休めないので、土日に私が一人でする羽目になりました。電気も水もない家で寒いわ暗いわ、汚いわでなんだか惨めになりました。トイレにすら行けないので、のどが渇いても飲まないようにしてました。お昼ごはんを食べに出かけるのに、お風呂場から拾い出した石鹸をポケットにつめて、ファーストフード店に入りトイレに直行。手を洗いながら自分の服がススで真っ黒なのに気づき、さらに惨めに・・・しかも煙くさいし・・食べてる間もなんだか周りみんなが私を見ているようで悲しい・・・結局すべてを片付けることはできなくて、掃除の人が適当にダンボールにつめてガレージに入れてくれました。もちろん部屋別に分けたり、中に何が入ってるかなんて記入してくれるはずもなく、もう何がどこにあるやら・・・壊れ物だろうがなんだろうが放り込んである状態。しかもそこそこきれいなものと、火中にあったであろうものもごっちゃに入れてあって、なんとなくがっかり。でもやってくれただけましかもと思うしかない。掃除後に家に入ると、二階部分はそれなりにまともだった。特にお風呂場は何事もなかったかのよう。ひそかにお風呂も直すのなら今度はもう少し小さなバスタブにしようかとか、タイルの色を変えようかとたくらんでいたのに・・・ただレオの部屋は戸が開いていたこともあって壁は真っ黒、暖炉の煙突が通っていて、消防士が火が中に入ってないか確かめるために一部壊してしまったのでレオの部屋は壁からやり直し。家具も白が主流ということもあって熱によって黄色く変色するので家具も変えないとだめらしい。家の工事費は全額かえって来るそうだが、家具は年月によって価値が決まるそうで、こちらの出費になってくる。私たちの部屋も熱で天井のねじが飛び出てきてしまっているし、壁も黒いのでやり直し。ただし家具は茶色が主流なのですべてそのまま。と思いきや、掃除の人が家具を動かそうとして壊してしまったらしい・・・・唯一ましだったのが来客用の寝室。なぜだかわからないが、扉は真っ黒にこげているのに壁はなんともない。ススが少しついているが、その部屋においてあったタンスに入っていた私の服はほとんどにおいもしない。もしかしたら私の鼻が麻痺してしまっているのかもしれないけど・・・家具はほとんど買い直す羽目になる。部屋の模様替えだと思えばいいけどやはり経済的にどうなるやら・・・・保険会社の調査が終わるまで真っ黒に焦げたおなべなども捨てられない。ものがあふれかえっていて、ほしいものを取り出すのにも一苦労。こちらの請求リストも作ったものの、あれもあった、これもあったとどんどん追加が出てくる。家中にあったものをリストアップするなど不可能だ。電化製品はススが中に入り込んでいる可能性があり、2次火災を引き起こすかもしれないので使わないほうがいいといわれた。でも保険会社が見た目がきれいだとカバーしてくれない可能性がある。しかも今使えても火事のせいで後々問題が起こるかもしれない。そんなときはどうしたらいいのだろう・・・調査の人は電話ではなかなかつながらないし、先に進まない。昨日保険会社から払い戻し金額を決めるための調査の日を書いた手紙が送られてきた。なんと3月20日火事が起きたのは実は1月25日ほんとに先に進まない。これが決まらないと工事も始まらない。実はつい2、3日前まで電気も止まったままだった。どういうことかというと暖房もないままで、掃除のため高水圧で壁を洗い流したので、家中が湿気だらけなのである。家がどんどん傷んでいるのである。工事を担当してくれることになる会社の人が、この状態を見て、保険会社に直接訴えてくれた。今電気を通さないと家中を立て替えることになると脅して、やっと重い腰を上げて電気系統の検査と暖房器具の修理だけはとりあえず許可してもらった。そして窓の壊れたうちに暖房をフル回転でつけている。電気代の請求が怖い・・・それなのに工事はまだ一ヶ月も先なのか?しかも検査の人が来たからといってすぐに工事が始まるわけではなく、まず、保険会社と、私たちが雇った、保険会社の見積もりが低すぎないように調査する、調査員との間で合意がなされなければならない。見積もりに来てもらった建設会社の人いわく、もう一年ももめているところがあるんですよね。だって。そうならないことを祈りたい。工事自体は軽く4ヶ月はかかるという。ここはフランス。4ヶ月といわれたら6ヶ月だと思ったほうがいい。火事が起きてからすでに一ヶ月近くがたっているが、何も進んじゃいないし、次のスッテップまであと一ヶ月近くもまたないといけない。そのあとまた書類攻めにあって工事が始まるのはまだまだ先だろう。いったいいつまでこの狭いワンルームに閉じ込められるのか?考えただけでもいやになる。でもそれなりに生活と慣れるもので、今は落ち着いてきた。レオはみんなで一緒に寝るのがちょっとうれしい様子。ただ遊ぶ場所がないので退屈している様子。何をしていいかわからない感じ。なので私たちの邪魔をしては怒られている。ちょっとかわいそう・・大好きなアニメばかりが流れる衛星放送も見れなくなったし、DVDも無くなっちゃったしね。かったばかりのDSはサロンにおいてあった。ケースに入っていたので中身はきれいなんだけど、(ケースは熱のせいでほんのり溶けている)やっぱり熱のせいか1,2ゲームすると切れてしまう。もしくは音は出てるのに画面が消える。ちょっとだけ救い出した車のおもちゃも前みたいに床を走らせて遊べないしね。下に人が住んでるから・・・時々人に、レオのお家に火がついたの。でもレオのおもちゃは燃えなかったよ、でも真っ黒になっちゃった。と説明しているレオを見てると切なくなる。早くもとの生活に戻れるといいなぁ。
February 28, 2009
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お久しぶりです。 今回は決してサボっていたわけではありません。 泥棒騒ぎに引き続き、もっと悪いことがおきました。 家が焼けました。 不幸中の幸い。 留守にしていたため、みんな無事でした。 さらに泥棒防止のアラームが炎を感知したため発見が早く、ご近所に被害が及ぶこともなく、全焼も免れました。 ただ黒煙が家中に広がり、締め切ったうちの中はかなり高温になったらしく、炎のなかったところにおいてあったものたちが溶けてました。 家は住める状態ではなく、市に問い合わせても何の手助けもなく、自分たちで何とかやってきました。 たくさんたくさん助け合いの名の下に山ほどの税金を払い、うちの近所には働きもしないのに家をもらい、たくさんの補助をいただいている人がいるのに、私たちは毎日朝から晩まで働き、子供を預けるために人を雇って雇用を生み出し、ひたすら税金を払いまくっているのに、ほんとに大変なときに何の助けもありませんでした。 助けていただいたのは近所に住んでいるだんなの親戚に住むところが見つかるまで住まわせていただき、義理両親に真っ黒になったレオのおもちゃを引き取っていただいて洗ってもらった。レオも引き取ってもらって家中から必要なものを助け出し、いろいろ手続きをする間預かってもらった。 ご近所の方にワンルームの小さなアパートだけど、敷金も礼金も面倒な手続きもなしですぐに住める様に貸していただいた。 必要な家具も貸していただいて、さらにはほかのご近所の方からもお皿やら布団など、足りないものがあればいつでも言ってきて頂戴と温かい言葉をかけていただいた。 ほかにも友達や、同僚、親戚中から、足りないものがないか、助けが必要かと、家を片付けるのを手伝うとか、いろいろとお声をかけていただきました。 何とかやっていってます。 たくさん不便なこともありますが人間近代化していなくても生きていけるものだと思いました。 家にあったたくさんの電化製品もないと不便だけど、なくても生きていけるのだなぁとおもいました。 泥棒事件のあと、お金をためて、お店を買おうかと相談していたところですが、それどころではなくなりました。 これからどれだけの出費が必要なのかと思うと気が遠くなります。 保険会社とのバトルもほんとにストレスがたまります。 何よりもだんなが4年もかけて少しずつ自分たちの好きなように自分たちの手で作り上げてきたうちが無くなってしまったのがつらいです。 さらには少し前にパソコンの故障で失った写真に引き続き、レオの出産時から今までに録画したDVDが燃えました これだけは保険会社もどうにもできません。 一生懸命買い集めた日本語のDVDアニメや、絵本なども・・・ 原因は老朽化したテレビからの出火か、たこ足配線からの出火ではないかということです。 テレビの置いてあったところが出火ポイントでした。 皆さんテレビの配線にはお気をつけください。 とりあえずはご連絡まで。 詳しいことはもう少し気分的にも落ち着いてから少しづつかいていきます。
February 23, 2009
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先日の日記の続きである。 パパの誕生日の夜。 いとこ殿とその彼女が来ていた。 いとこ殿はレオの名付け親でもある。 なのでレオはなついてるほうだと思う。 夜遅く事件は起こった。 私が食事の片づけをしているときだった。 いとこがレオとじゃれていた。 レオの事を捕まえて遊んでいたのだ。 レオはつかまるまいと逃げ回る。 パパともよくあることなんだけど、レオは自分からけしかけるくせに、捕まって離してもらえないと泣き出したりする。 以前からパパには、泣くまでしつこくやるなと言っては、これくらいで泣くレオが悪いとけんかになるのである。 でもいとこだし、しばらくほっておいた。 そしたら案の定レオの泣き声が聞こえてきた。 泣きながら台所に来て私の足にすがり付いて、パラン(いとこのこと)が意地悪するという。 私が遊んでるだけでしょう、レオも喜んでたやん。 といってもビービー泣くばかり。 こういうのって遊んでくれてたいとこにとても失礼でいや。 パパがレオを呼びに来て、またレオの笑い声が聞こえてきたから安心していたそのとき。 パパの怒鳴り声が聞こえてきた。 そしてまたビーと泣きながらレオが私の足元に。 パパが怒って台所に来て、パランに謝れ!! 頭を蹴るとは何事だ!! そこで大体わかった。 遊んでいて興奮したレオが頭を蹴ってしまったのだ。 これははっきり言ってパパのせいだといつも言ってるがパパはそんなの言いがかりだという。私がレオを甘やかしてるせいだとも。 なぜかというと、パパはよくけんかだぁといってレオと殴り合いのまねをする。 パパは程度やしていいことと悪いことをわきまえていてもレオはまだわからない。 いや、ある程度わかっていても興奮してしまうとわからなくなるものだと思う。子供とはそういうものだと思う。 パパにはそれがわからない。 私はそうならないためにも殴り合いや、蹴り合いはたとえ遊びでもしてはいけないといってるし、時々ママやろうと誘ってきても絶対にしない。ママはそういうのが大嫌いだといっている。 でもパパにはそれがわからない。 何度も説明したがばかげた話だとあしらわれる。 しつこく言えばけんかになる。 さてそんなことよりももっと難しいのがこれから。 パパはパランに謝れと怒鳴る。 そんなことをしてもパニック状態で泣きじゃくるレオには効果がないのは目に見えている。 私がレオを抱きしめて、育児書に書いてあるようなやり方を試してみた。 抱っこしてどうしたの?こわかったん? でも悪いことしたってわかってるよね。 頭蹴られたら痛いもんな。 レオも頭蹴られたらいややろ? と易しく言ってみた。 ここで育児書なら、子供は気持ちを受け入れてもらえて安心して、謝るはずだが。そうはうまくいかない。 レオは何も悪いことしてないと言い出した。 でも頭を蹴るのはだめだよね? 痛いもんね? と繰り返してみたが・・・ そんなことしてないと言い出す。 レオ、興奮して頭を蹴ってしまったのはもう仕方ないとしてもうそはだめだよ。 みんなが見てたの。 というと、なんと、ママは見てないよ。と小生意気な返事。 確かにそうだ。 そうだねぇ。でも頭を蹴ったのはほんとでしょう。 そういうと、またビーと泣き出した。 むむ。何かを間違えたかしら? うまく行かん。 でもやっぱりちゃんと謝ってほしい。 しかも強制ではなく自分でちゃんと理解したうえで。 いとこ君は、遊びの中だしいいよ気にしてないよ。とやさしく言ってくれたが、やはりどんな事情があろうと蹴ってしまうのはだめなことで、やってしまった以上謝るべきだと教えたい。 でもなんとなくレオのこともわかる。 やっぱり私の子供だと思える。 大勢でよってたかって謝れといわれたり、みんなの見てる前ではもう照れくさくてわかっていても謝れないのでる。 照れくさいという表現はちょっと違うかもしれない。 なんといえばいいのか分からないが、謝れない状況になるのである。 私もそういう子だった。 しかもレオは疲れがピークに達しているらしく、半分うとうとしている。 結局いとこ殿がレオを抱っこして自然に謝ってくれるかなとまっているうちにいとこのひざの上で寝た。 はっと目を覚ましたところで、きっと気分転換になったかと思い、レオを抱っこしていとこに近づいて、レオ、なんていうんだったっけ? パ?(ごめんなさいの意味のパルドン)といったら、蚊の泣く声で、パルドン・・・・といった。 パパが聞こえないぞとここでまた怒鳴る。 いとこ殿も、いいよ、俺はちゃんと聞こえたよと言うのに、パパはしつこい。 でもレオはもう一度ちゃんといえた。 いとこにごめんなさいのチューもできた。 ほんとに難しい。 先日もだんなの友達たちが子供を連れてご飯を食べに来ていた。 二人の女の子に(親は別)ヨーグルトをあげた。 これは私が悪かったんだけど、台所で渡したときに二人ともありがとうを言わなかった。 ちょっと気になったけど、自分の子じゃないし厳しくすることもないかと流した。 サロンに戻ったとき、両方の親が、ありがとうは言ったのと聞いた。 二人で沈黙。 両方の親はぴんと来た。 ありがとうを言いなさい。 という親に対してなかなかありがとうのいえない二人。 タイミングを逃してしまったのだ。 しかも大勢が見ている。 親は怒ってヨーグルトを取り上げる。 こうなるともうどつぼ。 一人のママが、どうしていえないの?何も難しいことじゃないでしょ。 たしかにそう、でも私にはなんとなく言い逃してしまって言いにくいのがわかる 結局ちゃんといえた二人だけど、ほんとに難しい子供心だなと思う。 しかもレオの事件は、最終的に私に落ち度があった。 私はレオの心を受け入れて謝らせようと試みたが、問題は私は一部始終見てなかったこと。 後でパパが言うには、実はパパが、レオにいとこにけんかを仕掛けようといった。 パパは二人でいとこに攻撃しようといったけど、すでに興奮していたレオはぱっと飛び出して、寝そべっていたいとこの頭にけりを入れたのだった。 はっきり言ってそれはパパが悪い。 それでも頭は蹴ったらあかんやろというパパだが、この状況ではレオは頭にけりを入れて当然。 いや、もちろん悪いことだけど、流れ的にそうなってもおかしくなかった。 一番悪いのはそれを理解できずに、さらにけしかけたパパだ。 といったがやはり逆切れされた。 そんなわけあるか、ばかげてる。 パパはどうも4歳児と大人の思考回路は同じだと思っている。 ところどころでそういうのが見受けられる。 たとえば、マミー(おばあちゃん)がレオ大好きというと、レオの耳元で、嫌いって言えとけしかける。 もちろんレオは面白半分嫌いと答える。 私がそれをやめろというけど冗談やろといって聞かない。 だんなはそれを冗談だと判って言ってるし、もちろんマミーも冗談だとわかっているけど、レオにとって嫌いという言葉がとても軽いものになってしまう。 簡単に使っていい言葉だと思われるのはとてもいやだ。 ほかにも大事な言葉を冗談に使ってほしくないといっても、煙たがられるだけ。 あまりに繰り返すとまたけんかになる。 そうか一番難しいのはパパのしつけかも・・・ って言うか、根源はパパやん! そういえば少し前にパパは悪さを教えるために存在するって言ってたなあ。 大当たり。 翌日、レオに、また少し話してみたけど、やっぱりレオはやってないと言い張った。 今思えば、やってないのは、頭を蹴ったことではなくて、悪いこと、 すなわちあれは遊びの一部で、謝ることではないといいたかったのかも。 それでも、遊びの中でも相手にいたい思いをさせたら謝ろうねといっておいた。 一応、うんと言ってたけど、理解したのかどうか・・・ 育児書どおりの育児ができてる人っているのかしら?
February 23, 2009
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昨日はだんなの誕生日だった。 我が家夫婦はそのてんめっきりさめていて、夫婦間のプレゼントはないに等しい。 時々気が向いたり、曜日的に次の日が休みだったりしたら、レストランに行ったりするくらい しかも誕生日の人が払うシステム。何でやねん。 私は人様の誕生日にはめっきり疎いほうで、すぐに忘れる。自分の誕生日さえすっかり忘れる人で、自分が何歳かも真剣によくわからないのである。 そんな我が家、一昨日何気に日にちを知る必要があって、同僚に今日何日だっけと聞いたところ16日だという。その日の帰りの電車で、ふと、そういえばもうすぐだんなの誕生日やんと気づく。 今日何日だっけ?そういえば16日っていってたなぁ。 って明日やん誕生日。 ということで、気づいてしまったからには何かしようかなと思った。 幸い昨日は仕事も休みの上に土曜日でお店も開いてる。 しかも運よくセール期間中。 いいときに生まれてきたねぇ。 内緒で驚かせようと思ったので、(すっかり忘れていると思わせる作戦、というかほんとに前日まで忘れていたやつ)レオには内緒。 だって奴はすぐにしゃべる。 昨日の朝、だんなはもう仕事に出かけてしまっているので、起きて来たレオに、今日はパパの誕生日なんだよ。 あとでプレゼント買いに行こうね。と話した。 お出かけ好きのレオはすっかりうきうき。 朝ごはんを食べて、お風呂の準備ができるまでカードで遊んでいたレオが突然こんなことを言い出した。 パパにカードあげようっと。 私が遠まわしにパパはおもちゃで遊ばないから違うのにしよう、ママと買いに行こう。 といったが、自分のカードをあげるのだと譲らない。 いらないだろうなぁと思いながらもレオの気持ちも大切にしなければということで、じゃあ、包もうかといったら・・・ ちょっと待って、これはだめ、だってレオが大好きなの。 といって部屋に入りなにやらおもちゃ箱をひっくり返しとごそごそしている。 そしておもちゃ箱の奥の奥に眠っている、まったく使わない、はっきりいってもういらないカードをごっそり持ってきて私に渡すのである。 おいおい・・・・ まぁいいかぁ。 とにかく昨日の夜はパソコンの調整にいとこ殿カップルが来ることになっていたので食事の準備の買出しをしなくてはならない。 どっちにしたって買出しに行くのだからパパのプレゼントを買おうと思っていた。 お店に着くまでの道のりにレオはこんなことをのたまった。 パパのプレゼントは買わなくていいのよ。 だってレオがカードあげるから。 私が、でもカードだけじゃなんだからほかに何か買ってあげようといったら、 いらないよ一個でいいの。 ひとつだけ!! だと。 なんてけちなやつ。 とも思ったけど、よく考えたらいつも誕生日やクリスマスにあれもこれも欲しいとねだるレオにひとつだけ選んでねといってる私たちだった。 むむむ・・・復習か? それでもお店について、こんなのにしようか?とサッカーチームのマルセイユのプリントのある小物を見せたら、(だんなはマルセイユファン)レオが選ぶ、抱っこしてー!!(高いとこに飾ってあった)といって、目を輝かせて選んでいた。 そんなレオが選んだのがマグカップ二つとスプーンのセット。 カップはほかにもあったけどどうしてもこれがいいと言い切った。 のでレオの意見を尊重してマグカップ購入。 私はセールをフル活用してTシャツ2枚とセーター2枚。 パパには言っちゃだめだよ、レストランで渡すから!。となぜかレストランに行く気のレオ。 おうちでパラン(レオのなずけ親)と食べるんだよと説明すると、じゃあ、ろうそく消してから渡すの。それまでシー、と驚かせ作戦に乗りのり。 よしよし。 買い物で遅くなってしまってかなり遅めの昼ごはん。 なぜか電話するまねをしてパパに誕生日おめでとうといいまくるレオ。 ようやく夕方待ちに待ったパパが帰宅。 バイク通勤のパパはヘルメットをかぶっていて何も聞こえないのに外に飛び出して行って世間様に聞こえるほどの大声で誕生日おめでとうパパ!!と抱きつく。しかしパパはどうも聞こえてない様子。 しつこく繰り返すレオ。ご近所さんはきっとみんな今日がだんなの誕生日だということを知ってしまっただろう。 ようやくヘルメットをはずしてレオの叫びに気づくパパ。 あんなに言っちゃだめだよと私に念を押したくせに、パパに、プレゼント買ったけど、ろうそく消すまで内緒だよとばらしている。 4歳児の理解能力とはこの程度よね。 フランスとはこういう来客時は食事の時間が遅くなるもの。食前酒が始まったのがすでに9時前。 しかもだんなの知り合いからじゃんじゃん電話がかかってくるので進まない。 レオは朝早くからお出かけしたりして疲れが来ている。 これはやばいと思ってレオを呼び寄せ、今プレゼント渡しちゃおうねと言うと、かたくなにろうそく消すまではいやだと拒否。 だんなに何気に、デザートを楽しみにしてるみたいよと、食事の回転を早くするように催促。 それでもメインに来たころにはレオの疲れはピークに達したようで、私たちが話をしていたら突然ガチャンという音がした。 みんなで振り向くとレオが食べながら寝てしまってお皿で頭を打ったよう。 こりゃもうだめだ。 今プレゼント渡そうといってもやっぱりいやだと拒否。 トローンとした目で何とかお肉を食べ終え、念願のデザート。 ろうそくを(レオが)吹き消し、(これがしたかったのだな)やっとプレゼントを渡し役目終了。電池切れ。 かと思いきや、なぜか目が覚めてしまったようで元気爆発。 あげたカードが惜しくなったのか、そのカードで遊ぼうとみんなを誘う。 結局12時過ぎまで遊びまくったレオでした。 このあとちょっとした事件が起こったのだけど、長くなったのでまた今度。 まったく子育てとは難しい、育児書みたいにうまくいかないんですけど・・・
January 25, 2009
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今日もまたすごいものを作ってしまった。少し前にネットで知った煮物のあまり汁の使い方冷凍して次の煮物に足して使うってのもあったけど面白そうだと思ったのが炊き込みご飯にすること。海外に住んでると煮物に使うみりんだとかしょうゆとかお酒とか、結構貴重なものである。いつももったいないなぁと思いながら捨ててたけど、使いまわすという手があった。それ以来煮物のしるが余るとタッパに入れて冷凍していた。そして少し前、ラーメンを食べていたときのこと。ラーメンの汁っておいしいのにもったいないよなぁと思ってしまった。ここまで来ると少し病気かも・・・炊き込みご飯できないかな?とりあえずとっておこう・・・また少ししてラーメンを食べた。また汁があまった。でも以前のはしょうゆラーメンで今回は塩ラーメン。えーい合わせちゃえ。そして今日やってしまった炊き込みご飯。米を洗って汁を入れた。食べ残した麺が少し入っていた。具にしたキャベツとにんじんも・・・昨日作ってだんなに不評で残ったスペアリブの和風ソース煮を細かく切って入れた。付け合せに作ったにんじんとズッキーニのバター炒めも残っていたので入れた。ラーメンといえばコーン。コーン缶があったので入れた。水を入れてスイッチオン。スペアリブのソースには味噌が入っていてこれがだんなに不評だったんだけど。さて炊けました。ラーメンが伸びてるよ・・・あじはというと、運良く汁の量がちょうど良かったらしく濃くもなく薄くもなく。そしてうまい。ラーメンにあたるとなんか得した気分。バターの香りもほんのりして、コーンとよく合う。思いのほかおいしくてなんと2杯も食べた。しかもまだ食べたいかも。残り物をすべて掘り込んで、炊いたご飯。おいしくて新発見。でももう一度おなじ味はきっとできないだろうなぁ。最近こういう類のやばい料理には待っているのでした。というのもネットで調べていろんな料理に挑戦するのだけど、何しろ材料がちゃんとそろわないので代用品とかを使うわけですよ。すると思った味にならないとか、意外にまずい・・・とか、フランス人のだんなには不評とか・・・いろいろとトラブルがあるわけで。だからといって捨てるわけには行かないのでいろいろアレンジをしてみるのでした。たまにこういうヒットが出るのです。もちろんもっとやばくなるときもあってさらにアレンジしてもう手がつけられないときもあるわけです。そんな時、犬さえいればくれてやるのに・・・と思うわけですが、犬でも食べないかも。というか犬にとても失礼・・・ごめんなさい。
December 20, 2008
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最近仕事も忙しくなってきたし、仕事帰りにちょっとスーパーによって買い物もかなり難しくなってきた。というかめんどくさい。時間帯も込む時間だし。寒くなってきたし、野菜をまとめ買いしてもガレージに置いとけば結構長持ちするようになってきたし。ということで買い物はもう2週間に一回ほどしかしなくなった。しかも超安物スーパーED同じような量を買い込んでもカルフールだとほぼ200ユーロくらいはいくであろうものがここでは100ユーロで済んでしまう。恐るべし・・・もちろん自社製品ばかりを選んでいるのだが、私の調べでは大手メーカー物もかなり安くなっている。ただ難点は品数が少なく選択の幅が狭い。でもそれもある意味必要最低限しか買わないので利点になるかも。なぜかカルフールに行くとリストにないものまでかごに入れてしまうのが怖い。さて、そんなことはどうでも良いのだが、昨日自分でやって笑ってしまったくらいの手抜き料理を紹介。ネットで調べた料理を作ろうと思っていた。それは豚肉とポテトの蒸し焼き、りんごソースあえというもの。実は以前にも作ったことがあって、かなりおいしくだんなにも好評だったもの。作り方は、まずフライパンで豚ロース肉を両面こんがり焼く。ジャガイモは薄切りにする。厚手のなべ底にバターを塗りベーコンを敷く。その上にジャガイモを2層ほど並べ、焼いたお肉を乗せてにんにくのみじん切りを散らす。さらにジャガイモをかぶせるように並べふたをして弱火で30分ほど蒸し焼きにする。ジャガイモから出る水分で蒸し焼きになるという寸法。その間にりんごを大さじ1のお水で炊いて、バターを加えてミキサーでソース状にし、焼きあがったお肉にかけるというもの。りんごソースがやけに豚肉に会ってものすごくおいしかったんです。ただ難点は料理後フライパン、なべ、りんご用なべと洗い物が多いこと。(日本だと2,3品あるのでこれが普通なんだろうけど、私にはとても面倒)そして考えた・・・蒸し煮なんだから圧力鍋でもいけるんじゃない?しかも時間短縮できるはず。肉なんて圧力鍋でまず焼いて取り出せば良いじゃん。ベーコンはラルドン使用で切る手間省ける。りんごソースかぁ。めんどくさいなぁ。でもこれがお肉を引き立たせるのよね、避けるわけには行かないもし摩り下ろして一緒に入れちゃったらどうなるかなぁ?というわけで、圧力鍋に油を引いて肉にこんがり焼き目を付けて取り出して、そこにラルドンをぶち込んだ。切っておいたジャガイモを並べて取り出してあった肉を乗せてにんにくのみじん切りを入れてまたジャガイモをのす。そこにりんごを摩り下ろしてみた。いやー意外にめんどくさいのね摩り下ろすって。りんご4分の1を摩り下ろしただけでいやになった。くし切りにして入れちゃったらだめ?えーい入れちゃえ。りんごソースに入っているはずのバターを上から散らして、塩コショウでふたを閉めた。設定を肉料理にして、時間は30分のところを10分に。さてどうなるかな?水分がないし焦げ付くかな?と心配したけど無用だった。りんごとジャガイモから出る水分で十分。しかもバターとラルドンの脂で少しカラメル状になってる。りんごはくたくたになっていてジャガイモと区別がつかなくなってる。上にのせていたジャガイモはジャガイモの味がしたけど、下に引いてあったジャガイモは煮汁を吸ってほんのり甘く煮物のようになっていた。豚肉も蒸し焼きしたおかげで柔らかい。おいしいやん!!!しかも洗い物は圧力鍋ひとつ。作りすぎた分は翌日の昼ごはん。当日より煮汁を吸いまくってまろやかでうまい!!たまねぎとかも入れたらうまいも。でもだんながたまねぎ嫌いだし、みじん切りにしてみるか。なんか久しぶりのヒットだったのでうれしくてかいてみました。よかったら試してみてください。
November 30, 2008
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フランス語で話しかけていた赤ちゃん時代から、突然目覚めて日本語で話しかけるようになった一歳。 イライラ、ストレスをためながら、挫折もしまくった2歳。 突然日本帰国で目覚めたようにしゃべりだした3歳。 4歳と3ヶ月目にして、それなりに他人とも会話が出来るようになったかも、と勝手に思い込んで喜んでいる。 まだまだバイリンガルともいえないレベルで、時々何が言いたいのかさーっぱりわからないこともあるけれど。 それでもレオなりにがんばっていると思う。 大きな救いは、レオが日本語を話そうと意欲的なところ。 これは私にとって大きな大きな救いである。 今年の夏に日本に帰ったとき、ほんの数ヶ月違いの子が自分の名前を上手に書いていてはっきりいってショックだった。 ネット上で見る子供同士で手紙の交換をしているなんて見ると、はっきりいってあせる。 この歳でいまだにひらがなが分からないのはしょうがないんだけど・・・ 教えてないんだし当たり前。学校ではアルファベットを習い始めているみたいだけど。 私も忙しさにかまけてまったく教えてないし。 一時期教えてみたけど手ごたえもないし、イライラするからやめた。 うちにあった、しまじろうのひらがなマシーンを手渡しておいただけ。 くもんのひらがな練習帳をいただいて、本人は遊び感覚でひらがなと認識するまもなくあっという間に終えてしまった。 やばい・・・ 不思議なことにレオは「の」だけ読める。 何で? 町を歩いていて小文字のeを見つけると、ママ、「の」がある!!と教えてくれる。 横にすれば似ていないこともない。 子供の感覚はすごいなと感じさせられる。 ひらがなマシーンでレオと押せるが、私が紙に書いてこれなんだ?と言うとまったく分からない。 たぶん場所で覚えているのだろう。 もうひとつひらがなマシーンの困ったところ。 下に絵がかいてあるのよね。 たとえば、くの下にクマの絵とか・・・ レオにくはどこ?と聞くとちゃんと「く」を押すんだけど、分かっているわけじゃないのが困る。 紙に書くと分からないのだから・・・ そう、レオはクマの絵を見て「く」を探し当てる。それじゃあダメなのよ!! そうか、自分でひらがなカードを作れば良いんだ。 と気づいてかれこれ2ヶ月近く。 いまだに作ってない。 そして気づいた。 ここ最近レオと向き合う時間が少なくなっている。 もともと少なかったが、最近は平日ではたぶんまともにお話しするのは10分にも満たない。 帰ってきて適当にあしらいながらご飯を作り、イライラしながら食べさせ(食べないから)、さっさとせかすように寝かしつけ、読み聞かせもなんだかんだと理由を付けてサボることが多くなった。 読んだとしてもささっと読み上げ、はいお休み! そのあともレオは何かと話しかけてきたり、理由を付けては私を引きとめようとするのだけど、私も疲れと仕事のストレスで一分でも早くベットに入りたい。 またも適当にあしらいさっさと電気を消してしまう。 休みの日は起きてきたレオにジュースとシリアル(しかも箱のまま)をドンとテーブルにおいて、アニメを付け、静かにね!!と念を押してベットに戻る最低なママであった。 しかもレオはほんとにおとなしく9時ごろ(時には10時)まで私を寝かせてくれる。 それからもそもそ起きて前日にサボった洗い物などを片付け、掃除やら洗濯を片付ける間やはりレオを適当にあしらってしまう。 起きる時間が遅いのですぐに昼ごはんの時間。 はっと気づいたらもう3時。お昼寝の時間。 それでも以前は月曜日もあったので二日あればそれなりに相手もしてあげていたのだが、今は月曜日は丸まる学校に行ってしまうので、また夕方迎えにいってご飯のしたくにおわれ、そしていつもの平日のあわただしい日が繰り返される。 それでもめげずに毎日毎日私に、しかもちゃんと日本語で、ひたすら話しかけてくれるレオをうざいと思ってしまう自分が心底いやだ。 夜本を読み終わったあと、本を閉じようとする私にいつもちょっと待って、と言ってまた本を開いていろいろ話して来るレオをうざいと感じてしまうほど疲れている自分が情けない。 勢いでさっさと本を閉じてハイお休みと言うと、決まって、おしっこがしたいとか、喉が渇いたといって私を引き止める。 それをうそだと分かってしまうから、また私はイライラしてしまって、時には怒鳴ってしまう。 でも今冷静になって考えれば、私との時間が欲しいだけなんだろうなぁ。 と、レオが学校に行ってうちでのんびりしているときには思える。 でもいざ、平日の夜になるとそんな気持ちは吹っ飛んでしまう。 パパとレオなんかはもっと最悪である。 ほとんどうちにいないパパ。 以前は日、月と休みだったパパ。 レオも学校いってなかったし、それなりに休みの日は庭で遊んだり、お出かけしたりしていたように思う。 今は月曜だけの休みになって、ほんとにレオの顔を見ない日もあるんじゃないだろうか。 パパも私と一緒で、帰って来てじゃれつくレオを仕事の疲れから邪険に扱っているところがある。 それでも、ママのこと大好き!! パパ、ジュ・テーム(パパ、大好き) と抱きついてきてくれるレオに私たちはほんとに感謝しないといけない。 買い物や、お出かけをすると異様に興奮して手がつけられないときがある。 きっと親の触れ合いが足りないのだ。 なんか激しくタイトルからずれてきた。 明日から心を入れ替えてひらがなを教えるついでにいっぱいかまってあげよう。 手紙交換が出来たりするとうれしいなぁ。 そろそろサンタさんに手紙も書かなきゃいけないし。 今年のレオのおねだりは、マルセイユ(サッカーチーム)の腕時計。 時間なんてさっぱり分からないくせに・・・
November 11, 2008
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少し前の、トルコタ対フランスのサッカーの友好試合以来 フランス国歌があちこちで聞こえてくる。 翌日なんて、朝からラジオでこればっかりだった。 フランス国歌斉唱の際、たくさんのトルコサポーターたちからのブーイングがあった。 うちでも生で見ていたんだけど、はっきりいってあきれた。 だんななんて怒りのあまりテレビを切った。 書きたいのはそのことじゃないので、これについてはここまで。 書き続けたらちょっと複雑になりそうだし。 それ以来、あちこちのテレビでこの曲を聴くことになる。 なぜか歌好きのレオはこれに強く反応した。 いつもしょっちゅう学校で習った歌や、私が教えた日本の歌を口ずさんで、時々口を押さえてやめさせたくなるくらいなんだけど。 もちろん実際にしないけど。 だってね、レオの歌は最後まで終わらないし、時々音程が違うし、同じところをぐるぐる回るから結構イライラするのよね。 そんなレオがとうとうこの歌に目を付けてしまった。 そりゃあんなけ聞こえてきたら気になるよね。 でもやっぱり間違ってる。 レオは出だしを、 les enfans de patrick という。 誰?パトリック? しかも最後はやや、プチ・パパ・ノエルの音程に変ってしまう。 つぎは少しとんで、est arriveと続く。 しかもここで終わり、これをひたすら繰り返す。 変な顔で見る私に、にこっと微笑んで、ママ、次何?ときいてくる。 こちらに来てもう8年近くになるが、そんなものは知らん!! 耳にする機会は多く、歌詞なしなら歌えるが、歌詞なんて分からない。 所々なら分かるけどね。 そこでパパに聞いたら?パパの国のお歌だよといった。 パパは、張り切って歌いだす。 しかし、3節目あたりからちょっと怪しくなり、あとは笑ってごまかした。 もしかして知らない? 心配しなくてもそのうち学校で習うさ!!と逃げた。 そしてレオのまた怪しげなマルセイエーズがひたすら繰り返される。 うーん、イライラする。 翌日早速ネットで調べてみた。 もちろん歌付。 流れたとたん、部屋で遊んでいたレオが駆け寄ってくる。 私のひざにチンと座ってじーっと聞き入っている。 ね、たった4歳の子供でさえ、おとなしく聞けるのよ。 歌詞を検索して、ちょっとづつレオに教えるものの、難しいねこれ。 というよりも何これ? 子供に歌わすにはちょっと・・・・ 息子や連れの喉をかききりに来る。だの、地で染めろだの、武器をとれだの・・・ 軍関係の曲だなぁとは思っていたけど、ここまでなんというかねぇ。 まぁ試合前の士気を上げるには良いのかもしれないけど、国歌として どうよ。 日本の国歌もいろいろ問題あるみたいだけど、これよりはまだ良いよねぇ。 日本の国歌に反対の人が起立しないとか問題になってるけど、ブーイングはしないよね。 歌ってた人がかわいそうだった。 意味なくがんばれって思ったし。 フランスでも国歌の歌詞が過激すぎるから変えようって話が出てるみたいですね。 でも国歌ってそう簡単に変えられるのかな? でもそうなるとレオにも教えやすいからうれしいけど・・・ それよりもっと子供らしい歌歌ってほしいけどねぇ。 そういえば、今日学校で先生に教えてあげるって張り切ってたけど、果たして先生はこれが国歌だって理解できただろうか・・・しかも時々口づさんでしまっている私がいる・・・恐るべしマルセイエーズ
October 20, 2008
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日本で働いていたとき、チーズのムースを作るとき、クリームチーズを使っていた。 そのとき仕入れていたのは名前も忘れたメーカーのもの。 でも宣伝文句には、フランス産、キリを使用!! とかいてあった。 嘘じゃなかったのよ。 試作して、売り出しのころはほんとにキリを使っていた。 でもそのうち、業者さんが安いものもありまっせ。 というからそっちに変えて、それでも誰も何も言ってこないし、同じくらい売れてるからこれで良いじゃんって感じだった。 そんなもんなんですよ、宣伝文句なんて バレンタインのときの、どこどこ産どこどこ社のチョコレートを使用!!なんて物を見ると、ほんまかいな? と思わず疑ってしまう私。 しかも買手もどこまで分かって買っているのだろうと不思議に思う。 チョコレートはほんとにメーカーによって味が変ってくる。 同じカカオ分であっても・・・ 私は威張って良いことではないが、舌がそんなに肥えていない。 そんな私でも、以前働いていたところのチョコと、今のところのチョコではおなじカカオ分を使っているけど、違いを感じる。 それでもお店でバーリー社のチョコを使用と書かれてあって、そうなのかと思って食べれば、それはバリーのチョコだと思うだろう。 もちろんそれがちょっと格下のものであっても。 ってそんなことは本題とは全然関係ない。 最近うちの店でチーズケーキを焼いている。 それは日本人が想像するものとは違う。 いや、同じように見えるけど、材料が違う。 だいたい日本のものにはクリームチーズが入っている。 でもうちのはまったく入っていなくて、フロマージュフレといって、なんだかヨーグルトに近い感じのものを入れている。 それと粉と、卵。 味はさっぱりした酸味があって私は好きなんだけど、チーズケーキとはいえないよなぁ。 って感じ。 どっちかって言うとヨーグルトケーキ? それが結構売れてて、ふっと、じゃあ、チーズムースをやったら売れるんじゃない? と思って昔の配合を引っぱり出していろいろ調べてたら、そうか、クリームチーズがいるよね・・・ サワークリームもいるかも・・・ なんて思っていると、じゃあ、フランス語でなんていうんだろう? ということになった。 調べてみるとサワークリームは、クレームエーグル。と出てくる。 だんなにも、店の同僚にも聞いたが、みんななんじゃそら?という。 サワークリーム。生クリームを発酵させたものとある。 じゃあ、フローマージュフレ? こんなんだったかな? じゃあ、クリームチーズはキリで良いのか? 確かにあんな感じだ。 と悶々と考えているだけで、いまだに試作をしていない。 そんな感じで春先ごろから考えていたのに今に至る。 そして、そろそろ、クリスマス準備に入るため、そんなことをしているとシェフに怒られるので、これはきっとまた来年の話になるだろう。 という矢先、先日業者がこんなことをのたまった。 最近うちでクリームチーズを扱ってるんだけどどう? 発音もクリームチーズと言った。(ちょっと訛った感じでクレームチェーズって感じ?) なぬ? と反応した私に、知ってる?アメリカのやつ、チーズケーキとかに使うやつ。といった。 そうか、クリームチーズはアメリカのものなのか・・・ なぞ解明。 なんとなくフランスのものと思っていたのに・・・ たまたまいたオーナーその1が(うちには3人もオーナーがいるのよ)けちな人で、そんなものいらない、うちのチーズケーキはそんなものがなくても売れてるんだからといって会話は終わった。 彼女は極力少量の材料で出来るだけたくさんの商品を作れというタイプ。 確かにたくさんの種類があるだけ経費はかかるけど、同じもので似たようなものばかり作ってもしょうがないとも思うけどなぁ。 とにかく、来年チーズのムースを作ってみたいと思ったとき、クリームチーズは手に入ることがわかった。 サワークリームも聞いて見よう。 ちなみに最近製菓関係の本を見ていると、チーズムースがちょくちょく出てくるようになった。 フランスでもはやり始めているのかも。 なんだか波に乗り遅れた気分。
October 20, 2008
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お久しぶりです。 決してサボっていたわけではありません。(ちょっとだけあるかも) 日本に帰ってました。 毎日バタバタして、それでもたくさんの友達に会って、家族に会って、楽しく過ごしました。 レオはじいじとばあばに思い切り甘やかされ調子に乗る日々。 さて、トラブルとは重なるものです。 バカンス出発前の前日 突然見ていた衛星放送が切れました。 うちの衛星はネットのプロバイダーを通して送られてきます。 プロバイダー契約には、テレビ、ネット回線、電話が含まれています。 は、もしや・・・ 電話を取ってみたらつながらない。 ネットもダメ。 またか・・・・ そう初めてではないのである。 しょっちゅう切れる。 別に明日からバカンスで、いないしいいじゃないかと思うのだが、これが大問題なのである。 うちには以前泥棒に入られてからアラームを取り付けた。 アラームが作動するとすぐに、だんな、私、いとこ、おじさんの携帯の順に電話がかかって知らせてくれるのだ。 しかし電話回線がないとアラームがなってもわからない。 しかも今年は近くに住むいとこやおじさんたちも同じ時期にバカンスに出かけるのでうちを管理する人がいない。 あわててプロバイダーに電話。 フランス在住の人ならご存知だろうが、こういうときにフランスはとてもいらいらさせられる。 結局何度も明日からいないと繰り返しているのに、一週間後にしか人を送れないとのたまう アラームの件もあるし電話がないと困ると訴え、もし泥棒に入られたら請求書送るぞと脅しても、どうしょうもないやん。と開き直り。 30分奮闘した後、翌日なら人を送れるというので、急遽いとこに電話してうちに来てもらうこととなった。 不安ながら日本出発。 日本についてからもいとこと連絡を取ると、修理の人は来たけど、問題はプロバイダー側にあるけど原因はよくわからんらしい。 とのこと。 フランスでは珍しくない。 結局いとこ殿もバカンスに出るので、別のいとこが担当。 今度はプロバイダーではなくフランステレコムのほうに問題があるということ。フランステレコムとは契約をきったが、プロバイダー側はフランステレコムと契約して、顧客に回線をつなげているので結局はフランステレコムの回線なのである。 さて、これまたフランスの会社、しかも悪名高いフランステレコム。 すぐに来てくれる訳もなく、結局この問題はずるずる引き延ばされた。 父にこの話をすると、信じられんなぁ。 日本なんて回線の切れるプロバイダーなんて生き残られへんで。 といった うらやましい日本。 そしてだんなの帰国日も間近(だんなは3日前に帰国)のある日の早朝 電話が鳴る。 もしもしと繰り返しても無言。 小さな声でだんなの名前をつぶやく女の人の声。 心臓がドキッとした。 義理ママだ。 ここまでかけてくるとはよっぽどのこと。 一昨年だんなと日本帰国したときはすごく仲のよかったお隣さんがなくなった。 だんなに電話を渡す。 息を潜めてだんなの会話に集中。 あーやっぱり何かあったんだ。 会話が進むにあたって、人が亡くなったのではないことがわかる。 そう、やられた。 泥棒に入られたのだ。 以前は窓を壊され、家中をひっくり返されたが、とられたものは外に置いていた自転車3台。 今回は買ったばっかりのプラズマテレビ、Wii、レオのテレビゲーム、レオの部屋のDVDデッキ、wiiフィット、そして私のかばん二つ。そしてまたもやパパの自転車。 さらに家具を二つ壊された。 外に取り付けてる、アラーム作動時になるサイレンも壊されてた。 向こうにいるときは、状況もいまいちわからず、かなりストレスだった。わかっていたのはテレビが取られたことだけ、様子を見に来たおじさんが発見したのだ。でもおじさんは我が家に何があるかよく知らないから何がとられたのかわからない。 こっちに帰ってきて、いろいろとわかったこと。 おじさんが発見したのは木曜日、泥棒が入ったのは日曜日の12時過ぎ。 警察が来たのは火曜日だった。 うちの後ろは今たくさんのアパートを建設中。日曜日、工事のない日はまったく無人、一応警備会社は入っているが、夜12時になると帰ってしまうらしい。(意味ないやん) 火曜日、クレーン車を操縦している人がうちのうらの窓が壊されているのを発見(月曜日は休みだったらしい) だんなの携帯に電話するもつながらない。当たり前、海外にいるのだから・・・(彼とは以前砂を分けてもらうための交渉をしたので携帯を知っていた。) やばいんじゃないかと思った彼は警察に連絡、警察が裏から回ってうちに入って泥棒が入ったことに気づく。 その際アラームは鳴り響いたらしい。 ということは泥棒が入ったときも作動したはずなのに・・・ ただ警察もどこに連絡していいのかわからないので放置。 おじさんが偶然様子を見に来て私たちに連絡が来たのだ。 日本から警察に連絡したら、偶然家に様子を見に来た人が電話に出た 一言。 ありゃひどいわね。 帰ってきてから大変よ、がんばって・・・ 追い討ち・・・ 結局プロの仕事だそうで、指紋も出なかった。 しかも同じ日に3軒やられていた。 帰ってきてお向かいさんが一言、泥棒入られたんだろう。サイレン聞こえてたよー 何で警察に連絡してくれなかったの?というだんなに、あー考え付かなかった。だって。 お隣の人もサイレン聞こえてたわよ、管理人さんに言ったけど気のせいだって言われちゃったの。(このお隣さんは時々夜中に物音がするといっては管理人さんを起こしていた。しかも管理人さんは耳が悪い。) そう、アラームは正常に作動していたのに、誰も動いてくれなかったのだ。 しかも電話はいまだにつながらない状態。 バカンス前に携帯が高すぎるといって使える時間を短くしたばかり。それまで2時間を越えたことのなかった携帯がフル回転。 あちこちに電話しなきゃいけないし、相変わらずプロバイダーとフランステレコムは、うだうだといって原因を突き止められない。 パソコンもなければ、テレビもない。 そしてレオと買い物に出かけただんなが帰ってこない。 事故っていた。 何でこう続くかなぁ。 運転席側の扉がへこんでました。 電気代の請求が来てまたもびっくり。 高いお金を使って電気代を減らすためお湯を沸かす機械を変えたのに、去年より電気代が高くなってる。 来てもらったら調整ミスで、電気を使わず作動するはずの機械が、電気を使って作動していた。 踏んだりけったり。 そんなところにきました、税金の請求。さらにヌヌ(レオを預かってくれてる人)の有給休暇の支払い。 あいたたた・・・・ やっと電話はつながった。 原因はくだらないことだった。 詳しくはまた後日。長くなるからね。フランスの企業はまったく馬鹿である。というか責任感のなさにあきれる。 これからいいほうに向かえばいいけど・・・ 気づいたこと。 プラズマテレビなんてなくても生きていける。 wiiもしかり パソコンも、衛星テレビもなくてもやっていける。 でも電話はないと不便だねぇ。 ちなみに回線のつながらなかった間、もちろん月々払っているわけだから、払い戻してくれと訴えたところ、うちのホームページに払い戻しのフォーラムがあるから記入して送ってください。 だって。馬鹿? ネットつながらないって言ってるでしょ。 あーそうね、ネットカフェにでも行けば?だって。 ふざけすぎ。
September 15, 2008
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生まれたときから人に預けられているレオ。 親とはなれることに対してあまり抵抗は無いらしい。 生後4ヶ月で丸々2週間だんなの実家に預けられた。 親の仕事の都合である。 そのせいでレオとクリスマスを過ごしたことはなかった。 去年、私の職場のオーナーが変ったおかげで、初めてレオとクリスマスを過ごした。(私だけ、だんなは仕事だった) でもその後まただんなの実家へと旅立ってしまったのだが・・・ これはガレットのせいである レオが幼稚園に入るまでは毎年クリスマス時期にだんなの実家へと2週間ほど預けていた。 本人も寂しいという感じではなかった。 毎年日本に帰っているのだが、だんなの仕事の都合でだんなはお留守番のときもある。 一ヶ月パパにあえないレオは、まったく何も気にしていない感じだった。 それよりもじいじやばあばに甘やかされまくる生活が気に入っていた感じである。 時々聞く話では、こういう場合、結構子供はパパに会いたくなって帰りたいと言い出すらしい。 レオにはまったくない現象である。 レオが幼稚園に通うようになり、預かってくれている人との契約を変更した。 そのおかげで、バカンス中、もしレオがだんなの実家に行くのなら、その間の給料は払わなくて済むことになった。 だんなの実家はレオが来ることに関してもう両手を広げてウエルカム状態だし、こちらとしてもうるさいのがいなくなるし、何より大きな節約となる。(なんともひどい親ですな) 今まで物心付いたときから、実家に預けるときは前もって話しておく。 すると、これでパピィーと遊ぶんだとかいろいろ自分で持っていくものを楽しそうに準備するのだった。 もう何度も預かってもらってるし、時には彼らと海辺にバカンスに出かけたりもしているレオ。 会話にパパやママは出てきても寂しいという様子はないと聞いてるし、時々電話やウエブ上で話していても涙ぐむ様子もまったくない。 時にはちょっと挨拶をしてさっさとパピーと外へ遊びに行ってしまうほど。 それもどうなのさとも思うが、ビービー泣かれるよりはよほどいい。 そんなレオが今回は違った。 少し前からもうすぐマミィーのおうちに行くんだよーといっていたが、 決まって答えは、ダメ!! どうして?いつも楽しみにしてるやん。 というと、ウン、でもだめぇ あれ?ちょっとまずいんじゃないかこれ? 2,3日前からは行きたくないとすねている。 ママとパパとおうちに居るという。 むむむ・・・ でもねぇ、ママとパパは仕事があって、レオは幼稚園にいけないから、その間一人で留守番できないでしょ。 と説明しても、ダメおうちに居るの。 の繰り返し、 挙句の果てに学校行くのと言い出す。 でも学校終わりなんだよぉ。カトリーヌ(レオの先生)はもう学校来ないんだよ。 というと、じゃあサンドリンヌ(カトリーヌが病気のとき臨時でほかのクラスに行ったことをよく覚えているらしい)のクラスに行く。 うーん、サンドリンヌもこないよー うわーんでも学校行くのー と泣き出した。 何でそんなに行きたいかね? 初めのうちはあんなに行くのを嫌がってたくせに。 ちょっと突き詰めると、どうもカトリーヌが大好きで彼女のクラスが終わりであることをなんとなく感じ取っているようだ。 何度かそのことを説明したが、はにゃ?という顔をしてこりゃ全然わかってないな、と思っていたけど、なんとなくは感じているらしい。 それがストレスになっているのかも。 いつもは私が荷物を準備し始めると寄って来て、これも入れてあれも入れてとどんどん要らん物まで詰めて来るレオが、まったく知らん顔 いつものように真ん中で落ち合って引き渡すのだが今回は夜にレストランで食べることになっていたのでレオにそのことを話す。 すると、ダメ、パピィとマミィは来なくていいという。 何かしましたか?あの人たちが・・・ 不思議だなぁ。 結局、出発間際になっておもちゃをせっせとかばんに詰めていたレオだが、それでもいまいち納得してない感じ。 パピィとマミィにあった途端頬っぺたをふくらましてそっぽを向いた。 腕組なんかもしちゃってるよ。 いつもなら自分でベルトをはずして降ろせーといわんばかりに窓をバンバンたたくのに。(レオからは開けられないようにブロックがかかっている) レストランを探して歩いてる間もずーっとママの手を握って離さない。 どうしたのかな? なんだかんだ行っても食事が終わったころにはあきらめたのか、何も言わずに彼らの車に乗り込んで行ってしまったけど。 ちょっと不思議な感じでした。 そう思うと昨日の朝レオともっとしっかり遊んであげればよかったなぁとちょっと後悔。 実は数日前からレオもしばらくいなくなるし、しんどくても少し時間を割いてレオと遊んであげようと決心していたのだ。 しかし実態は、やっぱりテレビやゲームにレオを任せて、一緒に遊ぼうと声をかけてくるレオに、ちょっとまってを連発した挙句に、時間がないからとせかせてベットに入れてしまう日々。 昨日も朝から荷物の準備でばたばたし、午後からだんなが出発前の休息の間も遊ぼうというレオを適当にあしらってボーっとしていた。 レオがいなくなってしまった今、もっと遊んであげればよかったなと後悔。 最近どこで覚えたのか(きっとDVD)一緒に遊ぼうといってくる。 その言い方が今思えばかわいい。 しかし実際は、えーめんどくさいと思っていた。 たいていは今はダメといっているか、遊んでも適当にあしらっている。 しかもほんの10分ほどでもうおしまいといってやめてしまう。 かわいそうなことしたなぁ。 と思うのもやっぱり今いないからだろうなぁ。 毎回おんなじことを思う。居ないときはもっとこうしなきゃ、ああしないと思うのだが・・・ 実際はきついんですよ。ほんと。 それって近くにいる甘えなんだろうなぁ。 それでもママーって寄ってきてくれるから。 考えたら、もうすぐしたらきっとあっち行ってといわれるのは私のほうだな。 そう思うとレオを邪険に扱うのはとてももったいないことだよね。 もうすぐバカンス。 一ヶ月丸まるレオと一緒。 さて、どこまでかまってあげれるかな?
July 7, 2008
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あるつてから発達調査なるものを試みた。 大学院で研究をなさってる方がわざわざこんなパリから離れた治安の悪いところまで来てくださった。 しかも外は晴天 くそ暑い中をきっと一時間くらいはかかったと思う。 お疲れ様です。 さて、前日から、明日は女の人が来て、レオにいろいろ質問するから、レオは知ってる限りのことを答えてあげてね。 といっておいた。 すると昨日の夜からずっと、いつ来るのかとうるさい。 しかも女の人はママのお友達? と聞くので発達調査が云々と説明してもしょうがないと思って、そうだといってしまったのがいけなかった。 ままのお友達とゲームで遊ぶのだと昨日から張り切りまくり。 wiiのリモコンをしっかり持って明日ママのお友達来たらこれで一緒に遊ぶと離さない。 いや、それは無理でしょう・・・・ ママのお友達はいろいろゲームを用意してきてくれるから、レオはそれで遊ぶんだよ。 と説明しても、じゃあその後でこれで遊ぶの、それから外でテニスもする。 サッカーも出来る?などとどんどん夢は膨らんでいる様子。 やばいなぁ。 寝る前には、だんなが明日は幼稚園だからもう寝るんだというと、だめ。ママのお友達が来るからレオは学校行かないの!!という始末。 パパが、ママの友達はお昼過ぎにくるから朝は学校に行くんだと説明すると、早く迎えに来てねという。 何ぼほど楽しみにしとんねん。 帰ってくるなり、そわそわするレオ。 もともと来客が好きな子で人が来ると前もって知らせておくと来るまでうるさい。 それが知っている人ならもう朝から門のところにしがみついて待っている。 そんなレオにさっさとご飯を食べさせ、片付けをしていたらチャイムがなった。 さすが日本の方。時間ぴったり。 これがフランス人なら2時の約束で1時半にあせったりはしないのだが・・・ さてドアを開けるママを押しのけ外に飛び出したレオ。 見たことない顔にちょっと後ずさり。 いつものことである。来るまでは散々大騒ぎするわりにいざ顔を見るとおとなしくなるのだ。 さて、実際質問がはじまると興味深いものがあった もともとレオは私からしか日本語が入ってくるところが無く、かなり語群が少ないので心配だった。 しかも少し変なアクセントがあって初対面の人にはわかりづらいこともある。 はじめは物を見せて質問内容にはい、いいえで答えるというもの。 知ってるものに対しては結構得意げに答えていたが、靴べらなんか見たこともないものに対しての質問には、ママの顔色を伺っている。 言葉の要所要所にも私が普段使わない言葉も出てきていて、レオはきっと理解していないだろうなと思えることもあったが、レオは適当にうなずいたり首を振って答えていた。 なぜ知らないといわない。 なぜ首を傾げてまで適当に答えるのだ・・・・ 調査員の方が言うには低年齢の子供は、緑のものをこれは黒ですかと聞いてもうんと答えてしまう傾向があるといっていた。 でもレオはわからないなりに何を基準にしているのか?一応うんといいえを使い分けていた。 直感?想像? 気になるなぁ。どうしてそう答えたのか突っ込んで聞きたい気持ちだったが調査の邪魔をしてはいけないので黙ってみていた。 その次は、カードを種分けする。 青のコップと赤コップ 青の星と赤の星 4種類のカードをはじめは色だけで分ける。 これは全部正解。 次に形だけで分ける。 一枚目は出来たが、2枚目から前の色別が引きづっていて色別に分けてしまうレオ。 4枚ほどたったところではっと気づいた様で形別に分けた。 その次の、白いカードを見せたら黒と言い、黒いカードを見せると白とこたえてという要望。 まず、黒色がいまいちわからないレオ。 学校からの年末テストの紙にも黒がわからないとかかれてあった。 どうしてもグレーだと言い張る。 レオは青とみどりもいつも間違える。 はじめ黒をなぜ白と言わないといけないのかを理解できず、納得の行かない顔。 しかし反対の色を言えば言いいのだと理解したのかあきらめたのか、最後まで間違わずに言えた。 調査員の方もすごいとほめてくれた。 大人でもはじめは反対にいうとわかっていても最後のほうは間違ってしまうことがあるそうな。 それってきっと大人は黒を見てまず黒と認識した上で反対の白というから、反射的に見せられて間違うこともあるということなのかな? レオの場合、何も考えず、この色を見たら白、この色を見たら黒(レオの場合はグレー)といえばいいのだと思ったから間違わなかったのか? いやでも最後のほうはちょっと調査員の顔色もうかがっていたので、レオなりに考えて答えたのか? 最後の語群調査はもうめちゃくちゃ。 はじめのりんごはどれ?靴はどれ? なんかの簡単なものは得意げに指差していたのに、だんだん私が使うことのない言葉なんか出てきて困惑するレオ。 わからなかったらわからないって言っていいよというのに、とりあえず適当に指差すレオ。 あまりにわからなすぎてイライラしているのが見て取れる。 体をぐらぐら動かしはじめ顔をしかめてきたのがいい証拠。 それでも適当に指差してみる。 それでも調査が進むことを知ったレオはさらに適当に指を指し始める。 紙をはじく勢いで指し始めた。 こうなったら考えるまでも無く、どうでもいいと思ってる。 確かに言葉は難しかったね。 知らなくて当然。 でも知らないって言えよ。 普段は知ってることでも知らないって言うくせに。 何よりも興味深かったこと。 まず、男の子がチョコレートを青い箱の中に隠す。そして出かけてしまった後にお姉ちゃんがそれを見つけて赤い箱の中に入れ替えてしまう。 そこでレオにチョコレートはどこに入ってる?と聞くと、赤い箱を指した。 その後、男の子が帰ってきたら、まずどの箱を開けると思う? という質問にレオは少し迷って赤と答えた。 これは、ほかの人の気持ちがわかるかというもので、本来なら箱を入れ替えてしまったことを知らない男の子は青い箱を開けるはずなのだ。 そのことがまだレオにはわからないらしい。 ただ本当にわからなかったのか、いまいち言葉を理解していなかったのか・・・ 時々夜の読みきかせをしていても、読み終わって内容を聞いたらとんちんかんな事を答えるときがある。 バンドエイドの箱を見せられ、中に何が入ってる?の質問に答えるのにも時間がかかった。 バンドエイドという言葉は知っているはず。 箱の中のものがカタカタなっていたのが混乱させたのか、はたまた日本のバンドエイドの箱を見たことがなかったからなのか? 散々顔をしかめた結果、箱に書いてあるバンドエイドを指差した。 そして箱の中身を出したら中には電池が入っていた。 電池と答える。 その後のじゃあこの箱をパパに見せると中に何が入ってるって言うと思う?(パパはここにはいなかった) という質問も意味がわからなかったのか、困惑気味。 しばらく迷って、ピル(電池の意味)と答えた。 この時点でも、パパは中身を見ていないのだから電池と答えるわけが無いのだから、レオはその辺の心理をわからないといえるが、その前の質問内容がよくわからなかったこと、パンドエイドの箱がカタカタなっていたことなどですでに困惑していたこともあって、その辺の真相はよくわからないなぁと私は思った。 しかし、電池ではなくフランス語に言い換えてピルといったのはかなりすばらしいと思った。 パパは日本語話せないからねぇ。 お土産をもらってご満悦なレオ 私は、レオの日本語はまだまだだなぁと感じた。 日本で暮す3歳10ヶ月の子供はこれくらいの質問内容なら困惑せずに理解できているのだろうか? 答えがどうかは別にして・・・ それともレオは言葉だけではなく心理的なものでも遅れているのだろうか? 基準がわからないから難しい・・・ ただ言葉の遅れは日本語だけで、実はフランス語は周りからもほめられるほどしっかり話す(らしい) 確かに先日のてオ君レオより一歳上だったがレオより話すのが苦手なようだった。 もっとママが日本語をがんばらなければならないということを気づかされた。 最近忙しさにほったらかしにしてるしなぁ。 こんななんだかいい加減に答えたレオだけど、何かのお役に立ってくれるとうれしい。 暑い中わざわざお越しくださったのだから。 研究の結果が出るのも楽しみだなぁ。
June 30, 2008
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日曜日、だんなの同僚と、オーナー夫妻を食事に招待した。 総勢10人。プラス子供二人。 毎週日曜日には仕事のTシャツをびしょびしょにして帰ってくるだんな。 そう、職場で水のかけ合いをしているのだ。 そんな暇があるなら働け!! といいたいところだが、聞くところによるとオーナーがいつも火付け役らしい。 そういうことを毎日のように聞いていたし、先日の同僚たちだけのお食事のときもみんなが口をそろえて同じことを言っていたので、間違いないらしい。 なので、土曜日の夜から、外にあったホースやじょうろなどを片付けておくように言った。 さて、お店を閉めてからなのでみんなより少し遅れてオーナー家族が登場。 普通に挨拶をした後、車にパンをとりに行って来ると戻って行ったオーナー。(残ったパンを持ってきてくれることになっていた。) 私たちは家の裏のテラスにテーブルを用意していたのでみんなはそちらでくつろいでいた。 すると突然悲鳴が聞こえた。 と思ったら顔から緑色のものをたらしただんなが走ってくる。 見るとオーナーはあの、雑草なんかに薬を巻くための噴射機を背中に背負っている。 中は食用の色粉を混ぜた水。 って、それ洗濯しても取れないんですけど・・・・ 取れるよ大丈夫!! と笑いながら次々に緑色にしていくオーナー。 みんな逃げ惑う。 レオはパニック状態。しかも半泣き。相変わらず弱虫である。 その水がなくなったと思ったら今度はおもむろにかばんを開ける。 中から出てきたのは水風船。 もちろん赤の色粉入り あちこちに赤い水が飛び散る。 ひー少し前に2500ユーロ以上もかけ、さらに2週間以上かけてきれいにした外壁が・・・・ 赤く染まりました。 レオは大発狂。 やめろーボクの家が汚れるよー!!! ものすごい声で叫びましたとも。 みんなもその声にびっくり。 何よりも親よりも3歳児が家が汚れることを心配するなんて・・・ オーナーは、大丈夫、すぐ落ちるよといってレオの頭をなぜようとしたけど、お怒りのレオは触らせませんでした。 かなり怒ってるよ。 外壁についた赤は水圧の高いホースですぐに落ちたけど、うちの壁に付いた緑はたわしでこすっても落ちない・・・ さすがにちょっとオーナーもあせってました。 結局いろいろ試して、最後に漂白剤で落ちました。 しかし、皆さんなんと、着替えを用意してきてました。 散々暴れまわった後に、みんなささっとどこかに消えたと思ったら着替えてました。 計画済みだったのね。 レオはオーナーの息子テオ君と(4歳)いっぱい遊んでました。 しかしここでレオの短所を発見。 仕切り屋だった。 テオがボール遊びがしたいのに、鬼ごっこするんだよと決めてみたり、 wiiをやらせればテオのやりたいことなんかお構いなしに、僕が決めるといわんばかりに好きなゲームを選択。 無理やりテオにもやらしていた。 最後にはテオが、やらないといったら、泣き叫ぶ始末。 しかも二人で同じキャラを取り合って、レオも譲らない。 レオはいつでもできるから、譲ってあげたら?といってもダメ、これはレオの!!と言い切る。 しかもボクシングでテオに負けたらこれまた大泣きで暴れる。 (レオはすごく強くて、実は今まで大人相手でも一度も負けたことが無かった) どうもレオのリモコンがうまく動かなくて、レオは必死で振り回してるのに動かなかったらしい。 それでイライラしていてすでに泣きかかっていたのだけど、さらに負けちゃったものだからもう収まりつかないって感じ。 あまりの壮絶ぶりに、切れた私はブチン! wiiの電源切りました。 そしたらまたおお泣きした。 泣きながら、レオのリモコン、テオに貸してあげるから。まだあそぶぅ!!! テオはもう夜中の2時とあって、何もかもがイヤイヤモード。 大変でした。 結局二人とも最後の最後まで起きて走り回ってました。(3時半ごろ) オーナーさんは話に聞いていたとおり、いたずら好き。 オーナー婦人も話に聞いていたとおり、そんないたずら好きだんなをピシッと叱り飛ばす気の強そうな方。 でも感じのいいお二人でした。 同僚の方はすでに会った事があったけど、みんなオーナーの下で働いてるだけあっていたずら好き。 だんなは見る限りオーナーの上を行くいたずら好き。 同僚の彼女さんを雨水を溜めてあるバケツの中に突っ込みました。 二度目のお着替え。 何枚持ってきてるんだ? 楽しかったけどかなり疲れました。 しかもたくさん用意しすぎて今でも冷蔵庫はあふれかえってます。 後3日は何も料理しなくても生きていけます。 それも悲しい・・・・ デザートは以前私が働いていたところで買いました。 でも一カップルが手土産にデザートを持ってきてくれたので、これまたあまってしまった lalos 氏(パンのMOF)のお店のフレジエでした。 といっても彼が提携している、ステファン,グラシエさん(ケーキのMOF)のものですね。 実はだんなの同僚の彼氏さんがこの方の店で働いているのです。 おいしゅうございました。 だんなもフレジエを買っていたんだけど、私は持ってきていただいたほうが好きかな? あっさりしていた。
June 25, 2008
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初めて仕事を休んだ。 この仕事を始めてもう12年? 食中毒で高熱が出た一日を除いて仕事を休んだことはなかった。 フランスで働いてからは一度もなかった。 遅刻はほんの少し。 でも15分を超えたことはない 土曜日に休むために、残りの日にストックをする。 毎日が遅くなって、大変だった。 前日には土曜日の注文分も準備。 とりあえず迷惑はかけてないと思う。 さて、いびきが聞こえてくるレオの部屋。 そんなレオとは裏腹に、なぜかストレスで眠れない。 パパも早めにあがるために夜の11時から仕事を始める予定で、そのストレスか、9時の時点でまだ眠れない様子だった。 11時にふと目がさめたらパパはもういなかった。 眠れたのかはなぞだが仕事にはちゃんと行った様子。 朝いつものように5時には目が覚めてしまい、その後も、もしビデオのバッテリーが切れたら、とかあ、DVDの残りあったかな?とか、くだらないことを気にして眠れなくなった。 結局レオを起こしたくなかったので7時までベットでごろごろ。 その後、起きてシャワーを浴び、レオを起こしていつものように早く食べろとせかす。 9時から始まるという発表会。 何時に連れて行けばいいの?ときいたら9時ごろというお答え。 日本じゃありえないと思うんですけど・・・・ それでも遅れるのが怖くて8時15分には家を出た。(徒歩15分のところ、でもレオもいたしきっと20分はかかった) こんな早く家を出るのは日本人の私くらいだろうなと思いきや、結構人がいた。 ついたらそれなりに人もいて、なんとなくほっとした。 しかし扉は閉まっていて待ちぼうけ。 9時少し前にあいた。 いいのか?9時に始まるのじゃ? 中に入っていい席をキープしたかったが、レオの着替えをしなければならず、何も席を取るためのものもなかった。 日本じゃないし、まさかかばんを置いとくわけにも行かないし。 仕方なくこれまたレオをせかして着替えさせ、席をとったが前から3番目。まん前だけど高さがないので見にくかった。 さて9時から始まるとかいてあったが実際始まったのは10時15分前。 こんなもんかフランスだし。 それにしても9時半ごろまで続々と子供を連れて親が来る。 なかなかつわものだ。 9時に始まってたらで番終わっちゃってる可能性大なのに。 ただこのおかげでパパも無事間に合った。 9時半到着だったからもし9時に始まってたら見逃してた。 レオの出番は2番目だった。 しかし残念なことにレオのダンスは4クラス合同、100人はいるんじゃと言う大勢ぶり。 しかもレオのクラスは後ろのほう。豆粒がふらふらしている程度でした。 しかもレオはほかのクラスの先生の陰に隠れていてほとんどカメラに収められず。 しかも先生フランス女性代表のような大きいお尻。 だんなはそれでも楽しめたみたいだけど、ビデオ撮りに必死だった私は全体の様子もよくわからず結局何がなにやら・・・ ほかのクラスのダンスのほうが純粋に楽しんでしまった。 しかし、6つの出し物中3つが今フランスではやりのテクトニックを取り入れたものだった。 たかがこどものダンス。されど子供のダンスだった。 中には大人顔負けに踊る子もいて大声援が上がっていた。 言っても5歳くらいまでの子供たちだよねあれ? アフリカンダンスも交えたものはさすが地域性。 黒人の子供たちはこれまた大人顔負けのダンスを披露 すごくうまいクラスがあって、かっこよかった。 テクトニックを要所要所に取り入れ、男女二組のカップルで色気たっぷりに踊る姿は日本じゃ見られないだろう。 しかも最後に抱き合ってほっぺにチューッでポーズ。 親たちからもワーと大声援とともに笑いも。 レオもこんな風に踊れる日が来るのかな? しかし日本の発表会風を予想して行ったので度肝を抜かれた。 パーティーなんかでも子供が上手に踊るなぁと思っていたけど、やっぱり機会が多いからかな? レオたちは一番小さいクラスで手にたくさん付けたりボンを振ったりたったり座ったり。 円になって回ったり程度だったけど本人は楽しかったよう。 しかし女の子と二人で手をつないで周ってるときはどちらかといえば振り回されてたというほうが正解。 相変わらず女に弱いレオ。 終わってレオを迎えに行ったとき、レオはご立腹だった。 その理由はパパが手を振ってくれなかったから。 たぶんレオのほうからたくさんの親が手を振っているのが見えたのかな? 私はカメラを構えていてレオをズームにしていたからわかったけど、実は始まってすぐレオはパパーと叫んだのだ。 パパが来るのを知らなかったレオは見つけてうれしかったんだろう。 なのにパパは手を振ってくれなかったんだから怒って当然。 しかし疲れた。レオは興奮してかお昼寝を拒否。 だんなはほぼ寝てないので帰ってすぐにばたんキュー。 夜もみんなお疲れなので早めにベットへ。 夜中の2時、突然大音響が・・・・ そうだった今日は音楽祭。 しかしなぜこんな住宅地に。 と思ったらお向かいさんが何を勘違いしたのかテラスにどでかいスピーカーを出して数人で踊り来るっている。 かーなーり迷惑。 でも何もいえない今日は音楽祭。 もっと広場とか、そういう雰囲気で盛り上がってるとこでやれよ。 みんな静かに寝静まってたのに。 結局5時まで続いた。 そんな騒音ものともせずぐっすり眠っていたレオは6時に目を覚ましママーと呼ぶ。 地獄・・・・ もちろん一喝して無理やりまた眠りにつかせましたとさ。
June 22, 2008
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きょう、レオを幼稚園に迎えに行ったら(月曜日はお昼で迎えに行く)レオからかすかに香水のにおいがした・・・ このにおいは・・・ そうだレオがクリスマスにもらったスパイダーマンの香水だ。 さすがフランスだなと思った。 こどもに。しかも男の子に香水なんて。 その上レオのお気に入り。 お風呂場においてあるのだけど目に付くたびにつけろとうるさい。 お風呂上りのもう寝るだけのときにもつけてーという。 明日お出かけのときにといつもごまかすのだが、なかなかめんどくさいので上のほうにしまってあった。 話は戻ってレオにあれ、今日香水付けたの? と聞いてみた。朝はパパが幼稚園に連れて行ったので(私は10時半まで爆酔) するとレオは香水という言葉がわからなかったらしい。 でもスパイダーマンの言葉はばっちり聞き取れたレオ。 何。スパイーマンの何?と少し興奮気味。 プシュプシュってするやつ、いいにおいのするやつ。お風呂場においてあるやつ・・・などなど説明したがよくわからない様子で、見せて見せてと暴れる。 しかし見せてといわれても家に帰らないとどうにも出来ないんですけど・・・・ うちにつくなり2階に駆け上がり、何、スピーダーマン(スパイダーマンのフランス語発音)どれ?何? うるさいのなんの。 お風呂場に行くとだんながしゃがみこんで自分の頭を刈っていた。 しかも香水の置いてある棚の前で。 あまりにうるさいレオ。そんなだんなの上をまたぐようにして香水を取ろうとした。 上のほうにあったのと、図体のでかいだんなをまたぐようにしてとらないといけなかったので、手がなかなか届かない。 そんな間も何々?とうるさいレオ。 やっと手が届いて取り出したが、ふたのところを持ってしまったため、なんとふたが取れて落ちてしまった。 瓶で出来てた香水は床に落ちてお風呂場一面に広がった。もちろんだんなにも直撃。 シトラスのフレッシュな香りが一面に漂う。 ここまでくればただくさいだけ。 そんな場面を目撃したレオは号泣。 レオのスピーダーマン!!!! 付けたい、今付けたい!!! うわーんん!!!!! ごめんごめん。 なんて言葉で収まるわけもなく、また買ってあげるからという言葉もまったく耳には入らない。 瓶の飛び散ったお風呂場で足をジタバタ。 だんなにあっちに行けと怒られても聞く耳持たず。 スピーダーマン!!!を連呼。 しょうがないので片づけを後回しで私の香水を付けてあげると、少し収まった。 しかしその後で、レオこれ嫌い。とのたまった。 むむ・・お子ちゃま香水よりも高価なのに。 今もこうしていてもプンプンにおう。 私にもかかったしレオの足にもかかった。だんななんてもろにかぶった。 フランスでは香水くさい人はたくさんいるけどここまで家族そろってにおうのも珍しかろう。 しばらくはこのにおいから逃げられないかも。 片付け終わってレオが一言。 スピーダマン、また買うの? そうだね、お店で探そうねといった私に、ミッキーも買ってくれる? と私の失敗に付けこんで交渉に入るしたたかな3歳と10ヶ月の男。 ミッキーの香水が存在しないことを願うけちなママ。 しかしにおいますな。 香水って洗濯しても匂いが残るのよね。 ちなみに今週の土曜日はお休みの許可が出ました。 初の発表会。カメラ持参で行きます。 わーい、だんなはそんな私にちょっとやきもちを焼いております。 生とビデオは違うからね。 楽しみ。
June 16, 2008
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もうすぐです。 はじめは泣いて逃げ回って幼稚園に行きたがらなかったレオも、とうとう学年末に近づいてきました なんか長かったような、早かったような。 先日先生がだんなにこんなことを言った。 安心してくださいね、来年もマークと同じクラスにしておきました。 マークとはレオの一番のお友達。 先生があんなに仲良しなのに引き離すのはかわいそうだからといったそう。 すごくいい先生でした。 はじめはなんだか厳しそうだなぁという印象だったけど、実際はすごくこども好きな人でレオも初めは嫌いといって泣いてたけど今では大好き。 毎日のように彼女の話をする。 なんだか変っちゃうのが寂しいなぁ。 ところで月曜日にレオを学校に連れて行くとこんな張り紙がありました。 21日の土曜日はあけておいてください!! 年末の発表会があります。 ・・・・・ いつかは来るだろうと思ってたけど、きてしまった。 去年、同僚がこの時期にポソッとつぶやいた。 いつもの土曜日以上にお店の回転はよかった。 同僚が、 きょう、息子の学校の発表会やねん、俺なんかこんなとこであほみたいに働いてむなしいわぁ・・・ それを聞いたとき、あーいつかは私もこんな風になるのよねぇ。 と思っていた。 だんなに早めに始めて早めに終われないか聞いてみたけど、厳しいみたい。 9時から始まるから最低でも8時には終わらないとダメだモンね。 しかも最近一人抜けたからねぇ。 私はレオを預ける都合があるから早めに始めることは出来ないし、7時から初めて8時に上がるわけにもいかないモンね。 初めての発表会。 誰も観に来てくれる人がいないってつらいよねぇ。 って言うか私がつらい。 こういう時二人とも客商売ってのはつらい。 昨日の夜レオが、きょう学校でこんなんしたのと見せてくれたのは・・・ お尻をフリフリ、手をフリフリ、その後みんなで手をつないで回ったり、飛んだりするの!!! と嬉しそうに踊ってくれた。 もしかしてこれが出し物? なんかすごくかわいいんですけど・・・ 観たい、ぜひ観たい・・・ この仕事を始めて13年。一日だけ食中毒で休んだ以外、仕事を休んだことはなかったけど・・・・(産休はのぞく) 聞いてみようかオーナーに。 一日だけ休ませてくれー 終わったらダッシュで出勤してもいいけど。 土曜日は朝が一番大事なのよね。昼からはほとんど仕事がないから余計に言いにくい。 でもやっぱりこれだけは見逃せないよねぇ。 あーやっぱり仕事変えようかなぁ。
June 7, 2008
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それは今日の出来事 ローランギャロスに行くだんな。 なので私が必死こいて仕事を早く終わらせ、レオを迎えに行かなければならない。 少しでも時間が過ぎると時間外手当がついてしまう。 節約のため朝から必死。 そんな日に限ってやたらと売れる。 そして汗だくになって仕事を終え、ちょっと遅れたがほぼ予定通りに店を出た すたすた歩く私。 ふと前から男性が近づいてくる。 こういう時は警戒する私。 馬鹿が多いから。 彼はこんなことをお願いするのはすごく失礼なんだけど・・・・を繰り返し説明を開始。 なんだかあせっているのか早口でいまいち理解できないところも。 私が理解できたことを整理するとこんな感じ 14区にある病院に予約がある。 その前に目医者に予約があったので行っていた。しかし思ったより時間がかかってしまってちょっと時間が押し気味。 そんなところに加え車がエンストしてしまった。 家に電話をしたが誰も出ない。 妻がどうも子供を連れてかばんも持って出かけてしまったらしいがそのかばんに僕の財布も入っていた。 つまりボクはいまいち文無し。 ガソリンを入れたいが一銭もない 同僚に電話しても誰も捕まらない。途方にくれている、。 つまりお金を貸してくれということ。 はじめは断った。しかしどうも必死である。 代わりに何か渡してもいいという。 電話番号も教えるという。 後で連絡して待ち合わせて借りたお金を返すという。 身分証明書あるの?と聞いたらあるよあるよと出してきた。 それでもやっぱり見知らぬ人に、日本ならまだしもフランスで貸すのには抵抗があった。 でも本当に困っているようにも見えたので5ユーロくらいならといってみた。 そしたら5ユーロじゃ今ガソリンなんてほとんどないに等しい。 最低でも8ユーロほど必要という。 それはごもっとも。 でも5ユーロ程度なら返ってこなくてあきらめも付くけど、後は10ユーロ札しかなくて、やはり少し抵抗があった。 断った。 少し歩き出して、やっぱりすごく困っているようにも見えたし・・・ 引き返して、10ユーロ貸してあげる、その代わり携帯番号を教えて。 この先に私が働いてるお店があるからそこに返しに来てといった。 後日二人きり出会うのも怖かったから。 携帯番号は私の番号を教えて彼が目の前でかけた ので本物。 ただ私もレオを迎えに行かなければならないこともあってあせっていた。 身分証明書の確認もしていなければ、何かかわりのものをあずかることもしなかった。 そしてメトロにゆられながらよく考えてみるといまいち不明な点がちらほら。 まず、エンストしているのならガソリンを入れるためにスタンドまで言って何かに入れて持ってこなければならないが、パリは車を燃やす馬鹿のために容器に入れてガソリンを買うことは禁止されている。 大体車がエンストしているのならメトロを使えばいい。 土曜日なのに病院は開いてるのか? カードは持ってないの? 奥さんは何で勝手に出かけちゃったの? だまされた? でもほんとに必死だった(ように見えただけかも) しかも私は自分の働いてる店の場所の説明を間違えた。 見つからなければもういいやと思って返しにこないかも。 電話なんてこっちからかけても無視すればいいこと。携帯なんて何にもならない。最低でも身分証明書で住所を確認しとけばよかった。 10ユーロ。ヌヌに時間外手当を払わないように必死こいたわりに無駄に使ってしまった。 だまされたのかどうかまだわからないけど、10ユーロは落としたと思ったほうがいい。 そしてこのことはだんなには言わないでおこう。 ごめんよだんな。 休みなく働いて稼いでくれたお金を無駄に使ってしまった気がする。
June 1, 2008
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何でかいつもこの時期である。 天気がいいからなのか? 街で見かける生まれたての赤ちゃんがとーてーも気になるのだ。 そう、二人目欲しいねーん!!! でも無理なのよね、現実には。 でもかわいすぎる、あの小さな手が・・・・ レオが生まれたばかりのときは、ミルクを吐いてはいて、本当に大変だった。 一日最低でも5回は着替えをさせていたし、私自身も何度も着替えていた。(吐いたミルクがかかるから) 母乳なんて飲ませれば、飲んだそばから吐いてしまう。 医者に行けば体重増えてるから心配ないといわれ、それでも何とかして欲しくて5人も医者を変えた。 結局ミルクを少しどろっとしたやつに変えるしか方法はなく、それでも、ひたすら吐き続けていた。 離乳食が始まったら吐かなくなるかもという淡い期待をよそに、離乳食ごと吐いていた。 ひどいときには10分おきぐらいに吐いて、どこからそんな戻すものがあるのかと不思議に思うくらいだった。 赤ちゃんのころはストレスで、吐くならもうのむな!!!とレオに向かって怒鳴ったこともあった。だって吐いたから着替えさそうと思って新しい服を着せたとたん吐くんだもん。 その当時は二人目なんて考えもしなかった。 結局接骨に通ったせいなのか、(保険きかないからすごい出費になった) ただ単に胃がしっかりしてきたからなのか? 理由はわからないがぴったりとはかなくなった。 今はあのときの苦労がうそのよう。 出かけるときなんて一週間の旅行?ってなくらいの着替えを用意していたもの。 そのせいなのか、どうなのか。 二人目欲しい欲がムクムクと膨れ上がる。 でもだんなは要らないんだよね。 言い分はごもっとも。 今でもレオは学校に行っているにもかかわらず託児料が、私の給料の3分の一以上を占めている。 時間帯が特殊なため、普通よりかなり高くなっている。 この上家のローンを払ったら私の給料はまったく残らない。 今でこそ時々、夏には2回ほどだが海に行ったり、これもごく数回だけどレストランに行ったり、毎年日本に帰っている。(これ重要) もし二人目が出来たら・・・ レオが学校に行っていなかったときは託児料は私の給料の半分以上を占めていた。 もし今小さな赤ちゃんが出来ればもちろん二人分も払う余裕なんてない。 でも私が仕事をやめれば家のローンが払えない。 もしかしたら補助が出て何とかなるかもしれないけど、きっと毎年日本に帰れなくなる。 私にとっての日本帰国はストレス発散の場であり、また一年やっていくためのエネルギー充電の場である。 これが無くなって二人の子育てとなるとかなりきつい。 じゃあ一人でいいやんとおもうけど、やっぱり二人ほしい気もする。 レオの着れなくなった服や使わなくなったベビーカーなど未練たらしく残しているのもストレスになる。 邪魔だし。 作らないならきっぱり捨てたいけど、なかなか踏ん切りがつかない。 だんなもいらないとは言ってるものの、捨てないところを見るとはっきり決心がついたわけでもないようだ。 ただ、だんなの言う、休みもなく毎日必死に働いて、余暇をそれなりに楽しむ余裕が無くなるのはいやだ、レオの欲しいものを買ってやれないのもいやだ。 それなりの水準の生活がしたい。 その願いもわからなくはない。 今でも二人、必死に働いてるのに、買い物に行けば一番安いものばかりをかごに入れるし、カフェでお茶なんてもったいなくて出来ない。 レストランだってチェーン店が精一杯。 ブランド好きだっただんなはスーパーや、安い服やさんで服を買うようになったし、毎月服を買っていた私も今ではセールに一、二枚買うくらい。 正直、レオが生まれて出費がかなり大きくなったことは事実である。 もう一人増えるということは出費がもう一回り増えるということである。 多分やっていけない。 いや、やっていけると思う。 でも、今のような生活はやっていけない。 もうひとつ重要なのが、私も家で子供を育てるタイプではないということ。 仕事をしていたいのだ。 専門職なだけにその意識も強いのかもしれない。 結局どうしたいのかというと・・・・ 分らないのだ。 だんなはもう少し後で考えればいいという。 でもあんまりレオと歳が離れすぎるのもどうかなとも思う。 私だって若くない。 でもやっぱりもっと後で考えようかな? あと2年ぐらいは大丈夫? どれくらいの歳の差なら平気なんだろうか?
May 26, 2008
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いって来ました健康診断。 仕事をしていると義務付けられてます。 一年に一回が本当。 でも前回はもう一年以上前だった気がする。 細かいことは気にしないのがフランス。 仕事の都合を付けて早めに切り上げいざ出陣。 何で行かなきゃならないのか不思議なくらいいい加減。 と思うのは私だけ? することは・・ ほんまにあってんのか?というような視力検査。 胡散臭い目隠しをして、一番上の列を読んでください。 どこが開いてるかって言う日本のやつと違いアルファベットを読むんですよね。 JとGがないことを祈りつつ・・・(発音苦手) ちょっと見えにくくて怪しげだったところもあったけど、あっさりはいオッケー!! 次は反対の目で同じところを読んでくださいだって。 同じところでええんかい!! しかも一回目と違った気がする。 左目の視力落ちてきたかな? でもオッケー問題なし! ほんまかいな。 次はおしっこ検査。 普通のコーヒーとか飲みそうなコップを渡される。 次にお医者さん(ほんまに医者なのかなぞ)の前で健康診断。 実はつい2,3日前まで膀胱炎で薬飲んでたのに、おしっこ検査はすべて異常なしだった。 しかも直前にサンドイッチ食べてたのに・・・ すべて良好、問題なし!! と太鼓判を押されました。 ほんまかいな。 これで5回目になるけどいつもこんな感じ。 意味あるんかいな。 さて日本で5年働いたけどこんな経験はしたことないのが衛生研修。 こちらで7年目、もう2回経験した。 ある会社から派遣された人がみっちり2日間私たちに張り付いて衛生面に関していちゃもんをつけられるのである。 結構うざい。 確かに大切なことなんだけどね。 たとえば布製の布きんは使っちゃダメ! ばい菌がいっぱいだたら じゃあ何で拭くのかといえば・・・ キッチンペーパー 手ぐらいはいいけど器具やら作業台、何から何まで拭いてるといくらあっても足りない。 環境には悪いですね。 後は掃除のときも使い捨てダスター。ほかにも使い捨て絞り袋、使い捨てエプロン使い捨て・・・ 一日終わったらゴミ箱がえらいことになってませんか? だんなが少し前にこの衛生研修をしていて従業員一同切れたらしい。 そんなことを聞いていたのでいやだなぁとおもっていたけど、うちに来た人は全然適当。 最終日に、問題なし!っていわれました。 別にうちがものすごく衛生面に気を使ってるわけじゃなくて、ほんとにこの人が適当だっただけ。 卵のトレーを作業台の上に直においてたし、ダスターも使ってたし、ゴミ箱なんてふたが閉まってなかったのに・・・ ケーキを持って上がる階段を通ってゴミだしもしてたしね。 ただ一点気になったことがあります、ぱんださんについてですって言われちゃった。 何したっけ?とはらはらしていたら、 重いものを持ちすぎてますだってさ。 今は若いからいいけど(別に若くないんですけどね)40代に入ったら腰を痛めますから気をつけてくださいだって。 職業柄仕方ないことなんだけどね。 うちに来た人が適当だったのか、この人が他にもっとひどいところを見すぎているのかわからないけど、確かに彼はうざくなかった。 それでもじーっと真後ろで仕事を見られているのはかなりプレッシャーというか・・・ しかもケーキ担当の私が一番標的になるんですよね。 いやはや気を使った2日間でした。 だんなの店に来た人は、ミルフィーユを切るときはお水に漂白剤を入れてそこでナイフを一回一回洗ってくださいといったそう。 それって漂白剤がケーキに付くって事ですよね。 なんかそれもいやだなぁと思うのは私だけ? フランスは気候が乾燥しているため日本ほど食中毒にうるさくないと思う。 初めてこちらで働いたときはえーそれやばいんちゃう?と思うこともしばしば。 今では変に慣れてしまった。 もう日本では働けない。 それでも食中毒なんて聞かないし、自分もよくやばそうなもの食べてるけど平気だし。 もしかして胃が強化された?
May 18, 2008
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最近いいお天気が続く。 今までドンよりだったのがうそのよう。 私は基本的に春物の服がすきなのだが、今年もまた出番なく、夏物になってしまった。 レオの服もいつも春物を用意するけどほとんど着ない。 私は秋にでも着れるけど、レオは秋になるとまた成長してるのでそうも行かない。 ほんとに子供服はお金がかかる。 さて、先日の日記にも紫のバジルを植えたと書いてみた。 一応順調に生えてきていた。 紫バジルは赤しその代わりにもなると聞いたので期待わくわく。 ここ最近のレオの日課は、お水やり。 砂場道具の小さなじょうろを持って私の後をチョコチョコ付いて来る。 小さいのでものが植えてあるところまで届かず、花壇のふちにほとんどお水をやっているのだけど、本人は大満足。 夕方になるとお花にお水やろっかぁと意気揚々 私が忘れていることもあるのにレオは毎日欠かさない。 でも無駄に水をまかれるのもなんなので、レオが届きそうなところに鉢植えをおいて、レオの担当にしておいた。 それが紫蘇と紫バジル、それにタイム もちろんそんなものだけで満足するはずもなく私の後ろについて周って相変わらず花壇のふちをぬらしてくれる。 花壇のふち近くにあるパセリはいつも水浸し。 じょうろを動かして水をまくことを知らないレオは一箇所に集中攻撃。 そして先日目を話した隙に、すでにあげた紫バジルにまた水をかけていた。 しかも一回目でちょっとやりすぎやろ!ってくらいかけていて、やっと土が水をすってくれてやれやれと思っていたところだった。 見ると土の上2センチくらいに水がたまっている。 こりゃいかん。 むーと考えた末、ちょっと鉢を傾けて水を捨てることにした。 そしたら・・・ ドサ!! わーん、上の土が滑り落ちてしまった。 もちろんバジルの芽も一緒に・・・・ あわてて拾ったけど土と混じってもう何がなにやら・・・ あーと叫んだらレオがとことこやってきて、どうした? ときょとんとした顔でたずねる。 むっむ・・・ 土が落ちちゃったのというと、そんなんしたらあかんなぁ。お花死んじゃう? だって。 いや、確かに私が悪い。しかし事の発端はお前なんだよ!! とは言えず、そうだね、死んじゃうね、ごめんね。 といっておいたが、かなりショック。 そしてそんなことをしている間にレオはなんと緑バジルにも同じことをしていた。 しかもこれはトレイの上に水を張っていて、土は常に湿った状態なのでお水はあげなくていいよといってあったのに・・・ その前にもやりたがったけどダメっていってあったのに。 ここでプチン!! 何やってんの!! と切れてしまった。 そしたら、レオはなんと、でもあっちはレオじゃないもん! ときやがった。 またお花 しんじゃう? と聞くので、そうだね。どうなるかな? と今度は注意してお水を捨てた。 成功。 紫バジルは種を蒔きなおした。 でも土も拾って戻したのでもしかしたらえらいことになるかもしれない。 今日ふっと見たら紫色の芽が出ていた。緑バジルと同じ形。 そうかこれが紫バジルか。 え?じゃあ、今まで紫バジルの芽だと思っていた緑色のものはもしかして去年の緑バジルのこぼれダネ? 大きくなったら紫になるのだと思ってた。 実はそれと一緒にバジルっぽくない芽も出ていて、雑草だと引っこ抜いたら裏が紫色していたのでもしかしてこれが? と思って両方残しておいたのだ。 しかし二つとも違ったことになる。 っていったいどれが紫バジルなの?
May 12, 2008
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に置いてかれました。実は以前だんなと有名な方にお会いできるチャンスがありまして、そのことをだんなは今のオーナーに話したらしい。するとオーナーはだんなに嫉妬、俺も連れてけと駄々をこねたのでした。しかし今回は日本出店に関するノウハウをお伺いしたかったので、そりゃあかんでーというと、じゃあ、償いに俺をパリの有名店めぐりに連れてけとおっしゃった。水曜日が休みなだんなはじゃあ水曜日に一緒に行きましょうということになった。そんなことは以前から知っていたが、何で私がバカンスで暇こいてるこの水曜日なんだ?私も連れてけーと駄々をこねてみたが、オーナーと私では権限の強さが違うらしくあっさり却下。理由としてオーナーの単車で行くから。確かにパリ市内は車より、メトロより単車が便利でも3人は乗れないよねー。もちろん私はお留守番なのね。暇なんですけど。そして前日にネットであれこれ調べるだんな。そんなだんなに嫉妬してねーバカンス中だしいっぱい休みかもよーとか明日は雨だってーとか嫌味を言ってみるハイハイと軽く流され余計むなしくなる私。リストの中に青木さんの店が入ってるのを発見。ねーここ行くなら抹茶のケーキ買って来てバイクだし持てないよというだんなにリュックを平らにしてこうやって乗せれば大丈夫と実演。そして無理やりリストの最後にヤマザキも入れ込む。そしてショートケーキも買ってきてねと頼む。ショートケーキというフランス語がないので一応説明した後、日本人販売員を捕まえて日本のケーキといえば解かると言っておいた。行く店先々でなんか買ってきてよーといったけど、そんなに金はありませんと却下。確かに有名店がズラーと20店ほど。お値段的にも有名そうなところで全部買ってたら破産だねぇ。しょうがない、ショートケーキと抹茶ロールで我慢。それでもしつこく、でもなんか珍しい焼き菓子とか見つけたら買ってきてね。かなり長いリストを持って朝8時にいそいそ出て行くだんな。こりゃ夜8時ごろまで帰ってきませんな。しょーがないのでうちでごろごろ。ただただお土産を期待して。と、4時半ごろに帰ってきた。ちょうどあられが大量に降った後。早速、ねぇねえどうだったーとうるさい嫁。おもむろにかばんから取り出したのはたった一つの箱。これだけ?という顔がもろに出ていたと思う。ロゴがLA・・・・ヤマザキでもなければ青木でもない・・・あ、アルノーラエールだ!!で、頼んだ品は?青木は休みだったらしい。残念。ヤマザキは入ってもいないらしい。さっと見ただけ、あんまり興味をそそられなかったとさ。入れよ!かわいい(うるさい?)奥さんのために!!ほかにも私の予想通り休みの店もいくつかあったとか。それでも行く先々でケーキを買ったけど、オーナーが全部持って帰って翌日みんなで試食をするらしい。えー私はぁ?オーナーがすべてお金を払ったのでしょうがないらしい。いや、あんたはいいよ、翌日店で食べれるんだし。我慢してお留守番してた私にあたったのはアルノーのミニマカロンだけ。15個入り。もちろん私が一人で食べれるはずもなくだんなと半分ここれでも結構なお値段なんだけどね。おいしゅういただきました。なかなか謎な味のもございました。私的にはやっぱりクラシックなものが好き。写真?そんなものとる前に箱だけになってしまいました。バイクでのパリめぐりはものすごく快適だったとさ。そうだねぇ。まだ若かりしころ友だちとメトロで周った事もあったけどやっぱり時間がかかった。ケーキ屋めぐりか、もうかれこれ長いことしていないなぁ。刺激が欲しくなってきました。このバカンスはチャンスなんだけど、ケーキ屋めぐりって一人だと結構むなしい。でもレオを連れて行くなんて考えただけでも恐ろしい。もう少し大きくなるのを待つか。
May 1, 2008
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うちの子供のために福音館で定期購読している。 なかなかつぼを付いてるようでうちのレオにはお気に入り。 ただ小さなかがくのともはあまり好きではないみたい。 寝る前にレオが読んで欲しい本を出してくるのだが、その中でもお気に入りが、「すてきすてき」というやつ 男の子が赤い手袋を落として、いろんな動物たちがそれを見つけて頭にがぶったり足に履いたりしていろんな使い方をして、最後にはまた男の子の手に戻るという話。 何がレオの心を引いたかというと・・・ 「あ、こんなところに」というフレーズである。 毎回動物が手袋を見つけるたびに言う言葉。 お話中に何度も繰り返し出てくるのが楽しいらしい。 私が、あ、こんなところにと読むと、私の顔を見てワクワクした目で次に来る言葉を待っている。 最近では、あ、といって少し待っていると、うれしそうな目で「こんなところにぃ」といってくれる。 そして先週、義理ママからレオの荷物にしまじろうのDVDといくつかの絵本を入れておいてとリクエストがあった。 ので、しまじろうのDVDともちろん義理ママが読めるようにフランス語の本を用意していると、レオがすてきすてきの本を持ってきた。 これもいれるぅ というので、マミィ(ばあばの事)は日本語読めないからダメだよというと・・・ レオが読むの!! といわれた。 ・・・・・・ レオ読めるの? と聞いてみたら、おもむろに本をめくって読み始めた。 もちろん読んでいるわけではない。 ただ絵を見て覚えているストーリーを語っているだけなのだけど、意外にもあっている。 いつも聞いていなさそうにちゃちゃを入れてきて、時にはもう聞いていないなら読まない!!と切れて部屋を出るときもあるのだけど、 意外にも聞いてるものなんだと関心。 これからはちゃんと読んであげなくちゃと反省も。 ということですてきすてきは義理ママのうちにもちろん持っていきました。 読んであげたのかは不明 もうひとつ、絵本ですごいと思ったこと。 まだレオが2歳くらいのとき。 だんなの友達一家が遊びに来た。 5歳くらいの女の子も一緒だった。 当時からレオは本が好きで(といっても絵を見るだけだった)部屋は本がいっぱい。 その中の日本語の絵本を見つけた女の子。 レオに読んであげるねと言ってページをめくり始めた。 ママさんが、それはあんたには読めないわよといったが、彼女は絵を元に自分なりのストーリーを作り始めた。 しかもちゃんと絵とあってて話しになっている。 はじめてみる本で次に来る絵が何かもわかっていないのに、すごい想像力だなと感心した。 レオにもそんな風になってもらいたい。 そのためにも読みきかせをがんばらなくては・・・ でも時々ほんとにめんどくさい。 特に同じ本が何週間も続いたときはもうイヤーとうんざり。 何であんなにあきもしないで同じ話ばっかり聞いていられるかな? レオがいなくなって早くも一週間、ちょっと恋しくなってきましたけど・・・
April 29, 2008
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うちのチビ怪獣がいなくなりました。そう、パリはバカンスに入りました。例に漏れずうちのチビ怪獣は田舎に追いやられたのでした。イヤー静かだねぇ。ゆっくり寝たし、掃除もスイスイはかどるし。パソコンだって出来ちゃう。そんなチビ怪獣、うちでは怪獣のくせに、一歩外に出るとウサギのようになる。それが実は私を不安にさせる。日本では今頃が幼稚園入園で、泣く子もいれば慣れはじめた子もいてって感じだろうな。こっちはもう年度も終盤に差し掛かっている。コレが最後のバカンス。入園した手の頃はそれと同時に預かってくれる人も変ったこともあってか、お漏らしをしたり、情緒不安定だった。毎日行きたくないと泣き叫び、布団にしがみつき、コートを着せようとしたら逃げ回る。家具の後ろに入り込んで隠れては、預かってくれてる人を困らせ、園までは引きずるようにして連れて行かれる。そんなレオもいつ頃だったか、園で習った歌を家でうれしそうに披露したり、送っていくと先生に駆け寄って私を振り向くこともしなくなった。仲良しも出来たようで毎日のようにその子の名前を聞く。うまく行ってるのだと思っていた。いや、うまく行ってるのだろう。本人的に。少し前から気になることがあった。入園前からなんとなく気になっていた。人の輪の中に入っていけないのである。フランスではやれ誕生日だ、定年だとパーティがよくある。そのたびに家族や友達が集まる。必然的に同じ年頃の子供も集まる。だんなの家族は片親の親族だけで70人近くいるので集まっている子供たちはレオにとっても親戚。みんな仲良く遊んでいるのに、レオだけが中に入れない。赤ちゃんの時は仕方がなかった。少し前までは、家だけパリにいて遠いし、ほかの子達はちょくちょく会う機会もあってお互いのうちも行き来しているし、仕方ないのかな?とも思っていた。でも何が悲しいって、レオもきっと入りたいんだよね。遠目でぽつんと立ってジーッと見てるんです。みんなが仲良く車で遊んでて、入りたそうだから、一緒に行っておいでというと・・・そろっと近づいて、ソーッと車を取ってひとりで少しはなれたところで遊ぶ。でもちらちらみんなを見てるんです。何が悲しいって、そんなレオを見るのがとてもつらい。しかし、それは親族の集まりだけではなかった。先日、月曜日に幼稚園の前を通ることがあった。子供たちが庭園で遊んでるのが見えたのでソーッと近づいてみると、おーレオのクラスだ。レオはどこかな・・・あれ?居ない・・・ふっと庭園の隅を見ると、子供が3人ほど柵につかまって外を見てる。お互いに離れていて、一緒に外を見てるというよりそれぞれが外を見ている。案の定、レオはそのうちの一人だった。滑り台が大好きなのに。何でみんなと一緒にしない。先生からも以前レオはみんなと混じって悪さをしないで、一人物静かに自分の世界で遊んでいると、ほめ言葉としていってもらった。でも私を不安にさせた。先日雪が積もった日に、迎えに行くと、レオが言った。ママ見てゆき、といって連れて行かれたところにはもう溶けてしまって雪はなかった。あれ?雪あったのというので、太陽がね、とかしちゃったのとなんとなく説明したけどわかってんのかな?そしてその続きが気になる。さっき、みんなが雪のボールをボンって遊んでたの。あー雪合戦ね、で、レオもしたの?・・・ダメしてない・・・何でって聞いてみた。だって、だって・・・を繰り返すだけ。あー、または入れなかったんだ。楽しそうに雪合戦をしているみんなのそばで立ちすくんでみているレオが手に取るように見える。ツラ!!家に帰ってパパに報告。パパも同じ質問。で、レオは何でしなかったの?だってを繰り返した後に出てきた言葉。マークがしなかったから、レオはマークと一緒に居たかったの。言い換えれば、マークが一緒に入ってくれなかったから一人では入っていけなかったってことか。マークとは先生のお話ではレオと一緒でほかの子に混じって悪さをしないタイプ。ただ一匹狼タイプで、一人でいることになんとも感じておらず一人で楽しんでいるような感じ。コレはコレでいいと思う。ただレオはマークと違ってほんとは入りたいんだよね。そして昨日。レオを義理両親に引き渡すためにお互いの真ん中で落ち合った。その町の豚農場が見学会をしていたので、入ってみた。庭にはブランコや大きなタイヤの山などがあって子どもたちが遊んでいる。レオも遊びたそうなので、大人たちがパテなどを試食している間、行っておいでと行かせた。またしても少し離れたとこから恨めしそうに見ているレオ。義理ママもそれに気づく。あらら、入りたいのには入れないのね。私がレオはいつもこうなんです、ちょっと気になるんですよね。というと、あら!大丈夫よ、学校ではちゃんと遊んでるんでしょ。・・・いえいえ、学校でもこうなんですよ。大丈夫よ、気にしない気にしない。・・・・そんな風に思いたい、でもなんかつらいんですけど・・・その後も車で遊んでいる中に入れずぽつんとたたずむレオを見て義理父も、レオは臆病な子だといっただからって私がどうすることも出来ないけど、やっぱり同じ年頃の子供と遊ぶ機会を作ってあげなかった私のせいかもしれない。だんなは知らない子ばっかりやってんから仕方がないといったが、ほかの子達は知り合い同士でもなさそうだったけど楽しそうに遊んでいた。もしかしたら小さいときに私がでしゃばりすぎたのかもしれない。知らない子供に近寄られるとすぐに固まるレオ。少しくらいの顔見知りだと固まってしまう。今度まただんなの親族の集まりがある。うまく輪に入れるようにしてあげるにはどうしたらいいのだろう。といっても母親の私がどっちかといえば超人見知り。血筋かなぁ。
April 21, 2008
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皆さんからのたくさんの意見ありがとうございました。波に乗ってるときがチャンスといわれると、そんな気がしてきた。でもやっぱり怖い。さてさて、わざわざパリまで繰り出し、暴れるチビ怪獣にいらいらしながらメトロを乗り継ぎ、パリ中心地にどーんとお店を構える方にあってきた。なにやらものすごく穏やかな感じの、優しそうな方でした。しかし・・・いろいろためになるお話が聞けるかと思いきや。ダメでした。いや、ためにはなったんだけど、肝心の開業についてのノウハウというものが聞けませんでした。というのも、彼は、日本に数店お店があるけれど、実は彼のお店ではなかったのだ。というのも、スポンサーなるものがいて、彼はただ名前を貸しているだけ。お店作りから運営まですべては日本側がしているということ。彼はただ自分のレシピを送り、年に一度日本に行き様子を見ているだけだそうで。まったく日本での開業は携わっていないとのこと。がっくり、ただこれまたコネをつかんだ。彼のお店で働き、今は、これまた日本で超有名な方のお店の責任者として日本で働いている人が、日本で開業を考えているのだそうです。ただ、よくよく考えた結果、フランスで開業したほうがいいという考えに行き着いた。残念ながら今日本にいる彼とはなかなか連絡が取れず、今はどういう状態になってるか分らないから、4月日本に行くときに連絡を取ってみるので、また君たちが日本に行き前に会いにきなさいといってくれた。忙しいのに、まったく知らなかった私たちにそこまでしてくれるとは・・・いい人です・・・それでもお話が出来てとてもよかった。フランス人から見た日本のお店とは?梱包に金がかかるだって。夏場は保冷剤入れなきゃダメだし、ケーキもしっかり箱に入れてその後立派な袋に入れるのが当たり前。焼き菓子は、個装した上に箱詰めし、さらに包装して、贈答品としてよく使われる。夏場はゼリー類が面白いほど売れる。いいものには惜しまずお金を使う人種。とのご意見でした。なんとなくそんな感じかなとは思ってたけどフランス語で的確に言われたのでなんだかうれしくなった。生クリームのデコレーションケーキが面白いほど売れるのも不思議で、これは日本独特だといわれた。やはりいわれたのが、フランスとはまったく違う仕事形態なので、本気で一からお店を興したければ、向こうで働いて経験するべきだと。それは大賛成。私は知ってるけど、お店を出したら私は販売になるだろうから、だんなが製造に関して知識がなければダメだ。フランスのようにあいまいな衛生観念ではすぐ食中毒。でも日本で働くとなったら日本語がいるよね。大体日本語まったく出来ないくせに、考えたら無謀もいいとこです。ほんとにこれからどうなるのだろう・・・ちょっと面白いこと。今日会った彼の知り合いに、日本で働いたけど、フランスに帰って来た人がいる。その理由が、子供の教育のため。日本の教育よりフランスのほうがいいのかな?実は、そのことも引っかかるひとつ。フランスでレオを学校にやるのにあまり不安はないのだけど、日本でレオを学校にやるのにいまいち不安がある。今日本の小学校は親が授業に立ち入らないと治まりつかないこともあるのだとか。しかも結構よくある話のようではっきり言って怖い。日本の教育も怖いがやたらと神経質になってる親の中に入っていけそうもない。PTAなんかも不安要素。ほんまどうなんねん。
April 7, 2008
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私はケーキ屋で働くパティシエールだんなはケーキ屋で働くパティシエいつも言われるのが、何で日本で店を出さないの?バカ売れするんでしょあっちって!!であるフランス菓子は今どこの国でもものすごい需要がある。特にアメリカ、オーストラリアではフランス人パティシエと言うだけで神様扱いらしい。ただ何を誤解しているのか、もちろんそれなりの腕がなくてはダメなのだ。でもフランス人の思い込みというものは怖い。フランス人なら売れると思っている。もちろん私は日本で店が出来るのなら万々歳。しかし、日本でも働いたことのある私は、日本人客の扱いの難しさ。フランスとはまた違った需要。それを知っている。そして乗せられやすいだんなは何を間違ったか、その気になっている。金はどうする?フランスのように、国からの補助はない。出来上がった店を買い取ることはまず難しい。フランスはたいてい定年になるとお店を売る、そしてどんどんオーナーが変っていくのである。日本はそんな感じじゃない。店を作るなら一からである。フランスのようにお店売りますの広告サイトがあるわけでもない。そして何より業者がほいほい金を出して開業をサポートしてくれるものでもないはず。したことないし調べたこともないから知らないけど。だんなは家を売って元手に店を作ればいいという。フランスの住宅事情と日本の住宅事情を一緒にしちゃいけないよ。こっちで庭付き一戸建てを新築した金で、日本じゃ中古アパートがいいとこじゃないか?何より開業したことない二人が簡単にほいほい出来ることではない。フランスはね、その辺簡単。現にパンなんて造ったこともないという人が簡単に店を始めちゃう。そんな人を見てきた。なので一時はただの淡い夢と流してきた。しかし、あちこちでその話をし続けるだんな。そのおかげで、いろんな人からの伝いで、明日、日本にお店をもつ有名な方と、会うことになった。これも私がだんなに、本気でやる気があるなら、経験者にお話を伺うべきだといったため。でも接点がないというだんなに、なんとしてでもコンタクトを取る根性がないならお店をやるなんて無理だと言い切ってやった。するとありとあらゆるコネを使い某有名人と接触に成功。そして先日のケーキ、パン見本市で、以前私が働いていたオーナーに出会う。彼は日本にも講習会などでちょくちょく出かけるほどの有名人。彼からこれまた、ちょうど私が日本に行く頃彼も行くので、日本で一人のパティシエを紹介してくれることになった。その人はフランスで修行して日本で開店、3人から始めたお店は今では8人の従業員を抱えるくらいに大きくなった。なんだか知らない間にどんどん話だけが進んでいる。私ははっきりいって怖い。失敗したら?のこのこフランスに戻ってきても家もなければ職もない状態。だんなはすぐに見つけられても私は難しい。こちらでだんなのオーナーから後2,3年後に新しいお店を出店予定。そこの共同経営者になって欲しいという話がある。私はそこでしばらく店を経営するという経験を積んで、変な話お金もためて、出来ればうちは売らずにすむくらいからはじめたいと思っている。そうするともちろん時間もかかるし、果たして日本進出までこじつけるかも分らない。この辺性格だなぁ。石橋をたたいて渡るか、一か八かの賭けに出るか。うちはほんとに正反対の性格をしている。大体こんなんで同じ職場はつらいんじゃ?レオはどうなる?先日オーナーだった人と話したら、やっぱりつらかったといってた。こどもにとって親はすぐ近くにいるけど、いない存在。自分は仕事より育児タイプだったからつらかった。店を売った今すごい幸せだって。私はどちらかといえば育児より仕事タイプだけど、それでも寂しそうなレオを見るのはいやだ。これからこの無謀計画はどういう方向に進んでいくのだろう。
April 6, 2008
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というのが存在するらしい。実は今まで気にしていなかったのだが、レオは私としか日本語で会話が出来ない。もちろんフランス人とは無理なのだが、うちの親とも会話が出来ないのだ。レオは確かに日本語をがんばってしゃべっている。しかし母は分らない。しかもいらぬ一言を言う。何それ、フランス語、ばあばは分らないよなどと・・・フランス語じゃないよ!日本語しゃべってるじゃん!!と私が切れる。レオは、通じないのでしゃべるのをためらう。やばい傾向。そして最近よくよく気にして聞いてみると、確かに慣れていない人には難しい。変な訛りがあるし。何でだろう。私しか日本語を話さないのになぜこんなフランス人ぽくなまるのだ?ほかにも確かに特殊なことばを話す。例にとると、落ちした・「落とした」落ちるかった・「落ちそうになった」探しにくる・「迎えに来る」 (これはきっとフランス語を直訳していると見た)きる・「来る」いちいちそのつど直しているがなぜかレオの中で定着している。ほかにもきっといっぱいあるのだけど、ありすぎて分らない。毎日聞いてると時々流してしまうくらい自然になってしまっている。去年日本に帰ったとき、はじめはあまり私以外の人とは通じなかった。そう、慣れないといけないのだ。レオ流の話し方に。しかしたった一人、レオとはじめから会話が出来る人がいた。彼女はアメリカへの留学経験があり、片言をつないで想像して話したり、変なイントネーションから想像してことばを見つけるのに慣れているから、レオの言うことは大体分るという。そうか、これだ。この術を母にもつけてもらいたい。しかし毎日会話している私も時々何を言ってるのか分らないときがある。そういう時は、聞き返しながら、頭をフル回転させてレオの言いたいことを当てていく。そして分ったときは正しいことばで言ってあげて、こういいたかったの?と聞く。するとうれしそうにうなずく。本当はここで私の言葉を繰り返して欲しいとこだけど、そこまですると、私もレオもストレスになるのでやめた。でも本当はしたほうがいいんだろうなぁ。日本人幼稚園をネットで調べたら一ついいなぁとおもうものがあった。お値段も水曜日、ヌヌに預けるのをやめたら同じ金額になる。しかし、旦那から反対された。まず、ヌヌの給料を削ると、ヌヌからレオを預かるのをやめるといわれる可能性がある。実際学校の長期休みにだんなの実家に預けるから預からなくていいといったら、そういうことをほのめかされ、本来ならだんなの実家でただで預かってもらえるところを高いお金を出して預ける羽目になった。もうひとつは、レオの睡眠時間がさらに削られることになるから。ただでさえ、少ない睡眠時間。日本人学校はなぜあんなに高級住宅地に密集しているのか?うちからはパリをはさんで逆方向。行くだけで時間がかかる。でも、魅力的ではあった。しかも水曜日はだんなが休みなのでつれってってもらえる。日本語を話すお友達が出来れば万々歳!!でも、今はもう少しこのままで様子を見ることにした。もう少し大きくなって、本人も興味を持って、しかも睡眠時間がそんなに必要でなくなったらはじめてみようか?っていつやねん。ここは私がかなりがんばらねば。誰かお暇な方、日曜、もしくは月曜の午後限定だけど、遊んでくだされ・・・あ、今週こそ仕事が速く終われば(復活祭も近いし無理やろうなぁ)日本人会に出向いていろいろ聞き出さねば。何が出来るとか、何があるとかね。そして今度こそ入会するぞー!!といいつつかれこれ2年ほど。
March 16, 2008
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お久しぶりです。またまた、というかいつものごとくPCの調子が悪く、しかも仕事も忙しい上に実はだんなの友達が、うちの塀をきれいに修理しに来てくれていた。それはいいが、だんなの田舎からやってきたのでもちろんうちに泊まるわけですよ。ただでさえ家事に追われているのに、土方の兄ちゃん二人を養うのはきつい。いやしかし、だんなもよく食べるほうだけど、彼らもまたよく食べる。食事の支度も大変だけど、食前酒に付き合うのも大変。彼らは4日間いたけど、ウイスキーのビンを3本からにしてくれました。そのほかワインやらリカーも数本。ビン専用ゴミ箱があふれかえった。普段は一ヶ月に一回ゴミ回収に出すか出さないかなのに。しかも何がきついって、一日中扉マドが開けっ放しなのですよ。出入りするし、コンセントがいるから。そのため暖房も切ってるので寒いのなんのって。レオはすっかり風邪引いた。もちろん私ものどが痛く体もだるかった。私はましになったけど、レオはいまだに鼻水たらして、声もハスキーになって大人っぽいし。だんなは一足遅れて今頃かぜひいてるし。そんなレオですが、最近口が達者になった。フランス語なんて聞いててびっくりするほど生意気な口の利き方をする。まぁこれは周りがこう話すからなのよね。そう思うと責任は周りの大人たち。日本語はというと私が気をつけていることもあって汚いことばはぜんぜん使わないけど、たまに笑ってしまうことがある。これて私がそういってるのよね。私しかいないもんね。「そんなんした、あかんでー」「ちょっとまってや」ってものすごい大阪弁。そのほかに、レオが話しかけてくるのを適当に交わしていたら、顔をもたれて、「ちゃんとレオのこと見なさい」と怒られた。そういや、レオをしかるときやってるなぁ。極めつけ、何かを頼んだとき「はい、はい」とめんどくさそうに言う。イヤー言葉使いは気をつけないとね。そして大きな進歩。とうとう日本語の歌を歌えるようになった!!大きな栗の木の下でこの歌は実はまだレオが赤ちゃんのときから動けないレオの手を持って振りつきで歌っていた。ただ三頭身のレオは頭の上で栗の形が出来なかったのだ。頭がでかすぎ。そんなレオが、ちゃんと栗を作れるように。しかもほぼ(ちょっとフランス系の訛りあり)間違い無し、音程もあってる。なんとなく達成感。後はまだまだだめどんぐりコロコロは・・・どんぐりコロナ、どんぐりコロナ・・・とまったく音程も外れて繰り返す。その後お池にポチャン、あー大変。となんかまったく違うものになってる。ごんべさんの赤ちゃんにいたっては・・・ごんべさんの赤ちゃんをいやというほど繰り返した後(もちろん音程はまったく違うものになってる)続くことばが・・・風邪ひーほーそして今は森のクマさん特訓中。今のところ、あるぅ日、森の中、熊さんに、出会ぁた。までは音程もうまく行く。その後はちょっと長いのかついてこれない。のでこの短いところをひたすら繰り返す。そして極めつけは・・・まききまききトントンとん。手の振り付けは間違っていなくも無い。といってもトントントンしか出来ない。そういーとまきまきの歌。これは実は教えてもいないのに、去年の日本に帰るときフランスの空港で急に歌いだした。多分アンパンマンのDVDに出てきていたのを覚えたのだろう。でも、何気に道を歩いてるときに日本語の歌を口ずさんでくれると、みょーにうれしい。思わず一緒に歌ってしまう母。しかし、だめレオが歌ってるの!!と怒られる母。それでもめげかかっていた頃に比べればものすごく語群も増え、こんなにフランス語有利の中、日本語を話してくれるレオに感謝である。母としてはもっと日本語の環境を整えてあげたい!!!毎年の日本行きだけでは物足りない。しかも日本での幼稚園体験入学の夢は破れたり。ほかにも日本語テレビの加入も考えたがうちでテレビを見れる時間数の割にはかなり高い。日本人会入会もしたいと思いながらも時間が無いとほったらかし。って言っても日本人会に入ったら何がどうなるのだ?図書館で本が借りれるらしいが、どうも子供用はまた別料金。お金がかかりますなぁ。最近福音館に申し込んで先週なぜか2か月分まとめて届いた。もっぱら最近は届いた本を読まされている。昨日ネットで競り落とした20冊の絵本が日本から届いた、という通知が入っていた。日本語の絵本を手に入れるのも楽じゃない。日本の方からサークルでも作ればいいねんと言われたが、時間が無いのよ。日本では流行っていると言ったらおかしいけど結構あるみたい。そこで思ったのが楽天の景子さんがやってるみたいに時々うちに集まったりするのっていいななんて・・・しかーし我が家はいまいち治安も良くないところにある上にパリ市内でもないしやっぱり不便。来て来て!!というにはあつかましい感じもする。そして思ったのが日本人学校。ネットで調べたがいまいちよく分らん。幼稚園みたいなのもあるのか?調べたら日本語補修校は出てきたが、なんか今のレオには合わない気がする。しかも誰が連れて行くねん?さすがにヌヌには頼まれへんよねて言うよりヌヌ代だけでひーひー言ってるのにこれ以上払えない。こういうのって高そうだし。人に言わせれば子供のためだしそれくらい払ってやれよって感じかもしれないけど、そこまでおおらかになれないけちな母。昨日だんなの友達のうちにとまりで遊びにいったり、その前にもだんなの友達(別の人)がうちに泊りに来ていて、子供の話になったとき、やっぱりヌぬって高いよねーという話になった。聞いてるとうちってものすごく割高に払ってるのね。一人なんて子供二人預けて450ユーロ。一人は一日中ヌヌのうちにいるのに・・・うちはレオが学校に行ってるにもかかわらず550ユーロほど。デモ聞いてるとやっぱりヌヌ代を抑えるためにママさんがいろいろ時間を調節してるのよね。そう思うと転職が頭をよぎる。だんなに言わせると転職するなら早いうちがいい・・・まったくそのとおり。どっちにしろパティシエなんて職は定年まで続けられるわけが無い。特に女性には体力的にもきつい。男でも40を超えると腰に来る。年をとってからの再就職は難しい。そんなのは日本でもそうなのに異国の土地ではなおさらだろう。後悔することは目に見えてるし、この職に未練たらたらなのだけど転職するなら今しかない。少しくらい給料が下がってもヌヌ代がなくなるのは大きい。しかしいまいち踏み切れないこれまたふがいない母。今やっと自分の職でフランス人と対等に働けて、お給料もそれなりにもらえるようになったのにここで手放すのも寂しいなぁ・・・
March 3, 2008
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先日楽天の三日坊子サンの日記で、仕事復帰に子供を預けるところが見つからないというのを見かけた。大変だなとしみじみ思う。うちは運良くいいヌヌがすぐ見つかった。土地柄ヌヌがあまっていて、働くママが少ないから。それでも土曜日も預かるということと、早朝ということもあって割高であった。しかしそれなりにいい関係を持ち、うまく、問題なく行っていた。しかしそれは崩れだした。ヌヌがドクターストップになってしまったのだ。筋肉が弱る病気らしく、見るからに疲れ果てておられた。それでも彼女自身が変わりのヌヌを見つけて紹介してくれ、しかも代理の方もそれはよくしてくれた。問題は、代理の方は仕事を持っており、急なストや、レオの病気の時はどうしたらいいのかというストレスを常に抱く羽目になった。というのも学校のある日は朝だけ預かってもらい、彼女はレオを学校に連れて行った後仕事に行くから。それでもドクターストップ中のヌヌにちょっことだけ見てもらったり(ほんとはだめ)、ストのときは彼女が仕事を調整してくれたりと切り抜けていた。そんなある日、年明け早々に以前のヌヌから電話がかかってきた。ドクターストップも明け、仕事復帰することになりましたという。代理の人にはすでに話が通っているという。レオの必要品の移動済み。手際の良いこって。そして晴れてレオは生まれたときから見てもらっていたヌヌの所に戻ることになった。本人大喜び。しかしはじめの数日はやはり何らかの環境変化がストレスになったのか、今までしなかったお漏らしが始まった。といってもヌヌノ家で一回。うちで一回だったが。それでも少し私を不安にさせた。そんなことはどうでもいいのだ。何が私にとって大きな打撃だったかというと。今回のヌヌの仕事復帰に当たりいろんな手続きが必要となった。まず代理をしていてくれた人を解雇しなければならない。それに当たっての手続きを会計士でもないド素人の私がするのである。たった一枚の資料を作るの何度職安にあたるところに電話をしたことか。これだけでも頭が痛い。なぜなら解雇するのだから当然それなりの手当ては必要となる。そして以前からのヌヌとも契約変更をしなければならないのだ。以前の契約はレオが一日中行くことが前提だが、今回は学校に行くことになるのでまた内容が変わってくる。そして。そのせいでいろんな新事実が浮かんだ。前の契約はもうかれこれ3年以上前に結んだもの。そう、ヌヌの規約はものすごい速さで変わるのだった。しかも!!ヌヌには好都合に、働くままには厳しく。具体的には、以前はレオが何らかの理由でヌヌのうちに行かなかったりすると、契約の半額を支払っていた。それがいつの間にか全額に変っていた。祝日は契約に記されていない限り支払う義務がなかったが、たとえレオが行かなくとも一日分支払うことになっている。(これは私も祝日働かなくても給料はもらえるので仕方ないけど、なんか損した気分)そしてヌヌにたいする光熱費の義務。レオが家にいることで使う光熱費を最低2,70ユーロ支払わなくてはならない。たとえそれが一日だろうが2時間だろうが・・・ヌヌは3ユーロも要求してきた。一日の日はいいけど、2時間で3ユーロ高くないか?とはいうものの義務らしい。私は仕事でズボンやら靴を義務付けられているが決してオーナーからお金はもらえませんけど・・・家で洗濯だってしなきゃならないけど・・・交通費だって半額しか出ませんけど・・・ヌヌはもしレオを車で学校に連れて行くのならガソリン代も払う義務がある。幸いうちは徒歩5分なのでそれはなし。そして今まで10時間だったのが最高9時間になった。それ以上預けたいなら時間外手当。もちろん割高。私たちに不利になることばかり・・・サルコジーよ(って誰が決めてるのこれは?)金が欲しいなら働けといってるわりにはたらくママに厳しいじゃないか?でもヌヌにはいいことだもんね。レオが3歳過ぎたのでヌヌに対しての手当ての額も下がった。しかも出費が増えた。しかもヌヌはバカンス中も預かりたいという。代理の方はバカンスはどっちで持って感じで預けていなかったので(義理両親が見てくれていた)ものすごく節約できていた。しかしバカンス中も行くとなると丸一日が2週間。出費がかさむ私はかたくなにバカンスはいいですと断ったが馬鹿だんなは預かりたいといってるんだから預けたら?と下手に口を挟む。朝5時半に起こされるレオもかわいそうだし、連れてく私もかわいそうなのよ!!お金もかかるし、夏に私が日本に連れて行く時だって契約に書いてしまったらお金は支払わなくてはいけない。この3年ほんとは5週間のバカンスなのに、ヌヌは最低でも8週間はあった。義理両親のうちに行ったりわたしが家で見ていたりとあったから。もう無駄に金を払うために毎日へろへろになって働くのはうんざり。なので最低でもレオが行かない日はお金を払うのを避けたいのに・・・それが分らん能天気なだんな。かといって学校の学童のようなものは時間帯があわない。やはり節約のためには私が職を変えるしかないのだろう。いつもここにたどり着く。サルコジーよ、何とかしてくれ。レオが学校に行きだしても大して出費が下がらないのに補助は下がるんですけど・・・こうして二人目欲しい気持ちはどんどん押しつぶされるのでした。作っちゃえばそれでやっていけるのよね。でもこどもに我慢ばかりさせる生活もいやだなぁ。
January 21, 2008
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フランスで、一大イベント。それはバーゲン多分そう思ってるの女性だけかも・・・日本にいた頃もこのバーゲンは私にとって一大イベントだった仕事に忙しく、友達と遊ぶことすらままなかった私が、唯一楽しめるものだった。しかも平日休みなので、お店もすいてる。フランスはなぜかいつも水曜日から始まる。何でだろう?そして先週の水曜日、とうとう始まりましたよ。しかも今年はご丁寧に少し前からたくさんのメールをいただき、なんとネット上で、今のうちに選んでおいて、開始と同時にクリックするのみというところも。しかし私はいまいちネットショッピングが好きではない。といいつつネットオークションにははまっていた。というのも生地の状態がいまいちつかめないから。先日初めてネット上で服を買ったけど、思っていた感じと違って、しかも思っていたより乱雑な製法で、すぐにボタンが取れた。それ以来ネットではかわない。しかも届くまで時間がかかる。お店で買えば手に取れるし試せるし、何より買ってすぐ私のもの。ネットでは返品も聞くけどそれまたうざい。発送料も損した気分。いつもはバーゲンの終わりごろの2度目の値下げを狙っていくのだが、なぜか今年は初日に行きたくなった。初めてのバーゲン初日を体験しました。しかし、人人人・・・しかも商品は乱雑に並んでるし、欲しいものを見つけるだけで一苦労。いいなと思えばサイズを見つけるのにまた一苦労。何で同じところに固めて置かないかな・・・子供服なんてもっとひどい。つかれきった私は、それでも見つけたひとつのジーパンの試着に。えー試着にも並ぶのか・・・ちなみに選んだものは子供服の16歳用。それが入るのもちょっと悲しい。年は倍近いのに・・何ででかいかなフランスの女は。やっとこ差試着もしていざレジへひえー並んでる。うんざりしたところにだんなから電話。実はレオの靴も買いたくてレオをつれて来いと呼びつけた。どこに居るんだというのでお店の名前を言うと、靴を買うのに何でそんなとこに居るんだと・・いやね、ちょっと私のジーパンを・・といおうとしてやめた。電話口でのだんなの機嫌の悪さに気づいたから。もともと買い物や人ごみの嫌いなだんな。持っていたジーパンを戻して外に出てだんなと落ち合う。案のじょうご立腹。何でこんな初日に買うんだ!!!ぷりぷり。仕事も忙しいし休みもないだんなは疲れとストレスでいらいら絶頂。さっさと靴屋に行ってレオと靴を選んでレジへ。やっぱり・・・並んでますなぁ。幸いお気に入りの靴を見つけて上機嫌なレオはおとなしくしていてくれた。気を使ってだんなに、何かみたい?といってみたが、いらん!!の一言でさっさと車に向かう。私のジーパンは無しですね。いいのよ、いっぱいあるし、ほんとはタンスが閉まらなくなってきてるし、かといって物が捨てられない性質だし・・・後5年後くらいなら買ってもいいかな?さて、そんな私がつい最近ネットショッピングをした。サイトはJALのショッピングサイト実は毎年レオと日本に帰っているのでそれなりにマイルがたまっているが、航空券に変えるほどではない。しかし去年暮れで消えてしまうマイルが結構あったので何とかしなければと思っていた。そして今まで日本地区においていたせきを7年目にしてヨーロッパ地区に移したのだ。そしたらなんと日本食なんかを買えるサイトがあった。しかも家族会員になるとマイルで買い物が出来るとな。早速会員になり買い物開始。消えてしまうマイルを計算してはみ出ないようにぎりぎりまで日本食をクリック。しかし・・・最後のところでうまく行かん。直接電話してみると、なんと今まで忘れていたなんともいえない丁寧な、そして易しい対応をしていただき、さらに最後には分りづらくてすいませんでしたなんて謝られてしまった。家々何をおっしゃります。こちらこそドンくさくてすいません。なんと分らなくて何度も注文のところをクリックしていた私は3度も同じ注文をしていたのだ。重なったものはすぐに取り消していただいた。なんて迅速なの。翌日、イギリスの本社からお電話をいただいた。たまたま仕事で出れずかけ直したら、すぐにこちらからお掛け直ししますときを使っていただく始末。内容は昨日した注文の詳細がうまく届いていないとのことだったが、出先で、いまいちよく覚えていなかったので帰ったらかけなおしますというと、なんと帰る頃を見計らってこちらからかけますとな。どこまでもご親切な。しかし帰る頃には携帯の充電が切れてて気づかず、翌日かけなおしてみた。フランスなら絶対に初めから何もかも説明した上にあちこちたらいまわしにされ、最後には結局分らないということになる。しかし、さすが日本企業。電話口で***ですが・・注文の詳細のことでお電話しましたと告げると。すぐさま***様ですね、お聞きしますと話が通っている。す・すばらしい。初めは会員ナンバーを聞かれたが、かれこれ3,4回電話したが会員ナンバーを告げたのはたったの一度。それでも話がスムーズに進む。なんてすばらしいの。忘れかけていたこの感覚。日本に住むあなたたち。その恵まれた環境に感謝するべきだ!!!とほんとに思った。日本で接客業を長くしていて、百貨店でも働いたが、今思えばなんて驕った客が多いことか。くだらないことでけちをつけ、あばよくば何か頂こうという態度。そんなことはここでは一切通用しない。しかもどんなに相手が悪かろうとも誤りもしないここはフランスである。イヤー鍛えられたものだ。日本に帰ると行き過ぎた定員の態度が怖くもなる。ビン詰めの食品を買った時なんか、一つ一つ紙で包んでくれる店員を見てびっくり。そんなのいいですよというと、でもカチカチビンがあたってしまいますから、すいませんすぐしますからねといわれ、私が急いでるからいいと言ったと思われた。フランスでそんなことをしてくれる店はまずない。いや、高級食器店に行けばあるかもしれないが、それでもきっと頼めばって感じじゃないだろうか?(行ったことないから分らない)日本に旅行に行ったフランス人に必ず言われるのはサービスのすごさである。確かに君たちは少し見習うべきだよ!!でも日本ももう少し肩の力を抜いてもいいのになぁ。でもきっともう客がこうしないと満足しないんだろうなぁ。続く・・・
January 13, 2008
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学校が始まった。初めの頃は2ヶ月近く、行きたくないと泣き続けて困っていた。新学期にはまたぐずるかな?と思ったけど、意外にすんなり。あ、ちょっと泣いたけど。理由はタタのうちに行きたいから。帰ってきたら行こうねと言ったけど今行くとダダをこねた。どうやら私が働いている日と間違えていたらしい。ショカピック(レオの大好きなチョコシリアル)食べないの?と誘ったら、食べるといって飛び起きた。よし!!その後はすんなり学校に行く支度をして、早く!学校閉まっちゃうよとまで。学校に着くと先生に新年の挨拶までしてた。レオが学校に行きだして早半年。実は私が学校に連れて行ったのは3回目。迎えに行くのは今日で5回目くらいかな?そう、学校に縁のない母である。そして今日はじめて気づいたことがある。学校に着くとコートをかけるところがある。いつもレオは家で、レオは猫なのといっていたが、意味が分らなかった。今日レオのコートをかけようと思ってらフックの上に猫の絵が・・・よく見るとみんなそれぞれ名前の下に動物の絵が書いてある。今まで気にしていなかったが、そうかレオは猫なのね。名前の読めない子供のために絵で書いてあるのだ。私はレオの名前しか見てなくて気にもしていなかった。そしていつもはレオが教室に入るとさっさと帰っていたが、今日はちょっと先生に話があったので入り口で先生と話ししていた。ふとレオを見ると、なにやら自分の写真の貼ったカードを探して持ってきて、コルクボードにおしピンで貼り付けている。きっと出席のしるしなんだろう。おしピンが使えるのか。自分のカードも探し出せる。成長したなぁと思った。学校ってやっぱりすごく子供が成長する場なんだと思った。学校に行きだしてからレオはいろんなことが出来るようになったし。家でゆっくり教えてあげられない分助かるけど、ちょっと知らないところで成長しているのは寂しい気もする。でもこれからもっと親の知らない時間が増えてくるんだなぁ。今はまとわり付かれて結構うざいとも思うけど、ほんとにそんな時間ってちょっとしかないのだなぁ。大事にしなきゃ。でもいつも切れてしまう短気なママである。
January 7, 2008
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とうとう終わってしまったバカンス。仕事もない、レオも居ないのんびりバカンス。昨日の夜はストレスで胃が痛くてご飯がまともに食べれなかった。朝起きたらおなか減りすぎて気持ち悪かったし・・・さて、仕事始め。しかもガレットの季節ですね。実は去年の末からストックはしてあったんです。結構ためといたんですが、やはり初日は売れるなぁ。今日もがんばって仕込んできました。今年はなんと5種類以上のフェ-ブがありまして、ややこしいのなんのって。なんだってこんなにいっぱい種類そろえるかな。ひとつお気に入りを見つけた。いろんなトラックの形。しかもかわいい。レオもきっと喜ぶだろうな。一シリーズもって帰りたいのは山々だけど・・・ひと箱分しかないから(多分100個入り)一シリーズもって帰ったらばれちゃうかしら?実はすでに2種類を一シリーズづつ(計18個)持って帰ってたりして・・毎年書いてるけど、だんなはコレクターなのだ。しかし夫婦二人で毎年一シリーズもって帰ってくるもんだから、なんと今年はだんなのコレクションの箱が閉まらなくなった。ありすぎ。買ってる人にとったら贅沢な悩みだろうね。フランスでガレットを買うと紙の手提げに入れてくれる。箱なしでそのまま。壊れるやんとは思うけどそこはフランス。誰も気にしない。私は始めてみたときえ???と思った。しかしこれには理由があった。この手提げ袋、実はガレット専用なんです。どうしてかというと、この袋ごとオーブンに入れれるのだ。暖めなおす為にオーブンに入れるのが普通なんだけど、ガレットは焼きあがりすぐにシロップを塗っているのでそのまま入れると上がこげちゃう。ここでお菓子作りをしている人ならアルミホイルでもかぶせるだろうけど、この袋があればそんな手間は要らない。買ってきてそのままオーブンに入れるだけ。意外にフランスのくせに気が利くやん。ただ最近文明の利器でレンジでチン!!する人も増えた。パイ生地だからいまいちお勧めではないんだけど確かに手軽に温まる。しーかーし!!落とし穴。最近流行の金メッキのフェーブもあるのだった。実は金が施してあるフェーブを発注すると必ず、これは金がついてるからレンジに入れないでね。という注意書きのカードが一緒についてくる。前のお店のオーナー夫人はそれをひとつづつ袋のもち手のところに見えるように貼り付けていた。しかしきっとぽいっと袋に入れる人も居るだろうな。もし気づかなければ・・・どうなるんだろう。レンジの中でバチバチ言うんだろうなぁ。でもガレットの中だから大丈夫?もしかして爆発する?やったことないし想像もつかん。でも注意書きカードをつけてるくらいだからやっぱりなんかやばいんだろうなぁ。今の店の前のオーナー(ややこしいけど、今の店はオーナー代わりをした)去年カードを渡したら、あー捨てていいよめんどくさい。ッて言われた。おいおい。日本でそんなことして誰かのうちのレンジが壊れでもしたら大騒ぎだよなぁ。よかったねあんたフランスで。あーなんかガレット食べたくなってきた。今年はだんなはチョコガレット作ってくれるかなぁ。去年はなかなかおいしく出来てた。お店でやらないの?ときいたらやってられるか!!とのお返事。ごもっとも。
January 2, 2008
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去年はここでたくさんのグチとつぶやきに、暖かくコメントくださった皆様に感謝しています。もちろん今年もグチとつぶやきは続くでしょう。今年も気長に付き合ってくださると感謝です。ただ、今年こそもう少しパティシエらしい事が書けるといいかなとも思ってみたり。2000年にフランスに来たので、何年ここにいるか数えやすくていいのですが、そうかもう7年もここに居るのか・・・そのわりにはいまだテレビを見ると、よく分らん。電話は苦手。唯一進歩したのはフランス語で喧嘩が出来るようになったことでしょうか?ってよくないなぁ。あ、ほんとに切れた時はお店に苦情も言うようになった。それでもたいしたことないときはなき寝入りが多い。まだまだですね。今年の抱負は、レオに切れない。優しい母親になることでしょうか。ということを先日だんなに言ったら、それ以上甘くなってどうすると怒られましたが。甘いのと優しい母親は違うのよ!!と言っておきましたが、果たしてどうなることやら。そして、なるべくだんな任せにせず自分でやってみることにしましょう。手始めに今までレオを預かってくれていた人の契約が終わったので手続きをしなくてはなりません。ってしょっぱなからえらい難しいですやん。雇用関係ってよく分らん。やっぱりだんなに任せるのか?初日からつまづくやつ。とにかく気張らず適当に、それでもそれなりにがんばってまいります。今年もよろしくお願いいたします。
January 1, 2008
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いや、初めてのクリスマスのバカンス。実は、だんなのお店で臨時バイトするはずだったんです。でも今月半ばに代わっただんなの店。変わる前から、周りからやめとけといわれ、私もやめとけといったにもかかわらず、前の店の同僚と気が合わず、殴り合い寸前まで行ったのがいやで、さっさと店を変わってしまった。確かにそれで警察沙汰は困る。しかし前の店でオーナーに気に入られ、お給料もよくしてもらい、確かに労働時間は長くて休みの日も出勤なんて日もあったけど、それはそれで信頼されてた。その見返りのお手当てもかなり奮発してくださった。そう、例の奴が新しくやってくるまでは・・・彼が来て以来お店の中はぐちゃぐちゃ。だんなだけではなく、ほかの同僚も殴りあい寸前のけんかに何度も発展。製造だけでなく販売の女の子とも口げんかの絶えない日々。いやになるのも分る。しかしあせりすぎたのだよ君は新しい店は、だんなの入れ替わりで辞めて行く人にさえ、この店はお前のような奴が働くところではないといわれた。ぶっちゃけた話が、何のポリシーもなく、売れ残ったパンは冷凍して翌日に売ったり、ケーキは一週間も陳列に並んだまま。きりっぱなしでデコレーションもないケーキたち。いまだにマジパンベースのお菓子が並ぶ陳列。だんなが今まで働いたお店とは桁違いのところ。それでもだんながきれいに飾ってケーキを出すと、オーナー夫人から、こんなきれいなケーキうちには不似合いだと却下。オーナー夫人は人によって値段を変えたりサイズを変えたりと接客マーナーも分っちゃいない。愚痴るだんなに、だからやめとけって言ったでしょと冷たい嫁。そのお店でクリスマス期間はバイトすることになってたけど、だんな一人でも時間が余ってしまうくらいなのでいらないといわれた。そんなことでいいのか?そんな店やっていけてるのが不思議。なのでだんな様の、初めてのクリスマスバカンス、ゆっくりするといいよのお言葉に甘えまくり。最低限のご飯作りだけして、掃除も洗濯も片付けもサボりまくり。かれこれもう4日ほど、パリに出てお買い物してくるねぇ。と言い続けて入るがいまだにうちを出てすらいない。昼まで寝てはゴロゴロして、何でこれで疲れるのかと不思議なのだけど、やはり10時にはベットに入ってしまう。しかもすんなり眠れてしまう自分が怖い。そして、はっと気づけばもう31日。明日は新年やん。年賀状作ってへんし。遅すぎ。わざわざ実家から年賀状を送ってもらったのに、どこに行ったのか不明??どこに入れたっけ?探す時間はたんまりあったのにそれすらしてない自分が怖い。休みになってもう10日目レオがいなくなって早5日目。レオがいなくなったら、あれもしよう、これもしよう、あれもしないと・・・と思っていたことがひとつも出来ていない。しかも明日で休みも終わり。いまさらあせっても遅い。あきらめよう。大体朝っぱらからパソコンの前に座っていること自体やる気がないのでは・・・高校時代も試験中ぎりぎりにならないと勉強できない性質だったけど、今は切羽詰ってない分さらにひどくて、あきらめちゃうよん。あと一週間もしたらまたチビ怪獣が帰ってくるし。そのときに備えて今は休憩。皆さんよいお年をお迎えください。今年は変なつぶやきやぐちにお付き合いくださりましてありがとう!!そして来年も付き合ってくださいね。今から忘れていたレオの給食代を払いに行きます。今日一日の最大の任務です。って役所開いてるのかな?
December 31, 2007
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