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2006年04月15日
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『父と子と』  第一節─しりとり─不二角


 その日、私は息子としりとりをした。
 息子は三十六だ。
 私はその倍だ。
 私は父だ。
 私はゆっくりと言った。

 「ワイン──」







 本日の日記---------------------

 つづくのかっ!?
 しりとりをして、「ワイン」と言ったのだから終わったんじゃないのか!?

 ・・・・・気を取り直して。
 皆さまおはようございます!

 幼稚園がお休みの日でも、いつもの起床時間に起きてしまう勤勉な母です☆

 さて、巷ではイースーターの本日より、ゴールデンウィーク明けの5月8日まで、ブログでは初めて‘日記風’な更新をしてまいりたいと思いますので、どうかよろしくお願い申し上げます。題して、

『青木学院物語』出版化への道のり

 本作品を知らない方も、知っている方も、一冊の本が出版化されるまでに、いかなる過程を経ることになるのか、興味を持っていただければしあわせです。読んでいない方の感覚もとても大切にさせていただきたいので、どうか皆さま今後とも小夜子とともにいて下さい。

アルファポリス のドリームブッククラブに公表されていた『青木学院物語』から変更してもらいたい点等を記載した書類が編集部から送られてくるのをただ今、待っているところです。
 おととい、昨日と二日にかけて編集方針を詰めて、14日(金)の昨日に書類を送付したそうなので、おそらくは今日明日中に受け取ることになるでしょう。

 (それまではゆっくりしていてくださいね)との一文をいただいているので、書類受け取りの後はそうとう忙しくなることが予想されるのかな、と勝手に思い込み、ブログの連載を見合わせたわけです。

 このテキスト修正期間を、今回は初めてということもありますので、ある程度時間に余裕をもって、設けてくださいました。
 現時点での予定ですが、リライト(書き直し)の締め切りをゴールデンウイーク明けの5月8日に。その後、初校を組んで、さらにそれを確認し、何回かのやりとりを経て、最終的には6月中旬に私の最終確認が完了する予定です。出版は7月下旬を目指しているそうです。



 ・『青木学院物語』のタイトル変更について。
 ・山口小夜子のPN変更について。
 ・登場人物の愛称の表記方法について。
 ・そのほか、皆さまにお知恵を拝借したい数々の問題。

 また、コラムとして、

 ・担当者の方について。
 ・編集部とのメールでのやりとり。
 ・アルファポリスに行ってまいりました!

 などなどのラインナップを予定しておりますので、どうかお楽しみに☆


 なぜ私が物語を書くに至ったか──。
 今日はこのことについて少しだけ触れさせていただこうと思います。

 なぜ私が物語を書くに至ったか。
 それは、それぞれの作品において、中心となる者が「ぼくはきみにとって重要な人物だよ」と自ら名乗りを上げてきたからに他なりません。
 さらに言うならば、私の通念を鮮やかに打ち破った者──「学校にさえ通えない病弱な子」が「弱々しく何も出来ない」どころか、「普通に生きる子供たちに激しく挑戦し、仲間たちのエネルギーを掌握して牽引していく」リーダーとなりえること。
 「‘ど’のつく田舎の子」が「どんぐりの背比べのような日常」に押し込められているどころか、「無法地帯の狂気と刺激」に満ちていたこと。

 これが私の小説を書く原動力となりました。
 今後、少しずつかような「私的物語観」についても打ち明けさせていたき、皆さまと意識を共有することができたならば、私としてもこれ以上にしあわせなことはございません。

 どうか今後ともよろしくお付き合いのほど、お願い申し上げます。
 小夜子拝



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最終更新日  2006年04月21日 17時40分54秒
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