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そこびえのあさのぶつまにこうゆらぐ 風子 ご訪問ありがとう _(._.)_ ブログランキングに参加しています よろしかったら ↓ ぽちっと クリックして 応援して下さい
2018.01.28
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いてつくにくれいっときのあかねいろ 風子 写真は前に訪れた名古屋鉄道博物館のジオラマの俯瞰写真名古屋駅新幹線ホームの夕暮れ時いま列島は何年かに一度の寒波に見舞われまさに凍てつ国と化しているかに思えるいっときの夕映えもたちまち闇になる ご訪問ありがとう _(._.)_ ブログランキングに参加しています よろしかったら ↓ ぽちっと クリックして 応援して下さい
2018.01.26
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いてにわにさんごこぼるるごとくして 風子 わずかに夕べ降った淡い雪が消えた庭の片隅に隠れるように赤い粒を寄せ合っている万年青の実があった磨き上げられた赤珊瑚のようだ ご訪問ありがとう _(._.)_ ブログランキングに参加しています よろしかったら ↓ ぽちっと クリックして 応援して下さい
2018.01.25
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わらつどにこがねひめたるふゆぼたん 風子 かがみこむそうとかたらうふゆぼたん 風子 石仏に取り囲まれて冬牡丹冬牡丹お前は過保護されど厳し寒牡丹は春に芽をそぎ 夏には衣を剥がされ 堪えて寒に咲く冬牡丹は見せるために手塩をかけ 温室で人工培養されて咲くどちらが幸せなのだろう ご訪問ありがとう _(._.)_ ブログランキングに参加しています よろしかったら ↓ ぽちっと クリックして 応援して下さい
2018.01.24
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うずみびとならずにきみはゆきたもう 風子 黙(もだ)詰めて冷むる埋け火を見つめ居し埋火(うずみび)はいけびとも言い灰で被い火種として残す炭火のことをいう今日また一人の男を黄泉の国へ送った半時余りむくろは激しく燃えて 焼骨となる亡き人にいかほどの執念があろうが周りがいくら望もうが 埋火になることはない昭和の初めから 平成も終い近くまで生きているといくたび人の亡骸を焼く場面に遭遇したことだろうそのたびに宗教家でなくても生者必滅の理は会得した伊勢湾台風のあと多くの犠牲者の亡骸を木曽川の河原で荼毘に付す場にもいた敬愛する俳人でもあった叔父の焼骨の時は釜(焼却場)の裏に回り 火夫に誘導され手動で点火したこともある小窓から見る焔に包まれた叔父の最後の姿は 眼に焼きついて離れなかったいくつかの別れに接して来たいまつくづく思うのは 有終の美を飾ることや 埋け火になることの難しさである ご訪問ありがとう _(._.)_ ブログランキングに参加しています よろしかったら ↓ ぽちっと クリックして 応援して下さい
2018.01.23
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かんぎょうのはなされこうべいたわしや 風子 冷たい寒雨のあがった朝 無残にも蝋梅の花が沢山散っている 肩を寄せ合う花されこうべを掃き寄せながら凍て空を仰ぐ 明日からまた寒さが厳しいとか 今日は身内の葬儀 ご訪問ありがとう _(._.)_ ブログランキングに参加しています よろしかったら ↓ ぽちっと クリックして 応援して下さい
2018.01.23
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なんてんはみつぶでこらえかんせぎょう 風子 南天は難を転じるといって縁起を担ぎ よく庭に植える赤い実物の少ないこの時期大切な南天なのに ヒヨドリは容赦ない三粒でも残っていれば、鳥さんへの施しと諦めるしかないか… 寒施行、野施行、穴施行ともいうのはえさの少ない寒中に野路や巣穴などにえさを老いておく風習えさがなくなると豊作だとか、呪術的な意味合いが強いがここでは生き物への施しの意味で詠んだ ご訪問ありがとう _(._.)_ ブログランキングに参加しています よろしかったら ↓ ぽちっと クリックして 応援して下さい
2018.01.21
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くもさえもさむざむとしてふゆのゆう 風子 ご訪問ありがとう _(._.)_ ブログランキングに参加しています よろしかったら ↓ ぽちっと クリックして 応援して下さい
2018.01.21
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だいかんやおいてゆうひとむかいけり 風子 かれのこるはなにひのいるひゅうのにわ 風子 今日は大寒待春の思いというよりもよくぞ かくして命繋げているよな、と吾が身を重ね 残る夕日を見ている ご訪問ありがとう _(._.)_ ブログランキングに参加しています よろしかったら ↓ ぽちっと クリックして 応援して下さい
2018.01.20
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ろうばいやつきのでぬよもよくにおう 風子闇夜の蝋梅も美しくまたよく匂う ご訪問ありがとう _(._.)_ ブログランキングに参加しています よろしかったら ↓ ぽちっと クリックして 応援して下さい
2018.01.19
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すいせんやみをよせおうてかたぶきぬ 風子 水仙の凛と立ち居る藪小路水仙は水仙の香で有りつづく ご訪問ありがとう _(._.)_ ブログランキングに参加しています よろしかったら ↓ ぽちっと クリックして 応援して下さい
2018.01.19
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にしぞらはもえてふもとはふゆのきり 風子 ご訪問ありがとう _(._.)_ ブログランキングに参加しています よろしかったら ↓ ぽちっと クリックして 応援して下さい
2018.01.18
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ふるでらのあまだれせかすかんのあめ 風子 昨夜来の雨音が一日止まない通りすがりの古刹の堂からの雨だれの音も寒の雨に急かされているがごとく冷たく響く ご訪問ありがとう _(._.)_ ブログランキングに参加しています よろしかったら ↓ ぽちっと クリックして 応援して下さい
2018.01.17
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とりぶすまりんとかまえてかぜさゆる 風子 雀瓦ともいう降り棟の先に突き出た鳥衾も凛として鳥も寄せ付けないのか…空は寒晴れ大気も冷たい鳥衾というのは屋根の本棟や降り棟の先端鬼瓦の際にある円筒上に突き出た瓦のこと衾というのは平安時代から言われた寝具のことなぜこの瓦を鳥衾というのかは諸説あるようだが鳥の寝床だとか、鬼が鳥の糞で汚されないように設けた瓦とか…そういえば雀がとまっているのをよく見かける ご訪問ありがとう _(._.)_ ブログランキングに参加しています よろしかったら ↓ ぽちっと クリックして 応援して下さい
2018.01.16
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過去のストック画像ですしんちゅうのごよくをやいてどんどのひ 風子 忘却の彼方へどんどの大焔真向かいの娘呑み込むどんどの火火の粉舞ふどんどの前のかみやしろどんど火の高く弾けて星になる ご訪問ありがとう _(._.)_ ブログランキングに参加しています よろしかったら ↓ ぽちっと クリックして 応援して下さい
2018.01.15
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ごぼうじめはずしてむかうこしょうがつ 風子 玄関に飾る注連縄も同じ伊勢地方でもさまざま当地では牛蒡注連が一般的今日は外して旧いお札や破魔矢などといっしょに明日のドンド(左義長)へ焼きに持っていく ご訪問ありがとう _(._.)_ ブログランキングに参加しています よろしかったら ↓ ぽちっと クリックして 応援して下さい
2018.01.14
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いてぞらのるつぼをつつむくものかげ 風子 暗い冬雲に包まれてわずかに覗く凍て空はまるで雲の坩堝のように見える ご訪問ありがとう _(._.)_ ブログランキングに参加しています よろしかったら ↓ ぽちっと クリックして 応援して下さい
2018.01.13
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ろうばいのかおりほどよきふゆひざし 風子 ろうばいやかぜのうちなるいっしかな 風子 色も香もよい透明感のある淡い黄色の蝋梅の花清楚で気品のある蝋梅は、厳しい寒さのなかでも凛としている ご訪問ありがとう _(._.)_ ブログランキングに参加しています よろしかったら ↓ ぽちっと クリックして 応援して下さい
2018.01.12
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だいだいはとりおもむろにかがみわる 風子 からとうもめおとぜんざいかがみわり 風子 鏡開きの日も地方によって異なるが我が家はどういうわけか関東風で11日そして食するのは粒餡のぜんざい甘党だった亡父は何杯もお変わりしてたのが印象的だった倅の私はこの日ばかりはめおとぜんざい(*^-^*)歳神に一礼をして鏡割るささやかな鏡割にも気合入る手間要らぬころ餅ころり鏡割 ご訪問ありがとう _(._.)_ ブログランキングに参加しています よろしかったら ↓ ぽちっと クリックして 応援して下さい
2018.01.11
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たかのつめこきあけさらしかんしろう 風子 寒に入って4日目を寒四郎といい麦作の忌み日とされ晴れたら豊作といわれてきたらしい種々バリエーションはあるらしいが、今年は大荒れだった、さて?深緋(こきあけ)はこきひ、あるいはふかひともいうがやや黒味を帯びた赤色で古代からの日本伝統色 ご訪問ありがとう _(._.)_ ブログランキングに参加しています よろしかったら ↓ ぽちっと クリックして 応援して下さい
2018.01.09
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まつすぎてまいもそこそこししかえる 風子 ご訪問ありがとう _(._.)_ ブログランキングに参加しています よろしかったら ↓ ぽちっと クリックして 応援して下さい
2018.01.08
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なずながゆなべにうきたつあさみどり 風子 いきているあかしやそじのなぬかがゆ 風子 我が家でも七草粥は毎年欠かさない昔は野辺に採りにいった記憶があるが近年はパック入りをスーパーで買ってくる八十路ともなると胃が疲れるほど飲食をすることもなし無病息災を願うといっても病いだらけだしまあ、この歳まで生きてこられたことへの感謝の意味合いのほうが強い気がするせり、なずな、ぎぎょう、はこべら、すずしろ、すずな、ほとけのざとんとん、とん…おふくろといっしょに調子をとっていたそんな昔を思いだす七草の名前すら一年経つと忘れてしまうほどになってしまったがそれでいいのだ!などと嘯いている ご訪問ありがとう _(._.)_ ブログランキングに参加しています よろしかったら ↓ ぽちっと クリックして 応援して下さい
2018.01.07
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ちょうずやのたえぬみずおとまつのうち 風子 名勝地の社寺でなくても、参詣人が来ようが来まいが御手洗の水は絶やすわけにはいかない快い水音を立てて落ちている正月ならでは景である ご訪問ありがとう _(._.)_ ブログランキングに参加しています よろしかったら ↓ ぽちっと クリックして 応援して下さい
2018.01.06
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かれはすやえりをただしてかんにいる 風子 今日は小寒、寒の入り寒さも一段と厳しくなるか ご訪問ありがとう _(._.)_ ブログランキングに参加しています よろしかったら ↓ ぽちっと クリックして 応援して下さい
2018.01.05
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さんがにちかくこともなくてちょうとず 風子 ご訪問ありがとう _(._.)_ ブログランキングに参加しています よろしかったら ↓ ぽちっと クリックして 応援して下さい
2018.01.04
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しんぶつのかごもさまざまはつみくじ 風子 ↓去年12月の写真俳句をデジブックにまとめました ご訪問ありがとう _(._.)_ ブログランキングに参加しています よろしかったら ↓ ぽちっと クリックして 応援して下さい
2018.01.04
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けいじつのくもをはろうてしろきつき 風子元日は十五夜、満月が冴えて美しかった心も研ぎ澄まされるようなつきにしばし見とれていた ご訪問ありがとう _(._.)_ ブログランキングに参加しています よろしかったら ↓ ぽちっと クリックして 応援して下さい
2018.01.02
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すみかおるししょうのかたみはつすずり 風子 おそらく年代ものと思われる亡き師匠愛用の端渓の硯形見に戴いた硯 書初めに初めて墨を下ろした墨を下ろすときは心しまるものだが今朝は格別墨の香とともに淑気が漂う ご訪問ありがとう _(._.)_ ブログランキングに参加しています よろしかったら ↓ ぽちっと クリックして 応援して下さい
2018.01.02
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きょっこうやくもをつらぬくうらのはる 風子 干支絵馬に平和を願い年迎ふ 風子 三重護国神社の依頼で毎年揮毫奉納している大小二枚の干支絵馬の一枚です明けましておめでとうございます本年もよろしくお願い申し上げます ご訪問ありがとう _(._.)_ ブログランキングに参加しています よろしかったら ↓ ぽちっと クリックして 応援して下さい
2018.01.01
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かねつけばこぞがきえゆくやみのなか 風子 定めなき世のさだめとや大晦日百八つのひとつを撞けば去年今年煩悩が纏わりつくや除夜の鐘平成30年が明けましたおめでとうございます ご訪問ありがとう _(._.)_ ブログランキングに参加しています よろしかったら ↓ ぽちっと クリックして 応援して下さい
2018.01.01
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