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Mar 25, 2005
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3月も下旬になれば、そろそろ春の風を感じる今日このごろ。そんな日にちょっと弾きかじってみたくなるのがシューマンの「花の曲」Op.19。つまり、私にとってのシューマンブームはまだまだ終わっていないのであった。というか、楽譜は次から次へと読んでいくものの、実際に弾いていないせいか、ブームは終わりようがないのである。というわけで、今日はホロヴィッツの演奏に合わせて十分に弾いた気分を味わおうではないか。あぁ、なんて都合の良い仮想練習なのだ。

ちなみにシューマンの「花の曲」は、1839年ウィーン滞在時に作曲され、同年の代表曲「アラベスク」Op.18と共に親しまれてきた曲のひとつ。クララとの結婚を巡って悩んでいた時期ということもあってか、長調の曲であるにかかわらず、どこか感傷的だったりするのは気のせい・・・ではないはず。

楽譜をみて貰えればわかりやすいのだが、この曲は5つのブロックに分けられており、それぞれが花の様々な様子、いや、花のある風景だろうか?を描いているように感じられる曲だ。5つのブロックといっても、具体的に「I→II→III→II→IV→V→II→IV→II」と同じブロックが各所に登場するため、人によってはそれがしつこく感じることもあるのではないかと思うが、これぞ、シューマンらしい「くどさの美学」なのかもしれない、と勝手に思っている(ほんと、勝手すぎる解釈だ)。それを「くどいなぁ」と感じさせないで弾く、これぞ難しいのだ。

また、パートIIの左手で登場するブンチャブンチャたる進行が、どことなくメンデルスゾーン的な要素を感じさせるのは、私だけか。いや、若き時代、私はほとんどシューマンにふれず、メンデルスゾーンばかりだったせいで、そう感じてしまうだけなのだろう。

さて、この「花の曲」を聴いて、一体どんな花を想像するだろうか。個人的には、この曲に春の代表格「桜」はあまり思い描くことなく、もっと可憐で優しい花がぼんやりと頭に浮かんだりもする。あぁ、どこか花畑にでも行きたいものだ。房総や伊豆の花畑はそろそろピークを過ぎているだろうか、花のある風景にふれたいものだ。

菜の花畑



「花の曲」 も聴けるので興味ある人は是非聴いてみてはいかがだろうか。実に、園田氏らしい、堅実で、まるで花びらがピンッと張ったような生き生きとした「花の曲」が聴ける。

はぁ・・・、弾きたい、ピアノが弾きたい。

◆ ◆ ◆ ◆ ◆

余談だが、今日の手の回復状況はといえば、病院で頂いた湿布が手首に心地よく効いてくれている。ただ、頂いた「モーラス」という湿布は直射日光に当てるのは良くないらしく、何らかで手首を覆った方が良いと薬局で言われてしまった。というわけで、先日購入したサポーターをしてみたのだが、長時間していると逆に手首が疲れてくるのだ。「これは返って手首を痛めるのでは?」と思い、今度は手首をグルグルッと包帯で固定してみる。こちらのほうが、ある程度固定されながらも伸縮もきくため、当面はこれでいくことにした。いやはや、何事も試行錯誤するしかない、ということか。






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Last updated  Jul 18, 2008 06:23:05 PM
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