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Jul 19, 2005
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NHK教育テレビのスーパーピアノレッスン、最後のレッスン曲「女ほどすてきなものはない」による8つの変奏曲 K.613も今週で2週目、つまり後半である。

個人的には、さほどこの曲に心奪われる「なにか」を感じることは出来なかったものの、それでもここまでずっと見続けてきたのであれば、最後まで観なくてどうする!というわけで、最後のレッスン曲の勉強開始だ。

(以下、各小節の注意点は青字は先生の注意点、括弧内の黒字はそれに対する補足と、加えて私なりのコメント。今回は前回同様、フレージング関連の注意が多い)

【変奏5】
・234~241小節:2つのフレーズは同じ調子ではなく左右の手で交互に歌って
(234~237小節と238~241小節はそれぞれ同じフレーズではあっても、前半は右手メインで、後半は左手メインで歌う箇所。それを意識して弾くこと)

・250~257小節:うるさすぎないように
(両手16分音符進行ゆえ、ひとつ間違えればやかましい状態となる。だからこそ明瞭でありながら軽やかに。後半は更にそっと弾いて)

・268~269小節:右手でディミヌエンドして
(右手半音階の進行部分、楽譜には特に強弱記載はないのだが、アントルモン氏によればこの2小節でディミヌエンドすると良いとのこと(テキストにはその旨記載されている))

・273小節:1拍目のスラーは一息で。1音目は3指から
(アントルモン氏、ここで「細かい点を大切にして」と念押し)

【変奏6】
・282小節:スラーの流れを意識して
(ここでもスラー関連の注意。スラーの終わりにアクセントをつけたりしないで)

・287小節:3拍目の32分音符進行、粒良く

・288小節:2,3拍の8分音符進行、スラーをきちんと意識して
(8分音符2音ずつスラー付きの進行部分、4音まとめて弾くのではなく、2音ずつスラーを意識して弾くこと)

・290小節~:ここからは短調でとても影がある箇所。雰囲気を完全に変えること


・300,302,304小節:装飾音(前打音)は拍の頭に合わせること
(なお、テキストには3連音のフランススタイルで、と記載されている)

・236小節:この小節の装飾音は拍の前に出して

【変奏7】
・334小節:2,3拍の8分音符進行、スラーをきちんと意識して
(ここでアントルモン氏、「楽譜に書かれたことを細部まで正確に見ること」と注意。更に「知っている曲でも楽譜をよく見ることが大事」と付け加える。この一言は結構重かったりする・・・。なんとなく知っている曲というのは、つい楽譜を曖昧に見てしまうことってないか?それは決してしてはいけないことなのだ)

・335小節:3拍目のトリルはド音から

・345小節:右32分音符進行、大きすぎないように
(左は16分音符で右は32分音符とくれば、ひとつ間違えれば全体的にやかましくなりがち。前後の流れも考えてオーバーになりすぎないようにしたいところ)

・352小節:左から右手へと弾きつなぐ箇所はインテンポで

・356小節:1拍目のスラー箇所、一息で

【変奏8】
・389~395小節:平坦でなくもっと音楽的に演奏して
(2小節ずつのパターンを繰り返す箇所であるが、若干の強弱をつけて変化をつけ、面白みを出す)

・427~429小節:左手を意識して
(ここから左手にて旋律開始)

・474~476小節:左手の付点二分音符は正しくのばして
(左手で弾く中声部を意識し過ぎると、下声の伸ばす音符を忘れてしまいがち。気をつけて)



以上、やはり今回もフレージングに関しての注意が目立っていた。但し、これは他人事ではなく、どんな人にでもあり得る課題ゆえ、やはり楽譜はしっかり読むことが必要だ。アントルモン氏も総評として「楽譜をよく見て、指使いに注意し、そして楽しく演奏しましょうね」と語っていた。

レッスン途中でも注意していた「知っている曲でも楽譜をよく見ることが必要」というこの言葉は、特に心に響く内容だったりする。私自身、知っている曲だけでなく、ある程度次の予測がつきそうな曲については、昔から、ついつい楽譜を曖昧に見てしまう癖がある。あぁ、こんな癖こそ、長きブランクの間で忘れてしまっていたかったのに、こんな問題点に限って記憶にしっかり残っているのが腹立たしい。

あぁ、「楽譜は舐めるくらい読もう」、今日、改めてそう思ったのであった。


今週で全てのレッスン終了、来週は総集編らしい。というわけで、4月から始まったモーツァルト編、よくよく途中で挫折もせずに観たものだ。といっても、途中からレッスン番組に合わせた予習を諦めてしまったのが、唯一、悔いる点であろうか。って、スーパーピアノレッスンに合わせて練習していたら、自分が今練習している曲の時間が絶対的に不足してしまう。あぁ、私の技量では無理だったのだ。

次のショパン編は、更に難易度が上がるのだろうか、と思うと、かなり不安なような、それでいて楽しみだったり。さすがに番組に合わせて予習するなんてことは、私の場合、諦めておいた方が良いかもしれない。









本日のピアノ練習メモ
●ブラームス51練習曲 #07~#10
#07:3度を4-1,5-1指で弾く運動。
#08:アルペジオ練習。

#10:5指押さえながら他指の均一運動。

●クラーマー=ビューロー60練習曲 #14
#14:5-4指トリル練習。現時点で、今以上の進歩がみられそうにないような気がしてきた。なんとか弾けているレベルを超えられない。

●バッハシンフォニア #01~#07
#01~06:ノーミスで弾ければ1回ずつ。ミスした場合は再復習。
#07:弾きこみ段階。まとめ段階のはずだが、いつもより若干凡ミス多し。しっかりしろ!!

●モーツァルト「ピアノソナタ ハ短調」K.457
1楽章:弾きこみ段階。ほぼまとめ状態へ
2楽章:弾きこみ段階。最適なテンポがみつからず、若干迷走気味。遅すぎてもたれてしまっている感もあり。
3楽章:弾きこみ段階。少しテンポを上げると再び74~77小節に音ミス(特に左手)が目立つため、今日もテンポは控えめで。しばらくこのまま弾きこむしかないだろう。

●シューマン「アラベスク」Op.18
通して数回。

●シューマン ウィーンの謝肉祭の道化から#04,#05
04インテルメッツォ:前回引き続き、テンポを落とし気味にしてじっくり各声に耳を傾ける。そして38~最終小節までの主旋律、更に意識して。
05終曲:現時点で私には荷が重すぎるのか、この曲は。いや、#04の練習当初も時々そんな思いが頭をよぎったが、なんとか気持ちよく弾けるところまできたのだから、#05だってじっくり続けていればそのうちなんとかなる・・・か。せめてリピート前まで完璧に弾けるようになれば、後が楽なのだが・・・ムラッ気が多すぎる弾き方になっている。やはり3連符と8分音符の組み合わせがネックか。



本日のおさらい(ノーミスで弾ければ1回)
●クラーマー=ビューロー60練習曲 #08(左手練習用)
●バッハインヴェンション #01~08





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Last updated  Jul 23, 2005 11:56:54 PM
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