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Nov 16, 2005
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カテゴリ:  音楽雑記
あいかわらず、加藤一郎氏著の「 ショパンのピアニスム

しかし、そんななか、私は今更、本当に今更なのだが、ショパンの装飾法について「あぁ、なるほど」と実感した文面がある。それが、前打音についての記載だ。

ショパンの前打音奏法の基本的な特徴として、前打音は常に拍と同時に弾く

ということ。まずい、それまでかなり無意識に前打音をちりばめてしまってはいなかったか。過去のレッスンにおいて、ショパンの装飾法をきちんと聞いていなかった自分が悪いのだ。多分、先生はその都度、私に指導していたはずなのだが、すっかり頭から抜けきっていた。

前打音が和声音の場合は和声を補強、そして、非和声音の場合は前打音が和声の解決を遅らせるため、テンポを変化させずにルバート効果となる

ほほぉ・・・思わず「へぇ」ボタンを押したくなってしまった。身体ではその効果を十分感じていたはずだが、こうしていざ文章として読むと、なるほどと思わざるを得ない。




ショパンはターンを用いるのを好んだが、記号表記ではなく実音符か装飾音符で記譜していた

ということである。確かにショパンの曲に触れていても、あのターン記号に遭遇することがほとんどない。ショパンはより演奏の正確さを求めて、あえて実音符で書いてくれていたのだろう。弾く方としても、そのほうがありがたい。以前、モーツァルトのソナタを弾いていた際、「ここのターンやトリルはどのように弾けば良いのだろう」と巻末の奏法例をその都度チェックしていたことを、ふと思い出した。しかも、楽譜の版によって装飾音の奏法例も異なっていたり。

その点、ショパンの楽譜は非常に細かい指示があり、一見、豆粒のような装飾音が多数並んでいると「うわっ、難しそう」と思ってしまうものの、実は実は親切丁寧なだけである、というわけだ。あの装飾音符の記載をすべて記号で表していたとしたら、譜面は簡素化するだろうが、返って難しくなることは間違いないだろう。

といっても、ショパンはターンの前後にあれこれと装飾することが多々あったため、これらを記号で表すのはかなり困難、つまり、この点においても実音符で書かざるを得なかったのかもしれない。

◆ ◆ ◆ ◆ ◆

って一生懸命読んでいるのだから、もっとそれを自分の演奏に活かさなければ意味がない。明日は、装飾音にもっと着目してあげよう。しかし、ショパンの装飾音が、どうも演歌の「こぶし」のようになってしまう自分が悲しい。濃厚過ぎるのか。

◆ ◆ ◆ ◆ ◆

夜になって、町田のヨドバシカメラへ買い物に。本日のお目当ては「無線LAN設備」である。世間に遅れをとりながらも、ようやく我が家もワイヤレス化に手を出すことになるのだが、まぁその話はまた後日にでも。これで、ちょっぴり快適ピアノライフにも結びつくのか??

◆ ◆ ◆ ◆ ◆

そうそう、折角ショパンに取り組んでいるついでに、おまけ的な話題をひとつ。以前、ショパンを聴きながら(弾きながら)このお菓子を食べよう!と紹介したチョコレート菓子「ショパン」、これに引き続いて今回は「ワイン」である。

そろそろ断酒から解放されたい、とネット上のワインショップを徘徊していたところ、面白いワインを見つけた。それが、以下のフランスワイン。

CHAUVENET-CHOPINショーヴネ・ショパン コート・ド・ニュイ・ヴィラージュ【2002】
CHAUVENET-CHOPINショーヴネ・ショパン/コート・ド・ニュイ・ヴィラージュ【2002】

生産者の名前がショパンである。私たちが慣れ親しんだあのショパンとは異なるものの、やっぱりショパンという名に惹かれてしまうのは宿命か。




【本日のピアノ練習メモ】
本日のメイン練習
●ブラームス51練習曲 #07~#10,#15
#07:3度を4-1,5-1指で弾く運動。
#08:アルペジオ練習。
#09:各指を広げる運動
#10:5指押さえながら他指の均一運動。
#15:3指押さえながら他指の均一運動。
●全24調4オクターブスケール

●クラーマー=ビューロー60練習曲 #21
#21:右手明確な指さばき練習 テンポアップするとミスが増えるため、テンポ控え目にして復習。ミスはグッと減るため、これ以上のテンポアップが現在のところ望めないのか、弾きこみが足りないのか。ここにきて壁にぶち当たってる。

●バッハ シンフォニア #01~#14
#01~13:おさらい(久々に1番から通して復習。若干怪しい箇所もあるものの、完全に指の記憶から消えてなくてほっと安心)
#14:苦手箇所であった21小節についてはようやくクリア。あとは全体的に曲のバランスを整えていこう。

●ショパン 24の前奏曲 Op.28 #05,#16
#05:弾きこみ段階。停滞が続くため、再びスタカート練習で各音がはっきりと明瞭な響きで弾けるように解放してあげる・・・・これが吉とでるか。しばらくスタカート練習も続けよう。
#16:練習段階。10小節の3拍1-5-2-3、及び34小節(同様)の苦手意識を克服せよ(何故か右手のみだと問題無しなのに、左の伴奏を合わせると途端に崩れるのは、左の跳躍によって体勢がやや崩れることが影響しているのか)。リズムパターンを替えて練習。更に37小節の2拍目の1音目を5指でなく4指で弾いていたのを修正・・・だがどうも一筋縄でいかない。5指が黒鍵というのはどうも苦手だ。

●ショパン ノクターン第13番 Op.48-1
弾きこみ段階。進展見られず・・・


本日のおさらい
●クラーマー=ビューロー60練習曲 #10(両手),#8(左手),#16(3-4-5指強化),#19(右分散音型),#20(左分散音型)
●ショパン 24の前奏曲 Op.28-1,4,7


本日のおためし~ライフワーク的取り組み
●ショパン 幻想曲 Op.49






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Last updated  Nov 18, 2005 11:18:03 AM
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