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埼玉県は都道府県魅力度ランキングで茨木県に抜かれ、最下位と言われていますが、圏央道で近くなったので、昨年(計7日間)夏と秋に埼玉巡りをしました。予定していた妻沼聖天堂は、門限に間に合わず拝観することができませんでした。
日帰り温泉もたくさんあって、なかなかどうして予想以上に楽しめた旅でした。
三峰神社(紅葉)、秩父神社と祭り会館、宝登山神社、長瀞(舟下り・SL)、サイボク(牧場)、川越散策(小江戸)、氷川神社、飯能市(ムーミン)、熊谷(妻沼聖天山)他を、春と秋に分けて6日間訪問。今回と合わせて計7日です。
味噌ポテト、杓子菜漬け、わらじかつ丼、肉汁蕎麦など埼玉名物もたくさんあって、見て良し、食べて良し、遊んで良しの埼玉。
そんな旅の最後に予定していた妻沼聖天山(めぬましょうでんざん)でしたが、拝観時間に間に合わず、歓喜院(国宝)を拝観することが出来ず、2024年10月に、再度妻聖天山歓喜院に行くことに。

国宝 「妻沼聖天山」平成24年に国宝指定 登録「歓喜院聖天堂」
(生憎の曇天の為、曇り空で背景が白く、白っとびしてしまい彩色が映えない画像になってしまいました)
※実物は、彫刻とは思えないほど繊細で綺麗です。だから国宝なんでしょうけど。
今回は、妻沼聖天山本堂「拝殿、中殿、奥院からなる」の奥院のみの見学です。ここは神社なのか寺なのか迷いましたが、寺のようです。
この妻沼聖天山本堂は、日光東照宮の建造から100年後に建築されたようで、彫刻技術が更に進んで、その極彩色に彩らた彫刻は、日光東照宮に比べ繊細に描かれ彫られています。彫刻の下絵は狩野派とか。それらが評価され、国宝になったそうです。
一つ理解できないのが、もともとは神仏混合の寺社で、明治の廃仏希釈により神社の方が他の場所に移築された!? 寺が取り壊されるのに、神社の方が移転?
ここに残ったのが寺?
今までの自分の知る常識とは違い、あまりにも立派なので、壊せなかったのかも(個人的な感想です)。
境内には、山門、中門、仁王門があったり、御本殿の前には狛犬が合ったり、神社と寺の様式が入り混じっています。
夫婦縁、家内安全、商売繁盛、、魔除け開運、交通安全学業進学の祈願に訪れる人々で後を絶たないそうです。
ここで結婚式をあげる外国人の方が多いとのことでした。

※実物は、彫刻とは思えないほど繊細で綺麗です。平成24年に国宝に指定されました。国宝が雨ざらしにならないかと心配です。

ここが本殿の最奥部(本殿背面)。

各面には、季節の花や、四季の移り変わりを表現した彫刻が施されています。
ここの名物は、稲荷寿司「長い稲荷寿司」で有名
この日は生憎の天気で、ガイドさんが暇で帰ろうとしていましたが、二人だけでもガイドをしてくれると言うので、お願いすることに(有料です)。
出発前に、ガイドさんに妻沼聖天山は、稲荷寿司が有名とのことでどこで食べられるかと確認したら、昼前には売り切れてしまうので、先に調達してきてください。ガイドさんは、それまで待ってくれるとのことでした。
確かに、2種類の稲荷寿司があり、1種類は既に売り切れてしまい、もう1種も残り少なくなっていましたが、何とか購入することができました。
稲荷寿司弁当は、観光案内所で預かってもらい、いざ拝観へ。
日光東照宮にはスケールでは負けますが、聖天堂の彫刻は繊細さ、彩色の美しさ、彫刻の中に隠されたストーリーが面白い。実に44年の歳月をかけて完成したといわれています。
これで埼玉巡りの予定はすべて完了。機会があったらその他、川越まつり、秩父の夜祭りが観てみたくなりました。
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