がはは人生。じたばたしてもしょうがないっ。今日も笑っていきましょーーっ。

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dreamingmammy

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2007年03月23日
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カテゴリ: 軽度発達障害

 娘の合宿レッスンで、私が食事当番を担当して一緒に過ごしたあるときのできこと。

 合宿所に集合してまもなく、娘が先輩と指導員にぐるりと取り囲まれて、鞄の中身を全部出して並べている。何をしているかというと、いつもなにか忘れ物するので、親切にも(?)みんなで点検してくれているとのことだった。

 さあいよいよ食事がはじまろうというとき、子供たちが自分のお椀に自分で味噌汁をよそうため、列をつくって並んでいた。そこに、高校生らしき担当の女の子が、
「いい?いつもよそ見をしているから、味噌汁こぼしちゃうんだからね。今日は絶対こぼさないでよっ!」
と娘に言っている。

娘がうつろな目をして、「はい。」「はい。」と聞いている。すっかり萎縮した様子。食事の席についても、娘の顔に緊張の色ばかりが浮かび、笑顔ひとつ見せない。我が目を疑いながら、遠くから、私は様子を見ていた。

 「あっ。」見事に、肘をひっかけて味噌汁こぼす娘。呆然とする娘。先輩の女の子はうんざりした様子で「ほら、もぉ・・・また、やった!こういうときは?どうするんだっけ?」
ぞうきんをとりに走る娘。その拭き方がまたぎこちない。 見るに見かねて、手を出して助けてくれた子がいた。

「こーやって、助けてもらったら、なんて言うんだっけ?」と、先輩。



いやーーー、良い勉強させてもらったと思う。今時、そうそうないよ。こんな経験子供にはさせてやれるもんではない。丁稚が奉公先で経験してるような風景だった。

 ちょっと突き放しながらも、人としてのあたりまえのあり方を先輩は教えてくれ、娘はそこでけんめいにそれを受け入れようとしていた。そこで、身についた集団生活のためのスキルは絶対将来役に立つだろうと思う。とはいうものの、

 自分って、なにやってもだめな奴・・・という思い。自信のなさ。自分で決めて行動すると裏目裏目に出てしまう。この集団の中で自尊心を守るということは、難しかったかもしれない。理想と現実のギャップは、いやと言うほどよく感じただろうけれど。

 ADHDを背負う子にとって、一番大切なセルフエスティームと呼ばれる自尊感情。これは一番失ってはいけないものだというが。

 娘がこの世界に身を置き続けると言うことが、果たしてこの子のために本当になるのだろうか。わたしは、いつもいつも、この疑問を自分にぶつけていた。

選手権レッスンの指導員は「キル・ビル」とあだ名される、猛烈な性格の女性で、メンバーはたとえ40度の熱を出しても、熱中症で倒れても、偏頭痛でちょいと休んでも、吐いても、平気でレッスンさせる人だった。

 先生の話を聞くときは、全員ぴくりとも動かぬ不動の姿勢。そんな中、娘が、耐えきれず手をぶらり。その目立つこと。当然、全員の前で怒鳴られる。やる気がないなら、メンバーからはずすと。それは、1人でもかければそのチームが大会に出られないことを意味する。

 子供たちがぎすぎすしていた。それを取り巻く親たちもぎすぎすしていた。みんな極限状態のストイックな状態に身を置いて、戦闘モードになることで、モチベーションを高めようとしていたみたいだった。

 会の代表者からは、相変わらず、娘についての苦情が高校生から寄せられていると呼び出しがあった。今度は、
 「集中力がない。やる気が見えない。」
 「もう、教えるのはいやだとまで言われている」とのことだった。



バトンとバレエ両天秤かけながら。

いずれ、どちらかを選択しなくてはならない日がいつかやってくるだろうと、覚悟を決め、その日を待ちながら。



セルフエスティームを育てる心の学習






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最終更新日  2007年03月23日 13時00分38秒 コメント(2) | コメントを書く


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