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昨日の小沢氏の記者会見を見ていて腹立たしく思われた方が相当おられると思う。
応答の仕方が人をバカにしているとしか思えない態度。
記者の質問に答えると予想させといて、質問をどんどんさせる。
記者が質問を出し終えたところで、それらの質問は現在検察が調査中なので答えられません、とのたまった。
記者団は唖然とした。
答えられないのならはじめからそう言うのが人の上に立つ者の道だろう。
さんざん質問させといて、この件以外の質問はありますか、だと。
小沢氏には誠意とか実直さといったものが全く感じられない。
感じられるのは独裁者が持っている傲慢さ、人を見下す尊大さ。
逆らうものは容赦なく切り捨てる残忍さ。
小沢氏の性格をよく知っている側近ほど寡黙になる。
鳩山首相は自分の信念で政治を主導したいが、小沢氏が許さない。
だからこそ最近の鳩山首相には精彩がない。ついでに元気もない。
閣僚と小沢氏のどちらにも振り回されて精神的に追いやられている様子だ。
今回の記者会見での小沢氏の発言は検察側に悪い印象を与えたことは確かだ。
検察側は意地でも小沢氏を告訴にまで持ち込みたい気持ちでいっぱいだろう。
政界の大物の逮捕、田中角栄氏に次いで次は小沢一郎氏。
そんな一縷な望みに託したいのは私だけなのか。