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民主党の農家戸別補償案は農家が農協に米をいくらで出荷したかが基準になる。
3ちゃん農業で自給自足米(自分の家で消費する米)を作っている農家は対象外。
この自給自足米を作っている農家は全農家の40%ある。
これらの農家の方々、生活の足しになると期待してはいけません。
残りの農家のうち農協を通さないで直販ルートで消費者やレストラン・スーパーに売っている農家がかなりの割合を占める。
やる気のある農家・企業的な農業法人はここに入る。
農協に一俵1万円で納めるより、直販で1万8000円で売れる。
これらも戸別補償の対象外。
残る農家は1俵1万円程度で農協に律儀に納めている農家。
どれほどの割合になるのか。
農水省は6000億円の予算を組んで誰に払うのか。
いわゆる土地を持たない農業従事者にはもちろん支払われない。
若いやる気のある新規農業従事者。
彼らに対する補助制度はあるのか。
これからの農業を築いていく新規就農者。
彼らを支援しないで、跡継ぎのない高齢の農家を補助することに
何のメリットがあるのだろうか。
民主党には農業の実態を知っている議員が一人もいないという。