もちろん、そのなかでも「大腸癌」が一番のメインになるわけです。
このたび3月末に「大腸癌取り扱い規約」が第7版に改訂されました。
第6版から第7版へ・・・これが結構な改訂でした。
車で言えばフルモデルチェンジというような印象です。
今回特に大きく変わった点に、リンパ節転移があります。
いままでは1群、2群、3群リンパ節と、腫瘍に近いところから遠いところに番号がふってありまして、
例えば2群に一つでも転移があれば「N2」となっていたのですが、
今度は腸管傍リンパ節(いままででいう1群リンパ節)と中間リンパ節(同2群)に転移があるリンパ節の
個数が3個までなら「N1」、4個以上なら「N2」となりました。
ほかにも側方リンパ節の番号が一部変更になったり、肝転移や肺転移の記載がよりこまかくなったり
まあ、いろいろ変わったわけです。
これで困るのが、データベースの更新です。
旦那さんの医局では手術成績をだすのに、取り扱い規約にのっとって、
患者さんの記録をつくっています。
これを手作りのデータベースでやっているのですが、作ってるのは旦那さん。
管理や入力、更新などは旦那さんのお仕事です。
データベースソフトには「File Maker pro7」を使用しているのですが、
(最新バージョンは8です)しょっちゅう手を加えてまして、
最近やっとこさ満足がいくようなものになってきた途端に、このたびの改訂です。
かなり気合いを入れてデータベースも改訂しました。半分くらい作り直したかなぁ・・・かなりいい出来です。
自画自賛しまくりですが、ひそかに売れるんじゃないかと思うくらいです。
っていうか売ろうかな。
そのうち研究会が出すらしいと言う噂もあるのでそのまえに公開。
そのうちVECTORあたりに登録してみよっかなー。
いくらで売れるかしら?
欲しい先生方は全国どのくらいいるかしら?
このことで患者さんが直接的に影響を受けるわけではないので。ご心配なきように。
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