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最終的には個人の実力、「個の力」がものをいうのは間違いない。
でも、その前に「個」を知ってもらう、興味を惹いてもらうのに、
「肩書き」やそれに類するものは「ツール」として重要だと思います。
たとえば、見た目は普通のおじさんだけれど、「医師」と聞いたら、
急に立派な人に見えたりすることはあるでしょう。
最初に書いたように、最後は「個の力」がものを言うのだとしても、
取っ掛かりがなければ誰も気づいてくれない。
そういう意味で、技術者であることを証明するものはなんだろうと思ったわけです。
会社では確かに「主任」だの「課長」だの、「部長」といった肩書きはあります。
技術系では「技師」、「主任技師」、「主任研究員」などの肩書きもありますが、
それはあくまで会社の中の話であり、 会社を辞めてしまえばそういうものは
なくなってしまいます。
「自分が技術者である」、それを示すツールはないのか?
そういうことを考えながらたどり着いたのが「技術士」という資格だったのです。